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フッ、フフフ。実に愉しい見世物になりそうだ。
[目の前の長髪の贄が発情しているので、自分の手で目の前で慰めるよう指示をしようか、それとも他と絡ませてみようか――などと考えていたところで。
膝を借りている同胞
くすぐったい、か?
[機嫌良さそうに笑っている同胞
よせやい。
うっかり盛っちまったら、宥めてくれるのかい?
[抗議の言葉は口先だけ。声色で嫌がっていないのはわかる。
脇腹を撫でられて、牙の間から吐息が漏れた。]
無論、そうさせて貰うが?
キミならば、多少精気を吸いすぎてもどうこうなるような事は無かろう?
[フフッ、と。贄に向けるのとは別種の笑いを浮かべながら。
茶のわき腹に這わせていた手を、胸部へと滑らせようとする]
まぁ、それはそうだが…
[一番乗りで喰らったお陰で、毛並みはつやつやになっている。
うっすらと残る胸毛を撫でるように手が胸元へ滑りこめば、
膝に座る相手には、小さな身じろぎが確かに伝わる。]
フ、フフフ……どうやら、私は贄を喰らう事以上に、こちらの方が餓えていたようだ。
同胞と会うことも、この手の事も、随分と久しかったからな?
[贄たちのやりとりを眺めながらも。
茶の同胞
[酒を飲みながら、贄たちを眺めて。
茶の同胞が嫌がらないようであれば。その胸や肩などに手を這わせたり、茶の股間に手を伸ばしたり、酒の口移しなどの手出しをするだろうか。
その後、盛ってきたならば。
人形態での体格などもあって、灰青の方が受け入れる側になるのだろうか。
その場合、地面に必要以上に触れる事を厭う雨師の性質上、馬乗りか座位あたりになりそうだが**]
【人】 薬屋 サイラス[そして、去りゆく大神にまた頭を深く垂れたあと、アクアマリンは、祭壇を向き直る。 (33) 2012/03/16(Fri) 08時半頃 |
【人】 薬屋 サイラス[そして、初老の大神を膝に乗せた茶の大神の前で、また片膝をついて、頭を垂れる。] (34) 2012/03/16(Fri) 08時半頃 |
そんな、がっつくなィ…
[雨水の指が際どい所にまで伸びれば、こちらも神とはいえど本性は獣。
饗宴で銀灰の放った色香やら、眼の前で触れ合う贄達の光景に、
アテられないはずもない。
口移しで酒を与えられれば、襟首を掴んで強く引き寄せ、
肉欲に指絡められれば、滾る熱を伝えるだろう。]
しょうがねぇお方さなぁ…
[半ば呆れた口調で言うも、声色に滲むものはむしろ乗り気で。
欲しければ勝手に搾り取ればとばかりに、鷹揚に身を任せた。]
[何だかんだで、白金の身体は完治はしていない。
毛並みや衣は一応いつも通りの綺麗さを装うことできても、
その内側にあるものは、未だにこうして軋むことがあった。
怯えていた様子だった黒髪の贄の肝一つでは、それはきちんと治るものでもなく。
じゃれあう同胞らのこえは薄らと耳に届きつつも、
混ざりに行かぬ、混ざりに行けぬ小さな神は、意識を其処から遠ざけていたのだった。]
[離れていても、酸く甘い花蜜の香は膚から馨る。
その香は次第に濃くなり始めていた。
今はまだ、明確な形を持って兆してはおらず、白い貌は冷たく鎧われているが、自制の堰が切れるのもそう遠い先ではあるまい。
その証拠に、こちらへ近付いてきた時の足運びや、こうして見下ろす佇まい、物憂く半眼に閉じた目元に、既に仄かな艶が滲み始めていた。]
【人】 薬屋 サイラス[茶の大神は薬の話には如何様に反応しただろうか。 (55) 2012/03/16(Fri) 16時半頃 |
[かつて茶の輩が銀灰を味わったは。
充分に贄を喰らえず、狂熱を鎮めかねて狂乱寸前に陥った隙をついて――のであり、必ずしも本意の交わりではなかったが。
事後はともかく交わりそのものは、犯し犯されるを熱望して、自らもあますところなく輩のからだを味わったのだった。
自ら引き裂いて暴いた腹腔の、臓物と血の様々な色合いの赤に飛び散った純白の精、
跨った輩の腰の上でそれを喜悦を浮かべて眺め、熱い息を零す。
その一方で、からだの奥深くに埋まった剛直から、より一層の快楽を搾り尽くさんと身を引き絞る。
もっと喰い易いようにせよと凄艶な眼差しで強請り、頭を抱き寄せると眼球に舌を這わせて抉り取り……
そうして、血肉を貪る長い交接の果てに、漸く充ち足りた銀灰が獣の姿に戻ってまどろむ頃には。
茶の輩の体重は半減――とまではいかぬまでも、相当に減っていた筈だ。
大神であっても危うい深手の傷、癒えるまでに如何ばかり掛かったことか――]
[本来ならば、人に似せた姿はもうすこし若い――おそらく人間でいうならば、40を過ぎ50近い程度のもの。
己にはどの位に姿が変わっているかはわからないが。同胞の精を吸えば、回復もはやかろう。
酒の口移し時に引き寄せられれば、目を細めて。口内の酒がなくなっても、舐めたり啄んだりなどしたか。
熱を帯びたそれに指を絡めれば、手の中での精の放出を促すか]
贄の味見をするか?
ならば、私は邪魔になるな。
[茶の同胞と金糸の贄のやり取りに、同胞の下肢にある熱へ絡めていた手を引き。
ぺろり、と己の指を舐めた。
自身も熱を帯びており、風の熱をもっと欲しいとは思っているが。
人間相手と違い、同胞には無理を強いるつもりはない。
茶の同胞が贄に手を伸ばすようであれば、その膝から降りて褐色の贄を椅子に、余興と同胞たちの様子を眺めるだろう]
[構えているのは、己の方。
銀灰と娘との冷たいくちづけも、交わされた命令の内容も、白金の記憶には無かったが。
ふたりで在る様から、それとない雰囲気程度のものは、何処かで察していたのかもしれない。
そして何より。
かつて辱められ怯えを抱かされた小さな神の、確りとした心持を蝕むものだった。]
【人】 薬屋 サイラス[その眸には何が見えただろう。 (69) 2012/03/16(Fri) 20時頃 |
この贄を。
喰いたいものはいるか。
[金髪の贄を見据えたまま、低い囁きを。]
【人】 薬屋 サイラス ――…… (75) 2012/03/16(Fri) 21時頃 |
………………………
………… あ のコ 、 ぼく は
………… ぼく が 、
[途切れ途切れの幼い声は、怯えを孕みながら、しかし確かに零れていた。]
[別に今、何かしら粗相やら狼藉やらをはたらいた訳でもあるまいに。
低い囁きを聞き、香をもまた感じ取っていた小さな躰は。
何時かの記憶がぶり返しでもしたように、裂かれるような、
穿たれるような、剥がれるような、そんな痛みを鈍く抱いていた。
それでも、そのか細い声は、洩れていた。]
いちいちびくつくな。
[と冷淡に無理難題を吹っかける。
若い輩が怯えるほど虐待したのは当の本人なのを棚に上げている。]
では喰え。
そして、答えを聞け。
………… ほ し い ん だ …… あのコ が
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