人狼議事


140 【飛歓】星屑祭の街【RP】

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キャロライナ! 今日がお前の命日だ!


 ―― 深夜:時計塔最上階 ――

[昨日の明け方にも、ここへ来たのだったか。

己にとって"帰る場所"と言えば、気付いた時にはここだった。
たったひとりの兄妹――クラリッサと離ればなれになってから、
あちこち渡り歩いて、流れ着いた先がこの街で。

大時計の中は、ひどく入り組んで埃っぽかったけれど、
雨風を凌げて誰にも見つからずにいられるなら何でも良かった。

時計の針に腰かけて、ひとり、明るみ始めた空を見上げる。
朝を待つ街は静まり返り、まるで巨大な棺桶のようで]

 今はこんなに静かなのに。
 足音も、人の声も、煩わしいばっかりだ。

 ……心臓の音なんて、うるさいだけじゃないか。

[ぽつり、呟く]


[そも、"クロム・ドゥ"という少年には、
人が持つ「死への恐怖」というものが理解できなかった。
初めからそうだったのか、何か切っ掛けがあったのかは、
今となっては本人にも分からない、遠い過去の話。

「何を置いても生かしたい」。そんなものが、見当たらない。
生かしてどうするというのだろう。いつかは死んでしまうのに。

だから彼は、クラリッサを最初に食べた。
彼にとっては殺すことが、守ることと同義だった。

生きるということは、食べて、眠って、起きて動いて働いて、
とかく面倒なことばかり――つらいことばかりのようで。

死にたくないから"生きる"のではなく。
わざわざ死ぬ理由がないから、"生きている"だけ。

死にたくないと怯える「獲物」が、ひどく興味深かった]



[殺したくないと泣く「彼女」が、不思議で愉快で仕方なかった]
.


[庇護を求める赤子のような目。
男に縋る女のような言葉。
その全てを「煩わしい」と切って捨てるくらいには、
何もかもが歪んでしまっていたけれど]

 ……勝手に期待して、勝手に失望して。
 ふふ。迷惑な話だよね。許せとは言わないよ。

 ――……謝ろうとも、思わない。

[何しろ全ては己の我儘で、己の意思で通したこと。
今更ごめんと言ったところで、誠意も何もありはしない。

壊れてしまえと願った。お前とて、己と同じ化け物だろうと。
けれど同時に、誘惑に屈しないで欲しいとも思った。

お前は、"僕"とは違う。――"人間"なんだろう、と]


[朝日が昇る。眩しげに目を細めて。
街を見下ろす。人々の営みは、今日も普段通りに。]


 ……逃がして、あげなきゃね。


[友情と呼ぶには、あまりに歪な情ではあったけれど]




[彼女を慕う、あの少年に――せめて、真実を悟られぬよう]

.


 ―→ 弦月の宿・キャロライナの部屋 ――

[深夜、訪れた部屋の前で。軽くノックして、返事を待つ。
出迎えたのは「どちら」のキャロライナだったろうか。

闇夜には不釣り合いなほど明るく微笑んで、
片手を上げて見せるのは「クラリッサ」の仕草]

 はぁい、キャロライナ。
 良い夜ね? っていうか真夜中ね?
 あっ、寝てた? やっぱり? ごめんごめーん。

 あたしの美貌に免じてここは許し……
 やぁね、冗談だってば。三分の一くらいは。

 あのね、ちょっと遅くなったんだけど、



[覚えてる? と囁くのは、「クロム」の声]

 "苦しんで死なせるくらいなら、俺が君を殺そう"。

 思えば、苦しんで死なせた方がマシだったかもね。
 そんな風になって生きるくらいなら。その方が、ずっと。

 ……約束、果たしに来たよ。


[彼女は何か言ったろうか。何を言われようと、微笑んで。
少女の華奢な喉に、少女然とした己の指が絡む。

そのまま強く、食い込んで。
指先が白くなるほどに。強く、強く。

安宿のベッドに引き倒す。軋む音。馬乗りになって。

せめて人として死ねばいい。恐れ戦き、己を化け物と罵れば。
言わぬと決めた謝罪の代わりに、絞り出すような声で]


 ねえ、――――……死ぬのは、怖い?


[祈るように、その喉を、**]


/*
あっごめん時間軸おかしくなった(しろめ

までは前日! です!! このポンコツ!!!orz


え…?

[確かに聞こえた、男の声。戸惑うような声音に、相手もまた、この状況が飲み込めていないのかもしれない]

誰、なんだ…?


[どうしてこんなに必死なのだろう。
こんなに必死になって、死のうとするのだろう。
どう見ても彼女の身体は丈夫ではない。
放っておけば死んでしまうだろう、弱々しい姿。

責めの言葉を繰り返す女性に覚えたのは、
疑問と憐憫の情ばかりで]

 自分は生きるのがつらいのに、死にたがるのに。
 君は全くの善意で、他人に生きろと言うんだね。

 それは、「罪」にはならないの?

 自分を殺して逃げておいて、
 他人に生きて苦しめと言うことは、
 食べるために殺すことより罪深いのではないの?


 ごめんね。僕には分からないんだ。
 ……ごめんね。もう、何も分からないんだ。


[違う、僕は人殺しなんかじゃないと、
誰かに泣いて縋れるならどんなに良かったろう。

寄りかかる場所なんてなかった。
救われ方など、とうに忘れた。

路傍に這いつくばって、泥水を啜って生きた。
あらぬ疑いをかけられて、泥棒めと殴られて生きた。
ただ、真っ赤に色づいた林檎が、美しかっただけなのに。

そんなことを、言えば良かったのだろうか。


「助けて」


そんな風に、――どうして、言えただろう、この"僕"が!]


 ふ、――ふふ、はは……ははは!!!

[わらう。嗤う。叫ぶように。喚くように。
可哀想自慢なんてしてたまるか、最後に残った己の意地が棘のように刺さって、痛くて、痛くて、痛くて痛くて痛くて!]

 ――何が悪だ! 何が善だ! 全部、全部!!

[生まれたことが間違いだったと言うのなら、
天に向かって罵声を浴びせ、地獄の果てで悪魔を食らおう!

ああ、殺した少女の最期の笑みが責め立てる、お前が食らうのはお前と同じ生き物だ、人間だ、お前とて人なのだ、どこまでも追ってくるそれが怖くて、怖くて、怖くて!!]

 っ、ぅ、ぁあ、全部!! 決めるのは僕だ!!!
 望みもしないのに産んでおいて、その上!!

 ――――その上、死に方まで決められてたまるか!!!




[ふつり――……ささやかに守ってきた何かが、*「死んだ」*]

.


誰?誰って…僕はセシル。

あ。

[頭に響く声の問いかけに、素直に答えてしまった自分に戸惑い辺りを見回した。しかし、自分の近くには誰もいない。]

そっちこそ…誰?

[おそるおそる聞き返す]


わわっ…!

[まさか本当に答えが返ってくると思っておらず、驚いて]

セ、シル…?
ぼ、僕はルーカス。
ルーカス・ポドルスキ…だ。

[なんだこれ?と首を傾げながらもそう答えれば]



 ぶつけておいで。
 僕に、全て。
.



 本当の"ナイト"は、君なんだから。
.


 ――ちょっと前:キャロの部屋――

[見えるはずもない、信じてもない、そう思っていたけれど。
ふと聞こえたのは明るく元気な――死者の声>>+8]

 ……やだなあ、僕も死期が近いってことかな。

[言葉の割に気にした様子もなく、そんなことを呟いて。
捻くれ者は、少年に気付かれない程度に、そっと視線を上げると]

 殺されといて、よく殺人犯に声かけようと思ったよね。

 どうしたの? まさか死んでもお腹空いてるとか?
 それはさすがに僕の手には負えないから自分で何とかしてよ。

 ……ああ、それから。
 心配しなくても、僕は君ほど腹ペコじゃない。

[鼻で笑って囁き返し、ちら、とジョージを目で示す。
取って食いやしないよと、いつか言ったなと思い出しながら**]


[返事をするのがちょっとばかり、遅かったろうか。
泣きじゃくる姿に>>+9、どこか安堵を覚えつつ。
心底自分はどうかしていると、不意に笑いが込み上げて]

 そうだね。君は弱かった。弱すぎた。
 ちょっと驚くほど弱かったから、僕も反応に困った。

[少女の嘆きにとどめを刺すようなことを言いながら、
はは、と笑って]

 だけどこの子はきっと強くなるよ。
 君の屍を乗り越えて。

 僕に辿り着くかまでは……分からないけれど。

 ――この芽は君が育てたんだ。誇っていい。

[いっそ清々しいまでに、静かに、呟く**]



 (……まあ、今を乗り越えられればの話だけどね)

[――そんな本音は、胸に仕舞って**]


ルーカス・ポド……まあいいか。

[姓をうまく言えず、言葉を濁した。]

これ、いったい何?
君も旅で疲れてて、旅疲れ同士が頭の中で会話できるっていう・・・つまり、お互いの体を労わるための期間限定能力ってこと?

[自分の問いかけに対し反応があったので、続けて質問することにした。]

(あぁ、もう自分でも何を言っているのか分からない…)

[傍に誰もいないことを確認し、頭を抱えた。]


さあ、僕も良くわかってない。
君がどういう人なのかも、どこにいるのかも。
もちろん、この能力が何なのかも。

期間限定…そうなんだろうか。
僕がこういう違和感を感じたのは丁度…
3日前、くらいだったかな。


 ―― ??? ――

[目を瞑れば緩やかに、目蓋の裏で歯車が廻る。
ごとり、ごとり――大時計の針が、重い音を立てて動いて。

捨てられた布や藁をかき集めて、寝床を作ったっけ。
意外に隙間風が吹くものだから、冬は寒くて仕方なくて。

清掃用の出窓があるのは、数字の12のすぐ下で。
明け方の空、蒼に染まった星屑の棺桶。
沈黙に満たされた、深海の街を見下ろすのが、好きだった。

規則正しく鐘が鳴るよう、手入れをしたのが化け物だとは、
おそらく夢にも思うまい。

――思われたくも、ないのだけれど]


[目を開く。暗闇の中で、拳を握る。
きつく眉根を寄せて、――強く、叩きつけた]

[――理屈にもならない思い込みなんかで]

 ……処刑なんか、されてたまるか……

[――義理だの情だの、そんな訳の分からない理由なんかで]

 命拾いなんて、してたまるか

[――群れるしか脳のない、弱い人間共になど]

 ――殺されて、……たまるか!! っふざけるな!!
 僕はッ! 僕は認めない、認めたくない!!
 そんな終わり方、絶対に!!

 僕は望むように! 望む場所で! 死ぬんだ!!

[悲鳴のように。渇望の、声]


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