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おいしくないなら、食べないだろうな。
[少女のあどけなさを思わせる疑問
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ごめんなさい業務連絡。
襲撃描写ですが、お二方のどちらかが表でやりますか?
そうしない場合は、襲撃の状況を私が表に伝えても大丈夫です。
すぐCOするつもりですし。
/*
ありがとうございます。
赤で描写して、おおよそのところをアイリスに伝えてもらうのがいいかな、と思いましたが、トレイルが表でするならそれでもよいです。
それとも二人で襲います?
/*
んー、と。今日表で描写する気はとりあえず無いです。
襲撃に関しては特に希望が無ければ自分がしますよ。
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ではキャサリンはお任せします。
/*
了解です。
といっても、私のロルで多少なりとも触れちゃうと思うので、そこはあれそれ。
【人】 信徒 オーレリア[ 1日2食、昼と夕。それが、私の生活でした。 (6) 2016/11/15(Tue) 00時半頃 |
[現実を見ようとせず、人として振る舞っても。
吹雪はヒトも獣も、閉じ込めたまま逃がしてはくれなくて。]
……っ、…く
[かちり、かちり、物欲しげに牙が鳴る。抱き締めた己の身体が妙に熱い。
若い狼が衝動に耐えられた時間は、短いものだっただろう。]
[不気味な静けさが覆う夜の修道院に、四つ足のケダモノが闇に紛れ現れる。
爛々と輝く紅い目に、茶色の毛皮を持った狼は酷く飢えている。まるで、ずっと我慢をしていたみたいに。]
……
[その鼻が辿るのは誰の足取りか、
居る、居る。部屋に籠っていない人間が。]
[それもまた、旅人の時と同じ。
互いにとって不幸なことだった。
誰よりも真実を知っていたから、危機感を抱いていたから
落ち着かず、眠ることなど出来なかったのかもしれない。
金色の髪を持つ修道女は、その目を持って自分の正しさを知ることとなった。]
【人】 信徒 オーレリア
(12) 2016/11/15(Tue) 01時頃 |
【人】 信徒 オーレリア─ 1日目の夜/聖堂にて ─ (13) 2016/11/15(Tue) 01時頃 |
【人】 信徒 オーレリア[ とても、小さな頃に、 (15) 2016/11/15(Tue) 01時頃 |
[彼女は獣の正体を知らず、獣は今本能に呑まれて訳も分からなくなっていて。
身寄りの無い寂しさを寄せ合い、きょうだいと呼びあっていた。
その相手を互いに認識出来ていないのは、幸運だったのかもしれない。]
[哀れな修道女は懸命に逃げた、必死に必死に、玄関へと。
けれどドアノブを握る間も無く、あっさりと追い付かれて。
……林檎よりも昏い紅が、散った。]
[しかし、例え外に出れたとして、吹雪の中では運命は同じ。
彼女の咄嗟の行動は悪手だったと言えるだろう。恐怖で声もあげられず、哀れなことだ。]
[若い狼は今は仲間に呼び掛けることも忘れ、無我夢中で肉を貪るばかりだけど。
もし、気付くことが出来たのなら、その気があるのなら。
食事に加わる同胞を退けたりは、しない。*]
【人】 信徒 オーレリア─ 2日目 ─ (19) 2016/11/15(Tue) 01時頃 |
[食堂でうつらうつらとしながら暖炉前で座っていると、何かが駆ける音がして、目を覚ます。]
そうか、始めたか。
[静かにそう言って、テーブルの上の水を飲み、食堂を出る。
音と臭いを頼りに、玄関まで行くと、若い狼が修道女を貪り食っていた。
自分は人の姿のまま、その姿を見守る。
自分にはただの修道女だが、この狼にとっては古い知り合いだったか。
そう思いながら、腕を組んで壁に背を預け、その様を見下ろして。]
……ほどほどに、しておけよ。
証拠を残さぬようにな。
[血の匂いに鼻を動かし、ごくりと唾を飲むも、若い狼の獲物を横取りする気にはなれない。
それに、そうだ、ここには“食料”は数日分あるじゃないか。
急ぐことはない、と、そっと食堂に戻った。*]
[増えた気配に一度牙を突き立てるのをやめた狼は、顔を上げ男を視界に捉える。]
ーー……
[そして彼を少しの間唸り声を上げて睨みつけていた、同胞だと知っている筈なのに。
この狼は覚醒に至れども沢山の食料と閉じ込められてしまったくらいで理性を失う、とても未熟な獣だった。
やがて、その“匂い”に気付けば再開される残虐な食事。やって来ないのなら分けるつもりはないらしい。
忠告は果たして聞こえていたかどうか。満足がいくまで貪り続け、玄関は飛び散る紅で酷い有り様に変わってしまった。*]
あれ……っ、
俺、昨日……。
[声になったのは無意識のこと。
昨夜必死に堪えていた後の記憶は、何処へ?
それでも確かに腹はしっかりと、満たされていた。**]
もし、誰かを食べるのなら。
ほんの少しでいいから、残しておいて。
[就寝前に、そう伝えていた。
その理由は告げなかったけれど、不思議に思われたかな。
私が、彼らの仲間なら、
これくらいのワガママは、聞き入れてくれると信じて。]
[シーツが紅く染まっていた。
それを見ておぼろ気に思い出す。昨晩は、必死過ぎたのだと。
己は誰を喰らったのだろう?
おいしくないかもと、そう言って意図の分からないお願いをしてきた少女が浮かぶ。
『食べないよ』
私を食べないで、と言われたわけじゃないのだけど。その時は否定を返していた。
生きる為に求めるだけ喰らうだけ、出来ることなら、誰のことも。]
アイリス、
……おはよう?
[翌朝そう彼女に向けて呼び掛けたのは、呑気な挨拶でも何でもなく確認のつもりだった。]
俺か。
……俺が、彼女を喰ったのか。
[ああ、そう言えば見たような気がする。
闇に融ける鮮やかな金色。]
おはようございます。
[聞こえてきた確認めいた声に、
打って変わってこちらは暢気な挨拶。
昨日は何がなんだかわからなくて困惑していたけど、今ではその色もすっかり消えた。]
キャサリン、おいしくなかったです?
[あまり元気そうな声色じゃないから、能天気にそう聞く。
何もせずに済みたい、って、昨日そう言ってたっけ。
でも食べちゃったよね。あんなに夢中になって。
人狼の食欲のことは分からないから、首をひねるのみ。]
【人】 信徒 オーレリア[ 隙間から覗く金糸に、気付いてしまいました。 (53) 2016/11/15(Tue) 10時頃 |
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