人狼議事


17 吸血鬼の城

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 ……お前は……どうだろうな
 此処に眠るは、眷族ばかり

 幾度も私と交わったお前は、若しかしたら
 純血の我等と同じく
 灰となり消えるのかもしれぬ。


[幾度か見た、同じ純血の一族の死
最後に立ち会ったのはもう思い出せぬほど昔]


 嗚呼、だが私のローズ
 死ぬなどと……お前まで私を置いて何処へ行くのだ**


 寂しい、か……


[最早感じるこころなど
凍てついて久しいと、思うのに]


 私には、解らぬ。


[己の胸の内が、解らない。
ただ、墓が一つ増えるたび
帳面に名前が一つ増えるたび
胸の何処かを風が吹き抜けていくだけ**]




 ……海の泡になどなるくらいなら、

        刺してしまえばよろしいのに――


  [かすめた囁きに、ぽつり呟いた]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 ――…護衛が必要に、見えるか?
 ならば、傍に。


[従者に触れた唇は、ただ、流れる血を舐め取るだけのものだった。
足りぬのだろう、薄く笑い
共に付いてくる事を許す。
乱れた夜着を直させ、そのまま鏡の間へと足を向ける]


 猫でも躾けている気分だ。


[多少爪の鋭い黒猫ではあるが。
主人に仕えているのか
其の快楽に仕えているのか
城主が彼に決定的な其れを与えぬのは
その先を見ての事**]

(101) 2010/06/24(Thu) 09時頃

――…灰に、なる?


[城主の聲に首を傾げてしまうのは
死して灰になった者を知らぬから]


お兄様と同じなら、
   それも良いかも知れない。


[想いが知らず聲となり――
けれど紡がれた聲の、その響きに女は微笑む。
嗚呼、まだ居て良いのだと、そんな事を感じながら]


お兄様が行くなと言って呉れるのなら
私は何処にも行かない。
若し、身体が灰になってしまっても、魂はお兄様の傍に。


[白薔薇の呟きにゆるく瞬く]


セシル、貴方は……
私が刺される事を望んでいるの?

それとも……
貴方が私を、刺したいと、そう言っているの?


[――海の泡。


この名の語源を語ってみせたのは誰だっただろう。


ツキ、と女のこめかみには小さな痛み**]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―廊下―
[傍に従えた従者が口を開くのを
ちらと振り返り血の瞳に映している]


 ……そうだな、人では私と共に有ることは出来ぬ

 猫の寿命は人の其れよりもまだ短い
 お前もまた、おいてゆくのだろう?


[置いていく 老いてゆく
眷族とすれば全てが滞り無いのかもしれないが
未だ決めかねるのは、其れを愉快だと彼が言うからかもしれず]

(103) 2010/06/24(Thu) 13時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―合わせ鏡の間―

 森の何処かで朽ちるくらいなら、私がこの牙で殺してやろう。
 お前はお前の望むまま、此処にあれば良い。


[胸の間を生暖かい何かが通り抜ける感覚
つかみ所の無い其れの正体は、魔たる城主には解らない。
合わせ鏡の間へたどり着くと、ターコイズを埋め込んだ取っ手に手をかける。
三方の壁を埋め尽くす鏡映り込めば、全てを見透かされるような不思議な感覚が襲う**]

(104) 2010/06/24(Thu) 13時半頃

 可愛らしいことを言う。


[ローズマリーの囁きに篭る想い
純粋な魔たる城主には存在しない思慕というもの
向けられるのはこそばゆくもあり、柔かに笑みを返す]


 其の美しい髪が
 愛らしい貌が
 見れぬようになるのは……厭だな。

 お前は此処に居れば良い
 行く先など、他には無いだろう?


[行くな、と言う言い方をしない。
惑わし、逃げ道を塞いでおく
そんな方法しか、知らぬ故に**]


[ 呟きは無意識のもの
聞かれていたことに、それは目を眇める]

 まさか、そのようなこと。

    ……ただ、童話を一つ思い出しただけです。

[儚い人魚の――人ならざる者の御伽噺]

 お嬢様を刺して、

   私が「戻る」ようなこと、あっても困りますでしょう?

[童話の道理は現実にはない、
からかうように囁いた]


[城主の言葉に女の貌が綻ぶ]


愛しいお兄様――…

私は此処に居ります。
お兄様のいらっしゃるこの城が私の在るべき処。

――…若し、他に行く先が在ろうとも
私はお兄様の傍に……


[逃げ道を塞がずとももう逃げる気などないのに。
傍に居たい、それは本心であるのに。
伝わらぬもどかしさを感じながらも
女はそれを伝えようと言葉を重ねた]


[白薔薇の言う童話の一つを女は知っている。
此処で童話を読んだ記憶もないのに
話の内容はおぼろに残っていた]


――…戻れるか如何か試してみる?


けれどそれなら……
お姫様が貴方で、私が王子様かしら。


[困るとも困らないとも言わず小さく笑う。
胸を深く刺されれば簡単に死ねるだろうか。
それでも今は――置いて逝く心算はないのだけれど]


[白薔薇が声、それに感情は伺えない]

  試しても、よろしいのですか?

[人たる身であれば、
冗談でも言わぬだろうことを紡ぐ。
ぬくもりを失った心に残る感情は、負たるものばかり]


 ――ああ、でもそうでした、
 それでは役割が逆でございますね。

 正しき役割であらば――私は既に刺された身、でしょうか? 

[やわりと微笑う音は途切れる]


――…………。


[良いとも悪いとも言わなかった。
ただ長い沈黙だけが落ちる]


 嗚呼……


[柔かな女の甘い囁き
其れが偽りだと、己が人としての生を奪った結果だと
知っているのに、空虚な胸がひととき塞がる心地]


 愛しいローズ
 お前はお前の望むとおりに、あれば良い
 

[けれど其の口で泡と消えると言う
彼女にかける言葉は
傍に居て欲しいと願うものではなくなっていた]


[書庫に置かれた幾つかの手記
城主が知らぬものなど、無い

あれを燃やし、灰としなかったのは
何故か

何時か記憶が戻り
この手をすり抜けて逝く事を
諦めていたのか
其れとも、其の上でまだ此処へ残ると
可憐な口元から紡ぎだされるのを、望んだのか

今になっては動機も遠く霞む**]


正しき道筋ならば――…
王子様は刺されはしないわ。

別の娘と幸せに暮らしました、でしょう?


[やがて白薔薇の眷属
御伽噺の結末を語る聲には少しだけ懐かしむ音]


私の望みはお兄様と共にある事――…


[城主の言葉に返す聲には揺らがぬ音色**]


 そう、では其の望みを叶えよう。
 ……永久に私の傍らに……

 愛しい、私のローズ


[意思の篭った風に響く聲
城主は満足気に囁き返す**]


ランタン職人 ヴェスパタインは、花売り メアリーを哀れな娘だと、薄く哂った**

2010/06/24(Thu) 17時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/06/24(Thu) 20時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[>>153人間達の多くが恐れる其れを救いだと従者は言う。
望み通り生き血を啜り屠ってやろうと思った事もある
永遠に傍にとどめておこうと思った事もある
結局城主は手を下さぬまま、生殺しのような事を続けているのだけれど]

 ……揺るがぬ真理か……

[黒き薔薇の為に墓を作る気は無かった。
ひとと魔は相容れぬもの。
其れが揺るがぬ真理]

 お前はいずれ私が喰らう
 それで、良いな?

[いつかそう遠く無い未来に、彼の首に鋭い牙をつきたてる時を想い描く。
グラスに飲み干したあの濃厚な愉悦の味を
貪った後に来るだろう反動を思い、長い睫をそっと伏せた]

(161) 2010/06/24(Thu) 21時頃

お兄様――…

あのこが、呼ぶの。
あのこの呼び声が、聞こえたの……


[今はもう其れも届かなくなり
感じるのは血の気配と死の匂い。

気が焦るばかりで上手く情報を集められない。
こめかみが酷く痛みを訴えていた]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―合わせ鏡の間―
[眷族には、鏡に映らぬものも居る。
三方から黒い夜着を纏う城主と、従者の姿が映し出されていた。
数え切れぬほどの覇者がその場に君臨する。
此処は城主の魔力が最も高まる場所]

 ――…嗚呼、よく逃げずにやってきたな。

[現れたベネットを見て、幾人もの城主がくすくすと愉しげに笑う]

 今一度聞こう
 仇か生還か、お前が選ぶのは?

(169) 2010/06/24(Thu) 21時半頃

 ――…私のローズ


[揺らぐ気配
僅かに眉根を寄せる]


 其の娘は
 取るに足らぬただの人の子だ。

 お前とは別の存在だろう?


[言い聞かせるように囁きを送る]


 白薔薇が食事を終えただけのこと。
 片付けは影が間も無く。
 ……何が呼ぶと言うのだ。 


別の、存在……
私とは違う世界の、こ……

分かってる
分かってるのに……


[行かなくてはいけないのだと
無くしたはずの記憶の欠片が告げている]


――……っ!
食事を、終えた……?
白薔薇が…、あのこを……?


[兄の囁く事実に目の前が白むような感覚]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 嗚呼……


[銀のナイフが向けられる。
アレが心臓を抉れば城主の命は灰と消えるのだ。
気分が高揚するのを感じ、全身がざわめいた]


 連れて戻りたい者がいたか?
 お前の連れ帰りたいものは、私がとうの昔に喰らったと
 思っていたがな。

(174) 2010/06/24(Thu) 22時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/06/24(Thu) 22時頃


 わかっているのに――…
 なお、行こうと言うのか


[重い呟き]

 ………………――――好きにするが良い。


[やがて間を置いて
突き放すような一言が返った]


 
 
[ 兄の突き放すような聲に 心が 痛む ]
 
 


 ひとつ
 先に言っておこう
 ……其れの墓を作ることは、まかりならん。


 わかっていような?


[書庫の様子に、城主は何時に無く厳しい聲を向ける。
彼女の揺らぎのもとを
特別に扱う事は絶対に、避けねばならなかった]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[黒薔薇がベネットのの目前の城主を
守るようにして立ち塞がっている。
ベネットの背後に映る城主が
傍らに映る城主が同じ美麗な顔を歪め哂った]


 二人と言うのは……あの男達か?

 そうか。
 ……良い事を思いついたぞ。

 其の二人が私に喰われるのが、厭だと言うなら――


[ちらと視線を従者に向ける。
背後からの気配で感じ取れたのは、
彼の生い立ちが関わっているからだと、城主は知らない。
鋭い二本の薔薇の棘が、ベネットへと襲い掛かる。
其のナイフを落とし、動きを封じる為に]

(181) 2010/06/24(Thu) 22時頃

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