199 Halloween † rose
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…菓子を強請るなら帰れ。
[>>92いくら相手が愛らしい姿をしていようが、菓子を強請る馬鹿は全てうっとうしいカテゴリに配置される。 全て、余すことなく。 腹下しの薬でも盛ってやろうかと思う物の、今日は残念ながら客の前。お楽しみは、また別の機会にでも。]
生憎、昨日で売り切れだ。 また来年出直してくるんだな。
[はて、猫が食えぬ食物は何があったか。ネギか。]
(@16) 2014/10/23(Thu) 00時頃
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[ふ、と思い出す。
”昨日”の使いの前の事]
ニコール、聞こえるか?
荷物届けた婆さんに聞いてみたけどよ、この辺にゃ
”約束の鐘”とかいう鐘があるらしいぜ。
どこかは詳しく解らないらしいんだが、どっかにはあるだろ。
[吸血鬼の方が昨日のことを覚えているかどうかは分からないが、一応伝えておこうと]
[届いた声に耳を傾ける
それに礼を告げる前に、まず謝罪が先な気がする。]
あぁ…言いにくいのですが、シーシャ。
君の大事な菓子が消えてしまったよ
泥棒の仕業ではなく、街の異変が原因だと言い訳をしても?
[と、一応の弁明も付け加えて。]
約束の鐘…モニュメントですかね。
分かりました、是非行ってみたいと思います。
探せば見つかる、のかな。
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…俺も店は長いが、 アンデットの客は初めてだ。
[追い払うには勿体無い客。>>93 興味のある存在ならば、それなりにきちんと接客させて頂くとする。 好奇心という、死人の少ない趣味の一つだ。]
…なら、このままで行かせていただこう。 悪いね。ニコラエ、さんよ。
[言いだしたものの、敬語など使った事はない。 恐らく途中でボロが出ていただろう。
それでも、一応高尚な存在の彼に敬意は表しているつもりで。]
俺ァ、キリシマ。しがない唯の薬屋よ。
…死んだのは確か100年以内だな。 まだまだ若造でね。肩身が狭い。
(@19) 2014/10/23(Thu) 00時半頃
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痛み止めは売れるが、あいにく人間用だ。
…アレルギーは? 人間用は、祓う目的の薬草が多い。
特に問題ないのならそのまま売るが、 薬で火傷してはたまらんだろう。
[>>94かく言う自分も、薬を扱う際は手袋を付けて防御している。 魔の者であればそれ専用に成分を調合しなおしたりもできるが、果たして彼の返事はどうだったか。]
(@20) 2014/10/23(Thu) 00時半頃
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変わった薬、ねぇ。
そうだな、まあ、 人間で言う所の毒薬なんかもある。 …好き好んで摂取する種族もいるがな。
[戸棚を開ければ、大小さまざま色とりどりの瓶が覗くだろう。 視線は中を覗き込んだまま、一つずつラベルの奇怪な文字を読み上げたか。]
後は、感情や身体の抑制のタガを外したり、 記憶をふっ飛ばしたりもあるな。
それなりに面白い物は揃えているつもりだが、 …なんだ、買っていくのか。 高いぞ。
[客の方を剥き、ちゃぷり赤の小瓶を振って見せた。値段は痛み止めの8倍程。]
(@21) 2014/10/23(Thu) 00時半頃
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キリシマは、猫が椅子を倒した>>100のを、思いっきり睨みつけた。
2014/10/23(Thu) 00時半頃
知ってる。
オレの手元にあったのも消えてたからな。
……胸糞悪ィぜ。チッ。
[吸血鬼が食べ尽くしたわけでもないのも知っている。
渋々ながらも諦めに至っているのは返答で伝わるだろう]
さぁな。時計の上にあるかも知れねぇし、ホテルの入り口で客にボーイ呼び出し用で使われてるかも?
考える時間は店番中にたっぷりあるだろ。
見つけたら教えろよ。
あと、ナタリア婆の菓子はうまいぜ。
じゃな。
[自分も暇あらば探してみようとは思うが。
ついでに場所が明確になっているこの街気に入りの菓子店も告げてみて、悪魔の名所案内その1は杜撰に終わった*]
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[>>111異形の者はそれなりに居るが、そもそも同族の死人に会うことすら滅多にない。 この御時世、起き上りの条件を満たす死体は多くないのだろう。動き始めたとしても、途中で駆除されてしまう者も数知れず。 今居るのは彼のように長く生きる者か、自分のように目立たずひっそりと動いている、運のいい者のみ。]
…起き上がってから日が浅いと、どうも、な。 なかなか人間社会から離れられずで、 その、色々と困る。
[店を構える場所が住宅地に近いのも、そう言う事なのだろう。 結局の所寂しいのだ。いくら無下に扱っても、未だ人の世が忘れられない。
100年と言えば長く感じるが、人間では一代程の年数しかないのだ。]
(@23) 2014/10/23(Thu) 01時頃
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大蒜は、痛み止めには入って無い。 ――銀の粉もな。
[>>112なら、このままで問題あるまい。 通常の痛み止めを希望個数包むと、真新しいプラスチックの電卓を取りだす。 キーを叩いて幾つか数字をかけ合わせると、最後に合計値を割り引いて、]
こんなもんだな。 第一号サンには安くしておく。
[金持ちそうな客からはぼったくってもよいのだが、今日はかなり、威厳がいい。 少なくとも、この客に対しては。]
(@24) 2014/10/23(Thu) 01時頃
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…性欲ね。 この時期は、丁度売れ筋商品だ。
[>>113 度数は様々。好きな物を持っていけと、カウンターには複数の赤い小瓶。 裏路地の店主らしく、悪そうな笑みを浮かべた。]
(@25) 2014/10/23(Thu) 01時頃
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頼み、か。
…――まあ、今日は丁度出歩きたい気分でな。 特別に聞いてやってもいい。
[>>118どの道、今日は店を閉める予定だった。 この忌々しい二度目のハロウィンを、もう少し調べたい。 何やらぐちゃぐちゃと考え込んでいる目の前の猫は、気付いて居るんだか居ないんだか。 他にも違和感を感じる者は居るのだろうか。少なくとも、駆けまわる人間のガキ共は気付いて居なさそうだった。
使いついでに街を探って、あわよくば原因を突き止めて関係者をはっ倒して、静かに眠れればそれで万々歳。
やけに多い代金に、割り引いた意味がないと少々不満そうな顔をしただろうが、断る理由が見当たらない故結局は受け取って。 使いの荷物を抱えたまま、上客様のお見送りをしただろう。*]
(@26) 2014/10/23(Thu) 01時頃
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[その後はミートパイを抱えて、ジェレミーとかいう奴の元へ向かうのだが――]
…今日もハロウィン、ねえ。
[前夜祭に出会った異国の男。 彼の、菓子を贈るからという口約束は結局すっぽかしたまま。
今日も引き続きハロウィンなら。 彼がまだ、この街に居るのなら。]
約束、か。
[もし会えたのなら、日付の過ぎた約束を果たせるのだろうかと。]
(@27) 2014/10/23(Thu) 01時半頃
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―街中―
[去年も昨日のハロウィンも店に籠りきりで。そう言えばその前も、その前も前も、ずっと前も、この騒がしい祭を見て回る事は無かった。 確か、楽しめと。そう誰かから言われた気がする。
甘い香りの屋台で幾つか買い物をすると、次々に差し出される小さな手に菓子を落とした。]
(@28) 2014/10/23(Thu) 01時半頃
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―とある物書きの、魔女の家―
[華やかに二度目のハロウィンを着飾った街中を抜けて、訪ねたのは魔女の家。少々離れたそこに足を運ぶのは、決して今回が初めてではない。
ドアノックを数度叩いて、小脇には吸血鬼からの使いの品。>>118
薬草を寄こせと出向いた際、出迎えるのは魔女本人か、端正な顔をした飼い犬だった気がする。**]
(@31) 2014/10/23(Thu) 05時頃
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[振ってくる声に窓を見上げて、揺れる白い手>>142を見付ければ、狼が留守でなかった事に安堵する。 足音が扉の向こうまで近づけば、一歩下がって扉が開くのを待っただろう。]
(@32) 2014/10/23(Thu) 17時頃
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[用事だと。そう使いの荷物を見せるより早く、聞かれたのは魔女の所在地。>>143 お前が知らないのなら俺が知る訳ないじゃないかと返して、そう言えばアレの姿は最近見てない。 そろそろツケを払って貰わないと次の薬の材料が買えないのだが、アレの金の用意は中々に悪い方で、 それでも、もう重い荷物を持ちかえるのは沢山だと、家にある謎の道具の山を思い出した。]
…奴め、広場のド真ん中で、 魔女の火あぶりショーでもするつもりじゃないだろうな。 同居人の異常性癖は、きちんと管理しておけ。
[自殺願望者の馬鹿なんて知るかと、探索に協力する気はまるでない。]
(@33) 2014/10/23(Thu) 17時頃
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………ああ、 これ、ニコラエ、さん。…から、お前に預かってる。 ミートパイだとよ。 ナマモノだ。さっさと食え。
[>>144魔女の世間話に夢中で、本来の目的を忘れる所だった。 雑すぎる説明文と共に荷物>>118を押しつけて、これで用事は終わり。の筈なのだが、]
後は、 ――トリックオア、トリート?
[祭真っ只中の街中を抜けて来たせいか、気分は少々高揚気味で。 物のついでに楽しんで見ようかと、死体は始めて菓子を強請って見せただろう。偶にはヒトの真似事も悪くない。
己が食べられるかは、別として。**]
(@34) 2014/10/23(Thu) 17時頃
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…はぁ? 馬鹿言え。 誰が好き好んで燃やされるか。
[>>157顔面に拳でも食らわせてやろうかと思った。 …が、悲しいかな、体力は奴の方が上で、店から出ない引き籠りは、筋肉と呼べるもの等持ち合わせていない。 隠すつもりどころか聞かせる気満々の舌打ちをぶちかまし、そりゃあもう、物凄く嫌そうな顔をした。
良かった筈の機嫌は、いつも通りの最低値まで落ちた。]
(@36) 2014/10/23(Thu) 21時頃
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[>>158荷の中身については特に触れず、渡したんだからこれでいいだろうと随分雑な仕事ぶり。
一体俺のどこが可愛いんだか。 どうやらこの狼、アンデットでも無い癖に目が腐っているらしい。]
…お前が食う飯に、 調合中の薬でも入れてやろうか?
[伸ばされた手から逃げる訳でも無く、悪戯できる物ならしてみろと薄い笑みを浮かべた。 束ねた長い髪は手入れなどされて居らず、お世辞にも触り心地がいいとは言えないだろう。
詰められた距離にも、動じぬまま。]
(@37) 2014/10/23(Thu) 21時頃
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ンなもん感じねえよ。悪趣味野郎。
…その、エロいっつーのも良く分からんが、 お前のオツムが色々と歪んでるのは分かった。
[>>172何でそういう発想に至るのか。 少々玩具にされているのは分かるが、それにあらがえるほど口は上手くない。]
…犬くせぇ。 腹が減っても、ペットフードの持ちあわせは無いからな。
[玩具にされているのならし返してやればいいし、こいつが幾ら困ろうが知ったこっちゃない。
いくら飢えた人狼でも、まさか期限切れのヤク漬け肉までは食わぬだろうと。 胸倉を掴み引き寄せると、笑みを深めた。]
(@40) 2014/10/23(Thu) 22時頃
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…次、そんな事言ってみろ。 塩酸の瓶叩きつけてやる。
[>>183先に火あぶりなど物騒な事を言いだしたのは自分だが、そこは完全に棚に上げた。
普段物静かなのは、感情を露わにするのが面倒くさいから。 気分が良ければ――と言うより、この場合機嫌が悪ければの間違いなのだが。その時は人並みに怒ってみたりもする。
表情筋も口も、使わなくては固まってしまう。]
(@46) 2014/10/23(Thu) 23時頃
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…食って内臓が爛れても、責任は持たんぞ。
[>>185腹を下すどころでは済まんぞという警告内容は、わりと本気の物。 薬臭い肉などきっと食えたものではないし、何が入っているかも分からない。
殴っても自分の指の骨が折れそうだと、シャツを皺にした手はあっさりと解いて、その後はいつも通りの静かな顔。]
あの吸血鬼、今日からウチの上客でね。 有難い事にココの魔女より言葉が通じる。
…それと、金はまたでいい。 次来た時か――、まあ、 店まで払いに来てくれた方が俺も楽だ。
[用事は済んだとばかりに踵を返すが、思い出したようにムカつく女たらしの顔を振りかえり、]
(@47) 2014/10/23(Thu) 23時頃
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…そう言えば、 ダンスパーティーには行かないのか。
[ああ言うの好きそうに見えると零して。 今日も昨日と同じハロウィンの夜なら、ダンスパーティーが行われる筈だ。]
(@48) 2014/10/23(Thu) 23時頃
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[旧友が己の肉入りミートパイを食べている頃合。
さて薬店の主は約を守ったのかと。
それを確かめるように、念で狼男に感想を求める。]
ジェレミー、起きてる?
……アレ、どうだった。
[香草で誤魔化したが、食した後には悟るだろう。
愉しげな響きを、言葉尻に含ませて。
腹を毀す結果になれど、明日には食べたことなんて“消えている”*]
――……ああ、うまかったよ。
[弱々しい声で答えておきつつ、
当人は寝込んでいる。]
それは良かった。
君の胃袋を魔女殿ばかりに拘束されているのは、
些か侘しいものがあるからね
―― 大丈夫?
[
牙が抜けた狼のように破棄のない声音。
悪戯が成功したことを先ず喜び
それから具合の悪そうな様子に同情する。]
私も君を食べてみようかな。
[とんでもない提案は、やはり半分以上冗句である。]
ああ、大丈夫だ。問題ない。
ぜひ、また届けてくれ。
[そうは答えてみるものの。
またきたら、どうすればいいのだろう。
旧友の悪戯に、本気で悩む狼男である。]
オレを食うのか?
それは面白いな。
どこが食いたい?
君になら、どこででも?
[弱々しいながらも、冗談に返すように。]
分かった。
もう少し捻りを加えて拵えるとしよう。
君が腹を毀さず済むように
[
己の肉を加えれば、無理難題と知りつつも。
くすくすと笑い声を添え、
悩ましさに拍車をかけておく。]
私はモツ料理が好きだよ。
君の内蔵は野菜ばかりが詰まっているんだろう?
美味しそうだ。
[草食動物の肉は臭みがないというが。
人の肉を食うのを避けている人狼は、どうなのだろう。]
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[>>215飼い主の私物を勝手に売っ払って、こいつはホントに大丈夫なのか。 別に人狼の心配をしている訳じゃない。魔女の世話役が居なくなってしまう事を心配しているのだ。 彼が居なくては、代金の催促は行えない。 金を頂こうとして彼が消えては、元も子もない。
…まあ、コイツがアレの怒りを買って消されてしまう可能性など、無いに等しいかもしれないが。
魔物は喰わぬ>>214と言う人狼は、首輪が付いているんだか居ないんだか分かりゃしない。]
(@51) 2014/10/24(Fri) 00時頃
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[普通はパーティーに行く。>>215なんてこいつ、昨日行かなかった俺に喧嘩売ってんのか。 とは思うものの、彼の言葉の意味を理解しない訳でも無く。]
…普通じゃ無いから、俺は行くさ。
[普通のハロウィンじゃないからな。 それに、もしかしたら、元凶がハロウィーンを踊り遊び呆けているかもしれないじゃないか。
真相に一番近いのがこの家とは知らず、謎解きの答えは再び遠ざかる。*]
(@52) 2014/10/24(Fri) 00時頃
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