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[両手をゴロの肩に投げかけ、首の後ろで組んで、その眸を覗き込む。
天然の媚薬のせいで艶を増した眼差しは黒檀の燠火。]
オレを 見ろよ。
【人】 小僧 カルヴィン[そうだ、と仔猫は考える。 (84) 2013/04/03(Wed) 16時半頃 |
[チアキの鳴き声が耳の中に反響する。
甘くて熱い、ホットミルクみたいな声。
困ったみたいな顔のチアキ。
気持ちいい、と言うチアキ。]
ああ、チアキ、可愛いよ。
もっと、気持ちよくしてあげる。
[投げかける声も、溶け落ちて低く柔らかく。
全身をすり寄せるように前後させて、
柔らかな毛並みと体温を分け合う。]
もっと……?
[はぁ、と吐き出す吐息は熱い。
とろんとした瞳は、またたびのせいだけでなく。
…気持ちいいのは好きだ。
日向ぼっこも、花の中のお散歩も、
舐めてもらうのも、体を寄せあうのも。]
……し、て。
気持ちいいの、すき。
[カルヴィンの毛並みに指を這わせ、撫でる。]
カルヴィンは、どうやったら気持ちい…?
目を逸らしゃ しませんよ
[マタタビが齎す幸福感にとろとろした金緑が黒檀を映して光を弾く]
地獄はいやぁ、でねぇ…
[腕の長さの分だけ遠いウーの顔へ、ぐ、と近づいて、口許へ唇寄せて上機嫌に囁いた]
どうせなら天国を目指しなせぇ
連れてってあげやしょう
[熱い吐息が絡み合う。
とろみ帯びる双眸に映った自分の瞳も、
また蕩けて揺れている。]
一緒に、気持ちよく、…ンッ
[すり寄せる体が小さく震えたのに気付かれただろうか。
全身が泡立つ心地。満ちていく熱。]
舐めて。
柔らかいとこ、舐めて…噛んで……
[腕を伸ばして体を持ち上げ、
触れている腰を揺すりながら、ねだる。]
……毎日、おれ、頑張ってるし。
いろんなこと、成長してるよ。
[そう言って、仕返しでもするように、唇のあたりに顔を寄せてぺろりとひと舐め。
両の手でその顔を挟めば、唇は寄せたまま。]
……ちゃんと、おとな扱い、して?
うん、一緒に……
[自分だけじゃ不公平だ。
薄っすらと浮かべた笑みは、すっかり淫らな色。
小さく震えたのには気づいたけれど、それが何を意味するかまではまだ、わからない。篭る熱はただ、燃え上がらせていく。]
やわらか。
……ここかな。
[カルヴィンの顔を腕で引き寄せると、舌で舌を舐めて、絡ませる。他はどこだろう、まだいっぱいあるはず。今は、ぴちゃぴちゃと音がするくらい舐め合うのに夢中だけれども。]
[仰ぎ見る金緑の煌めき。
天国、とゴロの囁く声が、よりいっそうの熱を灯す。]
ああ…、 嬉しい。
[膝の力を抜いてゴロの首に体重をかけ、なし崩しに寝技に持ち込まんとする。]
[ちろちろ、と絡まる舌の先。
水音が耳に響いて体を震わせる。
もっと、と舌を誘いこんで根本から絡ませる。
かちりと鳴る互いの牙。]
ん…ふぁ……
ちあ、き …
[掌でチアキの胸に触れる。
柔らかく揉んで捏ねて撫で回すうちに、
小さな突起が指の先に触れた。]
ああ、ずっと見てた。
成長したサミュも、全部見たい。
[子供だと思っていたから手は出せなかったけれど、もうそれも卒業してもよさそうだ]
今日からは立派な、大人扱いだ。
でも驚いて泣くなよ?
[両手に顔を挟まれたまま目を細めると唇を合わせようとぐっと近づいて逃げられなければ舌を絡める大人のキス**]
ぁっ
[その場所に触れられた途端、高い声を上げて、思わず舌先を離す。糸が遅れて舌を追いかけた。]
あ……カル、ここ……
[自分がこれだけ気持ちいいんだから、きっとカルヴィンも気持ちいいんじゃないかと思って、カルヴィンの同じ場所へと手を伸ばす。]
ん、んぅ。
[快楽に耐えながらも、カルヴィンにも施そうとするつたない指の動きは、もどかしく感じられるかもしれない。]
[かかる体重を支えようとウーの腰に腕を回すが、
踏ん張りの効かない左脚がへたんと折れて、ぐるり、浮遊感]
ぁー…
[小さく切り取られたお空の青が見えた。
背中に柔らかい衝撃と、乾いた下生えの青い匂い]
…なーぉ
[あっさり転がされたのが面白かったのか、ご機嫌な笑い声。
片脚をウーの腰に絡ませて、寝技の動きを制限するべく体をくっつける]
触っても良う、ござんしょう?
[背中から滑らせた片手で腰の骨を確かめるように探った]
チアキここ好き?
[離れた舌から伸びた糸が、チアキの口元を濡らす。
それをきれいに舐めて、味わって、
触れあわせた唇から直接言葉を交わす。]
やらしいチアキ、好き。
―――ぁんっ。
[チアキの胸で硬くなった所を掌でころころと転がす。
玩具で遊ぶよりもずっと優しく。
伸ばされたチアキの手に身体を擦りつけながら、
耳の下を柔らかく噛んだ。]
舐めて…っ。そ、こ、 舐めて…
[闘い慣れたゴロは柔らかな受け身をとって、なおかつ無駄のない動きで武(ウー)の技を封じる。
その身体の相性が心地よい。
ゴロの掌が背から腰へと伝いおりれば、脂肪の削ぎ落とされた身体は素直に官能を伝えてくる。]
おまえは とことん優しい。
[胸をあわせたまま、確認の言葉を口にするゴロの耳朶へと熱い息を送り込んだ。]
待ちきれない くらいだ…
オレを浅ましいと 思ってくれるな…
[顔を伏せ、下肢を浮かすと、ゴロの首へ、肩へ、額を摺り寄せた。]
[清められて、はぁ、と大きく呼吸をする。
無意識のうちに息をする回数が減っていたようで。]
……好き。
[今度ははっきりと、告げた。
そこも、ぁう、耳も、ん、好き……
チアキ、やらしい?
[ああ、そこも柔らかい場所だ。
納得して、指を離した代わりに、カルヴィンの胸へ唇を寄せる。
子猫が乳を吸うように、ちゅっと吸い付いた。
舐めて、吸って、時々軽く噛んで。
右が終わったら次は左。言われた通りに舌を転がす。
とても熱くて、特に体の中心に熱を感じるのだけど、
これは何だろう。]
ひぁんっ
[身体が反る。腰が震える。
舐められて尖った場所は、じんじんと痺れるようで、
捩った身体の尻尾の先まで細かく震えた。]
チアキ、チアキ…
もっと、やらしいこと、しよ…?
[腰のあたりに熱がどんどん溜まっていく。
それを摺り合わせるように、腰を動かした。
頭の中に、ぱちんと火花が散る。]
――――っ…!
気持ちい … 好き…
は…あつ…
[柔い息を吐いて、擦り寄せられる額に応えるよう肩を浮かせる。
喉元に触れれば静かな振動が快を伝えるだろう]
理屈じゃ、ねぇんでしょ…?
あっしもそう 思いやすよ
カルヴィン、気持ちいいんだ?
よかっ……んん、
[喋っている余裕はあまりなく。]
もっと、やらし……
……!
あっ、カルヴィン、それだめ、
なにか来……ん、ひぁっ、ゃあ……ああっ
[一番熱い所を重ねて一緒に擦りあげたら、
気持ちが良すぎて、少し怖くて、でもやがて何も考えられなくなって。]
ふぁ……
[衝撃が強すぎたのか、こてんと枝に凭れかかって、ぐったりしている。]
[自分はまだ、ちっぽけな矜持にしがみついているのかもしれない。
理屈じゃない、と重なる同意。
途切れがちの喘ぎが頬を掠める。
喉の奥から、肌をとおして伝わるゴロの愉悦の波。
すべてが情動を掻き立てる。
生きている 実感。
全身の筋肉を使ってゴロの輪郭を辿り、径絡に沿って口づける。
左の太腿は、特に念入りに。]
チアキ、…ちあ …ぁあッ!
[ふるふる、と身体の震えが止まらなくなって、
チアキと一緒に悲鳴を上げる。
なんだか身体全部が熱くなって、
全身の毛が抜けそうなくらい逆立つ感じ。
それでも、ぐったりしたチアキと比べれば
まだまだ元気な顔で、チアキの頬を舐める。]
可愛いチアキ。やらしいチアキ。
もっとみんなに、みだらなチアキを見てもらうといいよ。
[低く優しく喉を鳴らし、胸の尖った場所に舌先で触れる。
そうして、チアキを残して枝から飛び降りた。]
【人】 小僧 カルヴィン[木の上でチアキとじゃれ合い舐めあいしているうち、 (95) 2013/04/03(Wed) 19時頃 |
【人】 小僧 カルヴィン (97) 2013/04/03(Wed) 19時頃 |
─ キッチン ─
[キッチンの一角には、古い毛布とタオルや新聞紙が敷かれていて、その上の餌皿の中には、様々な猫餌が入れられていた。]
あった〜ぁ。
[その中の一皿に、ちょうど食べたいと思っていた、鯛を使った生タイプの餌を見つけると、ふにゃ〜っと嬉しそうに笑み、ゆっくり皿に近付いた。]
いただきまぁす。
[太い尻尾を、ゆっくり、ゆらゆら幸せそうに揺らしながら。
まったりとした、ごはんタイム**]
……ほんと?
全部、見てた?
[唇の触れる前、すり、と鼻先を擦り合わせて。]
……へへ、嬉し、い。
おとな、あつかい。
[重なる唇に、思わず目を閉じる。
ざらりとした舌先がふれて、む、と篭った声が出た。
それでも、されてばかりは嫌なので、頑張って自分からも舌を伸ばす。
頬を挟んでいた手を滑らせて、ぎゅう、と頭ごと抱いて。]
……泣かねーよ、おとなだもん。
[既に涙目なんかじゃ、ない。**]
[くまなく輪郭を辿る愛撫がともす火、細波のように打ち寄せては引く情に、なごなごと背中を捩って地面に擦り付けていたが、]
……ーーーーーっ!?
[左腿の内側に長く走るハゲ跡、急所に触れる刺激に、思い切り変な声…は、出なかった、声もなく躰が跳ねる。
掠めるだけでなく執拗に施されるらしい口づけに全身の毛が逆立った]
ちょ、っ……うー…待
[弓形に背を反らして、もだもだ逃れようとする。思わず飛び出した爪をウーに立てるわけにもいかず、近くの茂みの葉っぱを掴んで無為に引っ張った]
[ちいちゃいころは、大家族だった。
自分と同じ腹から生まれた兄弟と別の腹から生まれた姉妹とそのまた別の腹の兄妹とでみいみい言ってたことを覚えてる。
みんな立場を理解して愛想よく振舞って、次々ご主人様に貰われていって
愛想のない自分は、ぽつねんと取り残された]
……サミュは愛されっ子。
[ヴェラは残されっ子]
[もう一度呟いて、尻尾で地面をしたんしたん。
にゃ…
[木の枝の上。ぐったりしていたけど、
カルヴィンに胸の先端をつつかれると
身動ぎした。]
うん…気持ちいいの、皆も、やるといい。
[自分がしたのが何なのかわからぬまま、いつも通りの顔でにこにこ笑う。皆、気持ちいいのは好きなんじゃないかな。単に、秘密の遊びを知った気分。
ぺろぺろと体についた白いのを舐めて、綺麗にしている姿だって、いつもの毛繕いと変わらない**]
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