43 朱隠し
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そうですか…。そうだと良いな、と思います。
勝丸さん、ですか。俺は加賀屋明之進と申します。
[>>247 相手の事は、見た目から自分と同年代かそれより年下だろうと判断し、呼称を「さん」にする。 やがて去る勝丸には、低い位置で手を振って見送ろう。]
(249) 2011/02/12(Sat) 01時頃
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明之進は、こちらを見ている男の姿が目に入ると、どちらかの知り合いかなと二人の顔を見た。>>244
2011/02/12(Sat) 01時半頃
飴師 定吉は、メモを貼った。
2011/02/12(Sat) 01時半頃
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[立ち止まったまま様子を伺っていると、少年がひとり、帰路についたようだ>>247]
……大丈夫なのか?
[こんな夜分にひとりで帰って、アヤカシに拐かされたりはしないのだろうか。 しかしそう考えている間に、少年の姿は見えなくなっていた]
(250) 2011/02/12(Sat) 01時半頃
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時間があっても作れない人間もいる、だから君は…… 加賀屋、だと?
[ふむ、と頷き返してその苗字に引っかかり問い返す]
もしや、あの加賀屋だろうか。
[かつての自分が生まれた家も、加賀屋。 そしてその名前はこの辺りではそう多くなかった、当時はだが……全く無関係では無さそうな事に先日から感じているものの正体が見えそうな気がした]
(251) 2011/02/12(Sat) 01時半頃
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[仕草から、供物台の前の2人が何かを話していることは分かるが、その内容までは分からない しかし何にせよ、いま顔を出して話の腰を折るのも悪かろうと、来た道を引き返そうと踵を返す]
(252) 2011/02/12(Sat) 01時半頃
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父が呉服屋を営んでおりますが、其れでしょうか…?
[恐らく店の事だろうとは思いつつ答える。]
(253) 2011/02/12(Sat) 02時頃
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[定吉と世間話をしつつ飴湯を飲む>>248]
飴細工だけで暮らしを立てるのも大変だよね。 よくやってると思うよ。
[他愛のない話ばかりしていた]
それじゃ、ごちそうさま。頑張って、又来るよ。
[飴湯を飲み終え、湯呑みを返し定吉と*別れた*]
(254) 2011/02/12(Sat) 02時頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/02/12(Sat) 02時頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2011/02/12(Sat) 02時頃
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……おっと。
[踵を返す人の子>>252に、狐面を被ったアヤカシは其の面の下で瞳を見開いた。
こっそり気配を消して。 人の子の長い影のその先端で跳ねる影踏み遊びをしていたのに、 振り返られてしまった]
……ちぇ。あとひとつで100回だったのに。
[面の下から響くのは、つまらなそうな声]
(255) 2011/02/12(Sat) 02時頃
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[遠い風にのせて弟自分が去った後弟が店を継いでいた話は知っていたが、まさかその子孫に出会うことは想定外で思わず明之進を眺めてしまう]
…………。まさかそんな有名な店の息子さんが君だとは思わなくて驚いてしまったよ。
[驚き方が不審にならないように誤魔化すとそれ以上話を続けると余計なことを言ってしまいそうで口を噤む**]
(256) 2011/02/12(Sat) 02時頃
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[祭りの会場へ戻ると、屋台で適当に食べ物を買い求め、腹を満たす。 昨日の今日で、酒は控えようかとも思ったが、御神酒を配り歩いている男に枡を勧められれば、結局受け取り、飲んでしまう]
明日、だな。 何にせよ……。
[今夜は1杯だけにとどめ。 白い息を、ひとつ大きく吐き出してから、仮宿へと向かった]
(257) 2011/02/12(Sat) 02時半頃
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[寸での所で、姿を隠すのには成功したらしい。 己の姿に気づかず、祭りの会場へと戻る背中を見送り、 ばいばーいと手を振った]
さてさて。 祭りは此れから、此れから。
[きひひひひ。 狐の面を僅かにずらし、 その下の素顔をちらりと覗かせる]
(258) 2011/02/12(Sat) 02時半頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2011/02/12(Sat) 02時半頃
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皆の様子でも見に行くか。 それと、あいつとの約束も。果たさねばならん。
[あいつ、と口にすれば、 紅玉を想わせる瞳が揺れる。
少しだけ気鬱そうに伏せると、 また狐の面を確りと被りなおした]
(259) 2011/02/12(Sat) 02時半頃
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朧は、仮宿の隅で、畳んだ着物を枕にして眠りについた**
2011/02/12(Sat) 02時半頃
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[老妖は、ものぐさである。] [まず、祭まで出向くのが面倒であった。] [次に、ヒトの目に触れるのが面倒であった。] [ゆえに。 寺とは程遠い、寂れた石段に。 こうして腰掛けて居るのであった。] ――疲れたの。 [ふう、と吐く息は、白く。]
(260) 2011/02/12(Sat) 03時頃
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[頭の後ろで狐面の紐を結んでいると、 慣れた気配を遠くさびれた場所にあるのを感じた]
じいは、相変わらずじゃ。
[やれやれと肩をすくめて、 りん、と。足に結わえた鈴を一つ鳴らす。
ぽんっと跳ねた先は、さびれた石段の一番上。 白い息を吐く背中に、こつんと小さな石を投げた]
(261) 2011/02/12(Sat) 03時頃
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[こつん、と。 背中に小さな感触。] どうした、ウト。 もう飽きたんか? [そんな訳はあるまいよ、と判りきっておりながら。 ゆるり、と。振り返る。]
(262) 2011/02/12(Sat) 03時頃
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[>>256 まさかと驚かれ、別に皮肉のつもりではないだろうと理解しつつも苦笑いを浮かべた。]
実質……ほとんど縁を切られたようなものですから、当然かもしれませぬ。 …先祖に、神隠しに遭った人が居たそうですけど……父からしてみれば、それと同じようなものなのでしょうね。 ──俺と言う存在は、「こう」なった時から消えてしまったのだろうな、と。
[自分の左足をチラリと見ながら言う。 世間体があるのか最低限の生活援助はして貰えているが、生家から追い出された形になるし、少なくとも本人は父から厄介払いされたと感じていた。]
……あ、こんな話をして申し訳ありません。 別に、父を恨んでいる訳ではないのです。それに、兄と母は時折便りをくれますし……。
[上手く言葉が繋げられず目を伏せ、こちらも黙ってしまう。 それから多少は言葉を交わしただろうが、やがて家に戻る事を告げて*その場から去ろう。*]
(263) 2011/02/12(Sat) 03時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2011/02/12(Sat) 03時半頃
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