3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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―プール―
……ん、ここだけの内緒、だよ。 信じてくれて、ありがと。
[人差し指を立てて静かに、の仕草]
何の気紛れでこんな事になったかは分からないけど、 絶対ここから帰ろう。
[黒い花に、少しだけ不安そうにはして]
何が起こるかは、全然わからない。 でも、ここから帰れるっていう希望はなくしたくないんだ。
[そろそろ、戻らないと心配されるだろう。]
もう、立てる?
[戻ろう、と右手を出して立ち上がるのを促した。]
(837) 2010/02/28(Sun) 16時頃
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――プール→グラウンド――
[少し気力を取り戻した彼女に胸をなでおろす。]
……さっきの、まだあるかもしれないね。 気をつけないと。
[建物を出れば、 のっぺりとした闇が空だけでなく地面にも広がっている]
もう一度向こうに戻される事は、無いと思いたいけど。
[恐る恐る踏み出したそこに地面はあるのか]
(855) 2010/02/28(Sun) 16時半頃
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美術部 ミッシェルは、保健室へ戻ろうと歩き出す99
2010/02/28(Sun) 16時半頃
美術部 ミッシェルは、再び足元の感覚が無いと気がついたが――{5}
2010/02/28(Sun) 16時半頃
美術部 ミッシェルは、<<理事長の孫 グロリア>>の目の前に突然現れた。
2010/02/28(Sun) 16時半頃
……死体
死体、 死体
…死体
……死体だらけだ
――学校はずっと、…こう、だったのか…?
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―南棟2階・家庭科室前―
[気がつくと丁度外に出ていたアトラナート先生の直ぐ近くに]
わ、あれ……なんでこんな所に。 キャロ?
[どうやらはぐれてしまったらしい。 メアリーを見れば安堵したが、 その場の4人や目の前に部屋を見て首をかしげている。]
(872) 2010/02/28(Sun) 16時半頃
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―家庭科室前―
[セシルが立ち去るのならそのまま見送って、]
いや、私にも何がなにやらさっぱりで。
[キツネに摘まれたようにしていたが]
あ、メアリー! ったくあんたここに居たの?
本当……心配かけて。
[教師の頼みに頷いて鳶色を支えようと]
無事、には無事です。 グラウンドから戻ろうとしたら、変な所に出てしまって。
[伸ばされた手は拒む事はしない。]
(873) 2010/02/28(Sun) 17時頃
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お、ヘクターも。 来て早々だけど早速また移動するってさ。
[いきなりの力作業を見守って。 ここを出る、と言われメアリーに肩を貸しながら]
あ、私は見たよ。 髪を二つのおさげにして、眼がね掛けてた。
……眼は、緋い色だったよ。
[ケイトの特徴は覚えている、掴みかかろうとした時に見えた グロリアに手伝ってもらいながら廊下を移動していった。]
(881) 2010/02/28(Sun) 17時頃
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―家庭科室前・廊下―
アトラナート先生?
[中空に眼をやる仕草を見て怪訝そうに]
どうか、したんですか?
(887) 2010/02/28(Sun) 17時頃
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( クスクスクスクス )
( クスクスクスクス )
……っ…!!
[びくり、と笑い声に反応する。]
――居るのか、… …“そこ”に
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[>>888 微笑む顔は、日頃と同じもので]
え、ええ。 わかり、ました。
[メアリーにこちらに移ってもらい、 覚束ない足取りを不安そうに見た。]
……あの、やることって言うのは。
(891) 2010/02/28(Sun) 17時半頃
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―家庭科室前・廊下―
[背格好が同じ人間を支えながらでは、何をすることも出来ず。 素敵なこと、と聞いてもますます不可解な気持ちになって]
……こんな状況で何が、
[目の前に居るのは、本当に先生だろうか。 支えているメアリーを庇うように、壁際に下がる。]
(896) 2010/02/28(Sun) 17時半頃
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[>>897 階段へと去る後姿へ]
……まって、 アイツには腕力があっても太刀打ちできないよ。
……何かあったら、直ぐに逃げて。
[いつかの自分の楽観と重なり、嫌な予感がしてそう声を掛けた。]
……じゃあ、私はメアリーを保健室までつれてくよ。 先生達も、気をつけて。
[確証が持てぬ上に、今は友人の安全確保が最優先と判断した。 二人の教師を交互に見詰め、一礼して保健室へ]
―家庭科室前→保健室―
(901) 2010/02/28(Sun) 17時半頃
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美術部 ミッシェルは、メアリーとゆっくり階段を降り、廊下を進む。
2010/02/28(Sun) 17時半頃
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―保健室前―
[なんどか転びそうになりながらも無事に部屋の前にたどり着く。]
おーい、誰か残ってないー? 今ちょっと手が塞がってるんだ、戸と開けてもらえないかなー。
[今の廊下に人を横たえる気になれず、室内に声を掛けた。]
(904) 2010/02/28(Sun) 17時半頃
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―保健室前―
マーゴ! マーゴも戻ってたんだ。
[扉を開けてくれたのは音楽室で姿を見かけ、 それからまた離れてしまっていた友人。 部屋の中には他にも誰かいただろうか、 やっと再会できた安心から一気に力が抜け]
っと、まずはメアリーを。
[空いているベッドのところまで運び、そのまま自分も腰掛けた。]
……お帰り、マーゴ。 あの時は、ごめん。
[危ない目にあわせてしまって、あれから言葉も交わせなかった。]
(913) 2010/02/28(Sun) 18時頃
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美術部 ミッシェルは、ラルフの姿が見えないので不思議そうにして。
2010/02/28(Sun) 18時頃
[集中する余裕が戻ったのはノートにあった伝言をみてから。
慌てて無事を伝えようと]
ラルフ、メアリー見つかったよ!
家庭科室の前に居た。
……でも今度はキャロとはぐれちゃって。
グラウンドの様子がおかしいんだ、変な所に飛ぶかもしれない。
そっちに向かってたら気を付けて。
[けれど届いたのは彼らが向かったしばらく後になる]
―回想、―
まぁ、相手の思う壺だよねぇ。
[相手と同じように笑いながら言って。]
うん、一緒だから安心していい。
[詳細を聞かずにいる。
人に言えない事は一つや二つ、誰にだってあるものだから。]
だぁね。
[恐らく姿を現したときに小さく肩をすくめるのが見えただろう。
そして、メアリー達と共にグラウンドへ向かう時に、
何度も名を呼んで。
呼んでいる途中で、同じように落とし穴に落ちるが、
それは相手にも聞こえたかどうか。]
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