287 ―シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア2―
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俺はあんたが嫌いだよ、ジェレミ どうやら見透かしていたようだけれど
[反抗するように呟いた。 多分、きっと、その日のどの瞬間よりも 男は「傷ついた」顔をしている。
ゆっくりと、笑顔をつくった。]
だからね、あんたが俺を好きだと思おうが思うまいが 俺はあんたを憎み続けるよ あんたのようにはならない、って思い続ける
そのくせ、多分、視界の端に あるいは俺が吸血鬼である瞬間に あんたを、思い出すんだろうね
それがとても とても 忌々しくてたまらない
(296) さねきち 2018/11/11(Sun) 13時半頃
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[本当は、 この心の裡に、あなたを住まわせるスペースなぞ つくりたくはないのだとごねる。
いっそ殺せてしまえればいいのに。 殺せないから。 殺すには、あまりにも言葉を重ねすぎたから。]
――死ねる日を心待ちにしているよ。 あんたの愛から逃れるその日を。 あんたが俺をがらくた以下にして、忘れる日を。
その日に初めて思えるだろう。 あんたを愛してたんだなって
*
(297) さねきち 2018/11/11(Sun) 13時半頃
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[――>>280]
はは、いいじゃん。 あんただってよっぽど「寝てる」ようなものでしょ ちょっと頭痛で目を醒ましたほうがいい
ちゃんと飲みなよぉ、その酒 薄めないでさ
[男は軽薄に笑って、まとめた荷物を運ぼうとする。 それから、投げかけられた言葉に ぱち、と瞬きをして、
ふふ、と小さく笑った。]
(298) さねきち 2018/11/11(Sun) 13時半頃
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――のたれ死ね、クソ野郎
(299) さねきち 2018/11/11(Sun) 13時半頃
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くらいパンチがきいた言葉でいいんだよ? いわれもしないのに 勝手にあんたと同じ食卓を囲んだ若造だ 別れの挨拶なんか、似合わない
[それでも――]
ここにふさわしいというなら、投げかけてよ 「See you」じゃなくて「Goodbye」の方を。
何せ、当分、俺は「起きている」予定がない ……起きてたら短いだろう寿命が更に縮まるからね あんたに「おきて」会うのは、きっとこれが最後だ
(300) さねきち 2018/11/11(Sun) 13時半頃
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[そういって、男は踵を返す。]
じゃあね、ジェレミ
長い夜に、あんたの幸せがありますように
*
(301) さねきち 2018/11/11(Sun) 13時半頃
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―― 長い夜に ――
………痩せたね
[男は、手元のカップに視線を落とし、注ぎ込み 女の方を一瞥もしないまま>>283 ぽつり、と零す。
まるで すこし ひとが変わったよう―― そのようにも見える女は、 スティックシュガーをひとつ摘み取り、 男に言葉を投げかけ続ける。>>284]
何百年も生きてきたのに 赤ん坊みたいなことを言うんだな、あんたは
夢から醒めても、また夢? ……はは、
(302) さねきち 2018/11/11(Sun) 14時頃
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[なにそれ、と男は笑う。 きっと、この何百年もこの女は夢に縋って生きてきたから 生き方が、わからないのだろう。
その事実にどうしようもなくねたましくもなるし それを奪ったという事実に、 暗い笑みも浮かぼうというもの。
けれど痛ましくもあった。 そういうものを、自分は奪って この人をどうしたいのだろう、と悩む心も]
[懊悩は、指のかけた手によって拭われる。 唇に添えられた左手を、男はぼんやりと見た。>>285
食った事など―― このひとには、お見通しということか。 自分を自分たらしめた、この母には。>>286]
(303) さねきち 2018/11/11(Sun) 14時頃
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…… ちゃんと俺を見もしないで 他の男の夢を追いつづけた女の指?
不味かったよ。 けど、悪くは無い
ごめんね。俺が食べちゃったから あんたには取り返す術はないね
[はらわたを掻きわけたって、溶けた後だろう。 だから男は少しだけ愉快そうに笑う。 ――女の唇が弧を描く、ので 男はその表情に焦がれるように目を細めた。]
(304) さねきち 2018/11/11(Sun) 14時頃
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ふふ、怒ってる? それとも憎むかい? いいよ。あんたがさせてくれないなら 勝手にこっちからするまでだ。
――大体、何年生殺しにされてきたと思ってる? あんたが好きだって思いを抱え続けてさ
[男は笑いながら、言葉に怒りを滲ませた。 けれどこれはこれでいいのだろう、とも思う。
ねじ伏せて、力のままに、女を思い通りにするなんて それこそ、後悔で陽に焼けて死んだっておかしくない。
だから、奪うのは「過去」までであって 「未来」はこれから塗り替えればいいと思っていた。]
(305) さねきち 2018/11/11(Sun) 14時頃
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何百年とあんたと一緒だったから 忘れてたよ 遮光が下手だったことも 結構うかつに銀に触っちゃうことも
[まだすこしひきつれて痛む火傷は、旅のあかし。 銀のアクセがつくった火傷ではなくて 一度、女から離れて旅をしてみた結果。
それだけは告げておこうと思った。 何せ浮気していたなどと思われるのは癪なので。]
(306) さねきち 2018/11/11(Sun) 14時頃
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…………
[男は、去っていこうとする女の長い髪を掬う。 そうして黙って口づけた。
それが悟られていようと、悟られていまいと 何も言わずに去っていく女に、 ああ、拗ねてるなあ、と思って苦笑し この言葉を投げかける。]
あいしてる、ロイエ。 これからも、これまでも。
(307) さねきち 2018/11/11(Sun) 14時頃
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[たとえば、あなたがくれた痛みも 愛おしさも、すべて。]
(308) さねきち 2018/11/11(Sun) 14時頃
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[故に、男は去りゆく女の背を見届けてから もう一杯だけ、カフェオレをこしらえた。
スティックシュガーは一つ分。 常日頃飲むよりは甘いそれを、 舌になじませるように、長い時間をかけて*]
(309) さねきち 2018/11/11(Sun) 14時頃
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[あのとき。 この部屋から生きた存在がひとつ、減るとき>>301。]
――…… farewell and goodbye
どうか永久に、君の生が鮮やかなままで
[その時間を止められますよう。 おわりない道の先に、 すべてを零れ落とす脳も虚も得ないうちに。
紡がれる言葉、あのホール>>2:135から発され 古城に満ちた音を脳裏になぞるようにある。 暮れ始める帳を引きおろす、瞼の上に落とす唇にも似て]
(310) ghoti 2018/11/11(Sun) 17時頃
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[――生きるのなら、降り積もる時は途切れない。
だから いつか。 “線”>>-362を超え、生き延び、 彼が虚を得たときを描いても。
語る言葉がどれほど近しくなるかを 夢想しても、そう、夢幻だ。 足を踏み外すことのない、 ただ歩みを重ねつづける自身は やはり眺めて 不可解な脳髄に爪を立ててみたがるばかりだろう。
だから別れの挨拶は「さようなら」。 もう会うことはない。 ただヴェールに傷跡を添えた邂逅が終わる。 歩むその“時間”が隣立つことのない彼へ、 それでも、同じ言葉を交わしてみたかった、と 隔たりのある時間へ少しの―― 愛とも、彼の言う“憎しみ”ともつかぬものを混ぜ入れた]
(311) ghoti 2018/11/11(Sun) 17時頃
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[扉が完全に締まりきるのを眺める。 扉の向こうに消えてしまった「顔」>>296はもう、 どれだけ見ても再びは現れない。 さよならは告げてしまった。
貼り付けられた笑顔よりか、 そちらのほうが随分と愛らしいのだから、 彼が“憎む”というなら、それでいいのだろう。
咀嚼された“憎しみ”が愛に代わってしまい、 やはり、返せるものは憎しみではないのだが。 だからもう一度。]
(312) ghoti 2018/11/11(Sun) 17時頃
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さようなら。
……、 くそ がき 、 ?
[音だけ真似た、にしても、 もう少し練習が必要だった四文字。
言葉が扉に跳ね返ってくるタイミングでの発声は 言葉に見合わない緩やかさも かるく笑む口端をも伴っているのだから、 届かなくてよかった。
そのあとに零れ始めた笑いだって、また。 言葉には似合いもしない音となる。]
(313) ghoti 2018/11/11(Sun) 17時頃
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[零れる笑いに合わせて 手にしたグラスは揺れた。 くつくつと転がるような声音がにじみ出て 酒精が縁を越えたがる。越えたがる、けれど。
この肘掛けチェアにだって、まだ情があるので 零すわけにはいかない。
生きた、鮮明な存在がいなくなった部屋で ジェレミは笑っている。 そういうものばかりだ。この部屋は。 まだ忘れ得ぬ情が、記憶がある品々がならぶ。 そうやって外部から本来以外の意味を与えられてようやく ここに並べられる品々。 捨てられず、あることを許される。 それらに囲まれる、ジェレミもまた 外から与えられる意味がなければ―――― 忘れられたことすら忘れられるまで、ここにある。]
(314) ghoti 2018/11/11(Sun) 17時頃
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―――― いい夜だね。
とても、いい夜だ。
[とろとろと零し落ちる声が、 同種の品々のうえに被さり溶ける。
こういう夜は、やはり雛鳥の囀りが欲しくなる。 かつて生きた、あれの「親」を思い出させてほしくなる。 やわらかな、微睡にもにた子守歌が欲しくなる。
ごきげんよう。さようなら。 ひと時だけ過ごし飛んでいく彼らから、 そして、己から。己の“認識”のなかの愛を込めて。 忘れてしまったらもう二度と会えない、 人にも吸血鬼にもみなに送るそれ。]
(315) ghoti 2018/11/11(Sun) 17時頃
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[それでも、この夜は 夜空に浮かぶ月がかげる。 三日月手前も美しいけれど 夜は月のみで彩るのではないのだから>>199
この先にある夜の美しさに身を浸す前に 忘れられてしまうのは、まだ少し早い。]
(316) ghoti 2018/11/11(Sun) 17時頃
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[割りもしない酒精の上に朧月。 唇を寄せて、飲み干すにはどうにも ……軋む音がするばかりだから
今夜はこのまま自室で過ごそう。 蟀谷に刺さる頭痛とともに。
“生誕祭”の夜は、そんな贅沢など、 到底許されないだろう]
―― farewell and goodbye ――
(317) ghoti 2018/11/11(Sun) 17時頃
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― ある投稿された動画 ― [ごく稀に、視聴者との交流と称して生配信を行うことがある。 これは、その時のもの。
コメントで「やってみたいことは何か」と聞かれた。]
やってみたいことですか。 以前やったゲームの新作がそろそろ発売されますわ。 そちらと、あとは先程紹介いただいた、ボードゲームをしてみたいですわ。 何名か誘ってやってみようと思います。
[いつか動画で配信されそうな、そんな当たり障りのないことを話して。]
あとは、そうですわね。
いつか、朝の日の光を浴びてみたいですわ。 その時は生まれ故郷が良いかもしれません。
[どの季節が良いでしょうか、と話す顔は普段浮かべている笑みとはどこか違う雰囲気を帯びていた。 どこが、とも。何が、とも説明のできない透明な笑み。]
(318) okomekome 2018/11/11(Sun) 17時半頃
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[自分たちが生きるのは永遠にも近い刹那。]
(319) okomekome 2018/11/11(Sun) 17時半頃
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[いつか、この身が滅びることがあるのなら。]
(320) okomekome 2018/11/11(Sun) 17時半頃
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[朝日によって滅ぶことを選ぼう。]
(321) okomekome 2018/11/11(Sun) 17時半頃
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[他者からもたらされる死ではなく。]
(322) okomekome 2018/11/11(Sun) 17時半頃
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[自らの意志で選ぶ。]
(323) okomekome 2018/11/11(Sun) 17時半頃
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[「吸血鬼マユミ」の死は、誰にも渡さない。]
(324) okomekome 2018/11/11(Sun) 17時半頃
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[誰にも。]
(325) okomekome 2018/11/11(Sun) 17時半頃
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