人狼議事


65 In Vitro Veritas

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ひつじ リンダは、メモを貼った。

2011/10/05(Wed) 00時頃



 オリジナルを失ったクローンは、
 ……よくない、んでしょうね。

[小さく訊く。]

 きっと、

               殺される?


[それが一番自然だと感じたから。そう述べてから…。]

 ――……じゃあ、貴方は、殺されないでください。

[利己的な笑み]




 そしたら君は、
 “クローン”という存在のまま、
 雨宮セシルの代替品のままだよ?

 元の生活に、戻りたいの?

[囁く言葉の意味は、
 雨宮セシルを殺せというに等しく。
 けれど声音は酷く穏やかなままだ]


 元の生活には、戻りませんよ。
 こんなこと知って、元の場所に戻すなら、

 世界はよほど、ばかですね。

[代替品、その言葉に、目を細める。]

 それが、俺の価値ならば、
 貴方のスペアというものに価値があって、
 それで、生きていられるのなら、

 そういう存在でも構いません。

 そう、


 はじまりは貴方だ。
 それは認めます。むしろ、それを利用して、
 俺は、俺として生きていきたい。


 言ったでしょう?
 貴方と俺は、同じじゃない。

 貴方が死んだから、
 貴方の変わりにそこで生きるなんて…。




 ありえない。
 俺は、雨宮セシルじゃなくて、


                コーダですから。

[そう、それは、つまり、身も心も全移植なのだと…。]




 そう、君たちは知りすぎている。
 だから、元の場所には戻れないだろう。

 君の居場所は、きっとなくなる。
 だから、俺の場所で君として生きればいいんじゃないのか?

 会えるよ。
 ニーナにも。

 君の望むかたちではもちろん、ないけどね。

[耳元くすぐるようにそっと囁いて、離れる]


 ――………

[ニーナに…その言葉には微か、瞳は揺れた。
 だから、そのときの、返答はやや詰まったけれど…。]

 ニーナは、
 その腕が、ニーナなわけじゃない。

[囁いて離れていく背中を見つめて。]

 居場所がないなら、
 居場所をつくるまで……ということですね。

 でも、そしたら、貴方はどこにいくんですか?

[その問いは聞こえただろうか。**]


【人】 ひつじ リンダ

[>>4:138僅かに上げられた口端。
それが合図のように、彼女の手は“彼女”へと伸ばされる。
ゆっくりと“彼女”の首へ絡みつく其れ。
そのまま、少しずつ力が加わっていく。]


いたい の  



          ―――…ごめん

[ぎり、と首は絞まる。
手の平は、ネクの血で既に染まっていたけれど。]

(74) 2011/10/05(Wed) 21時頃

【人】 ひつじ リンダ

[――まだ足りない]



        [あと少し]



                       [もう少し]


        [これ で―――…]

(75) 2011/10/05(Wed) 21時半頃

“オリジナル”は、全部、全部壊してやる……

僕はあいつらを許さない。

――今まで、皆を犠牲にしてきたオリジナルを、絶対に許さない。

[それは個に対する怒りではなく。
もはや世界に、不条理に対する憤り。
この世界のシステムがクローンを認めないというのなら。
そんな世界こそ、認めてなどやるものか]


【人】 ひつじ リンダ

[ばさり、地へと“彼女”が落ちる音。]



……… 


[長く凍り続けていた表情が解け、
口角が緩やかに上がる。

彼女が望んだ、最初で最期の願い。



あとは――――]

(79) 2011/10/05(Wed) 21時半頃

ひつじ リンダは、メモを貼った。

2011/10/05(Wed) 21時半頃


【人】 ひつじ リンダ

[ふらふらと、覚束ない足取りで歩く]






―――…     して


                こ     し、て

(82) 2011/10/05(Wed) 21時半頃

【人】 ひつじ リンダ

     こ  わ   し  て

(83) 2011/10/05(Wed) 22時頃

【人】 ひつじ リンダ

[誰かの人影を見れば、そう言って駆け寄るだろう。


彼女が壊されることで初めて、“いっしょ”になれるのだから。]

(84) 2011/10/05(Wed) 22時頃

【人】 ひつじ リンダ

[>>92名前を呼ばれて、ふと立ち止まる。
その眸は、地下で生活していた時より錆び付いていて。]

こわ し て

[呟くも、それは受け入れられず。
とめどなく溢れる、初めての感情に、温かい液体が
つう、と頬を伝うのが分かった。]


――――…  ちがう

(99) 2011/10/05(Wed) 23時半頃

【人】 ひつじ リンダ

ちがう    ちがうの


[セシルが去ろうとも、頭を抱えて一人呟く。
壊れた録音機のように、何度も何度も同じ台詞を再生して。]

わらった


ちゃんと  いっしょ   って…

[声が震えていく。
嗚咽混じりに、悲痛に響く。]

(100) 2011/10/06(Thu) 00時頃

[――“コーダ”と蝦江のクローンと、
 ふたりの間で交わされた、偽りの約束を知らない。
 けれど、その彼に見える時こそ、

 “自分”が終わるときなのだと、思う]


【人】 ひつじ リンダ

わからない


わたし    ひとり

[“いっしょ”だと思ったから、
彼女を手にかけることが出来た。
彼女の望みを叶えることが出来た。

しかし、それすら叶わない状態で
一人というのが、心苦しかった。]

ねえ


…ねえ

[>>102髪を撫でられるも、震える声は止まらず。
ねえ、とひたすら問いかけてセシルに縋る姿は
彼に“壊して”と懇願しているようで。]

(104) 2011/10/06(Thu) 00時半頃

ひつじ リンダは、メモを貼った。

2011/10/06(Thu) 00時半頃


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