159 せかいのおわるひに。
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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どうせ、殺されるわみんな。…みんな
/* 死ねばいいのに */
(0) 2014/01/15(Wed) 22時半頃
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まもなく、巨大な隕石の衝突で、世界は終わりを迎えます。
人類に逃げ延びる道はありません。
全世界にそのことが知らされた翌日から、世界は一変しました。
水道や電気、ガスは使えます。どうやら電話も通じるようです。
けれどもうそこに“法”はなく。
なにがあってももう、お巡りさんは来てはくれません。
公共機関はストップしています。
いつもどおりに過ごそうとする人。自暴自棄になる人。
あなたは、どうしますか――――?
(#0) 2014/01/15(Wed) 23時頃
――――――――――――――――――――――――せかいのおわるひに。
(#1) 2014/01/15(Wed) 23時頃
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[ねえ、知ってる? この世界、終わっちゃうんだって]
(1) 2014/01/16(Thu) 00時半頃
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[これまでの、決して長いとはいえない人生、私は我慢を強いられてきた。 厳格な両親の口癖は「将来のため」 私は「将来のため」に、ずっと我慢を強いられてきた。 自由なんてものは、私にはなかった]
(2) 2014/01/16(Thu) 00時半頃
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「駅前に美味しいケーキ屋さんができたんだって!」
「今日の放課後、カラオケ行かない?」
「今度の休みさ、あそこの遊園地行こうよ!」
「可愛い雑貨屋さん見つけたんだ。今日の帰り寄ってこうよ」
(3) 2014/01/16(Thu) 00時半頃
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[休み時間、そんなわずかな時間ですら、予習や宿題に明け暮れている私のすぐそばでやりとりされる、楽しげなクラスメートの会話は、私には縁のない世界だった。 毎日毎日、私の時間のすべては学校と塾の往復と、そこでの勉強に費やされた。 具体性を伴わない「将来」とやらに、私の時間はすべて捧げられた。捧げ、させられた。 将来というのがいつなのか、どんな風に私の我慢が報われるのか、明確な答えは何もないまま]
(4) 2014/01/16(Thu) 00時半頃
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[そうして、ようやく答えを得た。私には、将来なんて、なかった]
(5) 2014/01/16(Thu) 00時半頃
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うそつき。
[同じニュースがすべてのチャンネルで放送され、繰り返され続けた日、私は両親に向かってたった一言、そう言い放った。 だって、そうじゃないか。 私は「将来」とやらのために、今までずっと、ずっと、ずっと、何もかもを我慢させられてきたのに。 楽しいこと、楽しいもの、何もかもを、諦めさせられてきたのに。 私の我慢に意味はなかった。私の我慢が報われる日は永遠に来ない。 だから私は、我慢することを、やめた]
(6) 2014/01/16(Thu) 00時半頃
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「どこに行くんだ」「家にいなさい」
[身支度を整えて家を出て行こうとする私に、両親はそう言った。 笑ってしまいそうになる。うそつき、そう言った私に、何も言葉を返せなかったくせに。 まだ私に我慢を強いようというんだろうか。でも、もうその言葉に従う意味は、どこにも見出せない。 もう十分に私は我慢した。そして、その我慢は全部全部全部無駄だったのだ。 だから私は返事をしなかった。振り返りもせず、家を出た。 私はもう我慢しない。せめて、最後の日を、好き勝手に生きる。 やっぱりその決意には具体性が欠けていた。 でも、ひとつだけはっきりと決めていた。 もう、この家には帰らない]
(7) 2014/01/16(Thu) 00時半頃
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[好き勝手にうろうろしてみて、私は早速失望することになった。 クラスメートたちが楽しげに話していたケーキ屋も、カラオケも、雑貨屋も、カフェも、ボーリング場も、どこもかしこもやっていなかったのだ。 遊園地にいたっては、電車が動かないので、たどり着くことすらできなかった。 考えてみれば、当然といえば当然だ。世界が終わるんだから、皆働くことをやめたんだろう。私が勉強をやめたように。 でもそれでは私は、今まで我慢してきたことを経験する機会はやっぱりないままということになる。 つまらない。なんてつまらないんだろう]
(8) 2014/01/16(Thu) 00時半頃
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楽しいこと、ないかなあ。
[結局私は、駅前広場のベンチに座っている。こじ開けられて目茶苦茶になった自動販売機をぼーっと眺めていた。 ここは、ずっと束縛されて生きてきた私が、唯一ちょっとだけ休憩を楽しむことができた場所だ。 塾から帰ってきてこの駅に着くと、乗るバスをひとつ遅らせて、駅前のコンビニでチョコレートを買ってここで食べる。 冬の夜は肌が切れそうなほど空気が冷たくて、酔っ払いなんかもいたりして、だけどこの場所でささやかな自由を味わうことが、私の唯一といってもいい楽しみだった。 でも、今の私は自由なのだ。あの、我慢を強いられていた頃と同じことをしたって意味がない。時間帯は違うとはいえ。 そう思うのに、何も思いつかない。 ……ああ、そうか]
私、自由をもてあましてるのか。
[今までまったく手に入らなかったものが、突然ぽんと転がり込んできたから。 どう扱えばいいのか、わからないのか]
(9) 2014/01/16(Thu) 00時半頃
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デメテルは、いつもチョコレートを買っていたコンビニにも目を向ける。やっぱりそっちも目茶苦茶に荒らされているようだった。**
2014/01/16(Thu) 01時頃
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ーー 自宅 ーー [閉じられた両目、命を得た時から何も映していなかったそれに今日ばかりは感謝するべきなのかもしれない 荒らされた自宅の惨状、きっと滅茶苦茶に壊された思い出達の亡骸も見ずに済むのだから]
なあ、これからどうしようか……
[慰めるように擦り寄ってくる愛犬を撫でて、力なく笑った**]
(10) 2014/01/16(Thu) 02時半頃
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眠ぃ。
[欠伸をしようとしたまま、顔が強張った。 その肌を刺すような寒気は厚着をしてもなお、剥き出しになった顔に風と共に吹き付けてきて、思わず顔を顰める。]
(11) 2014/01/16(Thu) 11時頃
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だりぃ。
[羽織ったジャンパーに両手を突っ込みながら歩く夜の街は、壊れていた。 嘗ての普段であれば、それなりに賑わっていただろう街並みも、今は生き物の姿すら感じられない。 目の前に広がるのは治安の悪い国の騒動のように、荒れ果てたまま放置された景色。
ガラスを割られ賞品を持ち出されたままの店、捻じ曲がったままになっている街灯、塀に衝突したままの車、まるで人間に先立って死に急ぐようにして、そこに晒されている。此処に存在していた人間は家に引き篭もったのだろうか。まだ生きている街や都市に移っていったのか。
壊されたままの世界。 目に付く限り、死体が転がっていないのが逆に不思議なぐらいだった。]
(12) 2014/01/16(Thu) 11時頃
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[暴動も火災も過去の話か。
ただただ冷え切った街。田舎の小道を歩いているような空虚さ。 草木の代わりの鉄筋、土の代わりのアスファルト。 違うのはよりいっそう生気を感じさせないところか。
犬猫のような動物も見当たらない。危機察知能力が人間よりも高いとされる彼らは我先にと何処かへと逃げていったのだろうか。何処にだかは知らないが。]
こつこつこつ。
[自分の足音――音の立つような靴ではない。ただのスニーカー。代わりに口で擬音を発しながら歩いていた。息が白い。マスクでもしてくれば良かったと何となく思った。乾燥している。]
(13) 2014/01/16(Thu) 11時頃
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― 駅前広場 ―
[電車に乗ろうとして駅に向かっていた。今歩いている道は学生だった頃の通学路に似ている。だからなのか迷いの無い足取りに任せたまま歩けば、自然と高架線が見えてきた。無論電車など走っていない。]
ん? あ?
[今までは見ないと思っていた死体を見つけた。否、死体ではなさそうだった。]
廻されっぞ。
[それが若い女であると認識した辺りで足を止め、そう声をかけていた。一人でいると、こんなところにいると、等のそんな前提の言葉も抜け落ちていたが。**]
(14) 2014/01/16(Thu) 11時半頃
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―駅前広場―
まわされる?
[それが、私に掛けられた声だと理解するのに、少し時間が かかった。 突然掛けられた声に、私はマフラーで口元を隠したまま、瞬く。 まわされる。……ああ、輪姦のことかと理解した。 成績はいい。この国で一番の大学が志望校だったくらいには。もっとも、生まれながら頭がいいわけではなく、私には勉強しかさせてもらえなかったからだけど]
殺されないなら、別に。
[私は性交渉というものをしたことがない。自由を手に入れて、何でもやっていい今の私は、別に死さえしなければ何があっても構わないと思っていた。 死ぬのは嫌だ。世界が終わってしまうまでに、私はできるだけ未体験のことを経験して、自由を満喫しなければいけない。まだ死ぬのは都合が悪い]
どこに行くの? 電車は、来ないよ。
[ベンチに座ったまま、私はそう言って相手を見上げた。 質問に答えたのだから、今度は私が質問する番だ**]
(15) 2014/01/16(Thu) 12時半頃
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ふぅん。
[返ってきたのはどこかあっさりとした答え>>15。視線をその表情に向ければ、彼女はどんな顔をしていただろうか。明るく前向きな意思から発せられた言葉には感じなかったかも知れないが、ぞくりと背筋に染みた寒気の方が堪え、意識を持っていかれる。
夜通し歩いていたせいか、冷えた地面から靴底を通して爪先が冷え切っていた。立ち止まった事で微かな痒みすら覚える。うっすらと日差しが射した今でも尚、それは大して代わることはない。]
(寒ぃ。)
[自分から声をかけた癖に、既に関心を失いかけていた。知らず駅の方へと歩きかけた時に、今度は逆に問いかけを受けた。]
――でんしゃ?
(16) 2014/01/16(Thu) 14時頃
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[そんなもの来る筈等ない。 騒ぎが広まった頃には真っ当に動く電車など一両もありはしなかった。暴徒やマニアが勝手に動かしたりした事はあったかも知れないが。そこまで思い至った辺りで再び足を止める。]
(そりゃそうだ。)
[電車が来ないことなど判っていた癖に、自分は電車に乗ろうとしていたらしい。
そこでもう一度少女を見た。 彼女は自分の返事を待っている。問いかけに答えるべきなのだろう。が、どう答えていいやら思いつかない。]
タクシーも、ねぇよなぁ……。
[幾らかの時間と引き換えにした言葉と共に、藪睨み気味に視線を彷徨わせる。 駅前広場にはタクシー乗り場もバス乗り場も存在していたが、電車と以下同文の有様。一度ため息をつく。白い息は夜ほどは映えなかった。]
(17) 2014/01/16(Thu) 14時頃
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そこ、冷たくねぇ?
[そう声をかけてから、特に断るでもなく自分も彼女の座るベンチへと腰をかける。背もたれに両肘を乗っけるようにして背中をつけ、首を空に向けた。こちらに向けてやってくる隕石とやらは無論見えない。
肝心の何処に行くかという問いに答えていなかった事に気付いたが、自分でも何故夜通し歩いていたのか、何処を目指していたのか覚えていなかった。
なので再度問われない限りはこのまま黙っていようか――と思ったところで、切れた事に気付いてジャンパーの懐をまさぐる。
緑色の瓶を模した駄菓子の容器を取り出して、端の一部が不自然に欠けた白い錠剤を手に取り自分の舌の中央に乗せてから口を閉じる。
歩いていた何かを思い出し、近くに居た誰かを共に自分の中で忘れるまで、口に含んだそれが舌の上で溶けるのに意識を向けていた。**]
(18) 2014/01/16(Thu) 14時半頃
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タクシーもない。
[私にかけられた言葉なのかはよくわからなかったけど、ため息と一緒に吐き出された言葉に私は頷いた。 タクシーもない。 というより、働いている人が、いない]
(19) 2014/01/16(Thu) 18時頃
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[家を後にして、今まで行ってみたくても行けなかったところを回って、そうして知ったのは、そのことだった。 ケーキ屋も、カラオケも、雑貨屋も、カフェも、ボーリング場も、なにもかも。働いている人はいなかった。 家には帰らないと決めていたから、どこで寝ようか悩んだ。 思い出したのは、クラスメートたちが休み時間、ひそひそと楽しげに交わしていた会話。 「あそこのラブホ、従業員とまったく顔を合わさなくていいシステムだから、バレないよ」 そういう場所なら、働いている人がいなくても使えるんじゃないか。そう思って行ってみた。 結論から言うと、ラブホテルは使えた。 使えたけど、満室だった。 現実逃避に皆さんお盛んだったらしい。 それともあれか、生命が脅かされると、無意識的に種の保存に走りたくなるんだろうか。 馬鹿みたい。そんなことは不可能なのに]
(20) 2014/01/16(Thu) 18時頃
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[結局、昨日の夜はデパートに行った。 入り口はこじ開けられて、食品売り場は目茶苦茶に荒らされていたけど、上の方の階はそれほどでもなかった。今更お金があったって仕方ないもんね。あ、本とかCDとかゲームなんかは持ち去られていたけど。 でも、私の目当てはそんなものじゃないから関係ない。 寝具売り場。そこにディスプレイしてあるベッドで昨日は寝た。 売り物の高級毛布と枕を拝借したので、とても快適だった]
(21) 2014/01/16(Thu) 18時半頃
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冷たかったけど、もう平気。
[ベンチが冷たくないかと聞かれて、今度こそそれは私に向けられた質問で、私はそう答えた。>>18 最初座った時は冷たかったけど、もう私の体温とすっかりなじんでいる。 冷たくないかと聞いておいて、結局座ったその人にちらりと目を向けた。 この人も自由をもてあましてるのかな]
ラムネ?
[取り出されたお菓子の容器。そこから出てきた白い粒に、ぽつんと呟く。 ラムネなんかではおなかは膨れないと思うけど、私には関係のない話だ。 ちなみに私はかばんの中にたくさんカロリーメイトを詰めてきた。ご飯の代わりに食べることは、こんなことになる前から珍しいことじゃなかったから、買い置きがたくさんあって助かった。 そういえば、どこに行くのかという質問に答えてもらってないことを思い出したけど、特につっこむことはしなかった。 なんとなく聞いただけで、特に興味があるわけでもなかったから]
(22) 2014/01/16(Thu) 18時半頃
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