人狼議事


240 なんかさ、全員が左を目指す村

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


[平行線のまま譲らない互いの主張に、一度話題を変えようと。
視線を映した先は青いトランク。
彼の大事なものはなんだろう。興味の矛先と共に意識が逸れる。]

 そういうものなのかい。
 何が入ってるか、あとで見せて───……

[できた隙をついて黒髪を引かれ、すぐ目の前まで彼が近づいていたことに気付く。
先程口付けを贈られた毛先に、絡む指先。
どうやら、この髪を気に入ってもらえたらしい。]

 それは、有難い申し出だな。
 でも、僕も理津を抱きたいのは変わらない。

 ……これは実践してみた方が早そうだね。

[組んでいた足を解き、彼に手を伸ばす。
彼から手が届く距離なら、己からも届かないはずがない。
両脚の間に招くようにその腰を引き寄せれば、肩にかけられる重み。
ゆるく微笑む彼を見上げれば。乗り上がった膝にまだ柔らかい股間を擦り上げられ、ぴくりと眉を動かした。]



 気に入ってもらえたのは嬉しいけど、
 あまり髪ばかり構われると嫉妬してしまうよ。

 ……こっちにも、キスして。

[仕返しに、もう片方の手を伸ばして首裏へ。
ぐい、と引けば落ちてきた唇を啄ばみ。項を指でなぞりながら、その柔らかい下唇へ舌を這わせて口付けを誘う。

傾いだ身体に肩にかかる重みが増えようとも、その程度で揺らがない。
腰を引き寄せた掌で、背骨から臀部へとゆっくり撫ぜおろしていき。]

 ねえ。
 理津は、抱かれたことあるのかい?

[低く囁く声に、僅かに滲ませるのは独占欲。
まだ乱れない着衣の上から、男でも咥えこめるその場所を指先で押し上げた。]*


[揶揄を含めた問いかけへの返答がNOであることは予測してはいた。
この男はオレの偉大さを欠片も理解していないからな。
むしろ見下しているように思えるのは平民の世界で上位に位置しているからであろう。
嘆かわしいことこの上ないが凡人には理解しえないことであれば仕方あるまい。]

 オレの子を孕みたくないとして、結局貴様は自分が優位に立ちたいだけだろう?
 社会的地位のせいか年のせいかは知らんが。
 気遣いのつもりとしてもオレは一般的尺度で測られたくはない、
 ということだけは覚えておいてほしいものだな。

 
[口を動かすなと言われても、話すことをやめさせたりしようものなら死ぬぞ。俺が。
続いた下世話な冗句に笑ってやれるほど今は穏やかではない。]


 別にオレも他人と経験値を競う気はないがな。
 政治家とやらの性生活がいかに乱れていようがオレはゴシップには興味はない。

[当然オレは男に抱かれたことなどない。
しかし相手も同じくオレが普段どんな生活をしていようが興味はないだろう。
偶々因子が引き合わせただけで、今日まで顔も合わせたこともなかった他人なのだから当たり前だ。]

 そのような血統の癖、今の状況に貴様はいるというわけか。
 ふむ…何故オレの子を産めるという幸運を喜ばないかの謎が解けて多少はスッキリした。

 …貴様が勃たない理由をオレのせいにするなと言っただけだ。
 不能者だろうが構わん。

[口の中の指を本気で噛み千切ってやろうかと思いながら
彼奴の戯言に眉間の皺は濃くなるばかり。]

 考えるわけなかろう。貴様を抱く以外の可能性など。


[オレ相手に欲情しないと言い放った相手を煽るためとはいえ、"してやっている"行為に上から降ってくる命令口調に嫌気がさすが、言い返せない、話せないというのは本当に自由の剥奪だ。死にたくなる。

今は大人しく言うことを聞いてやるのはこちらの譲歩だ。
多少はあちらにも悦い思いをさせてやらねば
子を産む側になることに今のままでは頷きそうも無い。
引き寄せられ、相手を見る目に絶対に屈さないという意志だけは込めることを忘れない。

口腔で育った熱が角度を持って
喉を圧迫するのにそろそろ耐えられなくなりそうだったが
舌に滲んだ唾液とは別の液に、少なくとも相手の劣情を感じることに一先ずの矜持は保たれた。

苦しいのも屈辱なのも我慢して
相手の慾を煽る行為に専念するのは
先に果てさせることで優位に立てないものかという思惑があるからだ。

この様な行為で自身の毒に犯された熱が昂ぶるのは
非常に悔しい思いがあったが今はそのことには目を瞑ろう。]*


[―――ただ。それもまだ、予想の範囲内。]

 現実的に考えて?
 できるから言ってるんだよ。
 手続きさえ取れば国からの援助だってあるし、親を巻き込むって手もある。
 孫の顔を見て喜ぶのはシュウロのおじーさんだけじゃないってことだよ。

[国の援助はあるだろうが、それがどれぐらいのものかは興味が無かったので調べていない。
両親に至っては大学に入学してから一度も顔を合わせていないから、最初からあてにもならない。

ただそれは、自分から言わなければシュウロが知るはずのないことだ。]


[トランクの話題が出たことで会話を無理やり終わらせて。
虎の子を得るために、いざ虎穴へ。

抱き寄せるように腰へ触れる手から意識を引き剥がすように膝で股間を刺激すれば、ぴくりと動く眉。

 そうだね。
 手触りは悪くないし、色艶も綺麗だと思う。

 豚と馬の毛と比べたら、使い心地はどうなのかな?

[シュウロの口から出た嫉妬と、キスを強請る言葉に少しだけ気をよくして。
引き寄せる手に従いながら、あえてムードをぶち壊す発言をする。

意図的に単語を抜かした会話文。
正しくは「豚毛の筆」と「馬の尾の筆」。
どちらも絵筆の話しだ。]


[下唇を舐めるシュウロの舌を歯の先で柔く食む。
でもまだ。
まだあげない。
欲しがったからと言ってすぐに上げるんじゃ芸が無い。

試しに押した肩はびくりともせず、このままベッドへ押し倒すのは無理そうだと早々に諦めた。
その間にも腰を抱いた手が下へ降りて、お隣に住む厨二病の神を寝不足に追い込むほど散々使い込んだ場所を指先で刺激される。]

 ―――……っ

[息を飲むのは条件反射。
低く囁く声にどうこたえるか一瞬迷って、無意識のうちに視線が左右へ揺れる。]

 抱かれたことはあるけど。
 なぁーに?
 過去の経験がそんなに気になるの。


[余裕と傲慢で塗り固めた笑みを浮かべて。
シュウロの耳を両手で塞ぎ、喉が反るほど上向かせる。]

 でも、かんけーないよね?
 抱くのは俺で、抱かれるのはシュウロなんだから。

 ちなみに俺、タチ寄りのリバだからどっちの経験もあるよ。

[経験の有無は弱味にはならないと。
暴かれる前に自分から晒して、別の部屋のガチムチ系なおっさんでも抱けるよと笑顔で付け加える。]


 あぁ、ごめん。
 そろそろ実践してみたいんだっけ。

[浮かべた笑みを張り付けたまま。
瞼も閉じずに、形のいい唇に唇を捺す。
大人しく口を開くならそのまま。
抵抗するなら膝で股間を刺激して、頑なな唇を舌でこじ開ける。

ぎゅっと両手の平でシュウロの耳を塞いで。
股間を刺激する膝先の動きを駆使しながら。
奥まで挿し入れた舌で口の中をぐちゃぐちゃに掻き混ぜて、唾液の奏でる卑猥な音を頭の奥まで響かせようと…**]



 その言葉、ミルクと砂糖を塗して返却しよう。

[物欲しげに上下する喉は、実に正直な反応。
押し倒した時も反射的な抵抗しか見受けられず、
吾郎が紡ぐ言葉の割に、彼からの拒絶は色が薄い。]

 甘いな、吾郎は。
 チャイだってお前の甘さには白旗を上げる。

[抱かれたことのない処女だと言っていたのに、
胸を弄られて感じ、掌を先走りで濡らしているのだから。
容易に赤くなった肌は、痕が残りやすい正直な体だと
彼をまたひとつ、知れたことで機嫌の階段を一段上がり。]

 よく、こんな感じやすい体で他人を抱けたものだな。
 お前が抱いて来た男たちは、総じて盲目だったのか。

[だが、こうして彼の処女地を散らすことが出来るのだから
大切に取ってくれた彼らには、感謝の念を抱くべきなのか。]



 遊ぶとはまた、余裕があることで。
 俺ばかり夢中なのかと、更に焦ってしまいそうだ。

[肩を落として嘆くのも、単なるポーズに過ぎず。
瞠目した瞳に向ける猛禽の眼差しを隠すことなく、
愛撫に弱い彼の雄をゆるりと撫で上げ。]

 あったらどうしようと思っていたところだ。
 いや、訂正しよう。他人に仕込まれているなら、と。

[自分で開発していたのなら、良い趣味だと笑っている。
それどころか、見せてくれと願い出さえしたとも。]


[暴れるな、と出した指示に素直に従い、吐息を震わせて
初めて味わう感覚に耐え忍ぶ姿は性感を煽った。

生娘を有難がる感情の発端は、恐らくこれに尽きる。
未踏の地に自らの足跡を刻むことに優越感を抱かない者は
寒さに負け、新雪の快感より炬燵を選ぶ者くらいだろう。]

 ――…っと、手元が狂うと、言っただろうに。
 その耳は、俺にかじられるためだけにあるのか。

[立てられた膝に右目を眇め、肩をわざとらしく跳ねさせ、
聞き分けが悪いと詰る口調が甘いのは、気のせいではない。

前立てを壊す勢いで、布の下で暴れる雄を膝に伝え、
つぷりと凹凸のない銀色が数ミリ程、中へと侵入し、
誰かの胎内に精を吐き出した管を、無粋な無機物が犯す。]


[ゆっくりと引き抜いた銀をまた沈め、
真っ赤に猛る雄の熱に指先が震えてしまいそうだ。]

 ……そういえば、吾郎の歳はいくつだ?
 俺は34だが、それよりも若く見える。

[突然始まるのは、手元の行為の淫猥さと掛け離れた世間話。
名前しか知らないというのに、肌を合わせてくれる訳がない。
だから拗ねてしまい、抱くのは自分だと主張し続けるのかと
凝り固まった思考は、容易に間違いすらも導き出した。]

 それと、俺は道楽でカフェを経営している。
 Café Rêveの名を聞いたことは、ないかもしれないが。

[気紛れな誰かがSNS系統で名を挙げていようと、
それが吾郎の目に留まっている確率は低いだろうか。
知っていれば嬉しいが、知らなくとも落胆はしない。]


[ギリギリまでピックを引き抜いた亀頭に顔を近付け、
ちゅ、とはしたなく濡れたそこにキスを贈り、味見をする。
健康的な味だが、僅かに苦みが舌を突くのは
仕事でも忙しく、溜めていたのだろうかと巡る思考。]

 後で美味いラテでも飲ませてやろう。
 それともブラックの方が好きか?

[棒を動かすのを止め、指で雄を押し込みながら
外側から尿道を圧迫し、もどかしさを与えてやり。

唇を撓ませてメニューの提案をする顔だけを見れば、
街中の一介のカフェのオーナーらしい、素朴な表情。**]



 その意見は否定しない。
 この場へは精子提供の体で来た。

 だが、君は一筋縄ではいかぬようだ。
 ―――…余り、駄々を捏ねられると、予定が狂うのだがな。

[子供だと侮っていた相手からの指摘は図星が刺さった。
やはり、決して傲慢な子でないように、頭も悪く無いのだろう。
発現は突拍子ないが、主義主張は意志の強さを伺わせる。

本来、彼を使い至り、腹に遺伝子だけを残せば良い儀式。
興を覚えてしまっては木乃伊取りのなんとやらだ。

しかし、これだけ悪態を吐く唇に、熱を捻じ込むは愉悦の妙。
喋らなければ死んでしまう彼の隘路を雄欲で塞ぎ、
喘ぐ粘膜を弄んでは、粘糸を塗り込むように腰を揺する。
それでも口を拓くなら、喉の奥へと瘤が進み、また熱が増す。]



 ああ、本来なら私が相手にするのは異性だ。
 家の為に子を作り、次代を担わせる種を撒く。
 ――…君は随分と、子供を作るに浪漫を抱いているようだが。

[己と相手では貞操観念から明るい家族計画まで、
天と地ほどの差があるらしい。
憎まれ口を控えぬ癖、語るは常に子を成す幸運、幸福な妊娠。
潔白な魂は、薄汚れた政治家とは一線を画していた。]

 いいや、君は私に無理強い出来ない。
 キルロイくん、君は私に―――…、否、案外他者に甘い。

[舌の上で転がす言葉は、中々真実の味がした。

事実、本心から己が厭うなら、彼を困らせることになるだろう。
そんな容易い結末を、用意してやる気は更々ないが。]



 ほう?
 では、物のついでだ。今想像してみると良い。

 ―――…君の身体に触れて、……舐めて。

[話せぬ現状に甘えて、語り口に合わせる律動。
ちゅく、と口腔で立つ水音は彼の耳鼻を裏から叩く。]

 破瓜に怯える君の手を取り、蕩かした孔を使う。
 無論、指で、舌で、たっぷりと濡らしてやろう。

 君が私に譲ってくれた分は、優しくしてやる心算だ。

[圧迫感で口内を満たすまま、鰓で舌腹を掻き、
閉じることを赦さぬ質量で、口角から滴らせる一滴。

シーツに落ちた染みは、淫欲の色そのもの。]



 そうして――…、君は私を受け入れる。
 私の形に身体が拡がって、不可視の子宮が下り、
 中を好きよう穿ち、愉しんだ後、私の精で君を穢す。

[低音が彼の鼓膜を打って、喉を反らさせるように引き寄せた。
兆しを見せる砲身の脈は速駆けて、粘膜に熱を塗す。]


 ―――…如何だろうか、腰が重くはならないかい?


[笑うと同時に、捕まえる顎先。
口腔から一気に引き抜く熱源は、彼が構えるより先に箍を外す。

吊り上がった眦に、シャープなフェイスライン、
それになにより、恥辱に歪んだ稚い表情。
成程、こうしてみれば、彼はいよいよ悪く無かった。]


[彼が唇を閉じる前に放つ情欲は、白濁の飛沫。
ピシャリと軽い音で頬を打ち、開かせた舌にも乗った。
僅かに詰めた呼気と眉根の快楽を顔に流し込み、
喉を絞って漏らす呻きは少しばかり、異質に乗じて甘さを含む。

途端、鼻を突くのは雄の精臭。
彼の内側を濡らすと言って聞かせたイメージと重ね、
勢いのまま放った精液が、彼の頬を撫で下げる。]

 ――― ふ、………ほら、キルロイくん。

[手引きめいて先に達した男の首筋には薄い汗が浮き、
彼を見やる双眸には、先まで無かった色欲が混入。] 

 君の中で達かせてくれるなら、
 ―――――“君にだけ、”クリスと呼ばせてあげよう。

[取引にすらならぬ愛称を提示し、それでも奏でる声は熱い。
声だけに留まらず、欲を吐いたはずの砲身さえも冷めやらず。
木乃伊を求め墓を荒らす男は、甘言を囁いた。**]


 ふ、ほらな。大人は皆汚い生き物だ。

 結局のところ貴様がオレに言ったのと同じ、自分が他者に組み敷かれるのが屈辱なわけだろう。
 自分本位なセックスとはよく言えたものだな。

[大人は汚いなどという年でもないのだが、
永遠の14歳と揶揄される精神年齢は、予定が狂ったのは此方だと言いたげに悪態を重ね。

謀って毒を盛った挙句にこちらの希望も聞かない時点で
一筋縄どころではいかないのは貴様だろうと零しても、
遺伝子を残すにはこの男と子を成さなければならないのが現実だ。

しかし相手が狡猾な大人とて、同性愛者ではないことを考えれば
最大限の譲歩が精子提供という言葉に表れていることは分かった。]


[オレは博愛主義者である故、セックスの相手が男であろうが女であろうが気にしたことは無いが、
バライラ因子とやらが発見されるまで、いや、された今でもソドミーは罪とする宗教も団体もあるのだから。

しかし男同士で子が成せるならば不自然な性交ではなくなるということになり、
それはソドミーではないのでは、という疑問が浮かぶとともに、
その辺りも歴史的発見時は揺れたのであろうかというのは興味も特に無いのでオレは知らない。

しかし今から自分がすることは確実に不自然な性交に分類されるものである。

信じる神が己の中にいる身としては背徳感も何もないけれど、
この行為に相手が愉悦を感じるのがわかる程に屈辱が募ることの一点だけは確かなことだ。

反論できない状況下で相手の勝手な言葉を聞き続けなければならないという
一層の屈辱が待っていたことを知る羽目になるのは、眼前にある無愛想な性器を口に含んだ後。]


[異性を相手にするという男の理由も子作りのためであるならば、
彼奴も子供が確実にできるという今の状況は喜ばしいのではと思うのだが、
どうやらそうでもないらしい。

余程ご立派な血筋にお生まれらしいこの男が生まれた子が欲しいというなら別にオレは構わないのだが。
浪漫、と彼奴は言ったがオレはオレという存在がこの世に生きた証を残したいだけであり
どこまでも自己中心的なそれを潔白な魂と言えるかは謎である。
生まれたら自分が引き取りたくなるものなのだろうかすらも今はよく分かっていない始末なのだから。

他者に甘いというのは事実だ。
それは、人より上に立つ人間なのだから他者には寛大であるべきというだけの話で。

かといって言うことを素直に聞いてやるつもりもないということも、
やけに突かれたくないオレの本質的な部分を突いてくる男に伝わっていれば良いのだが。]


[彼奴の言うとおりに酷使されるのはどうにも耐えがたいことであったが、
やったことのない行為であるし、下手糞とはやる気が起きないとまで言われたわけだから
それなりの熱意を持ってこちらは相手の慾を高めようとしているわけで。

此方が話せないのを良いことに、上から聞きたくも無い言葉が落ちてくるのにこめかみの辺りが痙攣する。

そして何より最悪なことは、想像したくも無いそれを、オレがこの男に抱かれるという描写が
今自分がしている行為のせいでひどくイメージしやすいせいだろう。

咥内から鼓膜を打つ水音と、外耳から入ってくる彼奴の言葉に耳を塞ぎたい思いだった。

男に興味がないと言った割には随分と変態じみた言動だなと言ってやりたいが
喉を圧迫する熱棒で息をするのも開け放たれているせいで溢れてくる唾液を飲むのもままならず、
口端から垂れた相手の劣情まじりの液体が顎を伝い落ちるのに顔を顰める。]


[男の一人語りがクライマックスに入った時、
誰が受け入れるか、と相手を睨む目に一層力が入りそうになると
喉を反らされて咥内で肥大する熱に苦悶の表情を浮かべた。

不意に口が圧迫感から開放され、ハ、と息を吐く。
溜まった文句の一つでもと口を動かす前に
顔面に、開きっぱなしの口内に熱い飛沫が飛び
一瞬何が起きたか分からなかった。

おそらく呆気にとられた相当間抜けな顔をしていたと思う。

舌の上に落ちた粘液は部屋に入る前のものと同じような感触がするのに広がる味は正反対に苦いもので。

漸く何が起きたか把握すると同時に掴みかかりたくなる腕を、
しかし先に果てさせるという目的は果たせたわけだと抑え込んだ。

計算違いだった気がしないでもないと双眸に浮かんだ色欲に思うが、
先の妄想を実現させてやる気は毛頭ない。]



 …もう悦い思いはさせてやっただろう?

 貴様の呼び方など好きに決める。
 もっとも、オレに抱かれればそう呼んでもほしくなるだろうよ。

[口角に垂れてきた頬の白を舌で舐め取ると、
友人の少ない人間に対しては効果のある特別という甘言の誘惑を突っぱねた。]

 オレにも悦い思いをさせると言っていたよな?

 正直貴様のせいでオレも下半身がきつい。腰ではなく。
 しかしオレのものは大事な子種だからな、
 貴様の中で発散させてくれたら 反故にされた希望はチャラにしてやろう。

[そう執念深く先刻の恨みを持ち出して。
寝台に膝を立てて目線を近づけると未だ抜かれぬ聖剣を太腿に押し付け、
相手の熱冷めやらぬ砲身の上、腹を指でなぞり、あくまでそこで出すのは自分であると主張した。]*


[否定されなかった、学生という点は当たりだろう。
ならば金銭面の利はこちらにあるが。
国からの援助の部分には、内心舌打ちを。
計画に投資しているスポンサーの一人だ。知っていて、敢えて黙っていたというのに。

そんな頭が悪くない所も、ますます気に入るのだからどうしようもない。
ムード重視主義ではないが。その指に絡む髪の比較対象に、さすがに口端が下がった。

 ……豚と馬に比べられたのは初めてだよ。

[使い心地とはなんのことか。
疑問を言葉にする前に、柔く舌先に歯を立てられ片目を眇める。
意地の悪いおあずけにじとりと睨み。その下肢をまさぐれば、唇にかかる彼の呼吸が一瞬途切れた。]


[左右に揺れる視線は、恐らく肯定。
誰かには抱かれても、己には抱かれたくないのかと。
ちょっとばかり面白くない気分になる。
まだ硬い場所を、布地の上から円を描くように撫ぜながら。]

 ああ、気になるよ。
 ここを擦って突き上げられて、掻き混ぜられた理津が……
 どんな風にその顔を歪ませて乱れて、啼いたのか。ね。

[つれない涼やかなその顔が。気の強いその目が。
どんな風に快楽に溺れて、歪み。喉を震わせて啼くのか。
この距離で想像しない男が居たら、それこそ不能だろう。]


[肩に置かれた重みが消える。
顔を捕らえられ、強い力に引き摺り上げられるまま喉が反った。
指の隙間から零れ聞こえる声。見上げた先のその笑みに、ぞくりと背筋が震え。目を細める。]

 強情だな。
 けど理津が抱かれる姿を見せてくれないなら、
 それを暴くのも楽しそうだ。

 ……もしかして、ガチムチ系が好みなのかい。

[隣の部屋に消えていった屈強な体躯を思い返し。
あれが好みなら分が悪いなと、実に都合のいい耳と脳は明後日の心配を。]


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:黍炉 解除する

生存者
(6人 54促)

黍炉
5回 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.101 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび