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拒絶も、肯定も、仲良しも、喧嘩も、何もかも
生きているから、出来ること。
――あなたが死んだら意味がない。
――私が死んだら意味がない。
気付いてください。
生きているから出来ること。
生きているから尊いこと。
どうか、気付いてください――**
あなたが――。
彼に、死という安らぎを与えてあげた、のね。
私は、彼の狂気を感じて――。
死病が齎す恐怖に耐え切れないのなら――。
死病が齎す恐怖に染まり、村をこれ以上破壊するのなら――。
其の前に――、永遠の眠りをと思ったわ。
―…だから。
好きになったんでしょう?
[ヴェスの中の恐怖も見抜いた上で。
ヴェスに好かれていることを、結局は受け入れていた彼女を。
それは、単純にしかモノをみれない自分だからこそそう思ったのかもしれないけれど。]
ああ―― ああ。
[頷く]
――はじめは、確かに一目惚れだった。
あの子がくれた花。
あの子がくれた笑顔。
あの子の細い身体。
あの子の儚い笑み。
あの子の――
…うん。
[ヴェスの言葉に、頷きを返すだけで。
こちらからは、続きを促すことはせず。]
─…ヴェス…。
[頭に響くヴェスの声に、目を伏せた。
言いたくて言えない言葉は、自分の胸にもあるから。]
[ヴェスパタインに向けて。
謳うように儚い会話を続けるメアリー――]
メアリー、あなたは旅立つの?
この死病に冒された村から、ヴェスパタインを置いて。
[彼女から死の気配を僅かに感じ、始めていた。
この村には死が蔓延し始めていたけど、それよりも僅かに濃い死の気配。
女が幼い時に流行り病で逝った、母。そして、幼いまま同じように流行り病で逝ってしまった弟。
身近な人から感じた――死病による死の気配。
そして、街に住んでいれば、村と違う意味で、死は常に隣りあわせだった。
街特有の鼠などを媒介にした疫病、裏路地での金目当ての強盗による死、ただ享楽のためだけの殺害。死は至るところに溢れていて。
女は、そういう死を見つめ続けていた、だけに。]
[踵を返し、ヴェスパタインの元から去る少女の姿――。
そこに感じた悲しい気配に、眉を顰めた。]
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僕ごときが、何…考えてるんだろ。
[空になった酒瓶を転がし、よろよろと納屋から出る。 既に高くなった日差しは、二日酔いの頭に酷く響いた。
田舎の小さな村社会では、身分の壁はあまりに高い。 卑しく生まれた者たちに、小さな世界はあまりに無慈悲だった。 体を売るくらいしか出来ぬ女たちや、汚れ仕事や兵隊になるしかない男たちや。 まして、娼婦の産んだ父のない子に、未来など最初から用意されていなくて。 せめて兵隊にでもなって、爆弾抱えて敵地に突っ込めば、役に立てたかもしれないけれど、 結局…その戦にすら負けてしまってはそれすらも出来ぬ。]
…メアリー…… [末の妹なのだと、母が言っていた気がする。 酒とクスリに曇った、今の僕のような目で、その家からすらもアタシ見捨てられたんだ、と。
逃げるように去る少女にぶつかりよろける。 二つに結い上げた髪と一緒に、こぼれた涙が揺れたのが見えた。]
(146) 2010/07/05(Mon) 14時半頃
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掃除夫 ラルフは、ふらふらとした足取りで、路地の日陰を当て所なく歩く。
2010/07/05(Mon) 15時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 15時頃
別れは、……
辛い?
あなたは、慈悲を望む――?
[ヴェスパタインにも、傍のセシルにも届かぬ声で囁いた――**]
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…おはよう。
[結局、メアリーを追うこともせず、ぼんやりした様子で見知った顔に声をかけた。]
まだ、生きてるんだね。 …セシルも、ヴェスも、コリーンも。
[感慨もなく、ただ淡々とした言葉。]
明日も…生きてるのかなぁ。
(158) 2010/07/05(Mon) 15時頃
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掃除夫 ラルフは、歌い手 コリーンの背中で揺れる銀髪が遠くなるのをぼんやり眺めた。
2010/07/05(Mon) 15時頃
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そうだね。
病気じゃなくたって、人って案外簡単に死んじゃったりするし… 死のうとしても、案外死ねなかったりもするからね。
[小さく肩を竦めて釣られるように淡い笑顔を作る。]
雑貨屋のお爺さん、亡くなったみたい。 他にも…何人か死んだのかな?…まだ確認してないけど。
(162) 2010/07/05(Mon) 15時半頃
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…あのさ。 君なら…僕よりもよく判るかなって、思うんだけど…
[いろいろとぐるぐる考えた、そんなことをポロリと零す。]
例えば誰かが…独りで死ぬのは怖くて寂しいと思うなら…
ううん、やっぱいいや。…誰でもいいわけじゃ、無いだろうし。 僕なんかにお情けかけられたなんて思ったら、きっと屈辱だろうから。
(166) 2010/07/05(Mon) 15時半頃
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…いいの? [差し出されたぬいぐるみはだいぶくたびれた古いもので、 抱きしめるとふわりと日向の匂いがした。]
大の大人がこんなの抱いてるって、変じゃない? …子供じゃ、ないんだし。 [口ぶりとは裏腹に、両腕はぎゅうとそれを抱きしめている。]
(168) 2010/07/05(Mon) 15時半頃
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ねぇ、ヴェス。
私さ、やっぱり。
バカだから、こうするしか、出来ないや。
セシ兄に、甘えてきた分。
ちゃんと、一人で大丈夫だよって。
だから、セシ兄はセシ兄のしたいこと、してって。
そう言うことしか、出来ないんだ。
─…ヴェス、やっぱり私、バカなのかな。
でも。
セシ兄のこと、困らせたく、ないんだ。
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…いや、いいんだ。 [問い返され>>169て、伏せる視線にはいつもの如き諦観の色。]
サイモン…殺されたのかな? 死んで当然だったのかも…ね。
[母が生きていた頃は、アイツも客だった。 いい声で鳴くのが萌えるんだとなんどもあちこち噛むから、一緒に寝るのは気持よくなかったけど。
背が伸びて、声が変わったら、もう相手にもしてくれなくて。 たまに道端ですれ違っても、馬鹿にされるだけだった。 どちらかと言えば貧しかったアイツも、僕相手なら優越感に浸れたんだろう。]
(176) 2010/07/05(Mon) 16時頃
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…君ですら、いろんな人の役に立つのにね。
[腕の中で首を傾げる柔らかな感触にそんなふうに話しかけて、そっと顔をうずめた。]
(177) 2010/07/05(Mon) 16時頃
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――兄貴のしたいこと、ね。
兄貴は、何がしたいんだろうな。
村を出ていって
オルガンで地位を掴むのを諦めて
この村に篭って
時折お前の顔を見て
――それから?
─…わかんない。
わかんない、わかんない、わかんない。
でも、私が、セシ兄のしたいことの、邪魔になるのは、ヤなの。
私が心配かけてばっかりじゃ、きっとセシ兄は、我慢、しちゃうから。
最後だから、最期だから。
セシ兄が、傍にいたい人のところに、行かせてあげたい。
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そうかな…? けど…さ。
[ミッシェルとセシルと、二つの手に撫でられながらそっと見上げて。]
必要にも、色々あるから… ひとつしか選べないならさ、きっと選ばれるのは僕じゃない…だろ?
(179) 2010/07/05(Mon) 16時頃
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兄貴の行きたいところ。
兄貴の傍にいたい人。
――どこに?
誰と。
――聞くことも出来ない?
だから―― 送り出すフリをするのか?
───……っ
だ、って。
私は、ずっと。甘えてきたんだよ?
セシ兄が優しいから、それに胡坐かいて、ずっと、ずっと。
そんな私が、どうして、どうやって。
聞けるっていうの。
困らせるって解ってて、どうして、聞けるの。
ごめん。
─…ちがう。
私、きっと、まだ。
あのひとのこと、忘れてないって。
セシ兄から、聞くのが。
こわい。
それだけ、なんだ。
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迷惑になるよ。 …僕なんかに選ばれるなんて、さ… [そんな風に言う目は、さっき走り去ったメアリーと同じ色を湛えていただろう。 ぬいぐるみを手に、とぼとぼと背を向け歩いていった。*]
(186) 2010/07/05(Mon) 16時半頃
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