18 'Cause I miss you. 〜未来からの贈り物〜
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 01時半頃
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[ 喉をついて、叫んだのは。 ドナルドが処刑されるからでもなく、ヤニクが襲撃されるからでもなく。
馴染みの若者が人狼だったと知って。
隻眼に剣呑な光を帯びて、それでも無邪気に笑うこともあった男が。]
――っ
[ 二人が倒れ、赤だけが立ち上がると。 ヘクターはどうしただろう。彼女も走った。集会場の窓を離れ、扉をくぐり。 脚の悪いミッシェルよりは早く、二人の元へ駆け寄る。]
怪我、してる。 動かないで――
[ 爪で切り裂かれた傷は月光に露わになっていただろう。駆けつけるガストンへ視線をやっただろうか。]
(3) 2010/07/05(Mon) 02時頃
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ミシェ……
[寝室へと向かえば、ベッドの上に、何も知らずに眠るミッシェルがいて。
名を“声”にのせて、そっと呟く。
大好きな、親友。自慢の、親友。
ああ、だからこそ。]
……ごめん、ね…ごめんね……
[伸びた爪、それを。彼女の首元に。]
[生暖かい感触。
その感触に、浮き立つ何かを、感じるけれど。
それは、抑えて。必死で、抑えて。
そっと、永眠る彼女の髪を撫でて。]
…おやすみ、ミシェ……
[流れる涙はそのままに、静かにその場を後にした。]
水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 02時半頃
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[ ヨーランダが駆け出そうとすれば、更に声をかけた。]
お湯をたくさん沸かして。それと清潔な布を――二階にシーツがあったわ。
[ ヤニクを担ぎ上げるガストンを見送って。 足が動かない。 その場に落ちて、息もしない化け物の――]
……ドン。
[ 声は掠れて風に消えた。]
(9) 2010/07/05(Mon) 02時半頃
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こんなとこに、置いとけないわ。
[ 冷ややかに、言う。 人狼の死骸。 襟首を掴んで引き摺り運ぼうと。見かねて手伝う腕があれば、溜息と共に礼を言って。]
軒下か、物置か…どこでもいいでしょ。人の目につかないとこなら。
[ 不機嫌そうに言えば、怪我人のいる集会所を気遣わし気に振り仰いだ。]
(12) 2010/07/05(Mon) 02時半頃
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…そんなこと、知らないわ。
アイリスは死んだのよ。
[ ガストンの声に首を振って。森番と前後するように集会所へ]
(18) 2010/07/05(Mon) 03時頃
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―集会所―
[ 二階奥の一番広い部屋に、ヤニクは運び込まれていた。 裂いたシーツで傷を押さえる。圧迫だけで、浅い傷ならば。]
背中は、縫わないと止まらないかも。
[ 呟く。 出血が続く限り、生存の可能性はどんどん低くなる。 顔をあげて、ミッシェルを見た。]
――絹糸、と針があれば……ミッシェル、出来る?
(19) 2010/07/05(Mon) 03時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 03時頃
水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 03時頃
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[ 時間が過ぎ、夜も更ける頃。 血塗れになった布の山を抱えて、立ち上がった。]
…医者もいないのに、上出来じゃないかしら。 これで死んだらヤニクの生命力がないせいよ。
[ 疲れた声で憎まれ口を。 仕事柄――傷病兵の手当や看護は見知っていたが、どれほど役に立ったかはわからない。 ミッシェルの器用さやヨーランダの知識、真摯さ、くるくると休みなく働くフランシスカに、助けられたと。]
少し寝ないと、もたないわ… 二人ずつで交替、しましょうか? 私と――ヨーランダは先に仮眠するわ。3時間経ったら起こしてもらう。どう?
[ 4人の顔色を見比べ、そう告げた。 同意があれば、フランシスカに紅茶の礼を言って、部屋を出るだろう。]
(22) 2010/07/05(Mon) 03時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 03時半頃
水商売 タバサは、汚れた布を井戸端の洗い桶につけると、二階の部屋へ。眠るのは粗末な寝台**
2010/07/05(Mon) 03時半頃
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―朝・集会所二階―
[ 外はすっかり明るくなっていた。 のろのろと立ち上がると、腰を伸ばす。]
――朝、ね。
[ 表情は穏やかだった。 夜中、二人で交わした会話。初日の処刑の真実も聞かされただろうか。]
…私、一旦「銀の皿」に帰るわ。着替えたいし、うち鶏飼ってるのよ。そろそろ死んじゃう。
[ さらりと言った。集会所に漂う濃い血の匂い。一つは生者の、二つは死者の。鼻は麻痺してもうあまり感じない。 規則正しい呼吸になっている男とヨーランダへ、笑ってみせた。]
じゃ、よろしくね。 痛いのなんのって喚いた時の為に、ガストンの薬草いっぱい置いとくから。
[ 煮詰めた雑草そのものといった風情の、緑色のスライム様のもので満たされた容器を指し示す。]
(26) 2010/07/05(Mon) 08時半頃
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[ 水を張った桶を抱えたまま、二階の一つ一つの部屋を開けて回る。薄く扉を開き、中を確認して、閉める。 それを繰り返し、死体のある部屋には祈るように俯いて。 一階に下りてまた全体を見回す。
起きた人がいれば挨拶と、一度自宅に帰ることを告げただろう。]
いない…?
[ 欠けている顔ぶれは一つだったか複数だったか。 少なくとも無残な遺体と対面することはなく、少し心配そうに肩を竦めた。]
考えることは同じ、よね。きっと家に帰ったんだわ。
[ 自分に言い聞かせるような言葉は、空々しく響いた。]
― →銀の皿へ―
(27) 2010/07/05(Mon) 08時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 08時半頃
水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 13時頃
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―銀の皿―
[ からん、と乾いた鈴の音を立てて扉を閉める。眩しい陽射しに手で庇を作って辺りを窺うと、路へと出た。掃除に生きものの世話、身支度まで済ませれば陽は高くなっていた。
体を清め、髪を洗い、着替えればまるで惨劇などなかったよう。纏う服は相変わらず肩を開いた仕事着で、ただいつもと違うのは――]
ミッシェル、家にいるかしら。
[ 人の視線を断ち切るような大股の歩容も変わらず。浮かべる表情だけが随分と和らいで穏やかに見えるだろう。 感情が凪いで、どこか空々しいほどに静かなばかりの顔で、手の中の白い花を見る。古びた花の髪留め。留め具が壊れて久しいそれを、もう似合わないからとずっと放置していた。 かつては毎日赤毛を彩っていた白い花を直す気になったのは、ただの気まぐれと自分に聞かせる。 ミッシェルの家を訪ねて、話題に困るのも嫌だからと。]
(35) 2010/07/05(Mon) 21時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 21時頃
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[ 路を歩く彼女は一人だっただろうか。連れがいるならばその耳に入らないよう声を殺して、子守唄を口ずさむ。
集会所を出た時、顔を見られなかったのはミッシェルとペラジー、他にも姿のない人がいたかもしれない。 全員の顔は確認するつもりで、まずはと、集会所への通り道にあったミッシェルの家へ、やがて辿り着いた*]
(36) 2010/07/05(Mon) 21時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 21時半頃
水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 22時半頃
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―回想・銀の皿―
[ 入るなり酒の棚に向かったヘクターと離れ、用を済ませる。 猛然と抗議行動に出る鶏達をかいくぐって世話をし、野菜を採り、キッチンで麦粥を作りながら血のついた髪を解いて水で流し。
椅子に座って足を洗う間も表情は凪いで静かなまま、穏やかな声で幾つか会話を交わしただろうか。]
…食べるでしょ?お腹空いちゃったわ。
[ 深夜、フランシスカの淹れた紅茶と共に皆で少しずつ残った林檎のタルトをかじっただけで、ほとんど何も口に入れていなかった。 ヘクターが朝に残った食料をつまんでいるのは見ていたが。濃いオートミールを平らげる男に目を細めて、手を伸ばすと腕の入れ墨をそっと撫ぜた。]
(45) 2010/07/05(Mon) 23時頃
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―ミッシェルの自宅兼工房―
ミッシェル?おはよう。
[ 家の近くでガストンと出会っていた。 昨夜家に送ったと聞かされて、浮かべた安心とも不安ともつかない微妙な表情には気付かれただろうか。]
もう昼になるわよ――ミッシェル?
[ 扉を叩き、応えを待つ。 待つ。
……沈黙を保つ扉の前で、じっと。
やがてノブに手をかける男に、体を退けて場所を譲った。]
(46) 2010/07/05(Mon) 23時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 23時頃
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……あぁ
[ 声は掠れて、小さく小さく。 そっと中に入る。天井まで跳ねた血、横たわる姿を見れば、命が途切れてしまっていることはわかった。]
ミッシェル…
[ 静かに立ち尽くす。 穏やかに、眠るように閉じられた瞼と、荒れた様子のない部屋を見て、手の中の白い花を握り込んだ。]
(53) 2010/07/06(Tue) 00時頃
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終わらないのね…
[ ガストンの叫びを聞きながら、波立たない表情のまま。]
―回想・銀の皿―
[ どうすんだ、と聞かれ>>47驚いたように瞬いた。]
どうしようか。 全然、考えてなかったみたい。
[ 準備中の札を掛けられたままひっそりと佇む店内を見回した。騒ぎが終われば、ひょっとしてここにまた賑やかな客の声が戻って来ることがあるのだろうか。]
…貴方は?どうするの。 これからもこの村、根城にするつもり?
[ 未来のことを考えようとしても、霧の中にあるように真っ白で見当もつかなかった。だから質問をそのまま投げ返し、首を傾げたのだった。]
(61) 2010/07/06(Tue) 01時頃
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―ミッシェルの家―
[ 渡された、白く光る石を手の平の中に。 白い花と白い石が触れ合って乾いた音を立てた。]
人間――
[ ミッシェルへ視線を流す。切り裂かれた喉を。 それ以外に傷は、ついていない。]
ええ、戻りましょう。
(69) 2010/07/06(Tue) 02時頃
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―集会所・一階ー
[ 扉をくぐると、中を一瞥して中央のテーブルへ。 フランシスカはまだ部屋の隅にいるのだろうか。 食事の皿を前にしたペラジーの向かいに、座って手の中の石を木の板に転がした。]
ヤニク、降りて来られるかしら。 ”話し合い”…二階でやる?ちょっと狭いけど。
[ まだ終わっていないことを示す言葉は二人にも届いただろう。 言わなくてもわかってるのかな、と肩を竦めた。]
(72) 2010/07/06(Tue) 02時頃
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何をしたいの?
[ 突っ伏したままのペラジーに、愛想の良い笑顔を見せる。空々しい穏やかさで。]
私も一緒にいっていい? 一人で行くなら――駄目よ。
[ 微笑んで、手元の石を撫でる。]
私、ペラジーに投票するから。
[ 歌うように、掠れた声は抑揚を持った。 白い石を見て、その石を渡した占い師を見た。]
(78) 2010/07/06(Tue) 02時半頃
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水商売 タバサは、流浪者 ペラジーが突っ伏したまま動かないのを見ると、頬杖をついた。**
2010/07/06(Tue) 02時半頃
水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/06(Tue) 02時半頃
水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/06(Tue) 08時半頃
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[ 腕を掴まれて>>90占い師を見上げた。]
…貴方を信じないのは私の勝手だけど。
[ 静かに返す。]
信じても信じなくても同じよ。 ……私は、誰がミッシェルを殺したか、を考えてるの。誰が狼かじゃなくて。
(98) 2010/07/06(Tue) 08時半頃
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[――仲間殺し。
ただ、単に。
生き延びるためだけに。
誰か、を?
生きなきゃ。生きなきゃ。
ああ、でも。
――生き、なきゃ……?]
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―集会所・一階―
[ ペラジーに投票すると言った後は、ただ皆の言葉を黙って聞いていた。 テーブルの上の白い石を撫でる。 フランシスカに投票するという言葉も、遮ることなく聞いた。ちらりとフランシスカに向ける視線も凪いだまま変わらない。]
何を踏みにじるか…ほんとに、そうね。
(116) 2010/07/06(Tue) 13時頃
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[ ヤニクに視線を向ける。]
ヤニクの"客観的"な前提には二つ、不確定なことがあるの。 一つ――へクターが本当に占い師だとは限らない。 もう一つ、人狼がドナルド以外にもいるとは、限らない。
皆、ミッシェルが見つかるまで、事件は終わったかも知れないって思ってたでしょ。 終わらなかった。ミッシェルは死んだ。
でもどうして、だからと言ってミッシェルを殺したのが狼だという前提で話を進めるのかしら。へクターが誰かを狼だと言ったわけでもないのに?
[ ヤニクへ向けて、ミッシェルの家を訪ねた時のことを話す。]
はっきりしてるのは、鋭い何かで首を切られたということよ。狼の爪かもしれない。ナイフかもしれない。その曲刀なのかもしれないね。
後ろから近づけば、腕力だとか返り血だとか、あまり関係ないと思う。私でも出来たわたぶん。
(117) 2010/07/06(Tue) 13時頃
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[ ヨーランダに視線を向ける。]
ヨーランダは霊能者じゃないかもしれない。本当はアイリスだったのかも。でもそんなこと関係ない。 私がヨーランダを信じてるからじゃなくて…
ヨーランダとヤニクにはミッシェルは殺せなかったから。
[ 瞬いて、また石を指先で転がした。]
ミッシェルと交代してから、朝までずっと私達三人は一緒だった。三人とも――もしくはヨーランダと私が共犯でヤニクが起きなかったのでない限り、私達にミッシェルは殺せない。
これは絶対よ。
[ 最後の言葉は、ヤニクを三択に含めたへクターへ向けて。]
私は、ヤニクとヨーランダ以外の全員がミッシェルを殺せたと思う。誰を占ったか、誰が人間かなんて関係ないわ。 ミッシェルは、食いちぎられたわけでも引き裂かれたわけでもないんだから。
(119) 2010/07/06(Tue) 13時半頃
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[ ヤニクの反論に微笑んだ。]
客観的に狭めているつもりで、落とし穴を見落としてるから言っただけよ。 もし明日も誰か死んで、恐慌の中で気付いたら話し合いどころじゃなくなるから今言ったのよ。
ヤニク、
もう一人、いるじゃない。
一番最初に殺されたのは誰?人狼に怯えて、気が触れたあの人が、どうして占い師でないと言い切れるの?
サイモンが占い師ならヘクターは誰? そして、ヘクターが偽者なら、私は誰?ペラジーは?
(123) 2010/07/06(Tue) 13時半頃
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勘違いしないでね。 今その可能性を検討しないで、後になって刀振り回されたら迷惑だから今考えろって言ってるの。
ヘクターを信じないなんて言ってないわ。
[ 琥珀色に冷たい炎を灯らせて、掠れた声ははっきりと告げる。]
誰に何を言われても。 全員を殺して踏みにじることになっても。
…ヘクターの正体が狼だったとしても、"私は"ヘクターを殺させる気はない。
[ それなら私が狂信者だったってことになるわね。と笑んだ。]
(126) 2010/07/06(Tue) 14時頃
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姉さん、は。
あたしが、そうだよって、言ったら。
あたしが、狼なんだよって、言っても。
同じこと、言って、くれるのかな…
生きのびろって、言って、くれるのかなぁ……
[声にならない想いは。風に流れて。]
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[ ガストンとフランシスカに顔を向ける。フランシスカと目が合った。]
ヘクターが偽者でなくて、まだ狼がいるのなら、二人のうちどちらかが人狼。
でも、二人とも、ミッシェルを殺す理由がない。
飢えに耐え切れなかったならわかるわ。そういう化け物なら。でもミッシェルは前の二人と違い過ぎる。 アイリス、の…肩、見たでしょ。サイモンの死体は見てないけど、腕は明らかに齧った跡があったって聞いた。
[ 無残に食いちぎられた肩口、裂かれた腹部のいろを忘れるはずもない。]
二人とも、人狼がまだいるって知らしめるために、わざわざミッシェルを選んで殺したの?何のために?処刑されるため? そんなの、おかしいわ。
…理由が、あったのかもしれない。どちらかが、ひょっとして両方狼なのかも。 でも、動機を考えれば一番怪しいのはペラジー。人間だということを差し引いても、彼女なの。 だから、投票するなら、私はペラジーを選ぶわ。
(127) 2010/07/06(Tue) 14時頃
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