3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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でも
おめぇらから嫌われないならそれでもいいなぁ。
[そして、綺麗な人を思って、少しほんやりした。]
[彼女の傍にバカでもいていいんなら、]
[できれば、死にたくないかなぁって]
[いや、鬼とばれたら、きっと、なんだけど。]
ミシェ、ケイトに繋がる情報見つけた。
[はっきりと、でも、小声で囁くのは のこと。]
……ケイトって、もしかしたら せんせい に殺されたのかな。
[そう思うと居た堪れない。]
[小さく、けれども確かに声は聞こえてきた。]
……まだ、分からない。
でもその可能性は低くなさそうだね。
[事故ではない、彼女は殺された。
なら、犯人は必ず居る]
……用具室ってのがどうなったか、だねえ。
整備されたってんなら、今は普通の用途に使ってるのかな。
[特殊な設備が必要な音楽室や理科室は除外できるか。
いろいろ変わった部屋が多いのは北棟の気もするが。]
ありがと、ちょうど北にいるから回れたら回ってみる。
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―木の下>>366―
…――、……ん
[触れられるのに、眼を反射的に閉じた。 ――少しの距離。くらい濃紺を見る。]
……
[語られる過去に、耳を傾けた。 酷く重い、痛みの過去。 ――嗚呼、だから、と、思うところも、ある。]
――助けて ほしい か…。
[少し、眼を伏せた。]
(378) 2010/03/03(Wed) 21時半頃
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(だれも、)
[分からない。謂わなければ分からない。 当たり前のことだ。 鉱石の指先が、布を、掴む。]
…、――…… 上げられた手は ……、殴るから
[ぽつり、と呟く。]
…―― …苦手なんだ
(379) 2010/03/03(Wed) 21時半頃
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あの子のこと書いた日誌、見つけたよ。
あ、生徒会長ったらね、ビー玉を通じて、
お友達とおしゃべりしてるんだって。
なんだか わたしたち みたい ね**
あ。
ありがとう。
[見つけた、と言われて。]
…… そう なんだ。聞こえないだけで、違う『鬼かもね。』
じゃあ『<<紐 ジェレミー>>にも教えてあげないと』
[闇色の声が重なる。適当に人の名前を挙げた。
それは、盗み聞き出来ると言った 人物への 悪戯。]
『それから<<長老の孫 マーゴ>>にも。……ね?』
…… 。
『盗み聞き してるんでしょう?』
[教えて、上げたよ。と、闇は嗤った。]
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/03(Wed) 21時半頃
いえいえ、よろしくね。
用務員室に来れば、情報は見れるようになってるから。
[少なくとも今はグロリア先生と一緒にいるから。]
あ、そうだ。
……もし、僕に何かあったら、靴、使っていいよ。
紐も頑丈だし、靴底には鉄板が入ってる。
ただ右足の方も鱗みたいなのになってるから、
なにかあってもあんまりしげしげ見ないでね。
[どこか、覚悟を決めた声。]
戻るとなると階段通らなきゃいけないか、
あそこ今結構危ないんだよね。
[幸い自分はまだ転んでいない。]
……どこの武者修行だよ、それで毎日学校着てたの?
[夏場は蒸れないのか、冬場は冷たいだろうに。
容態について話が及べば。]
いやあ、うんまあ困った事に。
みんな一気に症状っていうか状態って言うかが進んでるね。
[それに比べれば、まだ言うほどの事でも無い、筈だ。]
うん、見ない。
貴公子のスマイルにできるだけ注目しとくさ。
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― 木の下>>387 ― ……――
[俯いた。苦い笑みに、眼を伏せる。]
…――触、…
[さわるな、と謂い掛けて 柔い言葉に動きは止まる。 触れれば切れる。血が見えたなら眼を瞠り それから眉を寄せた。]
…… ばかだな ……――、…本当に、… ばかだ。
[指をきつく握る。血が付いていたか。]
だめじゃない、…でも ――きずつけるのは、 怖い
(390) 2010/03/03(Wed) 22時頃
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あー、あそこか。
[生徒会室の前に行こうとした時を思い出した。
転んでないのは、やはりカリスm(ryだからか]
まぁ、足腰鍛えるには丁度良くない?
[少なくとも、生徒会長が鍛える必要性はありません。]
クスクス、困ったなぁ、
もしそうなったら笑って逝かなきゃいけなくなる。
[全然困ったようには聞こえませんがな。]
…… 『ディーンは、死んで ないよ?』
『ううん、違うか。』
[送れはしなかったけれど、殺した。]
『ディーンは イルヨ?』
[ここに いるよ。]
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― 木の下 ―
……――今更でも 莫迦は、莫迦だ。
[笑われれば、漸く睨むことも、 できる様に。]
…、分かりやすい、って なんだ。 ……――違う意味? ……何か、別の 異変が……
[――近づく顔に思わず眼を閉じる。 唇に触れた、びくりとし、少しだけ離れる。]
…、 な、ん……
[――うろたえる。二度目、だったか、否]
なんで、……、おまえも、…、先生も、…――
(412) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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できれば、ケイトみつけて
みんなで帰れると、いいな。
[それは本当に夢みたいな話だったとしても。]
――…、
[声が。]
…ヘクターは、 もう いないのに
[――帰れる?帰れない。 かえ…― い―]
ああ、そうだったな。
もう、はじまちまったから、戻れないのか……。
…… そう だね。
[低い声に は そう、返した。
けれど、覚えている。
クラスメイトを 殺した 感覚 は
どろ とした闇の中、だけど。]
ケイトを みつけ よう。
[ひとりで 哭いているから。]
そんなのであっさり終わるなら、ここまでおおごとにならないんじゃ?
[呆れたような溜息ひとつ。]
じゃ、覚悟を決めるしかないのか。
――……
[ぼんやりと]
ケイト探しはあきらめたくないな。
ただ、鬼は外、かな。
…… ヘクターも、
サイモンも
(ディーンも)
居ないけど。
戻れるなら 帰れるなら
帰れよ。
[いつかも 言ったような 言葉。]
…… ケイトを見つけたら いい 。
[呆れるような溜息。
こちらも嘆息する。]
だったら、ヒントも無しに殺し合わせればいいじゃないか。
[ただ。]
ケイトを見つけて、終わりって気は、確かに、しないけど。
[ケイトは隠された、今の自分たちと同じ、なら。と言う前提で。
それなら 隠したのが 居る はずで。]
……それでも、
送るのでも。
……ケイトは、…
見つけてやり、た… ――
ケイトより厄介な奴がいる可能性は、低くないな。
[眉間のシワは更に深い。]
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