人狼議事


64 色取月の神隠し

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【人】 弁士 仁右衛門

――秋月邸:書斎――

 んあ。

[夢現から本格的な眠りに移行しようとしていた時に聞こえた襖が開けられる音。
眼鏡のズレた間抜けな顔で、そちらを見遣れば昨日空き地で会った跛足の優男の姿>>1:140があった。]

 おょょ。
 何故に田中君が私の書斎に居るのだ?

[今朝、女中から聞かされていたにも関わらず、不思議そう口を開ける。
その、鷹揚とした調子から、己の知らない間――要するに使用人判断でということになるが――に他人が邸に上がり込んでいること自体にはあまり関心がないことが解るだろう。
最も、その無関心が良いことか悪いことかは別ではあるが。]

 ああ、皆その様に言うなぁ。
 文の法則さえ理解してしまえば、どんな言語であっても簡単に読める筈なんだがね。

[藤之介の手にしている文献は独逸語で書かれているものだ。]

 私にしてみれば、多くの者が限られた狭い価値観に縛られて生活し、そのことを疑問にすら思わないことが不思議でならないよ。

(0) 2011/09/14(Wed) 08時頃

【人】 弁士 仁右衛門

 いや、書物を読むだけじゃ駄目なんじゃないか。

[藤之介の内心>>1:148は知らず、寝転んだままあっさり否定する。]

 考えること、考え続けることが出来なければ、何も知ることは出来ぬだろうよ――――というより私は、何事においても"全て"を知る事など不可能だと思うがな。
 
[全てを理解したと思ってしまったら、そこでそのことに対する思考は止まってしまう。
それは、驕り以外のなにものでもないだろう。
必要なのは近付く努力。
例え、それで触れることが出来るのが僅かな点であったとしても。
僅かな点であるからこそ、尊いと。
そのように感じられれば、世界は変わるのじゃなかろうか。] 

 なんだ、田中君は何か知りたいことでもあるのかい?

[珍紛漢紛と言いつつ、文献を眺める男に何とはなしに問う。]

(1) 2011/09/14(Wed) 08時頃

【人】 弁士 仁右衛門

 ――――どした?

[と、藤之介の後ろで此方を伺い見る女中に気付き声を掛ける。
聞けば、説法師の法泉が正門に来ているらしい。]

 ……無駄に真面目だなぁ、法泉君は。

[ぼやきつつも徐に眼鏡を外して天井に翳す。]

 おお、こうして見ると硝子が傷だらけだ。
 ずっと付けているのに、この傷が何時何処で付けられたものなのか全く解からないぞ。

[面白そうにはっはっと笑えば、その惚けた態度を女中に窘められた。
厳密には、物凄い剣幕でいい加減にしろと怒られた。]

 おぉう。まぁ、そう怒るな。
 とりあえず、放っておけばその内諦めて帰るだろ。

 いやいや、来てくれと頼んだ訳ではないし**

(2) 2011/09/14(Wed) 08時頃

弁士 仁右衛門は、メモを貼った。

2011/09/14(Wed) 08時半頃


 法泉君は何やら、私を仏の化身のように勘違いしていて困るのだよなぁ。

[以前、彼がならず者達に絡まれている所を助けたことがあった。
その時、必要に迫られて幻術を使ったのが原因と言えば原因ではあるが、使わなければ殺されていたかもしれない。

それ以来、何かに付けて意見を求めてくる。
説法師が半妖に説法を求める等何の冗談だと言いたい。]

 それに、あの異様に敬うような眼差しが―――…はぁ。


気ぃ薄うなったねぇ

[か細く箏の音が揺れる]


─ 祭り初日 ─

おだんごと同じくらいおいしいの?
おいしいのに、食べられないの?

[明之進の事情は知らず、ことりと首を傾ぐ
おいしいとの勧めには、随分心惹かれたものだったが]


……。……。

[続く辰次の忠告に困惑とともに押し黙る。
おすすめしないと、二度言われた。
むうと考え込んで首を振る]

おしろい食べものじゃない?
食べものじゃないなら、いらないもの。

[ふる、ふると首を振る。
口の中、明之進に貰った飴が甘くてとても美味しかった*]


【人】 弁士 仁右衛門

[放っておくのは余りにも不憫ではと法泉を気にする女中には。
 いいからいいから。と手をひらひら。]

 それよりも…

[ガバッと急に起き上る。]

 今、私は甘いものが食べたいぞ。
 何故かは解らぬが物凄く無性に如何しても。

[顎に手を充て神妙な面持ちでそう告げる。]

 昨日は惣菜ばかり買って、甘味は買っていないんだよなぁ。
 先日、翻訳のお礼に貰ったカステイラは未だ残っていただろうか?

[尋ねつつも、調べに行こうとする女中は制止した。]

 ああ、いいよいいよ。
 それくらい私がするから。
 君は自分の仕事に戻りなさい。

(9) 2011/09/14(Wed) 16時頃

仁右衛門は、藤之助を書斎に残し、カステイラ探しに仏壇部屋へ。

2011/09/14(Wed) 16時頃


――秋月邸:廊下――

 さて、法泉君にはこのまま正門で粘られても厄介だし、早々に退散願おうかな。

[ふっと息を掌に掛ければ、もわもわもわと現れる幻惑の霧。
法泉の目には己の姿に見えるだろう。
それはいかにも法泉から逃げるように裏口から邸を出て行く。
そして、それを追いかける法泉。]

 すまんな。

[法泉が正門から居なくなるのを確認すると、そのまま何喰わぬ顔をして仏壇部屋へと足を進めた。]


【人】 弁士 仁右衛門

――秋月邸:書斎――

[カステイラは仏壇部屋にて直ぐに見つかり、一切れ頬張りながら書斎に戻れば、藤之介と談笑する女中の姿が目に入った。
何やら女中の声が妙に上ずっているように聞こえる。]

 法泉君はもう帰ったみたいだぞ。

[背後からそう声を掛けると、女中はやけに驚いて、あたふたと仕事に戻って行ってしまった。]

 …なんだ?

[きょとり。]

 ああ、田中君も食べるかい?

(10) 2011/09/14(Wed) 16時頃

弁士 仁右衛門は、メモを貼った。

2011/09/14(Wed) 16時半頃


ああ、薄らいできたなぁ。


[実に楽しそうな声が応えた



 そうやなぁ。
 たまにしか味わえないことやからねぇ。
 楽しい思いますよ。

 夕顔の声も奇麗で澄んでますよぅ?

 妖しの刻を告げるはひぐらしの詩
 黄昏に花開く夕顔は
 きっと声に逢うて奇麗な姿なんやろうな?



[耳を澄ませば龍の笛の愉悦の調べ。箏はゆらりゆらりと紅のソラを奏でる
黄昏の、あやかしが彩花たる花弁を開くその詩を]

 たのしそうやねぇ、龍っつぁん。
 さっきも巫女の娘さんとおった時も
 えらい愉しそうやったけど…

[的当の時を思い出して、少しだけ意地悪そうにクスリと奏でてみせる。
…的当に熱中するあまり倒しそうにしてくれたお礼を兼ねて]


[からかうようだった音色は次いで低く調子を変えて響く]

 雷門さんも、お留守になりそうやし…
 うちらの気も強ずなりますやろうな? 

 隔世の園へ惑わすつもりやろか?
 ヒトにとっては異形の世
 刻の移ろいを忘れた廻る世界に

 皆さん招きとぅ思うヒトは見つけましたん?


弁士 仁右衛門は、メモを貼った。

2011/09/14(Wed) 20時半頃


祭りは楽しいもんだろう?昔も今も変わらずに。
特に、隠世と現世が重なる祭りなんて滅多にない。

[当然だろう?と軽快な笛の音。

……そりゃぁ、まぁ。
誰かと回れば、楽しさは倍増だろう?

[揶揄するような笑いに、少々罰の悪そうな響き。
雑に扱った負い目も自覚していたりで。]


……人は、儚い。
招いてやった方が親切ってもんさ。

[常なる世への誘い。それを躊躇う響きはなかった。]

招きたい人間か……居るよ。志乃さんにもいるのかい?

明、お前は?友だちが出来たって言ってたけど。
どんなやつ?

[志乃に尋ね返し、その次に聞いたのは弟分。]


【人】 弁士 仁右衛門

[カステイラを平らげれば、机に積み上げられている文献のひとつを手に取り熱心に読み始める。

ぱらり、ぱらり―――。
暫くは文献の頁を捲る音だけが書斎に響いた。

藤之助は気付いただろうか。

書斎の一角が、蜃という伝説の生物、妖怪について記された書物だけで埋め尽くされていることに*]

(21) 2011/09/14(Wed) 21時頃

友達は いっぺーたって言う名前。
おもしろかったよ。一平太と先生。

[祭り前日の事を思い出して楽しげに囁いた。]


たつー、神社 雷門さんいないよ

[神社から、見たことを報告した。]

どうしよう 雷門さん 迷子かな
探した方がいいかな


一平太……へえ?先生も?

[明之進から出てきたのは、つい先程まで共に居た人間の名。世間はやっぱり狭いのかもしれない。

雷門の爺は散歩にでも行ったんだろ。
ここいらは雷門にとっちゃ、庭みたいなもんだ。
探さなくても平気平気。

[適当な見解を示す。
迷子を捜しに行った明之進が迷子になるのを心配した。]



 儚い…そうやなぁ

 人間五十年
 化天のうちを比ぶれば
 夢幻の如くなり

 人の世の歳月など、
 うちらには瞬きするようなものやからなぁ
 人の理で、それが幸せかはうちにはわからんけれどな…

[龍の笛に比べて箏の音はいささか複雑に揺れてもいたか]

 そういえば敦盛さんも笛の名手やったねぇ
 龍っつぁんとどちらが巧いやろ?


 うち? そうやなぁ……
 おる…んやろうけど
 その子には……ああ、何でもないんよ。

 そうやな。連れて行ったら楽しいやろう思う子はおるんよ。

[九十九の神とて、元々は人の作りし器の姿
そして、滅することなく永きを経て初めて我を得るに至る。
他の妖しの齢は知るところではなかったが
遙か平安より人と共に時代を巡ってきた箏には
少しだけ惑う思いもそこにはあった]


 人多いんも考えもんやなぁ

[箏は一寸泣きが入った音色だったか?]


敦盛?
って、あの?舞になってるやつ?

[志乃の出した人物の名を、龍笛は聞き返す。

……さあ。
俺は実際に、敦盛の笛を聞いたわけじゃないからな。
でも、きっと…人の手による笛のが、巧いだろうなぁ。

[それを語る際、声音はどこか、寂しさを含んでいて。]

にしても、結構長いこと九十九やってんのかね、志乃さん。

[敦盛よりは後の時代の龍笛は、そんな話題に切り替えた。]


しの、なんさい?

[けさらんぱさらん、気になって聞いてみた。
女性に歳を聞くのが失礼とか、そんなの知らない。]


 よう知ってますなぁ
 平敦盛さんいうお武士さんやったんよ。
 うちも会うたことは流石にないんやけど、伝聞でなぁ…

 せやなぁ……うちも龍っつぁんも、
 元々はヒトの手によるもんやからなぁ。
 せやけど不思議やなぁ。
 作ってくれたヒトはっもうおらんのに、
 うちらはこうやって隔世で謳歌してるんやもんなぁ

[寂しさの類は異なるやもしれない
けれど、きっと九十九には九十九として同調できる思いもあるだろう]



 永いいうても、じぃとしてる時の方が多いんよ。
 あまり強ぅ妖力は持ってへんから、今みたいに具現化し続けてられる時間にも限られていてなぁ。
 疲れて眠ったらまた何十年とかざらやからねぇ。

 それに、うちがべべこやったころに既に
 ヒトの書にも書かれてた奴延鳥さんの方がずっと永い思うんよぅ?



 ええと……千にはいかんはずやけ…

[くそ真面目に答えようとして、ぴたりと止まり]

 妖しの世に齢はありませんよぅ?
 常なる世界なんやから。

 せやから永遠の九十九やな。
 そのうち半分くらいは寝てしもうてるから
 五十…“じんかん”と変わらへんね。

[えへへと誤魔化しかげんな調べが走る]


人がいなくなるのは早いのに、その人の手で作られた俺らがこうしてずっといる、っていうのも…よく考えてみたら変かもなぁ。

[よく考えてみたこともなかったので、改めて言われると不思議な感じが確かにする。

そうか。なら、起きている時間は貴重だな。

[祭りの時に目覚められてよかったな、と笑う

ふぅん…藤、だっけ?
「鵺」も能か何かになってたっけか…

[囁きの中、直接ではないが聞いていた名を呟いた]


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