人狼議事


73 ─深夜、薔薇の木の下で。

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【人】 洗濯婦 セレスト

──中庭──

[咄嗟に感じたのは、オスカーへの嫉妬だった。

怒りの視線にずきりと胸は痛む。いや、忘れて欲しいのだから、むしろこの反応は喜ぶべき、なんだろう。
そして、それ以上に自分を苛むのは。息苦しささえ覚えるほどの薔薇の香り。けほ、と小さく咳をして、笑顔を作る。]

……薔薇を燃やそうとしてる子が居るって通報をうけてさ。風紀委員として放っておけないじゃないか。

[地面に置いたバケツを足で軽く小突く。ちゃぽんと水面に波紋がうまれた。]

……君は?

[オスカーの身体、叶うなら受け取ろうと。]

(208) 2011/12/28(Wed) 22時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[オスカーは倒れぬように受け止めて、横たえあとは手放した。
拭い去られた記憶が、泡のように断片的に浮かぶ。そのせいか。薔薇の精がエリアスをこの子と呼んでも、取り乱しはせずに。]

……君はこの薔薇?
エリアスは身体が弱いんだから、無茶をさせないでよ。
なにが欲しいの。なにをすればエリアスを解放するの。

[吸血鬼譚や妖精譚、妖しげな物語は好きだった。けれど巻き込まれてわかる──大事な人の身体を勝手に使われるなんて、冗談じゃない。]

……エリアスにつたえてよ。
俺はきっとエリーが思うよりずいぶん酷い人間だから。俺のことなんて忘れてしまって。

[涙はもう枯れたのだろうか。声は詰まらず口にできた。表情だけは、泣き笑い。]

(214) 2011/12/28(Wed) 22時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

考えてるよ!!

[叫びは悲鳴に似る。]

傷つけたくないんだ、あァそうさ、でも隠してることが多すぎるんだ!!

[直接なんてきっと言えない。話せば決意は揺らいでしまう。
けれど、場所を変えようと言う薔薇から、逃げ出すほどに、クズにはなれなかった。唇を噛み締めながら頷いて。

横たえたオスカーは意識の外。
彼の持つ火口箱も、また。]

(229) 2011/12/28(Wed) 23時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[薔薇の言葉は鋭く刺さる。うつむいて、小さく自嘲気味に嗤った。
オスカーを支えるのは、一人でも間に合うと薔薇の手を断り、屋内に運ぶ。通りがかりの部屋のソファに座らせて。]

……エリアスは、戻ってくるの。

[長くは無理という言葉に、不安になって問いかけた。

二人で居慣れたはずの自室が寒い。]

(240) 2011/12/28(Wed) 23時半頃

セレストは、一人で運ぶと言う意見はエリアスに却下されたかもしれない

2011/12/28(Wed) 23時半頃


【人】 洗濯婦 セレスト

──自室──

関係ないわけないよ。助けたいんだ。

[自分の側に居なくても、幸せならそれでいい。繰り返す別れの中で自分に言い聞かせた言葉はいつしかこびり付き固まってしまった。]

帰らなかったら、許さない。

[言葉を紡いだ時にはもう、エリアスの身体は崩れ落ちる。
慌てて手を出して支え。ゆっくりと開く瞳を、泣きそうな顔で見守る。]

……エリー。ごめんね。

[伸ばされた手をはらわなければいけないのに。今だけ、今だけ抱きしめることは赦されるだろうか。
伸ばされた手をとり、頬にあてる。長いこと離れていた気がして、虚勢はいまにも壊れそう。]

(253) 2011/12/29(Thu) 00時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

……だめだよ、エリー、……俺のことなんて、好きにならないで。

[何度も首を振る。背中に回された腕が温かい。こわい。]

……エリーに話してないことがたくさんあるんだ。嘘をついてたこともあるんだ。俺じゃエリーのこと、幸せになんてきっと出来ない。

[好きだと、何度も言いたいのにわ言えない。あぁ、胸が裂けてしまいそう。]

(266) 2011/12/29(Thu) 00時半頃

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