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【人】 覆面嫉妬団 ミルフィふふ、それで良いわ。 (3) 2013/10/28(Mon) 23時半頃 |
【人】 覆面嫉妬団 ミルフィん、後で教えてあげる。 (8) 2013/10/28(Mon) 23時半頃 |
【人】 覆面嫉妬団 ミルフィあれ、なしだっけ。 (10) 2013/10/29(Tue) 00時頃 |
【人】 覆面嫉妬団 ミルフィんー、生憎だけど。 (14) 2013/10/29(Tue) 00時頃 |
【人】 覆面嫉妬団 ミルフィだって、勝手にイッたのはピッパでしょ? (21) 2013/10/29(Tue) 00時頃 |
【人】 覆面嫉妬団 ミルフィへぇ、本当にイッちゃったね。 (27) 2013/10/29(Tue) 00時半頃 |
―― 回想・二年前の理事長室 ――
[まだ身長も今ほど伸びておらず、幼さを伴っていた頃の話。
当時の詩文部の部長――初めての相手に、処女を奪われて
毎日泣きはらしていた時期があった。
サディスティックな部長ではあったが
流石に毎日目を腫らして登校する自分を見かねて
理事長室まで連れてこられた。]
な、んですか……?
[私何か悪いことしましたか、と泣きそうな顔をしている。
悪いことなら確かにした。でも加害者は先輩だ。
その先輩が自分を理事長室に連れてくるなんて
一体どういうことなのか、状況が飲み込めなかった。]
[理事長であるビアンカは、自分を見て優しい表情だった。
そして、そんなに目を腫らしていては可愛い顔が台無し、と
微笑んでくれた。]
……え、ぅ……でも、私、その……
[初めてを奪われたショックなんて理事長には話せない。
と思っていたら、理事長からその出来事について語られた。
目をまんまるにする。
理事長が知っていて黙認とはどういうことなのか、
そう考えていると、彼女はこの女学院で
代々行われている秘め事について
わたくしの趣味なの、という衝撃的な一言で
全てを完結させた。]
……え、えええ……
[そのあとの理事長はカウンセラーのように優しく
自分の傷を理解した上で、それは必要なことだと諭し
女生徒が大人になることについてやら
スキンシップがどのような心理的効果があるかやら
専門的とも言える知識を、わかりやすく話してくれて]
……。
[丸め込まれている気がしないでもなかったけれど
かと言ってせっかく入った学校を辞めるという選択肢はなく
最後に先輩からぽんぽんと頭を撫でられ、理事長に微笑まれ
そのコンボで、行為は悪いことじゃないんだ――と、
いつしか罪悪感や恐怖感は、ぬぐい去られていた。]
そっか……悪いことじゃないなら……
いいんです、ね……
[先輩を見上げると、いつもない笑みで抱き寄せられ
そのまま口づけられていた。
理事長はにこにこしながらそんな自分たちを見ている。
ああ、此処はそういう場所なんだ――
納得した、というよりも、納得せざるを得なかったのである。]
【人】 覆面嫉妬団 ミルフィん、いいよ。 (82) 2013/10/29(Tue) 09時半頃 |
【人】 覆面嫉妬団 ミルフィあー、そっか。 (83) 2013/10/29(Tue) 09時半頃 |
――そして今に至る――
[えっちなのは悪いことじゃない。
身をもって教えられたこと。
ただ社会に出て、それでもこの考えは通用するだろうか?
卒業まであと半年もないのに――]
……私、
セックスがないと生きていけない身体にされてしまったんだわ。
[ふわり零した言葉は、誰かのもとへ届くだろうか**]
【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ満足できるよ? (84) 2013/10/29(Tue) 09時半頃 |
― 幕間:入学して半年後の事 ―
[入学当初から色んな生徒に手を出して回り。
果ては、校内で自称彼女が複数名絡んでの修羅場まで演じたミルフィだった。
流石に見かねたのか理事長室に呼び出される。
彼女自身、退学にはならないだろうと開き直っており。
停学になったら一時帰宅して服でも買いに行くかぐらいに考えていたのだったが――]
――はい?
[理事長は色んな意味で大物だった。
モテる事を褒められた後。
それでも、校内で自称彼女が鉢合わせるようになったのはミルフィが悪いと諭し。
そもそも、個室はその為に選んだのでしょうと紅茶を飲みながら微笑む。]
えっと、つまり……
もっと上手くやれと?
あ、紅茶おかわりください。
[驚いた事にその通りだと肯き。
ミルフィの遊びにはむしろ期待しているとまで言い始めた。
無茶苦茶な理事長である。
そして、そのままあと40年若ければ一緒に遊ぶのにと言い出した彼女にミルフィは告げる。]
女子高の教師が卒業した生徒と結婚なんて良くあるんだし。
理事長も遊べば良いんですよ。
― 現在 ―
ま、良いんじゃない?
[聞こえてきた声に応える。
彼女の声は耳に心地良く届くのだった。]
……え、あれ
[独り言のように呟いたはずだったのに
肯定の声が返ってきて]
幻聴……?
いや、でもその声聞き覚えが……
い、いいのかしら?
[ミルフィの声……?]
……やっぱピッパの声か。
理事長にこの前妙な紅茶貰ったけれど。
この状態ってそのせいなのかしらねえ。
[頭の中に直接響くような声。
まるで漫画だった。]
紅茶……?あっ!
[そういえば詩文部の後輩が、先日紅茶を差し入れたのだった。
貴女は飲まないの?と問うたら
先輩にだけ飲んで欲しくてーなんて甘い声を出していたけれど
よく考えたら怪しすぎた。
あれが理事長の差金――ありうる、十分ありうる。]
ミルフィと一心同体なのね……。
[少し苦手意識すら抱く相手の声に複雑な気分。]
授業中にエッチなこと言ったりしないでよ?
あ、バレた?
いやあ、授業中もそうだけど。
部室とか、皆でご飯食べてる時にも「こっそり触って」とか色々出来るなって思ってたんだよねえ。
[全く悪びれた様子も無く告げる。
ふと、思い出したように。]
そういえば、さっき返してあげた携帯だけど。
もうメールとか時間とかは確認したのかしら?
ば、ばかっ、そんな回りくどいことしちゃや
[暗に直接して、と告げているようで、
言ったあとで少し照れくさくなる]
え?携帯?
見てないけど……。
[時計は腕時計だしメールなんてこないし。]
……なんで携帯?
ふーん。
皆が居る前で「ちょっと触ろうか」とか直接言って欲しいんだ?
[わざとそんな曲解して見せたりして。
彼女の反応を愉しむように。]
んー。
ちょっと悪戯しておいたんだけどね。
いつ気がつくかなーと思ったけど、まだ何も来なかったからさ。
ち、ちがっ、そういう意味じゃなくて!
もうっ。なんでミルフィなんだろ……
[理事長もお人が悪い。
ミルフィ贔屓なのかな、なんて考える]
悪…戯……
そう聞くとすごく開きたくなくなるんだけど――
……うん、まぁ後で見ておく、ね。
んー。
なんでだろね?
多分だけどピッパを気に入っていて。
それで、虐めるならあたしが丁度良いと思ったとか?
それってすっごく嬉しくない!
[虐められるのはいやぁぁ、と悲痛な叫び。
だとしたら理事長が天邪鬼すぎてもう。]
ま、まぁミルフィのこと……嫌いじゃないわよ?
ただなんていうか……
その……
[少しもじもじ。
本命というにはまだ早いけれど]
気になってる子、が、いるの。
だから私とミルフィはあくまでも遊びだから――ね……?
分かってるよ、そんな事。
[そう言いながらも、ピッパの反応は可愛らしくて。
だからついつい困らせるような事を言ってみる。]
ま、上手く行って付き合ったとしても。
あたしとも浮気しようね?
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