17 吸血鬼の城
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……お前は……どうだろうな
此処に眠るは、眷族ばかり
幾度も私と交わったお前は、若しかしたら
純血の我等と同じく
灰となり消えるのかもしれぬ。
[幾度か見た、同じ純血の一族の死
最後に立ち会ったのはもう思い出せぬほど昔]
嗚呼、だが私のローズ
死ぬなどと……お前まで私を置いて何処へ行くのだ**
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/06/24(Thu) 03時頃
寂しい、か……
[最早感じるこころなど
凍てついて久しいと、思うのに]
私には、解らぬ。
[己の胸の内が、解らない。
ただ、墓が一つ増えるたび
帳面に名前が一つ増えるたび
胸の何処かを風が吹き抜けていくだけ**]
……海の泡になどなるくらいなら、
刺してしまえばよろしいのに――
[かすめた囁きに、ぽつり呟いた]
――…灰に、なる?
[城主の聲に首を傾げてしまうのは
死して灰になった者を知らぬから]
お兄様と同じなら、
それも良いかも知れない。
[想いが知らず聲となり――
けれど紡がれた聲の、その響きに女は微笑む。
嗚呼、まだ居て良いのだと、そんな事を感じながら]
お兄様が行くなと言って呉れるのなら
私は何処にも行かない。
若し、身体が灰になってしまっても、魂はお兄様の傍に。
[白薔薇の呟きにゆるく瞬く]
セシル、貴方は……
私が刺される事を望んでいるの?
それとも……
貴方が私を、刺したいと、そう言っているの?
[――海の泡。
この名の語源を語ってみせたのは誰だっただろう。
ツキ、と女のこめかみには小さな痛み**]
可愛らしいことを言う。
[ローズマリーの囁きに篭る想い
純粋な魔たる城主には存在しない思慕というもの
向けられるのはこそばゆくもあり、柔かに笑みを返す]
其の美しい髪が
愛らしい貌が
見れぬようになるのは……厭だな。
お前は此処に居れば良い
行く先など、他には無いだろう?
[行くな、と言う言い方をしない。
惑わし、逃げ道を塞いでおく
そんな方法しか、知らぬ故に**]
[ 呟きは無意識のもの
聞かれていたことに、それは目を眇める]
まさか、そのようなこと。
……ただ、童話を一つ思い出しただけです。
[儚い人魚の――人ならざる者の御伽噺]
お嬢様を刺して、
私が「戻る」ようなこと、あっても困りますでしょう?
[童話の道理は現実にはない、
からかうように囁いた]
[城主の言葉に女の貌が綻ぶ]
愛しいお兄様――…
私は此処に居ります。
お兄様のいらっしゃるこの城が私の在るべき処。
――…若し、他に行く先が在ろうとも
私はお兄様の傍に……
[逃げ道を塞がずとももう逃げる気などないのに。
傍に居たい、それは本心であるのに。
伝わらぬもどかしさを感じながらも
女はそれを伝えようと言葉を重ねた]
[白薔薇の言う童話の一つを女は知っている。
此処で童話を読んだ記憶もないのに
話の内容はおぼろに残っていた]
――…戻れるか如何か試してみる?
けれどそれなら……
お姫様が貴方で、私が王子様かしら。
[困るとも困らないとも言わず小さく笑う。
胸を深く刺されれば簡単に死ねるだろうか。
それでも今は――置いて逝く心算はないのだけれど]
[白薔薇が声、それに感情は伺えない]
試しても、よろしいのですか?
[人たる身であれば、
冗談でも言わぬだろうことを紡ぐ。
ぬくもりを失った心に残る感情は、負たるものばかり]
――ああ、でもそうでした、
それでは役割が逆でございますね。
正しき役割であらば――私は既に刺された身、でしょうか?
[やわりと微笑う音は途切れる]
――…………。
[良いとも悪いとも言わなかった。
ただ長い沈黙だけが落ちる]
嗚呼……
[柔かな女の甘い囁き
其れが偽りだと、己が人としての生を奪った結果だと
知っているのに、空虚な胸がひととき塞がる心地]
愛しいローズ
お前はお前の望むとおりに、あれば良い
[けれど其の口で泡と消えると言う
彼女にかける言葉は
傍に居て欲しいと願うものではなくなっていた]
[書庫に置かれた幾つかの手記
城主が知らぬものなど、無い
あれを燃やし、灰としなかったのは
何故か
何時か記憶が戻り
この手をすり抜けて逝く事を
諦めていたのか
其れとも、其の上でまだ此処へ残ると
可憐な口元から紡ぎだされるのを、望んだのか
今になっては動機も遠く霞む**]
正しき道筋ならば――…
王子様は刺されはしないわ。
別の娘と幸せに暮らしました、でしょう?
[やがて白薔薇の眷属に
御伽噺の結末を語る聲には少しだけ懐かしむ音]
私の望みはお兄様と共にある事――…
[城主の言葉に返す聲には揺らがぬ音色**]
そう、では其の望みを叶えよう。
……永久に私の傍らに……
愛しい、私のローズ
[意思の篭った風に響く聲
城主は満足気に囁き返す**]
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/06/24(Thu) 20時半頃
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[いつでも使えるように銀のナイフをつつまずポーチにしまうとふらり、立ち上がる。]
……合わせ鏡の間……
[罠だと感じるのに、仮に本当だったとしても自分ひとりしか開放されないのでは意味が無いと思っているのに、行かなければならないと心は矛盾した答えしか出さない。]
……。
[城主が居る限り霧は晴れない。霧が晴れなければ帰ることはできない。それならばやはり――城主に挑むしか、手はないのだろうか。 罠ならば、自分には今しかチャンスがないということになる。喰い殺されてしまえば霧が晴れても帰ることは叶わないのだから。 廊下で影を見つけて、合わせ鏡の間へと案内をさせる]
(163) 2010/06/24(Thu) 21時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/06/24(Thu) 21時半頃
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―廊下→合わせ鏡の間― [ゆっくりと進む影の後をゆっくりついていく。]
……嫌な予感しかしないけど…… やれるだけのことをするしかないし。
[軽くノックをして合わせ鏡の間へと足を踏み入れる]
(168) 2010/06/24(Thu) 21時半頃
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お兄様――…
あのこが、呼ぶの。
あのこの呼び声が、聞こえたの……
[今はもう其れも届かなくなり
感じるのは血の気配と死の匂い。
気が焦るばかりで上手く情報を集められない。
こめかみが酷く痛みを訴えていた]
――…私のローズ
[揺らぐ気配
僅かに眉根を寄せる]
其の娘は
取るに足らぬただの人の子だ。
お前とは別の存在だろう?
[言い聞かせるように囁きを送る]
白薔薇が食事を終えただけのこと。
片付けは影が間も無く。
……何が呼ぶと言うのだ。
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>>169 [3枚に映し出された幾人もの城主、幾人もの仇。あまり気持ちの良いものではない。 城主の魔力が高まる場所だなんて知るわけもなく、ただおかしな場所だと不快そうな顔をする。]
……昨日の貴方の条件ならば、生還に意味はない。僕一人では意味がないから。 ですから、両方を選ぶために――
[す、と銀のナイフをとりだして]
やれるだけのことは全力でやらせていただきます。
[黒の従者の方をちらりと見る。城主一人だって勝てる可能性は薄いというのに、状況はかなり悪い。いや、あの従者にだって勝てる気がしないのに。]
(172) 2010/06/24(Thu) 21時半頃
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別の、存在……
私とは違う世界の、こ……
分かってる
分かってるのに……
[行かなくてはいけないのだと
無くしたはずの記憶の欠片が告げている]
――……っ!
食事を、終えた……?
白薔薇が…、あのこを……?
[兄の囁く事実に目の前が白むような感覚]
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/06/24(Thu) 22時頃
わかっているのに――…
なお、行こうと言うのか
[重い呟き]
………………――――好きにするが良い。
[やがて間を置いて
突き放すような一言が返った]
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>>174 ええ。 ――あの2人が喰われてしまうのは嫌ですので。
[とうの昔に喰らった者――姉のことを言われれば自然とナイフを持つ手に力が入り]
(178) 2010/06/24(Thu) 22時頃
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ひとつ
先に言っておこう
……其れの墓を作ることは、まかりならん。
わかっていような?
[書庫の様子に、城主は何時に無く厳しい聲を向ける。
彼女の揺らぎのもとを
特別に扱う事は絶対に、避けねばならなかった]
――…ぅ、……くっ
[酷い頭痛が女を苛む。
城主の聲が、何処か遠く聞こえた]
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>>181 良い事……?貴方の良い事なんて、僕からすればろくでもない事ばかりの気がしますけど。
[なんとか銀のナイフを落とさずに済んだのは奇跡に近い。戦闘なれしたものと、そうでないただの一般人。どこからどう見ても勝負は決まっている]
……っく、
[それでもあきらめずになんとか体勢を立て直して城主へ近づこうとするうちにいつの間にか壁際までおいつめられていて]
(182) 2010/06/24(Thu) 22時頃
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