216 宵闇駆けるは天つ星
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ふん。まあ、いいか。
[問いにはっきりとした答えはなかったが、その場は軽く流す。 地中より伸ばした根に、いち早く気付いたのは肩の小鬼>>13]
面白いもん飼ってるねぇ。 あたしらのお仲間に見えるけど?
[そうしている間に、根の先端が僅かに相手の足先へ触れる。 絡みつくことこそ叶わなかったが、相手の持つ常人とは異なる気配を感じ取るには、それでも十分であった]
へえ……。そこの小鬼だけじゃない、あんた身の内にも妙なもん宿してるね。
[にたり、目を細め口の端を持ち上げて呟く。 林に根を張る妖怪故、外の世には疎かったが、それでも流浪の者に聞いたことがある。 その身に星を宿し、魔を祓う力持つ者の存在を]
(20) 2015/02/07(Sat) 00時頃
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おや、人喰いが人の味見て何が悪いんだい? 特に好き好んでこんな所に来るような奴のさ。
[わたわたと後ろへ下がる相手を見、笑いながら根を地中へ引っ込める]
――ま、今のでよおくわかったよ。 あんたがただの餌じゃないって。
[足を取られた後の動きは妙に危なっかしく、頼りなく見えるが。 しかし直に触れた感覚、そして何より周囲に揺らめく影>>14が、その理解が正しいことを物語る]
とはいえあたしが用があるのは、あんたじゃないみたいだけど、ねぇ。
[す、と足を後ろに下げ。 さてどうすると、相手の影に視線を向ける]
(21) 2015/02/07(Sat) 00時頃
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― 里へと至る道 ―
確かこの先に村があるとは聞いておるのじゃが、 本当にこっちで正しいのかのう……。
[そして、今。道に迷う一歩手前に陥っていた。
見たところ小柄な少女の風体をしているが、 そこそこの長い時を生きた妖である。
そうして、そこそこの長い時の大部分を旅に費やしている。 かつて人と共存しつつも暮らしていた小さな村は、 とうの昔に滅びてしまったから]
(22) 2015/02/07(Sat) 00時頃
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飼ってる、ってぇんとは、ちょい違いますけどな。 多分、純粋な意味でのそちらさんの『お仲間』とも違いますわ。
[呼吸整え、最初に返したのは小鬼の事。 身の内>>20との言葉に右手が胸元に触れたのは、半ば無意識。 僅かな刹那、表情が険しさを帯びるが──それはすぐに、消えて]
てー、味見、て。 物騒なこと、さらり仰いますなあ……。
まあ、俺がただの餌やない、て見立て自体は、間違っとりませんけど。
[引っ込められる根を見やりつつ、そこだけははきと返して。 続く言葉と、足を下げる様子>>21に、一つ、息を吐いた]
(23) 2015/02/07(Sat) 00時半頃
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……まあ、俺としても、荒事避けられるんなら、それに越した事ないんですけどなぁ。
そちらさんが、ここがこうなった理由知ってはる……ってんなら、ちょぉ話は変わりますが。
そうでないなら、ここはお互い穏便に引く、てぇのも悪かないかなぁ、と思っとりますが。
[そう言いながらも完全に警戒を解かぬのは、退魔師としての務め故の事か、それとも掠れた記憶のためか、そこは自身にも定かならぬもの]
(24) 2015/02/07(Sat) 00時半頃
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団子屋 たまこは、メモを貼った。
2015/02/07(Sat) 00時半頃
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そうなのかい。 田舎者ゆえ、物知らずですまないねぇ。
[小鬼に関して聞けばそう返す。 胸元に手を触れる様に瞬くけれど、一瞬後にはその表情は消えていた>>23]
おや。何を隠そう、あたしが知りたいと思っていたのもそれでねぇ。 ならば今の所は、事を構えずとも良さそうか。
[相手の提案を承諾し。 警戒を解かぬ様子には薄く笑いつつも、数回後方へ跳んで下がる]
だけど――あたしは気まぐれな人喰い。 美味そうな餌を目の前に、いつ気が変わるともわからないけれど――ね。
[不敵な笑みと共にそう言い残し、村の何処かへ去っていった**]
(25) 2015/02/07(Sat) 00時半頃
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2015/02/07(Sat) 00時半頃
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[肩の小鬼は、自らの力によって生み出したもの。 妖ではあるが、そうとも言い切れぬ狭間の存在である……との説明は、必要ない事、と判じて省いていた]
あらら、そちらさんにもわからん事でしたか。
[返された言葉>>25、その前半には僅かに目を細めるものの。 真面目な表情はすぐに掻き消え、人の良さそうな笑みがとってかわる]
ええ、今んとこはそうですねぇ。
……人喰いさんの気ぃが変わらん事、願っときますわ。 生きながら齧られるんは、結構きついもんですしー?
[不敵な笑みに返すのは、冗談めかした言葉。 去って行くのを追う事はせず、完全に気配が遠のくと]
……やーれやれ。 いきなり、こわいもんにおうてしまたわ。
[こんな呟きと共に、ひとつ、息を吐いた。*]
(26) 2015/02/07(Sat) 00時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2015/02/07(Sat) 00時半頃
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―宿場町・鉄火場―
「さァ、丁方ないか。ないか。ないか丁方!」
[酒や煙管の臭いが染みついた薄暗い一室で丁半が行われていた。 今日はどうも半の目が出る事が多いらしい。 集まる客は大半が保身の為に半に賭けており、丁に賭ける者は少なかった。]
「…そこの兄さん、勝負してみちゃあどうだい?」 「見てりゃあ、まだ一度も札を使ってねぇじゃねぇか。此処に来て臆病風に吹かれちゃあならねぇ。 当たれば一攫千金って奴だ。どうだい。」
…そうですねェ。 それじゃあ――これで。
[声を掛けられた男は頬を掻いた後、無造作に手垢のついたコマ札を全て、丁側に置いた。 場を囲む人間の間でどよめきが起きる。]
(27) 2015/02/07(Sat) 01時頃
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「いいのかい、それお前さんの持ってる札全部じゃねぇか。」
いいんですよ。 だって俺、ここ初めてですしィ。 そろそろ帰らないといけないンで。
[男は肩を竦めてみせながらへらりと毒気のない顔で笑った。 コマ札が半側に偏った盤面。 残りは奥に控えていた博徒が持つ事となり、取り敢えず双方コマが出揃う。]
「コマが揃いました。」
[中盆の威勢のいい掛け声。 ツボ振りは右手を壺に乗せたまま、左手の指の股を大きく開いて客が見やすいよう掌は壺の横に伏せる。 左指の薬指がほんの僅か曲がっていた。]
(28) 2015/02/07(Sat) 01時頃
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─ 廃村・岩場 ─
[人っこ一人いない、静かな岩場。 だーれもいない此処にぽつんと、少女はたった一人で海を見つめ]
……おなか、すいた。
[ぽつり、呟くその声は。 幼く、そして何もわかっていない声]
(29) 2015/02/07(Sat) 01時頃
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「勝負!」
[壮年のツボ振りが壺を開く。 一堂の視線が賽に集まる中、彼だけ一瞬驚いたような顔をしたのを見て男は口の端を上げた。 賽の目を確認した中盆は出た目を口にする。賽子の目は三と三。]
「――サンピンの丁だ!」 「あぁ、ちくしょう。半の目が来ると思ったのによぉ。」 「何だい、運がいい兄ちゃんだ。」
[丁に掛けた者達に、負けた者達のコマ札が配られ始める。 男はこれで鉄火場を後にするのでそれを金に変えた。 他の客から肩を叩かれて照れたように笑う。]
へっへっへー。 日頃の行いがいいお陰かな。
「どうも運がねぇようだ。俺も今日は終いにしとくよ。」
[幾人かの客が木戸を潜る頃、男もふらりとそれに続く。]
(30) 2015/02/07(Sat) 01時頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2015/02/07(Sat) 01時頃
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―夜道―
[夜道を歩く男の足取りは軽い。 臨時収入を得たから懐は温かった。 後ろからついて来る足音に気付きつつも、振り返る事はない。]
「ちょいと待ちな。」
えッ? あぁ、驚いた。 …あれ、あんたはもしや先刻の――
[男は振り返り、今しがた気付いたように驚いてみせる。 追ってきたのは先程賽を振っていたツボ振りだった。 立ち止まった男に、ツボ振りは距離を詰める。]
「…お前さん、丁が出るって分かってたな。」
(31) 2015/02/07(Sat) 01時頃
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――あァ、それですか。
そろそろかなとは、思ってましたよ。
[博徒、ツボ振り、中盆。 鉄火場を営む人間がぐるになり、偶然を装って賽子の目を偏らせ、分の悪い方に博徒が賭ける。 その勝負の際に賽の目が其方に出るようにすれば、大勝ちする事が出来るという絡繰り。 そう何度も出来る手ではないが、真っ当に賽子を振るよりも多くの金が入る。
――しかしあまりに札が偏れば、勝負は流れてしまう。 男は勝負を続ける為の要員として、 或いはここで大きく勝たせてその後の鴨にする為に‘勝たされると知って’乗ったのだ、と。 言外に肯定を示してにこりと笑う。]
(32) 2015/02/07(Sat) 01時頃
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[男は肩を竦めて息をつく。]
でも、シゾロは縁起が良くないからさァ。
ちょいと神様にお願いしたってェわけです。 まぁ、そちらさんもそれなりに儲けられたでしょう? 余所で口を滑らしたりしやしませんから、この場限りの話にしませんか。
[ツボ振りは四と四――シゾロを出す心算だった。 振った際に確かな手応えはあった。 けれど開けてみれば賽子の目はサンゾロ。
それに動揺をして男の後を追ったのだが、ツボ振りは男の言葉に表現しようのない悪寒を感じて肩を震わせる。]
(33) 2015/02/07(Sat) 01時頃
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「てめぇ、俺の賽子に何しやがった!」
やだなァ。 俺は道具に触れていやしないじゃないですか。
「うるせぇ!」
[ツボ振りは、男の胸ぐらを掴もうとした。 けれど背中に重たい石が乗ったかのようにごくゆっくりとしか動けない。 ツボ振りは冷水を浴びせられたような顔で男を見た。 その間に当の本人はするりと離れ。]
危ないなァ。 あの店には二度と顔を出しませんからご安心を。
[数瞬の間の後にその怪異は解け、元通りに動けるようになったツボ振りは体勢を崩して地面に膝をつく。
その時には男は赤紅色に縞模様の着流しの裾を翻して夜道を駆けて闇の中に消えていた。*]
(34) 2015/02/07(Sat) 01時頃
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―河原―
はぁ、はは…。 おっしょさんに叱られますかねェ。
[河原に寝そべる男は息を整えながら苦笑してみせる。
あのツボ振りは賽を振った後に誰ぞに合図をしているようだった。 そうしてあの勝負で丁側に賭けた博徒がこの一晩ずっと負け越さずにいたのを見て、彼らに繋がりがあると思った。
詐欺には詐欺めいた技で、は男なりのやり方ではあったが。
‘ここは初めて’。 男が初心者を装って口にした言葉。 他の場所で場数を踏んだ事がないとは一言も言っていない。 故に、嘘は言っていない。]
(35) 2015/02/07(Sat) 01時頃
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[賽の目はシゾロが出る予定だった。 それを見てサンゾロにしたのは男。 正直なところ、シゾロでなければ何でも良かった。
目の前の時をほんの僅かの間だけ止める、或いは遅くする――それが男の身体に宿した星の力。 今は未だほんの僅かの時間しか操れない。 自分よりも格下の相手ならばともかく、格上の相手にはその力は殆ど及ばない。
男は修行の身であり、退魔師としては半人前であった。**]
(36) 2015/02/07(Sat) 01時頃
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半の目 丁助は、メモを貼った。
2015/02/07(Sat) 01時半頃
半の目 丁助は、メモを貼った。
2015/02/07(Sat) 01時半頃
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ったぁく……、歳をとると物忘れが激しくていかんのう。
[指折り、数える。最後にあの海沿いの村を訪れたのはいつぶりか。 十を掛ければ片手の指でも充分足りる。ざっと二、三十年ぶりといったところ。
まだ、妖としては若い部類に入る頃に独りになってしまったたまこは、 流浪の身となってからの最初の数十年を、同種探しに費やしていた。 自分と同じ、獣が変じた妖はもとより、 あの村の生き残りが自分以外にもいるのではないか――という、 僅かなのぞみを手繰って。
そののぞみも潰えた頃に訪れた海沿いの村は、しかし、 どこか滅んだ故郷に似た空気を纏っていた]
(37) 2015/02/07(Sat) 01時半頃
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─ 廃村・岩場 ─
[沙耶が此処にいるのは、それが人間とのヤクソクだからだ。 空腹に耐え兼ね、美味そうな匂いのする生き物に近付いたら事の他抵抗されて。 おなかがすいたと泣いたら、「人を襲わぬと約束するなら代わりに魚を食わせてやろう」と持ち掛けられた。
それにうんと頷いたあの時から、人間も沙耶も約束をずっと守ってきた。 けれど]
…おなか、すいたのに。 だれも、こない。
[何度目かの脱皮の為沖に行き、ほんの数日岩場から離れていた。 無事に脱皮も済み、此処に戻ってきてからこっち、人の姿を見ていない]
(38) 2015/02/07(Sat) 02時頃
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─ 廃村・岩場 ─
[沙耶はずっと約束を守ってきた。 村の中へは入らず、この岩場で人が魚を持ってくるのを待っていた。 でも、もう限界だ。 自分で獲ろうにも、脱皮したての柔い身体はどうにも心もとない]
………ヤクソク、だけど。
[魚が来ない今、人間側の約束は既に破られている。 このまま空腹を抱えて待つより、村の中に入って餌を探そうか。 しゅるり、着物の裾を摺って立ち上がった**]
(39) 2015/02/07(Sat) 02時頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2015/02/07(Sat) 02時頃
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温泉……入りたいのう……。
[目的の村が今どうなってるかも知らず。 暢気にそんなことを呟いて、歩む速度を早めた**]
(40) 2015/02/07(Sat) 02時半頃
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団子屋 たまこは、メモを貼った。
2015/02/07(Sat) 02時半頃
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─ 廃村・広場 ─
[気を取り直して通りを進めば、その内たどり着くのは開けた場所]
……ほんとに、なにがあったんやろなぁ。
[常ならば何かしらの声が上がり、賑わっていたであろうその場所を見回しため息ひとつ]
……少し、探ってみた方がいいか。
[悩んでいても始まらぬならば、と広場の一画に腰を下ろし、背負っていたものを下ろす。 見事な縫い取りのされた覆いの下から現れたのは、これまた見事な細工の成された楽琵琶。 撥を構えて一鳴らしすれば、周囲に揺らめいていた淡い紫の陰から同じ色の小鳥と子猫が生み出される]
(41) 2015/02/07(Sat) 03時頃
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ちぃと、周りの様子探ってこい。 ……さっきの人喰いさんには、近寄るなよぉ?
[軽い言葉と共にまた弦を弾く。 響く音に応ずるように飛び立ち、駆け出していく式たちを見送った後。 紡ぎ出すのは、四弦が奏でる独奏曲。**]
(42) 2015/02/07(Sat) 03時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2015/02/07(Sat) 03時半頃
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─ →廃村 ─
[目的地への道中、余四朗は遣いから事の詳細を聞く]
たった数日でけぇ。 おっとろしいもんじゃな。
[話を聞いて、里がそんなことになったら、と想像が過ぎる。 そのため、表情は自然と険しいものへと変化していた]
委細承知じゃ。 ほいじゃあ頭領によろしゅうゆぅてくれ。
[道中も半ばを過ぎた頃、遣いとは行く先違うために別れ。 余四朗は件の村を目指しひた進んだ]
(43) 2015/02/07(Sat) 05時頃
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こん様子じゃあ、わし一人派遣、てぇこたぁ無さそうじゃが。
[前触れ無く滅んだ村。 そこに妖が関わっているとなれば、それなりの力を持つと考えて良いだろう。 この生業を始めて数年経つとは言え、余四朗一人で対処し切れるとは考え難い]
知っとる奴じゃとええが。
[顔見知りが居るならば連携も取りやすい。 尤も、相手による、かもしれないが。 滅びた村に近付くと感じる、妖の気配。 幾分緊張を胸に抱きながらも、余四朗は件の村へと足を踏み入れた**]
(44) 2015/02/07(Sat) 05時頃
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野伏り 余四朗は、メモを貼った。
2015/02/07(Sat) 05時頃
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[暗い山道を、一人の男が下っていく。痩せて目つきも険しく、女子供がふいに出くわそうものなら悲鳴のひとつもあげそうな風体だが、夜半も過ぎた山中では、そんな心配もない]
カアー
[頭上に聞こえた鴉の声に、男は鋭い視線を投げて、ひょい、と無造作に手を挙げた]
ビュウ…
[途端、一陣の風が空へと走り、ばさばさと羽ばたいてその風から逃げようとする鴉を見えぬ刃が切り裂いた。 鴉は血のひとつも零さずに、ばらばらに千切れた紙となって宙に散り、風はその紙片の中から、一枚の結び文を掠め取って、男の手の内に運んでいく]
この寒いのに海かよ。めんどくせえ。
[文に記された内容を目にして、不機嫌そうに零した男は、背に負った荷物をちらりと見て溜め息ひとつ。 幾重にも布に包まれて背に結んでいるのは、一振りの刀。 男の表向きの生業は、山に棲み、独りで刀を打ち上げる刀工だった。 本来は製鉄から仕上げまでを分業で行う刀鍛冶の行程を全て独りで行う為に、完成には恐ろしく時間がかかる。が、その丈夫さと斬れ味は、密かに評判を呼んでいて、戦続きのこの数年、仕事の依頼の途切れる事は無かった]
(45) 2015/02/07(Sat) 11時頃
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[男の元の名は「仁丞(にすけ)」という。 年は30を少し過ぎたところ。
産みの母親は、15の年に神隠しに遭い、一年の後、戻った時には子を腹に宿していたという。 母親は、子の父が誰であるかを決して明かさず、赤子を産んですぐに、力尽きたかのように儚くなった。
生まれた赤子は、その頃まだ働き盛りだった祖父母に育てられたが、感情が昂ると鎌鼬のような風を起こして周囲を傷付けること多数、そのうち誰言うともなく「あれは鬼の子、おにすけよ」と、呼ばれるようになった。
やがて里人から奇異の目で見られ、恐れられる事に飽いて、故郷を飛び出そうかと考え始めていた15の年に、ソレは起こった]
(46) 2015/02/07(Sat) 11時頃
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