48 追試と戦う村
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姉さん…
追試お疲れさん。
姉さんとの会話は楽しかった。
俺の追試が終わってまた会ったら良い報告、出来ると良いな。
受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 01時半頃
― 前日・ ―
え、なんですの。
[言い切った彼女に、先方が一言、そして二言、三言告げた]
そ、それは……
ですけれど……
[言い訳、言い逃れ、言い抜け、そのどれもが通用する相手では元からない]
はい……わたくし、嘘をついておりました。
言葉で、態度で、心で。
[三度の偽りを告白し、懺悔する]
ですがわたくしは――
[そこから、言葉が続かない。暫くの静寂と共に、扉は閉ざされていた]
「御嬢様」
あら、なんですの。
[...は父親の部屋から出てきた処で、控えていたメイドに呼びかけられる]
「忘れ物をなさっております」
ほえ? 忘れ物……ですか?
[小首を傾げる...に、殊更重々しく頷くメイド。そして執事長がなにやら細長いものを持ってやってきていた]
ええ、と……その枝切り挟みは一体。
え、え、え……ま、まさ、か……。
[「こ、個性が取れますわー」とその日叫んだとか、叫ばなかったとか]
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―前日・教室― [下校時刻のチャイムが無情に響く。 要点を掻い摘んで、教えたつもりだった。 咽喉はもうからからだ。少しだけ浮かない顔になってしまう。 全教科を合格点まで教えることができた気があまりしない。 それは自分がネガティブ思考だからだろうか。]
うん、きっと大丈夫。 ………………とりあえず、今日やった分を提出して、帰ろっか。
[無言のヴェラを見つめて、励ますようににこっと笑う。 一緒に職員室まで向かって、鞄の中からプリントを取り出そうとする。 自分の手元には解き終えた世界史のプリント。 提出すれば、これで終わるのかもしれない。 少しだけ考え込んで、白紙に名前を書いただけのプリントの方を先生に提出した]
(4) 2011/04/10(Sun) 01時半頃
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―早朝・職員室―
ご、ごめんなさーい!
[数学の老教師に平謝りに平謝る。
自信満々で100点目指すと言った=8にも関わらず、白紙の0点。いつものドジかと呆れる老教師にふるふると首を振った]
……ちょっとね、これには深ーい事情があったりするんです。
[単に気になってる人が合格できそうにないからだなんて口が裂けても、言えるわけもない。説明しない自分に老教師が難しそうな顔をするのが分かる]
数学の課題のプリントはきちんとやってきたんですよ?
ほら、ほら……ね、だから、そんなに怒らずにぃ……
[情けない顔で謝る自分に老教師はやれやれと肩を竦める]
……え、もう数学教えてやらない???うわぁああん、そんなこと言わずに!ね、ね、ね?
[一生懸命食い下がるも、とりあえず世界史をどうにかして来いとぽいっと職員室から追い出された]
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―翌朝・教室― [とぼとぼと補習教室に向かって、扉を開く]
おはよー。 あれ……今日は、トニーとピッパがいないんだ。 トニーもピッパも1教科だけだったもんね。
[今頃春休みを満喫してるのかなーと瞳を細める。 お菓子が無いのが残念なのか、体重のことを考えたら喜ばしいことなのか]
あ、ポーチュもおはよう。 今日は元気そうね。
[ひらひらと手を振って、にこっと笑った]
(8) 2011/04/10(Sun) 02時頃
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―前日―
大丈夫。数学は問題ないと思うの。 思ってたよりも飲みこみが早くてびっくりしちゃった。
[励ますように背中を叩いて、職員室に一緒に向かう。 採点を待たずに出てきた自分の方がヴェラを待つ形となる。 ヴェラが数学を合格したと聞けば、自分のことのように嬉しくなる]
良かった。私は教えただけだもん。合格したのはあなたの実力だわ。 大丈夫、私が最後まで教えるわ。 一緒に部活に連れて行ってもらわないといけないもの。
[苦笑いには朗らかな笑みを返して、自転車置き場に向かうヴェラに着いて行く。 ここ数日で一緒に帰ることが当たり前になってしまっていることに気付いて、小さく笑った]
(10) 2011/04/10(Sun) 02時頃
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深爪!!? あ、私絆創膏持ってるけど、いる? それとも、メイドさん達に言った方がいいかな。
[もう今は必要ないはずの数学の参考書をぱらぱらと見て、ひっそりと息を吐く。 ポーチュの言葉が聞こえれば、驚いたように顔を上げる]
って、って、って………な、何言ってるの! そ、そんなことあるわけないでしょ?
[聞こえてきた話題に、顔を真っ赤にしてふるふると首を振る]
………っ!!!ヴェラまで何言ってるの? 嬉しいとか、そんな問題じゃないと思うの。
[困ったように眉を下げて、再度数学の参考書をぱらぱらと捲った]
(12) 2011/04/10(Sun) 02時頃
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ヴェラの前で、変なこと言わないでよぉ……
[真っ赤になった顔でポーチュを見つめ、わたわたする。
何だか色々とばれてる気がして、居た堪れない]
ふふ、今日のわたくしは……
ちょっと意地悪で、意地っ張りですのよ。
[囁くアイリスに、笑顔を向ける]
八つ橋当たりという、奴ですわ。
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―前日―
………それなら、あのね。 授業を真面目に聞いたら、それだけで十分じゃないのかな?
[素朴な疑問をぽつりと紡ぐ。 要領の悪い自分には信じられない話だった。 何度も読んで、書いて、解いて、そこまでしないと理解ができない]
うん。人に教えるのは自分のためになるから。 迷惑なんかじゃないわ。勉強は嫌いじゃないから、大丈夫。 どちらかと言えば、私のためだから気にしないで。
[微笑んで、ヴェラを見つめる。 自転車置き場に着いて、自転車を出すのはただ待つ]
んー。話しながら、帰っても構わない?自転車に乗りながらだと、あまりお話できないから。 昨日1日考えさせてって言ったこと、また聞いてもらえたらなって。
(16) 2011/04/10(Sun) 02時半頃
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本当……? 怪我したり、体調おかしかったら、ちゃんと言ってね。
[ポーチュの笑顔を見れば、単純な自分はすぐに信じ込む]
色々心配したもの。 トニーも心配してたし、ピッパも心配してたし、リンダも心配してたわ。 皆に会ったら、元気な笑顔見せてあげてね。
[それにしても、閑散とした教室に少しの寂しさが襲う。 もう補習が始まって1週間近くになってしまう。まだ残ってる自分もどうかと思うけれど、細かいことは気にしない]
(18) 2011/04/10(Sun) 02時半頃
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意地悪はね、いいんだけど。
意地を張るのはあまりお勧めしないかも。
肝心な時に素直になれないと、困ることになっちゃうよ?
[笑顔を向けてくれるポーチュに口を尖らせる]
八つ橋は当たらないと思うな。ポーチュが笑えるならいいけど。
あぁ、でも、八つ橋が当たったら………美味しそうかも。
今日はピッパがいないから、お腹空いちゃった。
[くぅぅ…と小さな音を立てて鳴る自分の慌ててお腹を押さえて、照れ隠しのように笑った]
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迷惑じゃないけど、迷惑じゃないけど、迷惑じゃないけどー!! でも、ちょっと恥ずかしいの。ね、分かって?
[大事なことだから、ヴェラには3回言ってみた。 真っ赤な顔で上目づかいで問いかけてみる]
それにね、二人とも、褒めすぎ、褒めすぎだから!! 褒めても、何も今日私持ってきてないわ。 それにね、優しくなんて、全っ然ないからっ!
[胸を張って言いきってみる。それもそれでどうかと思うが、本人気付いていない。 面と向かって褒められるのは慣れていない。 わたわたしつつ、参考書に視線を落とす。 いつもは楽しんで読む数学の参考書の内容が全く頭に入らない]
(19) 2011/04/10(Sun) 02時半頃
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ええ、そう何度も、いつだって言ってくれましたわね、優しいアイリス。
[...は声を落として、密かに語りかける]
確かに……お陰でわたくし、叱られてしまいましたのよ。
素直なわたくしは……本当に素直過ぎてしまいますわ。
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―前日―
ああ、そういうこと。 それなら、試験前に頑張って勉強すれば、どうにかなるのかな? 必要だったら、いつでも言ってね。
[部活がきっと大変なんだろうなとそう思って、そう申し出てみる]
うん、喜んで。合格するまで、私頑張るからね。
[にこっと微笑んで、並んで歩き始める。 7分間は何から話していいか分からず、沈黙のまま歩く]
ええと、ええと、ね。昨日は話を聞いてくれてありがとう。 やっぱり聞いてもらえて良かったなって。ずっと、自分の内にね、閉じこもってばかりだったから。
[やがてぽつりぽつりと喋り出す]
(22) 2011/04/10(Sun) 03時頃
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―前日― 私ね、ずっと…ずっと、一歩踏み出すのがどうしても怖くてね。 でも、今のままじゃいけないってどこかで分かっていて。 だから、どうしたらいいか分からなかった。
[地面を見つめながら、口元に指をあててそう呟くように話す]
今でもね、やっぱり人を好きになるのは怖いの。 とっても、とっても怖くて仕方ないの。
[声が震え、指先もまた小さく震え始める]
あなたの気持ち、嬉しくて。だけど、自信が持てなくて。 分からない部分とか、たくさんあって。
だけどね、だけど……―――
[歩く足を止めて、泣きそうな瞳でヴェラを見つめる]
(23) 2011/04/10(Sun) 03時頃
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―前日― もしも、次に恋をするなら………喩えそれで上手くいかなくて傷付くことがあったとしても――― 私は、あなたがいいって思った。
たくさんの幸せな気持ちを教えてくれたから。 もしかしたら、恋って辛いものじゃないのかなって、教えてくれたから。 だからね、あなたがいいなって思ったの。
[足にまで震えがきそうになる。 自分の気持ちを伝えるのがどれほど困難なことか今思い知る。 それなのに、彼はいつだって自分の気持ちを伝え続けてくれた。その気持ちに少しでも報いたい]
だからね……だから………私、あなたに、恋をしても構わない?
[消え入りそうな声で紡いだ声はヴェラまで届いただろうか。 小さく首を傾げて、ヴェラを見つめた]
(24) 2011/04/10(Sun) 03時頃
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何度だって、もちろん言うに決まってるわ。
ポーチュが言いたくないことはもちろん言わなくても構わないの。
だけどね、だけど。心配くらいはさせて。
だってね、友達だもん。
[密かに語りかけられた言葉にそう返し]
……って、ええええ!あれ、あれ、私のせいで叱られちゃった??
ご、ごめんね、それは全く気付かなかったの。
[続く言葉には慌てて、申し訳なさそうに両手を合わせた]
でしたら、ひとつだけ。
[...はそっと打ち明け話をするように]
リンダ様のことですの。
リンダ様は今、非常にお辛い立場にあるようなんですの。
[...はリンダの席の方に視線を一度、そっと向ける]
わたくしは、リンダ様の心の障りを理不尽なやり方でしか解決できません。
ですが、そもそもそれすらも傲慢で赦されぬ所業……。
[そっと目を伏せる]
本来、わたくしは見守るモノ。
仮に求められたとしても、手を差し伸べる事が難しいですのに……リンダ様は、御自分の中だけで葛藤しておられますわ。今のわたくしには、祈る以外に何もできません。
わたくし、あの方に……して差し上げられることはないのでしょうか。
リンダのこと?
[打ち明けられた話に何度も瞬く。
何故、リンダがこの場所にいるのかずっと不思議だった。
口数が少ないのは分かっているし、話したがらない気がしたから、尋ねなかった]
辛い立場ってどういうこと??補習を受けてるのが辛いのかな?勉強が大変なのかな?
高校に入ってからね、特進クラスにいるから、あまり話しかけられなくて。
だけど、職員室でたまに先生方から、噂を聞いていたの。
[優秀な生徒だと期待されているのは分かる。だけど、その期待は過度のように思えた。
何故リンダがそこまで期待されるのか心配には思っていた]
リンダが笑えないのは嫌だわ。何か、悩んでいるなら私力になりたい。
[ポーチュの事情の半分も理解できたとは思えない。
だけど、目を伏せる様子にぽんぽんとその頭を撫でて上げる]
してあげられることがないってことはないと思うな。
祈って、心配してるじゃない。
[ポーチュを励ますように1つ頷く]
今はそれだけで十分じゃないのかな。
友達って、いてくれるだけで力になったりすると思うもん。
リンダの事情は分からないけど。
でも、分からないからこそ…まず、聞いてみよう?
それからね、お互いできることないか一緒に考えよう?
ポーチュにはポーチュの事情があると思うし、できる範囲が違うかもしれないけど。
でも、きっと何かできることがあると思うな。
[ポーチュにふわりほほ笑んで、リンダを心配そうに見つめた**]
アイリスは、ポーチュラカがリンダの席を見つめるのに、つられたように心配そうな視線を送った**
2011/04/10(Sun) 03時半頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 03時半頃
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―前日―
え?え??えっと…… 補習にならないように試験前に教える……っていうのでは駄目かな? 何も補習を前提にしなくても。 補習になると、部活に出られなくて、大変そうだもん。やっぱり試験前に頑張るべきかなーって。
[ヴェラの言葉に怒ることはなく、きょとんと瞬いて、小さく首を傾げた]
ううん。気にしないで。私がやりたくてやっていることだもん。 ここまできたら、一緒に終わらせよう?ね?
私一人だけ先に終わるなんて……寂しいな。 ………頑張って、早く終わらせて欲しいの。ね、お願い。
[微笑んで、ぽつり冗談めかしてそんなことを呟く。 軽く上目遣いでヴェラを見上げ、くすくす笑った]
(32) 2011/04/10(Sun) 12時半頃
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―前日― [いつでもヴェラは誠実に自分と向き合ってくれた。 話を聞いてくれて、そして普段と何ら変わりない態度で接してくれること。 そのことにどれだけ救われたかきっと彼は分かっていないだろう]
混乱はね、やっぱりしたけど。でも、気持ちは嬉しかったから。 申し訳ないのは私の方だわ。こういうことには本当疎くて。
あなたの気持ちを………ごめんね。疑ってたわけではないけど。 でも、信じることは怖くて、少しだけ見ない振りをしようかなって思った。
返事を出さないうちに愛想を尽かしてくれたらいいなって、そんなことも考えてしまってた。
それなのに、あなたはいつだって私に優しかった。 ………惹かれない方がおかしいわ。
[俯いて紡いだ言葉は風の音にもかき消されそうなほど小さいもの。 困ったように眉を寄せて、ヴェラを見つめる]
(33) 2011/04/10(Sun) 13時頃
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―前日―
………あなたが、良いの。
[頬が真っ赤に染まるのが分かる。震えそうになる声。 それでも、今度はヴェラの瞳を見つめて、精一杯言葉を紡ぐ。動きが止まれば、不安げに眉を下げて、拳を小さく握ってしまう]
ありがとう。きっと……もう恋に落ちてる気もするけど。 許可がもらえないと、やっぱり不安だから。
泣かないようにはしたいって思ってはいるんだけど。 でも……ご、ごめんね。ちょっ、と……待って。
[ヴェラの幸せそうな表情を見て、自分がそんな表情をさせていることに気付けば、自然と瞳が潤み始める。泣かないようにしようと思うのに、上手くいかない]
あの…ね。私を……好きになってくれて、ありがとう。 私も………その、ね。………―――大好き。
[告げられた言葉に耳まで真っ赤に染まるけれど。 それでも幸せそうに泣き笑いの表情を浮かべて、ヴェラに自身の想いを告げた]
(34) 2011/04/10(Sun) 13時頃
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―教室― [閑散とした教室を見回して、少しだけ寂しそうに瞳を伏せる。いつまでもここでの時間は続かないことを示している。
色んなことが心配で、1科目しか補習教科がないのに残ってしまっている自分。 最後の心残りは中学校の頃からの友人リンダ。
特進クラスにいる彼女が何故補習を受けに来ているか分からなかった。 その理由をあえて問おうとも思わなかった。頭が良いリンダのことだから、すぐに補習は合格するのかなと安易に考えていた。 それに、紙飛行機を飛ばして、楽しそうなリンダを見ているのが嬉しかったと言うのもある。 中学校時代の思い出なんかも甦って来て、一緒の教室にいるのが楽しかった]
………ポーチュ。大丈夫だわ。
[そっと溜息を吐くポーチュににこっと微笑みかける。 ポーチュはリンダのことで、自分よりも多くのことを知っているのかもしれない。その事情はやっぱり本人以外の口から聞くものでもないから、探ろうとは思わなかった]
ここまできたら……皆で補習終わらせられるといいね。
[穏やかな笑みで教室内を見回す。 そのためなら、自分は何でもしたいと思いながら、ぱらぱらと数学の参考書を捲った]
(35) 2011/04/10(Sun) 13時半頃
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そうですわね……ありがとうございます。Dear My Friend.
わたくしの大切な――
姉さん。
良い報告が出来そうだ。
「教室の窓から外を眺め、春休みを満喫しているだろうピッパに向かって呟いた」
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―前日―
ええ、勉強は試験前じゃなくてもいつでも。 私で分かることなら、教えたいと思うし。 分からないことなら、一緒に考えたいな。
[ヴェラに微笑んで、承諾する]
……?それで良いも何も……。一緒がいいもの。 気にしないで。私がやりたくて、やっていることだから。 この補習で色んなことあったけど、どれも楽しくて良い思い出だもん。
[全く気にしてない様子で、紙飛行機が飛び交う教室や課題のプリント探しを思い出して、小さく笑った。 どれも大切な思い出。最初補習を受けることになった時には教師を恨んだが、今では感謝している]
(41) 2011/04/10(Sun) 15時頃
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