人狼議事


297 湿っぽい古風和ホラーRP村「紫陽花奇譚」

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双子 朝顔は、メモを貼った。

2019/07/11(Thu) 01時半頃


────てんてんてん、

         天神さまの石段は、

   だんだん 数えて いくつある

           だんだん数えて 二十段

      段の数ほど つきましょう

         つきましょう────


『かくれんぼしよう』

[あの日、わたしはあの子に言うた。
あの子はかくれんぼが得意で、突然かくれんぼを始めては姿を消すあの子を、見つけ出すのは決まってわたしだった。
だからわたしはあの子に、かくれんぼしよう、と誘った。

わたしから遊びに誘われることなんて随分久しくて、あの子はそれは嬉しそうに笑ったっけ。

うまく隠れたあの子の代わり、わたしはあの子のふりをして、緋色の婚礼衣装を身につけた。
神様の、お嫁さまになるために。]


 
[生贄に、
    なるために。]
 


 連れてくんやないよ。
 どこにも行っとらんよ。
 ただ、すこうしだけ、ズレただけや。

[時を忘れる呪のようなものだ。
大切な者と、いついつまでも、あれるように。]

 なぁ、



 ────あの子が欲しい

         あの子じゃわからん

      その子が欲しい

             その子じゃわからん



 なぁ?
    欲しいんは、どの子や?
 


   
[赤い花嫁衣装の娘が、それはそれは優しげに問うた。]
   


【人】 双子 朝顔

[――姉は無事で。その言葉>>13も、従前どおり。
それは何にも増して、嬉しいことだったけれど]

――あ、ぅ……"なし"やわ、いまのなし……。

[耳まで、真っ赤に染めて。
火の出そうな顔を、ぷいっと横に逸らした]

(21) 2019/07/11(Thu) 22時頃

【人】 双子 朝顔

[幾らか、落ち着いたのち]

――……さっきも言うたけど、あれが見えてな。

[大小2つの紫陽花に、指をやって]

でも、ゆうちゃんが大丈夫なら……、

[そこで、姉がいまや、赤子を抱いていないことに気づいて]

……みわさんが戻ってきて。
せやけど、赤ん坊と一緒に、消えた……とか?

[考え得る状況を、口にして]

どのみち、お母ちゃんはどこ行っとるんや……って話やけど。

[ううんと、細腕を組んで、唸ってみせた*]

(22) 2019/07/11(Thu) 22時頃

双子 朝顔は、メモを貼った。

2019/07/11(Thu) 23時半頃




じいちゃん、…
 



じいちゃん?
 




ここに、おるの…?
もう、おらん?
 


【人】 双子 朝顔

[――そこまで口にした(>>22)あとで、ふと。
もし、目の前で赤子なりなんなり、消えたというには。

自分が泣き喚き、それを宥めるのを優先したにしても――]

――なあ、ゆうちゃん。

やっぱり赤ん坊、消えてしもたんか?
せやったら、大きい方はやっぱり、みわさんやろか?

[取り乱す原因となった、大小の紫陽花をちらと見て]

お母ちゃんも、消えてしもたんかな。

[家の周囲を探せば、別の紫陽花が見つかるのかもしれない]

(50) 2019/07/12(Fri) 21時頃

【人】 双子 朝顔

[――だから、不思議だった。
どうして、こうも姉は、平然としていられるのか]

――ゆうちゃんは、怖くあらへんの?

それとも、朝の前やから。
お姉ちゃんやからって、我慢しとるん?

[そう、姉に訊ねた*]

(52) 2019/07/12(Fri) 21時頃



じいちゃん、


【人】 双子 朝顔

――そっか、みわさんが、迎えにな。

[姉の答え(>>55)に、頷いて。はて、と]

でも、いうて、迎えにって……、

[雷門の家から帰ってきて。間を置かず、隣家に向かった。
そのどちらでも、姿を見ていないというのに]

……どこからや?

[首を、傾げ]

(65) 2019/07/12(Fri) 22時頃

【人】 双子 朝顔

[――なにも怖いことはない(>>56)と、姉は言う。

そんなことが、あるんだろうか。
確かに自分も、姉から手伝いを頼まれたとき、
ずっと抱えていた鬱屈から解かれ、もう何も怖くないとさえ思ったけれど。

次々に人が消え、この世のものとも思えぬ紫陽花が咲き乱れて。
見知った人達どころか、母さえもどうかという状況は、正直怖い。
傍に姉がいなければ、どこかに隠れて蹲って泣き続けていただろう。

いくら姉という立場があるからと、そんな――……、]

(67) 2019/07/12(Fri) 22時頃

【人】 双子 朝顔

[――浮かぶ疑問を、凍り付かせる一言(>>57)]

……、そこにおる、やって……?

[――もっとも、"そこ"を確かめることは出来なかった。
微笑む"姉"から、視線を逸らすことが出来なかったから]

なにを……、なにを、言うてるんや……?

[――冷たい雫が首筋を伝い。襟元に入って。
衣の下で、か細い鎖骨が作る窪みで止まる]

(68) 2019/07/12(Fri) 22時頃

【人】 双子 朝顔

[――妙にべたりとした、一陣の風>>58が頬を撫でたあと]

――、あ……ぇ?

[それは、確かに聴こえたのだ。聴こえるはずのない、歌。

歌って遊ぶような幼い年頃では、いまより身体も弱く。
ほとんど、遊んだことはない遊戯だったけれど――ほんの何回かは、経験がある。

ただ――自分がほしいと指名してくれるのは、決まって、姉だったように思う]

(69) 2019/07/12(Fri) 22時頃


[ あやふやで、曖昧だ。
 小さい頃、あたし、だけど少し、記憶が混濁しているような心地がある。]


【人】 双子 朝顔

……それも、ええかもな。
身体弱いし、どんくさいし……、

[――少女は、飢えていた。必要とされる、ということに]

――ゆうちゃんが欲しい、いうならな。
朝のことなんて、いつでもあげたっていいんやけど。

[小さく、息を吐いて]

(71) 2019/07/12(Fri) 22時半頃

【人】 双子 朝顔

だけど――……、

[だけど、と]

それは――ゆうちゃんになら、や。

[笑みを浮かべる"姉"を、見詰めて]

――確かにな。
姿形や声は、紛うことなきゆうちゃんや。
朝に甘くて優しいんも、やっぱりゆうちゃんや。

[けど、と]

せやけど……、別人とまでは言わんけど。
なんやろな……いつものゆうちゃんとは"なんか違う"わ。

[じいっ、と]

(72) 2019/07/12(Fri) 22時半頃

【人】 双子 朝顔

――……な、本当のこと言うてや。

["姉"の瞳を、覗き込むように]

あのな――、朝は思うんよ。
ゆうちゃんはずっと、朝のこと守って、助けてくれた。

さっきも、朝だけ置いてかんて。
ずっと一緒で、守るて言うてくれた。誰にもやらんて。

だから、ちょっとくらい違っても、ゆうちゃんはゆうちゃんやと思う。

(75) 2019/07/12(Fri) 22時半頃

【人】 双子 朝顔

せやからな、もし、ゆうちゃんが……なんや、その。
なんか……しとるんだとしても、朝は誰にも言わへん。

[ぼそりと、口にした]

朝はな、ゆうちゃんと一緒がいい……、だから。
ゆうちゃんが悪いことしててもいい……なんなら、"朝を消してもいい"よ。

[それを口にしたら、疑惑では済まなくなる――が、口にした]

(78) 2019/07/12(Fri) 22時半頃

【人】 双子 朝顔

――さっきの約束、守ってくれれば、いいわ。

ずっと一緒、って――、
朝を消すとき、一緒に……出来ればぎゅってしてくれたら、それでいい。

[そう、囁いた*]

(82) 2019/07/12(Fri) 23時頃

双子 朝顔は、メモを貼った。

2019/07/12(Fri) 23時頃


双子 朝顔は、メモを貼った。

2019/07/12(Fri) 23時頃


【人】 双子 朝顔

["姉"と対峙する最中に]

――……、っ。

[聞かれた――か?
いや、ほっと安堵する様子>>84からは、そうは見受けられないが]

箕島の兄さん――足も腰も、まだ立っとったんやね。

[少し前に向けた軽口(>>1:164)を持ち出し、苦笑を浮かべてのち]

……なんでいまここで、兄さんが来はるかなあ。

[彼のまわりに咲き始めた紫陽花を目にして、なんともいえない息を吐く。
本のことでそこそこ話したこともあるし、身体が弱い同士の親近感もあった]

(85) 2019/07/12(Fri) 23時半頃

【人】 双子 朝顔

――……はよ帰って、お風呂で足揉んどきって。

[――と、この場から離すようなことを口にした。

朝顔にとって、村人の大部分はどうでもいい存在であったけれど。

姉、家族、妹分のたえや準姉の日向に次ぐ程度――、
いなくても困らないけどいたほうが楽しい程度には、感じている相手ではあったので*]

(88) 2019/07/12(Fri) 23時半頃

【人】 双子 朝顔

……え、と。その。

[苦笑いに、なんといっていいものやら(>>89)]

や、心配してくれたんは、嬉しいんよ……?
その、そうやなくてな。ああ、ええと……、なんや。

[言葉を探しているところに>>90]

あの、そう、それやの!
朝とゆうちゃんが一緒おったら、なんも心配あらへんから!

朝としては、兄さんのが心配やなって! そんだけや!!

[だから。納得して、早く逃げて――と。

彼を包むように咲く紫陽花と、"姉"とを交互に見遣って、願う]

(93) 2019/07/13(Sat) 00時頃

【人】 双子 朝顔

[――山を登ったという四人(>>91)は、還ってこれるのだろうか。

ちらりと"姉"を見やったが、どうにも、まったく判らない。

山が関係あるのかもなんなのかも、全然、まったく。

以前は双子だからかどうか、お互い、ある程度は考えてることが判ったものだけど――あるいは、自分の側だけの幻想だったのだろうか……?*]

(96) 2019/07/13(Sat) 00時頃

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