3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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[そして、綺麗な人を思って、少しほんやりした。]
[彼女の傍にバカでもいていいんなら、]
[できれば、死にたくないかなぁって]
[いや、鬼とばれたら、きっと、なんだけど。]
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―美術室前―
[>>358 出来るだけ真剣な顔で頷いて]
鬼ごっこするならこの指とまれー、 くらいして欲しかったねえ。 だまし討ちは友達なくすんだぞー。
[メールは自分ではきっと見破れない、 けれど先ほどそう親しくは無いと、 いったばかりの間にのみ共有されている点は]
怪しんでくださいって言ってるようなもんでしょう。
(370) 2010/03/03(Wed) 21時頃
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美術部 ミッシェルは、情け無い声に最後までしまらないなあとぼんやり考えた。
2010/03/03(Wed) 21時頃
ミシェ、ケイトに繋がる情報見つけた。
[はっきりと、でも、小声で囁くのは のこと。]
……ケイトって、もしかしたら せんせい に殺されたのかな。
[そう思うと居た堪れない。]
[小さく、けれども確かに声は聞こえてきた。]
……まだ、分からない。
でもその可能性は低くなさそうだね。
[事故ではない、彼女は殺された。
なら、犯人は必ず居る]
……用具室ってのがどうなったか、だねえ。
整備されたってんなら、今は普通の用途に使ってるのかな。
[特殊な設備が必要な音楽室や理科室は除外できるか。
いろいろ変わった部屋が多いのは北棟の気もするが。]
ありがと、ちょうど北にいるから回れたら回ってみる。
あの子のこと書いた日誌、見つけたよ。
あ、生徒会長ったらね、ビー玉を通じて、
お友達とおしゃべりしてるんだって。
なんだか わたしたち みたい ね**
あ。
ありがとう。
[見つけた、と言われて。]
…… そう なんだ。聞こえないだけで、違う『鬼かもね。』
じゃあ『<<紐 ジェレミー>>にも教えてあげないと』
[闇色の声が重なる。適当に人の名前を挙げた。
それは、盗み聞き出来ると言った 人物への 悪戯。]
『それから<<長老の孫 マーゴ>>にも。……ね?』
…… 。
『盗み聞き してるんでしょう?』
[教えて、上げたよ。と、闇は嗤った。]
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―美術室前―
[立ち去る鳶色をじっと見詰めると]
…………うん、階段はぶっそうな事になってるから。 気をつけて。
[また、ともさよならとも今は言えず、言わず。]
……オスカー?
[何事か漏らした彼を、その眼の向き先に注意を向けて]
(384) 2010/03/03(Wed) 21時半頃
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いえいえ、よろしくね。
用務員室に来れば、情報は見れるようになってるから。
[少なくとも今はグロリア先生と一緒にいるから。]
あ、そうだ。
……もし、僕に何かあったら、靴、使っていいよ。
紐も頑丈だし、靴底には鉄板が入ってる。
ただ右足の方も鱗みたいなのになってるから、
なにかあってもあんまりしげしげ見ないでね。
[どこか、覚悟を決めた声。]
戻るとなると階段通らなきゃいけないか、
あそこ今結構危ないんだよね。
[幸い自分はまだ転んでいない。]
……どこの武者修行だよ、それで毎日学校着てたの?
[夏場は蒸れないのか、冬場は冷たいだろうに。
容態について話が及べば。]
いやあ、うんまあ困った事に。
みんな一気に症状っていうか状態って言うかが進んでるね。
[それに比べれば、まだ言うほどの事でも無い、筈だ。]
うん、見ない。
貴公子のスマイルにできるだけ注目しとくさ。
美術部 ミッシェルは、揺れるおさげを今はやりきれない気持ちで見ていた。
2010/03/03(Wed) 22時頃
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―美術室前―
[>>@42 歪んだ緋色とおさげ髪。 見紛う事なき、あいつの姿。]
……ついでに、2月25日あたりの日誌とか、ね。
[ちら、と姿の残るディーンを見つつ>>394オスカーに付け加えた]
この学校、昔と今じゃ部屋も違うみたいだね。 知らない場所の名前も有った。
(396) 2010/03/03(Wed) 22時頃
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あー、あそこか。
[生徒会室の前に行こうとした時を思い出した。
転んでないのは、やはりカリスm(ryだからか]
まぁ、足腰鍛えるには丁度良くない?
[少なくとも、生徒会長が鍛える必要性はありません。]
クスクス、困ったなぁ、
もしそうなったら笑って逝かなきゃいけなくなる。
[全然困ったようには聞こえませんがな。]
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―美術室前―
[声の調子が変わったような気がして相手から眼を逸らしたくなる。 けれど今、会話が通じるのなら>>@46]
……日頃と今でも変わりはあるんだけどね、おかげさまで。 今は倉庫があるのに、前は用具室とかもあったみたいだし。 物も多かったのかな。
[足がまだ少し震えている。 近くには3人、うち一人は……]
…………ヘクターは、 そっちに行かなくたってあんたに語りかけてたらしいじゃない。 私みたいな喧嘩越しでもなくさ。
[>>@48今は怒りを向けたって、どうにもならないけれど。 悔しさと、悲しさと、どうにか押さえ込みながら]
(404) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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美術部 ミッシェルは、立ち去っていたディーンに気がつくのはもう少し後か。
2010/03/03(Wed) 22時半頃
…… 『ディーンは、死んで ないよ?』
『ううん、違うか。』
[送れはしなかったけれど、殺した。]
『ディーンは イルヨ?』
[ここに いるよ。]
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―美術室前―
[マーゴとオスカーが訝るようなら、 伝え聞いた>>#3や>>#4を掻い摘んで]
用務員室に有ったのを皆で探してくれたんだって。 細かい所は向こうの原本見た方が良いかも、 私も又聞きだし。
[こういう時は重宝するビー玉にそっと触れる。 ……これも彼女の用意した物だと思えば腹立たしいが]
(411) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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できれば、ケイトみつけて
みんなで帰れると、いいな。
[それは本当に夢みたいな話だったとしても。]
――…、
[声が。]
…ヘクターは、 もう いないのに
[――帰れる?帰れない。 かえ…― い―]
ああ、そうだったな。
もう、はじまちまったから、戻れないのか……。
美術部 ミッシェルは、演劇部 オスカーの突っ込みに追従した。
2010/03/03(Wed) 22時半頃
…… そう だね。
[低い声に は そう、返した。
けれど、覚えている。
クラスメイトを 殺した 感覚 は
どろ とした闇の中、だけど。]
ケイトを みつけ よう。
[ひとりで 哭いているから。]
そんなのであっさり終わるなら、ここまでおおごとにならないんじゃ?
[呆れたような溜息ひとつ。]
じゃ、覚悟を決めるしかないのか。
――……
[ぼんやりと]
ケイト探しはあきらめたくないな。
ただ、鬼は外、かな。
…… ヘクターも、
サイモンも
(ディーンも)
居ないけど。
戻れるなら 帰れるなら
帰れよ。
[いつかも 言ったような 言葉。]
…… ケイトを見つけたら いい 。
[呆れるような溜息。
こちらも嘆息する。]
だったら、ヒントも無しに殺し合わせればいいじゃないか。
[ただ。]
ケイトを見つけて、終わりって気は、確かに、しないけど。
[ケイトは隠された、今の自分たちと同じ、なら。と言う前提で。
それなら 隠したのが 居る はずで。]
……それでも、
送るのでも。
……ケイトは、…
見つけてやり、た… ――
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―美術室前―
[乾いた哂い、最初に聞いた頃とは幾分違う声。 笑う気にはなれず、俯いて]
あんたが一番の短気だろうに。
[閉じ込めて、脅しつけて]
だから、こっちだって
[友達にはなりたがらないのに]
(434) 2010/03/03(Wed) 23時頃
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