226 【突発誰歓】君の瞳に花咲く日【RP村】
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あいあい、私、シーシャ。
今あなたの後ろにいるの。
ってコトで。振るわよー。
そぉい!
2dナナオ[[who]]とケイト[[who]]
3dメルヤ[[who]]とトレイル[[who]]
4dメルヤ[[who]]とゆり[[who]]
5dゆり[[who]]とゆり[[who]]
ダブり過ぎワロタ…
ダブってるとこは振りなおし。えいっ
2dナナオとケイト
3dメルヤとトレイル
4dゆり[[who]]とゆり
5dケイト[[who]]とケイト[[who]]
待ってwww
ラ神の殺意が同じ人に向いてるじゃないのww
も、もう一回…ていっ!
2dナナオとケイト
3dメルヤとトレイル
4dゆり[[who]]とゆり
5dシーシャ[[who]]とシーシャ[[who]]
……。
ラ神のばかっ!
2dナナオとケイト
3dメルヤとトレイル
4dヒナコ[[who]]とゆり
5dシーシャとオスカー[[who]]
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/05(Fri) 02時頃
村建てが最終日処刑になるあたり、
ラ神も分かってるようでわかってる。
逃亡者 メルヤは、メモをはがした。
2015/06/05(Fri) 02時半頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/05(Fri) 02時半頃
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先人の知恵って… じゃあ、オススメとか教えて貰えるかな?
[>>0:318彼は話しがてら歩いていたので、シーシャの隣を歩く。
彼は本を好んで読まない。図書館に入り浸るのが好きな子が数人いるので、場所は把握していた。 地下に何故、本を置いているのかは不明だ。拒まれなかったので、ユリとシーシャと連れ立って図書館に向かう。]
[>>1の声が、機械音声のじみて彼には届く。 息を吸う。勘付かない振り。彼は患者仲間を”家族”とみなし注意深く見ている。
干渉しない彼の、自己欺瞞。]
(7) 2015/06/05(Fri) 02時半頃
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(緩やかに、消えられたらいいのにな。みんな一緒に。)
[ささやかな願いに気づいている者はいただろうか。**]
(9) 2015/06/05(Fri) 02時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/05(Fri) 02時半頃
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ああ。 シーシャさんって図書館で昼寝とかしてたね、そういえば
[>>14を聞いて、彼は小さな声で笑う。 瞳孔の奥では別の思惟が過ぎっていた。シーシャの一人称。喋り方。 彼は記憶を掘り起こす。食堂前で出会ったシーシャ(>>0:119>>0:120>>0:122)
シーシャへの違和感を、記憶に刻みつける。 せめて忘却しないための、儀式だ]
[階段を下る壁に、彼は目が眩んだが表情筋には出さなかった。]
(44) 2015/06/05(Fri) 16時頃
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(……壁が羊だらけだ)
[彼の”視界”では傷だらけの壁が、仔羊が牧場にいる絵画を幻視している。 高い塀。牧場内は自由放牧された仔羊がめいめい草を食べたり寝ていたりして、長閑だ。
道を進むに連れて仔羊が屠殺されている絵に行き着く。
仔羊は逃げられない。 救いの手立てもない。
実際の壁がどうなっているか、彼には知り様がない。視線を外した]
(45) 2015/06/05(Fri) 16時頃
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シーシャ、力持ちだね。意外と。
[隣でユリを横抱きをしているシーシャに、素直な感想を述べた。 >>39の虚ろな声を、鼓膜が震わせる。 陶器の人形が紡いでるような音を、耳にする。 彼は反応しなかった。干渉はしない。
数年前の彼なら尋ねたいただろう。 シーシャの異変。ユリの病状。
”今”の彼は、訊ねない。
彼の目の前には、かなしそうな顔をした男がいた。 幻覚にも目を傾けない。
すり抜けた男に、目もくれなかった。]
(46) 2015/06/05(Fri) 16時頃
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―図書館―
へえ、改めてみると凄いね [彼が図書館を訪ねるのは、人捜しの時ぐらいなものだ。 貯蔵されている本には見向きもしないことが多い。
本がひしめく空間の独特の匂いが充満する。最後に入ったのは彼だったならば、扉を閉めて中へと入る。
訪れたがいいが彼は本には疎い。幻想的な物語を綴る本。歴史を紐解いた本。種々様々な本の前に佇んで絵本のコーナーに落ちついた。
タルトに渡せば喜びそうなのを物色する。
医学書のようなものが置いてないのは、不可解だった。 患者に余計な知識を与えたくないのだろう、彼はそう邪推した。**]
(47) 2015/06/05(Fri) 16時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/05(Fri) 16時頃
メルヤは、シーシャに話の続きを促した。
2015/06/05(Fri) 20時頃
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[小さな姫君が、楽しく過ごしている平和な絵本を彼は手に取った。 かなしい話は、タルトには見せない。内容を見つつ、絵本を幾つか物色した後場所を移動する。]
シーシャさんも何か読むのかい?
[振り向きもせず、館内にいるシーシャに尋ねる。]
……ユリ、辞書探してる? それならこっちにあるよ。 花の事典とかもあるんだね。 ユリは、こういうの好きかな?
[何時だっただろうか。ユリは桃の花が好きなことを口にしていた。 憶えているかは定かではない。彼は暈かした尋ね方をする。
彼女の名も、花の名前だ。気紛れに捲り、百合の花言葉を目にして本を閉じる]
(似合いすぎだよ。)
[彼には声には出さずに置いた。 どんな言葉で言えばいいか、わからなかったからだ。]
(67) 2015/06/05(Fri) 21時頃
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[近くに蔵書されていた様々な西洋絵画の描かれた本を見、キルロイを思い浮かべる。 今日まだ会ってない、残りのひとり。 最近では絵を描いていないようだった。
彼のスタンスは付かず離れず、同じ病院仲間を見守るかのようだ。 冷淡なのではない。
諦念と思慮ゆえに、最後の一歩は誰にも踏み込ませない。]
……――。
[突然、彼の視界がまっ赤に染まる。 皮膚の神経が刃物で突き刺さるような痛みを、覚えた。
手にしていた絵本数冊と、花の事典が床に投げ出される。膝から頽れた。 ピシリ。ピシリ。硝子がひび割れるような音が、彼の内部から聞こえる。
……い、つ。
(68) 2015/06/05(Fri) 21時頃
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[神経を直接抉られるような痛みに、彼は歯を食い縛って耐えた。 シーシャやユリが気遣って声を掛けたなら、だいじょうぶ、と声にしただろう。]
――大丈夫だから、近づかないで。 …医者も、呼ばなくて…いいか、ら。
[前兆はあった。 幻覚を見ることが増えたのが、彼の鱗が増える予兆だ。
背の中心から左手が、硝子が突き立てられるような痛覚が間断なく襲った。]
(69) 2015/06/05(Fri) 21時頃
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ピシリ ピシリ ピシリ ピシリ ピシリ ピシリ
[どれぐらいそうしていただろうか。 金属質がひび割れ、切り裂かれるような音が外部に発せられるいるかは、彼は知らない。 痛みが引き、息を整える。
彼が知覚している音の数よりも多く体に鱗が生えたのを、肌が感じた。痛みの箇所からして背中にも増えただろう。
まだ包帯の巻かれていない右の手を見る。手の平から手首まで透明な鱗が突出していた。 下手な針や刃物よりも鋭い。
彼は、昔日を思い起こした。]
(70) 2015/06/05(Fri) 21時頃
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―変異する躰(>>0:295>>0:298)―
[僕が、この病院に入所して間もない頃だったろうか。 両親からも見放された僕は、正直行って可愛げのない少年だったろう。 鋭利な針のような刃のような、鱗状のものは人を傷つける。 物心ついた頃には胸の辺りにぽつぽつと生えていた。
記憶にある限り、親に触れられた覚えはない。不気味な視線が上から落ちる。 ファミリーネームを名乗らないのは、僕なりの小さな反発だった。
奇異なもので見られれば、それが僕の当たり前となっていた。]
[ある時だった。ヒナコの前で、右手の甲に鱗が生えたのだった。 その頃には今ほど、強い痛みは覚えなかったため顔を顰める程度だったろう。
(71) 2015/06/05(Fri) 21時頃
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――『わあ、きれい……! めるやさん、きれいだねえ』
少女の澄んだ声が、耳に届く。僕には何が”綺麗”なのかわからなかった。
ヒナコの白い手が、僕の手に伸ばされる。 いけない、と思ったが声には出なかった。
じわり。ヒナコの指先から赤い雫が垂れる。 痛みでヒナコが泣いていた。僕は申しわけなくなって、涙ぐみそうになった。 謝ろうとしても声に出なかった。ごめん。その一言がどうしても喉奥でつっかえた。
きれい。その言葉が胸を満たしていた。 愛想の無かった少年だった僕を、ヒナコがどう思ったかはわからない。
あの時。伝えたかったものが今ならわかる。
(72) 2015/06/05(Fri) 21時頃
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[僕が市販のものより分厚い包帯巻きだしたのは、その後だった。目に見えて、触れる部分に生えたのだから、仕方ないことだ。
誰も傷つけたくなかった。患者仲間の誰ひとり。
今では、背中の大部分は鱗化している。 左半身の方が進行が早いらしい。 左手は肘まで、左足も肘までほとんどが透明じみていた。 首は喉仏の辺り。右半身にもところどころ生えてきた。
いずれ全身鱗のような姿になるのだろうか。 想像すると間抜けだ。
――――…それよりも、深刻な症状が重くなってきていることを、僕は医者に黙っていた。]
(73) 2015/06/05(Fri) 21時頃
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―現在:図書館― [彼の視界の端で、ユリとシーシャが二重に見える。
”もうひとり”のユリは心配そうに見つめていた。感情の篭もった瞳。忘れることへの恐怖を喪ってしまった、ユリではない。
忘れることが怖いのだと、何時か口にしたユリは喪われた。 彼は強く、自分に言い聞かせた。
”もうひとり”のシーシャも、怠そうだが気遣わしげな双眸だ。 鼓膜を震わす声は喋り方は、まだ安定していた頃のもの。
シーシャの不安定さが浮き彫りになったのは、何時だったろうか。 彼はこれは幻聴だと、強く言い聞かせる。
横から肩を叩かれる。]
(74) 2015/06/05(Fri) 21時頃
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[彼の左肩は既に鋭利な鱗が生えていたため、僕は驚いた。
見上げた相手を見て、彼は息を詰める。 もう誰が覚えているだろう。彼にはわからない。
目の前に幻視する男がいなくなったのは、確かケイトが来る前だったように思う。 奇抜な格好をした、頓狂な男性。
……『 』
彼は、男の名前を呼ぶ。まるでそこに居るかのように、彼の名を呼び、頭を撫でる”感触”すらもした。
手品師のように、どこからともなく花や鳩を出しては人を和ませていた、男。 24時間しか、記憶を保てない病気を持っていた男は、毎日”初めまして”を繰り返した。
毎日飴だか花だかを、みんなに渡して楽しそうな足取りで院内を歩いていた。 彼のような子どもには、楽しい話を聞かせることがあった。同じ話を何度も聞くこともあったが、彼は気にならなかった。]
(75) 2015/06/05(Fri) 21時半頃
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[横から肩を叩かれる。 はっきり言えば当時の彼は、男に一番懐いていた。 だけど男はもういない。
この病棟には、もういない。
――幻覚が現実を侵していく。 (触れた感触まで、現実感を伴ってきた。)
――喪われていく。 (それが感情だとか記憶だとかその人そのものだとか)
彼だって例外ではない。 自覚が、あった。
鱗が増えていくほどに、幻覚は強くなる。幻聴が幻視を伴い、最近では触れられた感覚まで現実的になりつつある]
(76) 2015/06/05(Fri) 21時半頃
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[繰り返し、彼は思い出す。
優しい、虚像はいらない。 冷酷な、現実だけでいい。
喪われて忘れられていっても、彼は現実を目にし続けることを望んでいる。
彼が好きだった、兄のようなひとはここにはいない。 ユリもシーシャも、違う。
違う違うのだと頭の中で何度も呟く。
彼は幻が収まるまで、自我を保つように頭を抑えて呼吸を整えた。
だいじょうぶだから、とうわごとのように呟きながら*]
(79) 2015/06/05(Fri) 21時半頃
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メルヤは、ケイトに話の続きを促した。
2015/06/05(Fri) 21時半頃
メルヤは、ケイトに話の続きを促した。
2015/06/05(Fri) 21時半頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/05(Fri) 21時半頃
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[彼は、苦渋を堪えて顔を綻ばせた。 普段のシーシャの語調に、安堵の息を漏らす。]
だいじょうぶ。 大丈夫…だか、ら。
せんせいは呼ばない…で。お願いだ。
医者、なんて――!
[言葉は呑み込んだ。 彼は息を整え、ユリとシーシャに、真っ直ぐに視線を投げる。 懇願の色を帯びた、鳶色の双眸が二人にぶつかる。
彼には疑念があった。 もうひとつの症状が、医者に、病院関係者に露見されれば、おそらくは、彼自身が懐いていた男のようになるだろう危惧を抱いている。]
(116) 2015/06/05(Fri) 23時頃
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僕は、少しでも。 1日でも、1時間でも、ぼくは… ぼくは…ただ、みんなと……
[声が震えているのは幻覚が強いせいだ。
幻覚を抑える薬を処方されるか、懸念が実現するかは、彼にはわからない。
不安要素がある限り、病院関係者には隠しておきたかった。
舌打ちが聞こえた。意図するところはわからない。]
(みんなと、居たい。ちゃんと見て、覚えて居たい。 叶うなら、一緒に消えたい。それが無理なら、少しでも)
(120) 2015/06/05(Fri) 23時頃
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[右の手の平を見つめる。ポケットから包帯を取り出して慣れた手つきで、厚い包帯を巻きはじめた。手首の辺りまで覆い、包帯留めで止める。]
騒がしてごめんよ。 …僕はちょっと、部屋で休んでくるから。
二人はゆっくり見てて。
[ユリがそこに居たなら、辞書と花の事典を渡しただろう。 シーシャにはぎこちない笑顔で手を振る。
散らばった絵本と、巻き添えにした絵画の本を手にして彼は図書館から立ち去った。*]
(121) 2015/06/05(Fri) 23時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/05(Fri) 23時半頃
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―図書館→廊下―
[シーシャとユリを不安にさせてしまっただろうことを、彼は悔やんでいた。 足取りはやや、覚束無い。 申し訳ない気分で体ごと重い。 シーシャの声が甦る。その声を、様子を、痛みとともに刻みつける。>>125>>126 鱗が増えたためか、幻覚を払い除けるために頭を振る。
通り際に、様々な人と彼は邂逅する。
彼の幻覚は、残酷なまでにやさしかった。
――彼が懐いていた、奇抜な格好の男が花を渡そうとする。 ――白いワンピースを着た、明朗な女性が飲み物を渡そうとする。 ――目の悪くなっていった、少年が抱っこをして欲しそうにしている。
その幻をかいくぐって地下の図書館から廊下へと出た時には、彼は脂汗で滲んでいた。 鱗が突出した前後は特にひどい。
――…鼻孔をくすぐる花の匂いは、ラベンダーだろうか。その花を好んだ人もいた。]
(127) 2015/06/05(Fri) 23時半頃
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[現実を思い出す。”今”の家族を思い起こす。 現実が如何に、脆く救済が無くても彼は直視する。幻覚の症状が増している彼を見れば、皮肉に思う者も居たかもしれない。]
キルロイ…。 そうだ、キルロイに会ってないや。
[義務感ではない。現実に触れたいために、彼は毎日、患者仲間の全員を尋ねる。
鱗の新たな突出と幻覚症状の後遺症で、足取りがふらついている。
キルロイは食堂でも見掛けていないため自室だと、彼は目星をつけて廊下を進む。]
(131) 2015/06/06(Sat) 00時頃
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げっ
[彼は知らなかったが、自室から出て来たばかりであろう>>122見て、思わず零した。 深い意味はない。
幻ではないか、確かめるためだ。きっと。]
(132) 2015/06/06(Sat) 00時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/06(Sat) 00時頃
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[幻ではないことが、彼には痛いほどわかった。 トレイルの幻覚を見る筈も無い。調子は少し取り戻したようだ。]
いやステキなあだ名付けて貰って渡すのは失礼だよトレイル [やや棒読みで早口で捲し立てて、一旦咳払いをした。]
年齢も病院にいるのも君の方が長いんだから、さ。
元祖ミイラは君だよ、きっと
[おおよそ、彼に対して認識してる者ならば勘付いただろう。 彼は年上には”さん”を付けている。”今”の患者仲間ではトレイルだけ呼び捨てになったのは、出会い方が悪かった。その一言に限るだろう。
ともあれ退路を確保しようとするのは、本能の為せる業だ。二人の間になにがあったか、いずれ明かされる日が来るかはわからない。
トレイルが覚えているかどうかは、彼には定かではない。 ただ、後退りしつつも視線は真っ直ぐにぶつける。結晶化していく体。足を引きづるようになったのかすらも、彼は覚えている。]
(150) 2015/06/06(Sat) 01時頃
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