78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
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残念ながら俺の体育は5だ もちろん5段階評価でな
[けれど本物の刃物を扱った事など授業の実習くらいしかないし、それも工作などでである。 大剣をぬいたペラジーの姿に、ひとつこくりと喉を鳴らしたけれど、此処まで来て後には引けないし、それに。]
[――― 滾る胸の内は 止められそうになかった]
この道をまっすぐ行って、突き当たったら左だ!
[先を行くペラジーに声を投げた。]
(317) 2012/01/29(Sun) 21時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/01/29(Sun) 21時頃
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>>317 おっけー、ちゃんとついてきなさい、よ!
[群れまでいくらか距離のあるところから、大剣を身体の脇に構え、群れへと一気に走り出す。 そうして、群れの手前まで来たところで身体ごと大剣で群れを薙ぎ、そのまま更に回転するようにしてもう一度群れをなぐ。 人であったソレの動きは鈍く、出来た道がすぐにふさがることはない]
ほら、走って!
[後ろにいる三人をせかしながら、ミネへ返した大剣で、ひたすらに、力任せに群れを薙ぐ。 しかし、ソレがどうにもうまくない。 普段は対象を切り裂くために腕への負担を気にしたことはなかったが、この戦いでは、対象の数が増せば増すほど、腕への負担が大きくなる]
(318) 2012/01/29(Sun) 21時頃
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(っく…さっさと進まないと、案外コッチがやばいかも?)
[素直に刃を返してしまえば楽なのだろうが、まだ救える可能性のある者を殺してしまうのは抵抗があるようだった]
あぁ、もう…! こいつら全員悪人なら、楽なのに!
[一緒にいる三人には何のことか理解できぬかも知れぬことを、苛立たしげに叫び、また一掴みの群れを薙ぎ払った。 図書館までは、後少しだ]
(319) 2012/01/29(Sun) 21時頃
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いいさわかった!腹くくる!!
―――俺のことはいいから、お前だけでも逃げろ!!
[ああ、こんなアイツらみたいな台詞を本気で言うことになるなんて。 頭が痛いし腐ったような臭いはするしこいつの態度はひどいし卵は買いそびれるし、最悪だ! シメオンの手を離し、飛べるんだろ、と天空(そら)へ突き飛ばそうとした、
――――――刹那。 ]
っうわ!?
[>>315破裂音と共に、目の前に何かが、降ってきた。]
(320) 2012/01/29(Sun) 21時頃
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……… 女……?
[回りのゾンビが、吹っ飛んでいた。 目の前の女は、なんていうか、やたら不審な仮面をつけてて、それで、 すっっっごいナイスバディだった。]
[ ――――――― ドク ン …… ]
っく…!??
[膝が揺れる。 そのくらい、強い何かが、俺の体を走り抜けた。 シメオンに触れたときに近い、「何か」っていう曖昧な感覚。]
(321) 2012/01/29(Sun) 21時頃
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おまえ…… なん、だよ……?
[今、何をしたのかとか。 どうして天空からふってきたのかとか。
質問は多すぎて、喉に引っかかった。]
(322) 2012/01/29(Sun) 21時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/01/29(Sun) 21時頃
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ああ!
[テンションは上がり気味に応える。 ペラジー、光一、良平、その後に斉花がついてくる形だ。]
だが急ぎすぎて勇者を置いていくなよっ
[ついてくる脚力は頼りなく、それでも戦いながら進んでいく先陣にはついてこれている様子ではある。 大剣のミネ打ちで異形をなぎ払うペラジーを見てはいたが、そんな芸当が自分たちに出来るわけはなく。 なぎ払われて出来た道を三人で走り付いていくのが精一杯だった。短剣の出番は、あまりない。
追いつかれそうになると、ぶんっ、と振り下ろし、追い払い、斉花を急かす。それを繰り返し。]
もうすぐだ!次の角を曲がれば見えるはず――…
(323) 2012/01/29(Sun) 21時半頃
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[感情の窺えない漆黒の仮面。 その下にある身体は、年頃の少年なら必ず眼を瞠る程豊満な肢体。
茫然とした様に凝視される仮面の女は、くっ、と顎を引く]
力無き身で腹をくくる?
その資格は無いのだよ。坊や。
[仮面の下からは嘲笑する声色が滲んでいる]
(324) 2012/01/29(Sun) 21時半頃
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親も無くただ独り、孤独でいたお前。
虚空(そら)の寒さは骨身に沁みたか? 虚空(そら)の星々は彼方に映えたか?
そして誰からも省みられず星命《テュケー》を散らす。
悲しかろう。 虚しかろう。
禍の災厄にを前に、お前は何を為す力も無い。
無力を想うか? 無力を嘆くか?
それでも運命に関わる為の力を求めるならば……
(325) 2012/01/29(Sun) 21時半頃
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……欲しいか? 総てを還る力が。
[少年の喉に掛かる言葉のひとつにすら女は応えない。 その仮面の総てが、ただ、少年だけに向けられていた]
(326) 2012/01/29(Sun) 21時半頃
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―――…何だ、気付いてもないの?
[少年の様子に銀色を瞬かせ。]
僕に願う前に、牙《それ》でなんとかしてみたら?
[告げるのは、先程の願い>>307を蹴るように。 北極星は力を貸す気等まるで無い表情で少年を見下ろした。
腹をくくると告げ、手を離す少年>>320 解放された手をぷらぷらと軽く振った。 どうやら必死で掴まれ、痛かったようだ。
その刹那、何かが急接近する気配>>315]
(327) 2012/01/29(Sun) 21時半頃
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―――…、…!
[気付くと同時に、北極星は羽衣で身を守る。 弾け飛んだ汚物が羽衣より発せられる金色に阻まれて。
少年までその金色の恩恵を受けていたかは定かではないけど。]
(328) 2012/01/29(Sun) 21時半頃
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シメオンは、羽衣を下ろすとふわりと浮かんだまま、不機嫌そうな銀色を女に向けた
2012/01/29(Sun) 21時半頃
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[>>324仮面のボイン女の言葉は、俺の胸をえぐった。]
る、さい……
[親がいないことを、今更嘆いたりしない。 そのつもりでいたけど、 けど。 寒さと孤独感は、一人の夜には冷たかった。]
それで…… 欲しいって言ったら、くれるって? 有償とか、言わないよな? 言っとくけど俺、金なんかないよ。
[無理にでもいい、笑ってみせる。 質問になんにも答えちゃくれない女は、何を考えてる何者なのか。 わからない。わからないけど、…… なんでだろう。]
それでも、いいってんなら……
[信じるって気に、なってるのは。]
(329) 2012/01/29(Sun) 21時半頃
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―― 欲しい。 力が。
こんな訳のわからない理不尽を、全部殴り飛ばす力が!!
[吠えた。 俺は、怒ってるんだ!!]
(330) 2012/01/29(Sun) 21時半頃
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―図書館前―
どっっっっっっせぇぇい!!
[一際強い怒号と共に、ゾンビの一団が、まるでボーリングのピンのように弾け、道が出来る。 そうしてペラジーたちが図書館にたどり着いたのは、先客たちの話に一区切りついたころであっただろうか]
…な…アンタ…!
[イヤな時に出くわしたものだと、仮面の女を見つめる。 もし、散々ゾンビを力づくで薙ぎ倒し、腕が疲弊している今戦いを仕掛けられれば、苦戦は必至だろう。 大して労せず、目的地への到達と、目標の人物の発見を達成できたことは喜ばしいが、あまり歓迎できる状況ではないことは確かだ。 何にしても、連れてきた三人には、先に図書館の中へ入るように促しただろう]
(331) 2012/01/29(Sun) 21時半頃
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[理不尽な悲しみの総てを殴り飛ばす力を。 吠える少年の言葉に応える様に]
――封じられた七星が"牙"は 今解除された。
[微笑んで。 辺りに怒涛が爆ぜた。 銀色と黒色の、昏き螺旋が、少年と女の中心から巻き起こる]
(332) 2012/01/29(Sun) 22時頃
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あらやだ飛雲さまったら本当に素直じゃないんだからイヤーねー。
[桃茜は楽しそうな様子で飛雲の肩をぱしぱしと叩く。]
あら、『酒池肉林』まで行くのかしら! あそこの担々麺は好きなのよ!よくお前に喰わせる担々麺は無いって言われるけど!本当に失礼な話よね! セレストちゃんも一緒に食べましょ!ね!
[桃茜は陽気な様子で燕慶までの道のりを進んでいく。 これより待ち受けている波乱に満ちた物語の序章とは知らずに――**]
(333) 2012/01/29(Sun) 22時頃
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オスカーは、ヴェラの瞳を、挑むように見つめた。
2012/01/29(Sun) 22時頃
ヴェラは、オスカーの強い意志の瞳へと、手を伸ばす
2012/01/29(Sun) 22時頃
ラディスラヴァは、ペラジーに話の続きを促した。
2012/01/29(Sun) 22時頃
ラディスラヴァは、ヴェスパタインに話の続きを促した。
2012/01/29(Sun) 22時頃
ラディスラヴァは、シメオンに話の続きを促した。
2012/01/29(Sun) 22時頃
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螺旋の導きに従え。 総てを零に還す崩壊の言語を紡ぎ、破壊の意志を為す。
(334) 2012/01/29(Sun) 22時頃
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オスカーは、目を閉じ、開く。自然に唇をついて、言語が流れだす――
2012/01/29(Sun) 22時頃
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――これ成るは"破壊の方程式"
(335) 2012/01/29(Sun) 22時頃
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――これ成るは"破壊の方程式"
(336) 2012/01/29(Sun) 22時頃
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砕きは天 破りは神
(337) 2012/01/29(Sun) 22時頃
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壊を以て 破と為せ
(338) 2012/01/29(Sun) 22時頃
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裂が降り立ちて天慶 砕が舞い散らす地象 曳かれ者たる黎明 道を轢き 昏き其へ至り
(339) 2012/01/29(Sun) 22時頃
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殲が断ち拓きて豊穣 滅は喚び集いて混源 臥され者たる黄昏 道へ跪き 昏き其へ眠る
(340) 2012/01/29(Sun) 22時頃
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これは破壊に彩られし虚想の能力《フィスト》
[黒と銀の螺旋が、少年の想いに応え、雄叫びの様に激しい音色を響かせる。 女と少年を中心に渦巻く黒と銀の螺旋が、少年の両の拳に集束する――]
(341) 2012/01/29(Sun) 22時頃
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虚想ノ拳《メンタシム》―――着装!!
[両の拳に、(ガントレット描写)を纏う。 握った両手を、体の前で打ち合わせる――]
(342) 2012/01/29(Sun) 22時頃
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―燕慶/飯店「酒池肉林」―
さぁセレスト、これが東方の人間が食う料理だ。 食べたいだけ食べるんだ。……財布が寂しい。滅入るな。
[燕慶の街には雨が降っていた。雨に混じって何かの欠片も降っているが。 それと対照的なほどどぎつい朱や碧の街並み。 やたらと金の龍がレリーフとして彫られている。 回転式のテーブルの上にはどれを見ても赤を基調とするような 料理がずらりと並んでいる。自分で取り分ける方式のようだ。]
どうした?遠慮なんてしなくていいのだ。
[そう言って、飛雲は見るからに味の想像がつきそうな料理を口に運ぶ。 桃乐茜も坦々麺をずるずると食べているだろうか。 飛雲はこの料理を食べても様子が変わらない。 それどころか美味しそう。初心者には刺激が強そうな。]
(343) 2012/01/29(Sun) 22時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/01/29(Sun) 22時頃
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/01/29(Sun) 22時頃
『運命は書換えられない。
たとえどんなに拒否しようと、足掻こうと
あらゆる手段を尽くして回避を試みようとも、
あらゆる手段を用いてその運命は遂行される。
黙示録《アポカリュプス》の執行を拒絶した使徒《人形》に
厳正不抗たる運命の具現《ラキシス》として我が生み出されたように
普く”存在するもの”はその運命から逃れられない。』
[声を 響かせる。
この星に災禍を齎す者たちへと向けて]
『故に―――災禍を撒く存在《モノ》がこの時空に集うは必然。
―――…汝らに問う。
太陽《カミ》殺しの宿命を負う存在《モノ》は誰ぞ』
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虚想ノ拳《メンタシム》―――着装!!
[両の拳に、黒鋼の無骨なガントレットを纏う。 手の甲の円形の宝玉は透明に輝いて、華やかさなんてない。
握った両手を、体の前で打ち合わせる――]
(344) 2012/01/29(Sun) 22時半頃
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[ カ ァ ン!! ]
(345) 2012/01/29(Sun) 22時半頃
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