人狼議事


139 【飛歓】暇を持て余した神々の【RP村】

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【人】 肥代取り 置壱

――朧との夜>>5:+43――

[縁側に座って月を見ていた朧に声をかける。
珍しく酒はなかった。

掴んで引き寄せたのは、彼と高天原を繋ぐ糸。
まるで水流のような色のそれは、月光をうけて輝く。

己は祟り神だと告白し、もうこんな事をしたくないと助けを求めるという選択肢もあるのだろう。

認めた友人だからこそ、すがりたくはない。
これは最後の意地で、意思だ。]

酒代は、踏み倒す。

[もう二度と会うことは出来ないだろう。
朧の横顔を見て、その意図に笑みを浮かべ、
*切った*]

(17) es 2013/08/17(Sat) 21時頃

肥代取り 置壱は、メモを貼った。

es 2013/08/17(Sat) 21時半頃


【人】 肥代取り 置壱

[甚六に名を呼ばれ、目を細める。
怒号のような口上に、笑みを崩さぬまま。]

……左様ならば、ってね……

[そうして断たれる左腕。そして糸。
その音は決して、琴のように澄んだものではないけれど。

*切り離された体と共に、意識は遥か遠く、高天原の外へ消えていく*]

(19) es 2013/08/17(Sat) 22時頃

―縁切りの刹那―

[禍に憑かれた直後から、自分を見失っていた。
忘れていた荒神の意識と置壱としての意志が、糾える縄のごとく絡まりあい、自意識の境界が揺らいでいた。

昼は、置壱として。
(堕天させるべき相手を探すアラハバキもいて)

夜は、アラハバキとして。
(この行為を否定する置壱もいて)

大義名分を持たざる怪物になりかけていた。

だが、今は置壱として最後の瞬間を見ていることが出来る。]

お前が、俺を呼んだからだ。

[新たな蜘蛛の糸にすべてを委ね、信じる。]


【人】 肥代取り 置壱

[激痛によって目をさます。]

う、ぐ ぐ……

ぐあああああああああああああっ!

く、う、 はっ

はあ、はっ…………

(31) es 2013/08/18(Sun) 09時半頃

【人】 肥代取り 置壱

[痛みを耐えるように閉じていた両目をそろそろと開け、立ち上がろうとするが体を平行に保てず再び地に付した。]

がっ!
ぐ…………

[無い。
左腕の上腕部から下、肘ごと。
断面はつるりとした肌で、初めから何もなかったように見える。

隻腕の男は汚れた身なりで危なげに立ち上がり、周囲を見渡す。
広がる草原、彼方に地平線。]

ここは……
どこだ……

[呆然とした呟きは、吹く風にさらわれていった。]

(32) es 2013/08/18(Sun) 09時半頃

【人】 肥代取り 置壱

[微かに笛の音と、焦げるようなにおい。
誘われるように足を向ける。

北の国は過酷だ。
南方より追われた民の行き着く大地が、暮らしやすいわけがない。

人は、当前のように与えられるものへ感謝などしない。
苦労して得られたものにこそ、感謝の思いが芽生える。
明日も生きていけますように―
切実な願いが自然と祈りへつながっていく。

感謝と祈りを捧ぐための祭りが催されていた。
かつての神へ捧げられた祭りは、対象を変えながらも細々と残されている。
音楽の懐かしさよ。
体が躍りを覚えている。
気づくと、躍りの輪の中に加わっていた。]

(34) es 2013/08/18(Sun) 15時頃

【人】 肥代取り 置壱

[村人と酒を酌み交わし、懐かしい話をした。
隻腕の男が語る話が村に伝わる神話と酷似していると指摘されると、ただ微笑んだ。

これが最期の時というものかもしれないと、その時は静かに思ったものだ。]

(35) es 2013/08/18(Sun) 15時頃

【人】 肥代取り 置壱

[祭りの翌朝、目を冷まして愕然とした。
腹が減っているのだ。
これが人ということか。

泊めてもらった礼と馳走になった礼を村長に告げると、隻腕の男はこれから何処に行くのかと問われた。
行くべき場所はない、だが生きるために働かなくてはならないと答える。]

(36) es 2013/08/18(Sun) 17時頃

【人】 肥代取り 置壱

[隻腕では人並みの労働力とならない。まして男は決して良い肉体の持ち主とは言えない。
残された道は一つしかない。祈祷師……拝み屋だ。

複雑というか皮肉なものだと思う。
笑い者もいいところだ。
惨めではあるがこれも罰なら受け入れる。

生きるために働く。
だが、目的はない。
ただ力尽きる日を待つのみだ。]

(37) es 2013/08/18(Sun) 17時頃

【人】 肥代取り 置壱

[夢を見た。
朧が明と酒を飲み、華月と日向もそこに加わろうとしている。ウトは志乃と笑いあいながらたまこの団子を口に運ぶ。雪客はすっかり鱗のとれた肌で甚六と並んで手を取り合っている。亀吉は雷門と言葉少なでも居心地は良さそうだ。朝顔は皆の様子をちょっと呆れた顔で見ているが、まんざらでも無さそうで。

叶うことの無かった夢なら悪夢でしかない。
月の無い深い夜に目を覚まし、溜め息をつく。全身に汗をかいていた。
小さく呻いて、右手で両目を覆う。
もう二度と見たくもない。そう思うと眠りにつくのがこわかった。

全て俺が壊したのだと。
高天原から堕として、神よ人としてゆるやかに死ね、と。

日を経るたびに重くなる罪の意識に、無い左腕が疼く。]

(44) es 2013/08/18(Sun) 23時頃

【人】 肥代取り 置壱

[この体では食事を採ってくるにも事欠く。
人の輪の中にいることが苦痛で仕方ないが、あえて死にいく気力も無い。

大振りの鋏は、海に捨てようかとも思った。
だが、農作物を収穫するときの助けになったのでそのまま使用していた。
苦笑して肩をすくめながら。

後日、村を訪れた行商人に鋏を売り飛ばした。
ずいぶん古い型である反面、使い勝手の良さに驚かれ、なかなか良い値で売れた。
いずれ誰かの手に渡り、そこで錆びていくのだろう。]

(45) es 2013/08/18(Sun) 23時頃

四季が見えねば泣くだろか
触れて聴こえりゃそれでいい

月の明かりは浴びればよろし
闇夜は優し 日は愛し
遣いの兎が訪れ為せば、手を取り合うて踊りゃんせ

凍える夜にゃ 雪解けの 夜酒が少しあればいい
火鉢に火を入れ 疾く風聴いて
童が泣くなら団子をひとつ、仲良く分けりゃ止むだろか

渡りが戻れば恵みの時よ 夏の長雨 一廻り
遠雷 桃の香 鳥の声
かくもこの世は愛おしく あなたが笑めば尚嬉し


触れて聴こえりゃそれでいい



右手一本あればいい その手を引いて、参りましょう

[*――北へ*]


【人】 肥代取り 置壱

[祈祷師と言ったって、何も聞こえないし見えない。聞きたくないし見たくもない。
占の作法をまね、長年の経験からの助言を差し出せば満足してもらえる。

村に先住していた祈祷師は葉巻を吸って幻覚を視、それを神と言っていた。この嘘は胸の内にだけ秘めておけば嘘にならないから。

葉巻を吸うことが増えた。

体に染み付く煙さに、伝えたいことを伝えそびれた友人の名残がよみがえり、歯を食いしばった。

労働する男と女の代わりに、子どもの面倒を見ることが増えた。
子らにせがまれ、旅芸人の演目を見に行く。
始まる語り。


―その里には、世にも不思議な稀人がおわします―


目を閉じて眠るふりをした。]

(86) es 2013/08/19(Mon) 21時半頃


[*逢えたから*]


【人】 肥代取り 置壱

[目を閉じて見た夢の中で、澄んだ琴の音が聞こえた気がした。

「触れて聴こえりゃそれでいい」

その音が無性に懐かしくて、夢を見たまま消えていなくなれたら良いと願った。

その願いは叶わない。騒ぐ子ども達の声に目を覚ます。
のろのろと起き上がって、全員の数を数えるように視線を巡らし……]

(101) es 2013/08/19(Mon) 23時半頃

【人】 肥代取り 置壱

[まだ、夢を見ているのだろうか。
ふわりとほころぶような笑み、頬を伝う涙、彼女は]

……志乃、

[切ったはずの縁なのに]

……俺は業が深すぎて、
祈りだけじゃ足りないんだよ。だから……

[その音を、もっと近くで聞きたくて。
一歩、また一歩と歩み寄り、*右手を伸ばした*]

(102) es 2013/08/19(Mon) 23時半頃

【人】 肥代取り 置壱

――満月の夜――

[静かに家を抜け出して、月が一番良く見える場所に座り、手酌で酒を盃につぐ。ふちのかけた、古い盃。
中の酒を一息であおる。村の実りの賜物であるそれ。捧げられる祈りの象徴。
盃と共に酌み交わしてきた思いも、語りも、全て遠い幻のようにおぼろげな記憶へと変わる。
犯した罪は一生忘れまい。だけど、もしも許されるなら]

……なあ、やっぱり半分、背負ってくれねえか?

[からりと笑った友人の顔を思い出し、右手で盃を地に打ちつけて二つに割った。
半分は、川の流れに沈めた。もう半分は、袂にしまう。
着物は、紅掛空色の生地。月光の下だと紺の鉄線花紋が漣のようにも見えて。

家に帰ろう。夜を共有する相手がいるから。]


じゃあな。


[へらりと、いつもの笑みを浮かべて**]

(106) es 2013/08/20(Tue) 00時半頃

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