3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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先生は不細工は嫌いだよなぁ。
[帽子がなくて心もとない……。]
って、バカでいいんかなぁ。
不細工でバカって最低じゃねぇ?
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あぁ、それね。 メールで教えてもらったんだけど?
ラルフから。 [見る?と差し出す携帯も、浸食値が上回っていないと見抜けない幻影。]
(356) 2010/03/03(Wed) 20時半頃
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俺がやらなくても、彼ならやるんじゃない?
[会長の事だからと肩を竦めて苦笑い。*]
(361) 2010/03/03(Wed) 20時半頃
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でも
おめぇらから嫌われないならそれでもいいなぁ。
[そして、綺麗な人を思って、少しほんやりした。]
[彼女の傍にバカでもいていいんなら、]
[できれば、死にたくないかなぁって]
[いや、鬼とばれたら、きっと、なんだけど。]
ミシェ、ケイトに繋がる情報見つけた。
[はっきりと、でも、小声で囁くのは のこと。]
……ケイトって、もしかしたら せんせい に殺されたのかな。
[そう思うと居た堪れない。]
[小さく、けれども確かに声は聞こえてきた。]
……まだ、分からない。
でもその可能性は低くなさそうだね。
[事故ではない、彼女は殺された。
なら、犯人は必ず居る]
……用具室ってのがどうなったか、だねえ。
整備されたってんなら、今は普通の用途に使ってるのかな。
[特殊な設備が必要な音楽室や理科室は除外できるか。
いろいろ変わった部屋が多いのは北棟の気もするが。]
ありがと、ちょうど北にいるから回れたら回ってみる。
あの子のこと書いた日誌、見つけたよ。
あ、生徒会長ったらね、ビー玉を通じて、
お友達とおしゃべりしてるんだって。
なんだか わたしたち みたい ね**
あ。
ありがとう。
[見つけた、と言われて。]
…… そう なんだ。聞こえないだけで、違う『鬼かもね。』
じゃあ『<<紐 ジェレミー>>にも教えてあげないと』
[闇色の声が重なる。適当に人の名前を挙げた。
それは、盗み聞き出来ると言った 人物への 悪戯。]
『それから<<長老の孫 マーゴ>>にも。……ね?』
…… 。
『盗み聞き してるんでしょう?』
[教えて、上げたよ。と、闇は嗤った。]
いえいえ、よろしくね。
用務員室に来れば、情報は見れるようになってるから。
[少なくとも今はグロリア先生と一緒にいるから。]
あ、そうだ。
……もし、僕に何かあったら、靴、使っていいよ。
紐も頑丈だし、靴底には鉄板が入ってる。
ただ右足の方も鱗みたいなのになってるから、
なにかあってもあんまりしげしげ見ないでね。
[どこか、覚悟を決めた声。]
戻るとなると階段通らなきゃいけないか、
あそこ今結構危ないんだよね。
[幸い自分はまだ転んでいない。]
……どこの武者修行だよ、それで毎日学校着てたの?
[夏場は蒸れないのか、冬場は冷たいだろうに。
容態について話が及べば。]
いやあ、うんまあ困った事に。
みんな一気に症状っていうか状態って言うかが進んでるね。
[それに比べれば、まだ言うほどの事でも無い、筈だ。]
うん、見ない。
貴公子のスマイルにできるだけ注目しとくさ。
風紀委員 ディーンは、生徒会執行部 ラルフに関しては、向こうが勝手につきまとってるだけだと苦い顔。*
2010/03/03(Wed) 21時半頃
あー、あそこか。
[生徒会室の前に行こうとした時を思い出した。
転んでないのは、やはりカリスm(ryだからか]
まぁ、足腰鍛えるには丁度良くない?
[少なくとも、生徒会長が鍛える必要性はありません。]
クスクス、困ったなぁ、
もしそうなったら笑って逝かなきゃいけなくなる。
[全然困ったようには聞こえませんがな。]
|
[ちらほらと出て行くものに紛れて、いつのまにか姿は無い。
またふわりと現れるのは、北棟の給水塔の上。]
随分と、慕われてたんだな。 [買い被りすぎだと思いつつ、こんなのはあいつじゃないと偽者だと疑った友人達を思う。]
…なんだかんだで、ちゃんとみてくれていたんだな…。 あいつと、違って。 [一目惚れだ。その一言さえ聞かなければ、気付かずに済んだ。 あいつは俺の事なんて愛していない。 俺の心なんて見ていない。 ただこの顔この姿に欲情していただけだって。]
(403) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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…… 『ディーンは、死んで ないよ?』
『ううん、違うか。』
[送れはしなかったけれど、殺した。]
『ディーンは イルヨ?』
[ここに いるよ。]
できれば、ケイトみつけて
みんなで帰れると、いいな。
[それは本当に夢みたいな話だったとしても。]
――…、
[声が。]
…ヘクターは、 もう いないのに
[――帰れる?帰れない。 かえ…― い―]
ああ、そうだったな。
もう、はじまちまったから、戻れないのか……。
…… そう だね。
[低い声に は そう、返した。
けれど、覚えている。
クラスメイトを 殺した 感覚 は
どろ とした闇の中、だけど。]
ケイトを みつけ よう。
[ひとりで 哭いているから。]
そんなのであっさり終わるなら、ここまでおおごとにならないんじゃ?
[呆れたような溜息ひとつ。]
じゃ、覚悟を決めるしかないのか。
――……
[ぼんやりと]
ケイト探しはあきらめたくないな。
ただ、鬼は外、かな。
…… ヘクターも、
サイモンも
(ディーンも)
居ないけど。
戻れるなら 帰れるなら
帰れよ。
[いつかも 言ったような 言葉。]
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