291 Fate/Goddamned Omen
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[ ぞる り ]
[ 影が さざめく ]
[どこの?][地上のどこでもない][水面でもない]
(363) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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[如何に白く澄んでいようとも かたまりなれば────影を断ち切ることは 出来ない。
それが くもり よどみ ねずみ色を纏ってしまうのであれば 猶更>>349]
[鈍雲の齎したるは 雨ばかりではなく。]
(364) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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……ラクシュマナ様。
わたしの こども が そちらに。
[報告は 端的に]
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私は一部を除いて英霊も馬鹿にはしないさ。 それでも、言葉に棘があると 他者への思いを乗せてないというのであれば
それは君がただの思い込みの激しい英霊か おや、これでも警戒しているよ。 でなければ、逃げ出しているところだ。
それとも、君は……背を向け逃げる物体に 矢を放たぬと言うのかい?
[もしそれならば、君は……>>310 随分と心優しい英霊なのだろうさ。 それとも、報復を恐れた臆病者な別けないだろう?]
(365) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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[手が、伸びる。 地の手にあらず。人の手でもない。
“ それは 影があればどこからでも ” “ クローゼット? ベッド? 布団の中? ”
『 わるいこ の あしもとにだって 』 ]
(366) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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敬愛せしお方には何も望まない。 だが、君がなんと言おうと そういう決まりを定めしは我が主。 私は君のような価値観を持ち合わせていない。
[冥界の渡し守には存在しない>>311 死の気配を抱くものと言う癖に 随分と的外れなことを言うものだ。]
(367) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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[雲の中 或いは 東洋の神の、足元。 影から 存在するすべての影から。 細長い 触腕じみた手が 空穿ち 其の身、その足。 とらえんと 伸ばされる。
ぐぱ り 影が 開いてしまえば 其の中に並び重なる幾つもの牙列が 食らおうと蠢くのだ。
影があれば どこからでも。 どこにでも。 それ は どこからともなく。 わるいこ の もとへと あらわれる。*]
(368) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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君の問いは随分と可笑しなものだ。 死の気を抱くものに寂しさがあると?
寂しがっているのは、運ばれる魂だ 渡し守が寂しがってどうする。
私には未練も寂しさもそんな感情 理解はしているが、持ち合わせては居ないよ。
[分かってて聞いていたのなら 君の期待通りの言葉が出てこなくてすまなかったねと 謝りくらいはしただろう]
(369) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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だが、君がそれを否定するのも違う。 君のような英霊が決めることでも肯定することでもない。
これの何処が人の未来だ? 何処に人が決めた世界がある? 管理されることが人の未来だというのなら
(370) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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…………お前は随分と傲慢な神だな?
(371) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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そうしてお前が肯定した世界でまた一人。 不要として生者は楽園から捨てられるんだよ では追い出されたばかりの生者が生き残れるか?
はっ、やはりお前はただの傲慢な神だ。 我が子と称し、結局ただ物としか見ていない。
土地勘も何もない、力も何もない。 “今”捨てられた生者をまるで護ろうとしていない
何時までお前は人間に縋らせる心算だ? 何時まで神が人間を我が物顔で扱う心算だ?
懸命に生きるものが居る? 護りたいものが居る? 子を慈しむ親がいる?親を愛する子がいる? 友と笑い会う子がいる?
(372) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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それが、この世界だけだと思わないことだ。
(373) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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だがそれを正解だと決め付けるのも間違いだ。 私は、私が称えた者たちの歴史を砂海に沈めない。 決めるのは神ではない、だがこの世界に神が居るのなら そいつを殴る手伝いをするのも神の仕事だろう?
残念ながら、この船に帰りは無いよ。 1オロボスを持たぬ者は200年彷徨い続けるが良い。
[ただのエゴで、歴史を壊されてなるものか]
(374) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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結局はいらない者と廃棄されたのに、か? ふ、はは……… ははははははははははははは!!!!
随分と、的外れのことを言う神だ! 死の川と、私をそう呼ぶのに?
私に生者のあり方を問うか? 私が護り、称賛するのは例外を除き その生を終えた死者だけだ。
[生者なんざ、片手で数えられるほどしか 良いものと出会わなかった故に
生者への評価は、例外を除きあまりにも低すぎる]
(375) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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[獣の姿で、人のかんばせで、 憑き物が落ちたような幼子の瞳とかち合った>>336]
あなたも、わるいこ
[人としての表情を作り慣れていない、薄い機微なれど。 僅か、口角が笑みを象った。
その神の、出自も曰くも何も知らない。 ただ、何となく。 その気持ちだけは、分かるような気がしたのだ]
(376) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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[だからこそ、互いに譲歩はないと理解した]
(377) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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じゃあ、
たべてあげる そのきもちごと ぜんぶ
[その熱も、鉄のように冴えた一念も。 踏みにじる時にはきっと、ひとつ残らず、 この身の糧にするしかない、とばかりに]
(378) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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[>>305 ────そんな第三者、シュメールの声など知る由もなく。
神都の上、即ち、この砂漠の下。 地鳴りめいた響きを捉えた蹄の裏が、 昂っていた心の袖を引いた。
眼前、潰えかけの黒塊が焼け落ちながらも、 小さな体を大地へと縫い留めるのを見ながら。 己が角をぐい、と握り締めた、その時だった]
(379) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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では、時に聞き返そうか生と大地の神。
ド底辺では働くこともまともにできないと あの都に居て何が正しいか分からないと 善良すら何かも分からぬ
窮屈に生きていたものが居たあの場所が
“あんな場所じゃ生きてる、って実感がない”と
言っていた生者が居るというのに。
あの都はデストピア以外に何だと言うんだ? 死の国しか知らない私にご教授願いたいものだ。
(380) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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ああ、ならば私も高らかに言おうか。
死の安寧がないこんな世界など滅びてしまえと! 全て、お前の言葉は跳ね返せるよ。
そう思うのはこの世界を生きる者たちだけではないと。
[そして、護りたいと願うものが居るのも きっと───間違いではないだろう]
では私も許さない。 私の価値観だけでそう決め付ける
お前の傲慢さをな。
[女神の姿をとるのなら、 聖杯から与えられた記憶を辿り。真名を推測させもする]
(381) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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[神の雷もかくやとばかりの鮮烈な、あまりに膨大な、光。 集束していくその強さ、夜色をはたと見張って]
────これ、 っ
[神都の備える武器は神話になぞらえられている。 知っている、遙か太古の物語ではなく、 今なお続く伝承として────、 神の雷は恐ろしいものだと、知っている]
だめ、 だめ、だめ りじぃ、 にげる これはだめ────!!
(382) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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[そうして、舟に乗る空の英霊をの声が聞こえれば]
……言伝?
[神霊格をただの使いにするとは>>337 マスターとやらは随分と……英霊使いが荒いらしい]
君みたいな英霊が、私のところに来るから 一体どんなものを預かっているのかと思えば……
[ふはっ、と乾いた笑みを零して 天空にいえう英霊に返そうか]
(383) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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寧ろ、探していたさ。 我が主がお怒りになり、大神たる弟君に
訴える、その前に 協力してくれる生者と出逢う事を
[答えは、最初からこの地に呼び出されたときから決めていた]
この傲慢な神に一泡ふかせたら 道案内を頼んでもいいのだろう?
[天つ神と地の神の間に挟まれようとも こちらは、こちらの役割と同様死の国のものとして戦うまでだ]
(384) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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しかし、だ─── 神霊大決戦でもさせるつもりか。
私は所詮我が主の代理の位置づけだと思うが
[冥界では見ない花の冠が揺れる様を見ていた そして、あの口ぶりからするに……>>323]
こんなところに召喚されてる 私たちも暇神だとは思うがな
[と、はっと息を吐き出して]
(385) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2019/02/13(Wed) 23時半頃
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[青く色を変えた焔こそはその目に捉えども。 蹄をくるりと、返した。 真っ赤に溶ける大地を飛び越えるように、軽やかに跳躍する。
リジーはどうしていただろう。 届く距離にいたならば、 両手を精一杯に伸ばして彼女の手を引こうともするが。
その雷が、降り落つ前に。 どれ程、距離を取る事が叶っただろうか*]
(386) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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[仲間。アルシュから聞いてきたのなら、 ほぼ間違いなくそうだろう。>>269
リジーを助ける。そう言われても、という感じである。 あたしはあなたに助けられはするけど、 あたしはきっとあんたを助けない。]
あんたは、――
[つよいの。そう尋ねる間も無く 奇妙で奇怪な黒いなにものか>>270が あたし達の眼前に広がる。 場合が場合でなければSANチェックでも 必要であったかもしれない。
こちらに降りかかるやもと思っていた炎の波、 そのすべてをごくんと飲み込んで。]
(387) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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[炎に強くはない、とはいえど、 これほどまでの力があるならば、その助けがあるなら、 あたしにだってカミサマを滅多打ちにするのも もしかしたら叶うかもしれない。]
ころすことは守ることに? なり得るかもしれないけどなりえないわ。 ころされたものは守られないから。
[子供の喚き声>>287がそろそろ耳障りになってきた。 あの子はきっとどこかあたしと似ている。 場合によっては仲良くなんてあったかもね。 知らないけど。多分無いわ。]
(388) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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けれどけれどそうね、うふふ! あたしもそうよお、だって 邪魔者を消すのが一番簡単な幸せの掴み方だから!
[わがままの通し方を知っている。 邪魔を消せばいい事を知っている。 その邪魔を消す方法を、持っている>>288] [火種を落とす炎塊を、すべて叩き落とすのは不可能だ。 雨に濡れないで道を走るのが不可能な様に。
被っていたヴェールがあったとしても、 ぱち、ぱちと服を肌を焼くその塊を 振り払う様に斧を振っているのがせいぜいあたしに 出来る抵抗だろう。
隣で熱い、熱いという彼>>301の姿も、 ようやく今ごろじっくりと目に留めた。]
(389) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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[と。 先までの狂乱が少しなりを潜めたような、 そんな声が耳に入る>>298。 他人にたくさん殺すように指示をするなんて、 世界ひとつ滅ぼせと命ずる主なんて、 きっとろくなものではないでしょうに。]
……面倒ね、 そう、そうね、あんた契約済みだったのね。
[ぎり、と歯ぎしりをひとつして それから心のままに、苦い苦い嫌味をいっぱい 幼子の方に差し向けよう。]
あんたのマスターからなんかギフトでも あったのかしら。 いいわねえ、恵まれているわねえ、よかったわね!
(390) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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「 おや... 朕の言の葉にはこんなにも 花が咲いているというのに 」 ・
(391) 2019/02/14(Thu) 00時頃
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