人狼議事


297 湿っぽい古風和ホラーRP村「紫陽花奇譚」

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【人】 飴師 定吉

夕ちゃん…?
夕ちゃんどこや!??
また神隠しが目の前で…

[目の前で二人寄り添っていたはずの姉妹が一人になった。
割れた岩や木の傍をぐるぐる回り、
行方を捜すが当然のように見当たらない。]

あれ?…そういや、紫陽花も無くなってる。
あれだけ咲きまくっとったのに。

[夕顔を見つけられず、座ってため息をついた所で
あの特徴のある美しい花。
透明色の紫陽花も消滅した事に気がついた。]

(5) uyuki 2019/07/19(Fri) 01時半頃

【人】 飴師 定吉

あ…空、夕方の色になってきとる。

[それまで頑なに午後の様相を示していた空が
雲の隙間に橙色の光を宿し始めている。
逢魔ヶ時の黄昏色。
止まっていた村の時間はいつのまにか動きはじめていた。**]

(6) uyuki 2019/07/19(Fri) 01時半頃

【人】 飴師 定吉

……まぁ、どう見ても黒幕の動き違うし。
亀吉、なんか見えとったんやね?

[>>9>>10
 自分には見えない世界の怪奇現象とも言える神隠し。
朝顔を見て、亀吉を見て、動き出した世界を考えると
どうやら収束したみたいだと理解した。

そして、夕顔の名前を出さないようにとの
朝顔の願いにはとても微妙な表情が浮かんだ。]

(12) uyuki 2019/07/19(Fri) 22時半頃

【人】 飴師 定吉

んん…まぁ、こういう事件あったらな…
朝ちゃんは、夕ちゃんが犯人扱いされるんかと思っとるやろうけど。

駐在さんとこでは、神様の神隠し、
なんて扱いは通じへんのよな。

[>>11 片手で頭を軽くかき、割れた大岩を仰ぎ見た。]

(13) uyuki 2019/07/19(Fri) 22時半頃

【人】 飴師 定吉

誰ぞ行方不明になったら、必ず事故とか生きてる誰かの仕業とか理由が必要になってくる。

俺んとこも両親おらんなった時、土砂崩れの所為やってわかるまでは神隠しやーとか言うもんもおったけど。
それで報告は出せんって駐在さん言っとった。

だから夕ちゃんは…ほんまに神様に隠されとったとしても
失踪者の一人っちゅう扱いになると思うよ。
俺も、人が消えたとか探したとかそういう見えた事だけしか説明でけへんし。

[片手で頭を抑えたまま、朝顔と亀吉に交互に視線を向け、自分の方針を伝えたのだった。*]

(14) uyuki 2019/07/19(Fri) 22時半頃

[透明な紫陽花が、西日を受けて空気に溶けていく。
けれど、“此方側”には確かに存在していた。

花手毬を両手で掬い上げるようにして、口づけをひとつ。
それはまるで、むずがる幼子をあやす為の、ような。]

 ……そんで。
 “わたし”は、満足したんやろか?

[私は敢えて、振り返らずに問うた。

割れた大岩の上。
最初からずっと、“わたし”はそこに居た。]


 

[わたし、おねぇちゃんやから。

それは、酷く重たく、甘美な呪いの言葉だった。]

 


 わたし、おねぇちゃんやから。

[わたしは、そう言って、微笑う。
綺麗な綺麗な顔をして。

振り返らずとも分かる表情に、チリチリと胸の奥が焦げ付いた。
そういって、何度でも、我慢する。
おねぇちゃんとは、そういうものだ。
可愛い妹の為、何もかもを、飲み込んだ、わたし。
けれど、私は知っている。

本当は。
わたしだって。]


 頑張ったなぁ。“わたし”。

[やから、もうえぇんやよ、って。
私は振り返る。

わたしは、私だった。
私はいつだって…泣いていた。
ほろほろとこぼれ落ちる雫は、きらきらと夕日を浴びて、消えていく。

知っとったよ。わたし。
おねぇちゃんて、呼ばれることが誇りで、嬉しくて、でも。
たまには、褒めて欲しかった。
認めて欲しかった。

私には、あさちゃんがいた。
あさちゃんから、返される想いがあった。
でも、わたしは。わたしの妹は。]


 なぁ、おねぇちゃん。
 私がおるよ。

[岩の上に腰かけた、緋色の花嫁。
その、指先の硬い手を、取り上げる。
そっと撫でれば、怯えたように、震えた。]

 無理やり、終わらせちゃって、ごめんな。

[でも、“私たち”、おねぇちゃんやから。

そぅと囁くと、花嫁は、“本当に”微笑った。
見えない紫陽花が、揺れる。]


[例えば、誤って毒の葉を食おうとした時。
例えば、火の粉が木屑へ燃え移ろうとする時。
例えば、ひとりぼっちの寂しさが沁みる夜に。

私はあなたに寄り添い、護るでしょう。
そう、約束したから。

そんな私の目を通して、わたしもまた、村を見守るでしょう。
わたしは、あの岩の上から動けないけれど、きっと愛する者たちを、護るでしょう。


私たち、おねぇちゃんやから。


きゃらきゃらと、子供たちの笑い声が、木霊する。
紫陽花の“此方側”で、幼子たちが集って鬼ごっこをしていた。
彼らが大人になることはない。
彼らは、永遠に、私たちの可愛い妹、弟のままである。]


 

                     〜Fin〜


【人】 飴師 定吉


あー、そっちの方か。
なるほど、な。
残っとる村人も、何があったかは知りたがるわな。

[駐在さん云々ではなく、村に対しての説明なら。
確かに神隠しの話として通じるものもあるので。]

(21) uyuki 2019/07/20(Sat) 00時半頃

【人】 飴師 定吉

……。

俺はそもそも、夕ちゃんがどう関っとるかも知らんし。
目の前で消えたのだけが事実や。
憶測での説明とかはようせえへんな。

[>>16 黙っているという意思表示で
朝顔に応えつつ、亀吉の様子を見る。]

>>20
亀吉は俺よりなんや色々見えてるみたいやから複雑やろうなぁ。
「言わぬが花」って事なんやろうけど。


……あれ?養うって、朝ちゃんとこのお父さんお母さんって…
…うわ…もしかしてそういう事なんか!?

[うわぁ…ともう一度呟いて、天を仰いだ。]

(22) uyuki 2019/07/20(Sat) 00時半頃

【人】 飴師 定吉

このままやと、夕方がすぐきそうやな…
二人とも、一旦下山して戻ろか。

花を咲かせる為にも、しっかり育って根を張ってかないかんから、な。

[>>26>>27 手を繋ぐ二人を穏やかな表情で眺め、空を見る。]

………あれ…??

[何故か自分たち以外にも気配を感じ、驚いて瞬きをするが。>>28

見えるのはただ、
黄昏時が近づく空と森の木々だけだった。*]

(29) uyuki 2019/07/20(Sat) 22時頃

【人】 飴師 定吉

なんやろね。
今、俺ら以外に知ってる誰かがおったような
そんな錯覚してもうて。

んー…亀吉が見えてへんかったら、
多分なんもないんやろ。うん。

[>>31 暫く怪訝そうに首を捻っていたが、
そう結論付けてすまんなと笑ったのだった。*]

(32) uyuki 2019/07/20(Sat) 23時頃

【人】 飴師 定吉

そうか。
夕ちゃんは、神隠しに逢った後でも
ずっと朝ちゃんと一緒におってくれるんやね。

………行こうか。
二人はどうする?亀吉の通った道ってどっちやったかな。

少し下に芙蓉はんもおるから、合流して麓まで行って。
後、俺は隣町の駐在さんとこに寄って
…忙しくなりそうやわ。

[定吉視点では、神隠しにあったかもしれないのは朧だけだったので。
芙蓉が不在で先に下りたと思っていたら、
実は行方不明と知りうろたえたのはまた後の話。

二人の先に立ち、村へと戻る選択をしたのだった。**]

(35) uyuki 2019/07/21(Sun) 00時半頃

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