254 東京村U
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[入間が西口に出たのは、あたりが薄暗くなったころだった。 交差点にトラックが突っ込み、死傷者が出た。 まだ警察だか交通整理の人だかがいるようで、入間のいる通りにも、野次馬が少し。 彼らがカラスがどうのと話しているのが聞こえていた。
ここで死傷者が複数出たらしい。 どんな事故だったのか、道すがら調べようと思ったが、調べるまでもなく、あちこちに情報が出回っていた。]
(0) 2016/10/05(Wed) 01時頃
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[『トラックを運転していたのはカラスだった』とある。
なんなんだ、昨日から―― 足が小刻みに震えている。 普段なら、ただの大きな事故として、他人事として無関心にいただろう。 辺りが暗いのが、だんだん恐ろしくなってきた。 このまま此処にいたらまた何かよくない目にあうような、根拠なんてないのだが、嫌なことが起きそうな気がして、探偵事務所を目指し、足早にその場を離れた。]
(1) 2016/10/05(Wed) 01時頃
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[それから、探偵事務所に到着後、挨拶の後、でどういう事をしてくれるのか、お金はどうなるのかなど、長々と説明をきいたり、料金に驚いたり、身の回りの説明をしたりしているうちに、とっぷり暮れてしまっていた。 小さな事務所で、一人の男の人が話をきいてくれた。
入間祥子、入間祐輔、東蓮寺琉衣の、いなくなってしまった経緯など説明して、三人の捜索を依頼し、前金を多少払わされ、事務所をあとにした。]
(4) 2016/10/05(Wed) 01時頃
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/*
李沢くんと笹本くんふたりともお疲れさまでした。
笹本くんには頭があがらないわ……
李沢くんは退場路線固まったら霊界通信するので言ってね。
新宿不動産はべつにやくざと共闘はしてない
(あれはジリヤちゃんのもちものだと思ってる)ので、
うちから売春組織に売ったりはちょっとできないけれども。
ネタふり蹴ってしまってごめんなさいね。
職場は東蓮寺くんにも絡んじゃうから白にしておきたかったの。
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[東蓮寺のおばさんには心配をかけたくない。そう思うのだが、連絡がつかなくて心配なことになっていると言わないでいるのもそれはそれでいけない事のような気がする。
しかし入間家のことに関わらせてしまった結果、従兄が居なくなってしまった――と、すくなくとも入間は思っているので、電話をかけるのはどうにも躊躇われたままだ。]
(5) 2016/10/05(Wed) 01時頃
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― 夜:新宿駅 ―
[探偵事務所の用事を済ませた後、駅に向かいながら、入間は電話をキルロイ先生にかけた。]
(7) 2016/10/05(Wed) 01時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/10/05(Wed) 01時半頃
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[さっきの事故現場近くを通りがかったら、また怖くなってしまい、早く出て〜、と頭のなかで急かしていた。]
キルロイ先生? 用事おわりました。ので、かけてみたんですけど……
……えと、アタシは探偵いってきたとこです。
あの……ホテル、場所きいていいですか? ひとりでどこか泊まるのちょっと心細くて…… 同室じゃなくてもいいんで、 せめて同じ建物でって思ったんですけど。 あ!宿泊費たかろうとかじゃなくて! 自分で払うから!
(21) 2016/10/05(Wed) 13時頃
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[足早に駅に入って、後ろは振り返らない。 母のスマホで通話中、自分のスマホに着信があるが、知らない番号からなので、今度は出ないことに決める。]
あと、ちょっと、相談したいことができて…… 顔みながらのがいいかなって思ったんですけど、 ……時間て、ありそうですか?
(22) 2016/10/05(Wed) 13時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/10/05(Wed) 13時半頃
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[煩いところにいる、というわけでもなさそうなのに、キルロイ先生の声はやや大きく聞こえた。]
?
品川ですね。わかりました。 それじゃまたあとで。 駅に着いたら連絡します。
[と、電話を切った。]
(43) 2016/10/05(Wed) 22時頃
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[直後、母のスマホにメールが届く。]
げ……
[内容に、思わずそう声をあげていた。 なんなのだ、本当に。 ただキルロイ先生の編集と、母の知り合いとだけ思っていたが、出目にも何か起こっているらしい。]
(なんでこう……なんでもかんでも同時に起こるかなあ!?)
[入間は誰ともなく、ほとんど神様に八つ当たりするような気持ちで、キルロイ先生に、「わかりました!大変なところ、ゴメンなさい!」と返事をした。]
(45) 2016/10/05(Wed) 22時半頃
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― 夜:山手線電車内 ―
[入間は山手線で新宿から上野へ向かう。 今朝はろくに眠っていないため、座って電車の到着を待っているだけだと、体が眠りを求めすぎていて、気づいたら眠ってしまいそうだった。 田橋を通り過ぎたころ、一度メールを入れておいた。
『そういうことならホテルまでいきます。 場所、メールしておいてくれますか?』
と送って、電車に揺られながら、返事を待った。]
(47) 2016/10/05(Wed) 22時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/10/05(Wed) 22時半頃
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― 夜:上野 ―
[メールを受け取る。鴎外荘、というところが今夜の宿らしい。 それから電車に揺られてさらに数分。 眠りそうになりながら上野についた。 地図のURLを開き、指定されていた位置を確認する。]
えーと……
[わかりそうな建物のいくつかを確認し、ホテルに向かって歩き出した。 道中また知らない番号から着信があり、そのたびびくびくしながら、入間はキルロイ先生たちより暫し遅れてホテルに到着することになった。]
(50) 2016/10/05(Wed) 23時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/10/05(Wed) 23時頃
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― 夜:上野 鴎外荘 ―
[ホテルに到着後、入間はキルロイ先生に「着きました」とメールを送り、柄のつきいたピンク色の絨毯をで待つ。すぐにキルロイ先生がきて、同室・別室の確認をとられた。 迷惑でないかどうかなどを聞き、可能そうなら同室でと希望した。 キルロイ先生に連れられて、客室前までたどり着くと―― 出目が顔を青くしていた。]
(56) 2016/10/05(Wed) 23時半頃
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[ジリヤもその場にいた。入間は彼女に軽く会釈をする。 出目は、よほど不気味なものをみたのだろうか?嘔吐いている。 「とりあえず部屋へ」とキルロイ先生が言うのに、やや慌てた様子で、部屋の扉を開いて押さえ、出目とキルロイ先生とジリヤが中へ入るのを待った。最後に入室し、部屋の鍵を閉める。]
(57) 2016/10/05(Wed) 23時半頃
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え、え〜と…… そんなにヤバいやつなんですか?
[部屋の扉を背に問いかける。 布団を敷く手伝いくらいならばすぐにでも手伝えるが、ストーカー対策でおもいつくことなど特にはないし、自分が思いつくことなど実践済みだろうと思った。]
(62) 2016/10/06(Thu) 00時頃
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[出目が語る経緯と、キルロイ先生がベッドの下、などと言い出したことで、今朝出目がベッドの下をのぞき込んでる意味がわかった。そして、居たらどうなってしまっていたのかと、今更ながらに寒気がしてくる。]
だからベッドの下覗いてたんだ…… そ、それで今日は和室なんですね。
同室じゃなくてもどうせ怖いんで…… 人がいっぱいいたら、 ストーカーなら出てこないかもしれないじゃないですか?
[詳しい知識もなく、安易な慰めを口にした。]
(66) 2016/10/06(Thu) 00時半頃
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う、うーん……キモすぎる。
[リプライタイミングや、送られてくる写真のはなし。 口元へ手をやって、ほとんどは黙ってきいていたが、素直にそう感想をこぼした。]
一週間前、何があったかとかもわからないんですよね……?
[と、出目にきいていると、ジリヤがぽつりと「ヤヘイがいなくなった頃」と言った。]
居なくなった?誰が?
[身内が三人も失踪しているせいで、こういったことを聞き流すことは難しく、ジリヤに聞き返した。 『知らない街ニキ』の名前までは、入間にはわからず、そう説明を求めた。説明を誰かしらからしてもらえれば、またうーんと唸って困った顔をしていたろう。]
こういう事件て、こんなに普段から あちこちで起こってることなんですかね? アタシたちがしらなかっただけで……
なんか……こう……続きすぎっていうか、 重なりすぎっていうか……繋がりすぎっていうか。
(72) 2016/10/06(Thu) 00時半頃
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ヤヘイて名前だったの?あのひと。
[この人だよね?と自分の携帯から、ヤヘイを撮った動画をみせる。網を両手で手繰るような仕草が映っている。]
(74) 2016/10/06(Thu) 01時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/10/06(Thu) 01時頃
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トーキョー村?都じゃなくて?
[本を読まない入間は、キルロイ先生の言葉に首を傾げる。]
(77) 2016/10/06(Thu) 01時頃
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あっ……えと、大丈夫ですか? なんか、出目さんは出目さんで緊急かなって思って……
[おずおずとお茶を受け取りながら、入間は畳の上で正座をしながら、姿勢を正して頷いた。]
あの。 従兄と連絡がつかなくなってる話、しましたよね? やっぱり今日の日中もダメで……。
やっぱ、おばさん……えと、従兄のお母さんに、 電話してみようかと思ったんですけど。 従兄が……その、アタシの家を見てくれた後、 連絡つかなくなってるから……どうしたらいいか、迷ってて。
(79) 2016/10/06(Thu) 01時頃
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やっぱり、危ないですかね……? でも、連絡しないで黙ってるのは悪いことしてるみたいで。 アタシ従兄の職場のこともよく知らないし。 キルロイ先生、「なりすまし」の電話の時アドバイスくれたし 一人で考えるより、きいてみようかなって思ったんです。
[そこまで話すと、ため息をついて、苦笑いと困り笑いともつかぬ表情で、キルロイ先生に、言葉をとめられない様子で言った。]
従兄の名前、「るい」って言うんです。 東蓮寺琉衣くん。アタシ、るいくんって呼んでて――
[自嘲するように、「だから頼っちゃうってわけでも、ないんですけど」と続けた。]
(84) 2016/10/06(Thu) 01時頃
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へー……? アタシぜんぜん本読まないから。知らなかった。
[東京村を手にとって、本をひっくりかえして表紙を見た。]
これ作者名書いてないんですね?
[よくわからず中身を見るが、活字がいっぱいでいかにも面倒くさそうだった。]
(93) 2016/10/06(Thu) 01時半頃
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[従兄の相談をキルロイ先生にうけてもらって、入間は正座したままこくりと頷いた。]
そう。 実家のほうに戻ってるならそれで少し安心できるんですけど。 でもやっぱり、それでも実家に戻ったんなら、 アタシに一言も連絡くれないような人じゃないと思ってて……
[更に、キルロイ先生が問題視している内容を聞き、目を丸くした。入間は、親類が「なりすましをなりすましとして、父母とは別人扱いしてくれる」ことを全く疑っていなかった。]
え……えと…… そんなことってありますか!?
[無いと言い切れるだろうか。わからなくなって、俯き、震える手自分の手を、ぎゅっと握った。]
(94) 2016/10/06(Thu) 01時半頃
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アタシ、心配したらおばさんが従兄のこと探すだろうからとか そういう心配ばっかりしてて……そんな……
[そこまで疑わなければいけないのだろうか。 あまりにも途方もない。何だか喉がひどくかわいている。 注いでもらったお茶を飲もうかと、湯のみに手をかけた。]
……え?
[キルロイ先生の動きがとまっていた。]
……いや、あの、はっきり職場の名前はわかんなくて…… でも、新宿で仕事してて、たぶん西口のほうで…… 母から不動産関係、て、聞いたことあったかも……
[何故従兄の職場のことをキルロイ先生が知っているのだろうと、入間はうろたえて、しどろもどろになりながら答えた。]
(95) 2016/10/06(Thu) 02時頃
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は……?し、知り合いだったの!?
[出身は四国。そう聞いて、入間はこくこくと頷いた。 四国のお寺。しかもそんなに聞く苗字ではない。]
……え? アンケート?
[降って沸いたような単語に、目は丸くなったままだ。 そういえばジリヤも先ほど、出目にアンケートがどうのと質問していた。]
て……アタシが答えたのと、おんなじやつ……?
[なにがなんだか分からないという様子で、キルロイ先生、ジリヤ、出目を順番に見た。]
アンケート……アンケートをしてるひとも 新宿不動産で働いてたってことですか……?
(104) 2016/10/06(Thu) 02時頃
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頭おかしくなりそう……
[うーんと唸って、頭を抱える。]
つまりアタシとるいくんがイトコ同士で るいくんとキルロイ先生が知り合いで るいくんの同僚が雪野瀬さんにアンケートを……
[途方もない。出目じゃないが吐きそうだ。 そして、こんな偶然の例も――噂が本当ならば、あるらしい。 『東京村』という、本のなかに。]
(106) 2016/10/06(Thu) 02時半頃
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[明日は新宿不動産に連絡をいれてみなければ、と入間は思う。 流石に今の時間は閉まっているだろうから。]
ちょ、ちょっと待って。 一回考えさせて……あ、その間に動画おくっちゃうね。 雪野瀬さん、これに送り先いれて。
[キルロイ先生の返事をききながら、入間はジリヤに自分のスマホを手渡し、動画の送る先を直に入力してもらい、*ヤヘイの動画を送信した。*]
友達だったの?まさか彼氏とかじゃないよね?
(107) 2016/10/06(Thu) 02時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/10/06(Thu) 02時半頃
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そういえば――
[ジリヤと向き合って、言おうとしていたことを思い出す。]
関係ないかもしれないんだけど。 なんか引っかかって、考えてたんだけどさ。
アタシ前に北海道に旅行いったときに、 『ラクル』ってスープカレーのお店、いったことあるよ。
[意味は結局わかんないけど、と入間は言う。 手早く検索をかけて、店舗のHPにたどりつく。 海産分たっぷりのスープカレーの写真の下に、店の名前の由来がアイヌ語であり、海霧がどうのと書いてあった。**]
(113) 2016/10/06(Thu) 02時半頃
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― 朝:上野 鴎外荘 ―
[前日殆ど徹夜だったせいで、昨夜は気づいたら布団の上で寝落ちており、起きると四時間ほど経っていた。 早起きしてしまったので、身支度を整える時間は十分にあった。が、着替えが取りに戻れないのが困ったものである。出目にこれをぼやいてみたが、そういえば彼女も同じような境遇であった。
昨日ですでに同じシャツを着るのは限界だったため、入間は昨日道中急いで買った適当なシャツにカーディガンを羽織っている。下着も新品を購入して日替わりで取り替える、を選ぶことにしていた。着替えを取りに行けないことは非常にストレスで、こんなところでも「なりすまし」への怒りが募ろうとは……と考える。]
(139) 2016/10/06(Thu) 18時半頃
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― 朝:上野 ―
アタシも行きます。
[朝、秋葉という人との待ち合わせを終えたあと、入間は肩から下げた学生鞄のひもをぎゅっとにぎって、キルロイ先生、出目、二人の顔をじっと見る。 探偵の人からの連絡はまだない。まだ探偵がアテになるとも分からない。 両親が見つかっていない以上、探さなければ家に帰れないし、きくところによれば、もしかすると従兄と同じ職場の人が居るかもしれないのだ。着いていかないわけにはいかない。]
(140) 2016/10/06(Thu) 18時半頃
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