人狼議事


68 Trick or Treat? ― Battle or Die ―

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―孤児院へ行く前―

[路地裏で一匹、何をしていたのだろうか、レッドキャップを見つけた。
最初の狼よりも人に近いそれに、男は逡巡を見せなかった。

一度跳躍した男はベランダの手すりに降りたった。高綱などまともに練習した記憶もないが、なんとかなる。おそらく向上しているのは身体能力もなのであろう。
手摺伝いにレッドキャップの真上へ向かい、溜めるのはほんの一瞬。]

[地面に向かって飛び降りる。
半端にあけた牙は下降の際、目測を誤って、首ではなく赤い子鬼の肘から先を貰った。

一瞬遅れて噴きこぼれる血。レッドキャップの悲鳴と罵声がその間に滲む。
咥えていたものを地面に吐き捨てて、男は眉を寄せる。
狼の喉を食い破った際に出来たペイントは、レッドキャップの血でさらに赤みを濃くした。]



悪い、間違えた。

もっと楽に殺そうと思った。
[何も気負う様子無く近づいて右手を伸ばす。警戒したレッドキャップが距離を取った。
わずか細める目に男は何を映すのか。伸ばした手は急に引っ込んで、代わりにしゃがみ込みから蹴り上げる。顎を狙った蹴りだったが、パフォーマーとして体は鍛えても格闘技はずぶの素人、狙いをわずかにそれた。
それでも怯ますのには十分だったよう。
顎を上げたレッドキャップの無防備な喉に、体勢を直した男が噛み付き食い破る。
ぶち、と何かが切れる音がして―それはきっと血管の一つだったのかもしれない―血が噴き出す。]

[噛み千切った肉を暫く咀嚼して、飲み込んだ
唇に付いた血をぬぐうよう舌を蠢かす]

なにか、足りない、よなあ
お菓子は出ないし


なにが……足りない?

[赤く染まる口元は横に横に伸びて頬が裂けたよう。
クラウンメイクじみた血化粧で、男は静かに聞いてみた。
もちろんレッドキャップは答えない。
死体は答えない決まりになっている、グロテスクな世界でも]


理髪師 ザックは、メモを貼った。

2011/10/21(Fri) 05時頃


【人】 理髪師 ザック

― 自宅→ ―

結局何も持ってねえじゃねーか…
お菓子集めりゃ帰れる、とか…やっぱりただの夢、かね。

[返り血に濡れたシャツを脱ぎながら、彼はぼそりと呟いた。

ここが危険な場所であるのなら、時代遅れなヴィクトリア朝の軽装では些か不安だ。彼は黒いハイネックのニットに、襟の縁に黄色いラインのデザインがあしらわれた、お気に入りの赤い革のジャンパーを羽織った。]

(36) 2011/10/21(Fri) 05時頃

【人】 理髪師 ザック

[そうして、彼は散らかった部屋を後にした。

このまま部屋に留まっていても仕方がない。
また何かの化け物が襲ってきてもおかしくないのだ。]

…しかし。なんだろね、これ。

[彼は首を捻る。
あの時、確かに彼はナイフなど持っていなかった。
その後小一時間、そのナイフをあれこれいじくってみたが、特に変わったところもない。]

まあ、いいか。
とりあえず良いナイフを手に入れた、って事で。

[彼は元々持っていた一本と、理由はよく解らないが、とにかく新しく手に入れた一本を革のホルダに納め、ベルトにぶら下げた。]

(37) 2011/10/21(Fri) 05時頃

【人】 理髪師 ザック

[アパルトマンの外に出ると、先刻と変わらずどんよりとした空。
心なしか、禍々しい気配に満ちているような気がする。

とりあえず、昨日出会った面々でも探そうか、そんな事を思いながら、彼はゆっくりと歩いていく。]

(38) 2011/10/21(Fri) 05時頃

【人】 理髪師 ザック

[彼はまだ知らない。
その姿は、他者の目からは骸骨の戦士として映るだろう。

赤いバンダナを額に巻いて、ブラウンのソフト帽を被った骸骨は、おどろおどろしい町並みを悠然と歩いていく。

まるで、それが彼の日常であるかのように。]

(39) 2011/10/21(Fri) 05時半頃

理髪師 ザックは、メモを貼った。

2011/10/21(Fri) 05時半頃


…ん。
何かの比喩かね、「お菓子」。

なあ、お前何を持ってんの?

[そのまま少女の顔に唇を寄せて、囁く。
白い頬に飛んだ血を、ぬらりとひと舐めして、その体を床に投げた。]

探して、みちゃおかね。

[白いワンピースを、襟ぐりから裾まで縦に切り裂く。
露になったその腹――鳩尾の辺りに、ナイフを当てた。]


あれ…
変わらないじゃねえか、普通の人間とよ。

[ひとしきり「探した」後、彼はぼそりと呟いた。]

なんだ、バラし損か。
…夢中になって散らかしちまったなあ。

[そう言って、辺りを見回して溜息をついてからゆっくりと立ち上がり、ベッドに腰掛けて、もはや頭部以外は殆ど原型を留めていない少女を暫くの間、愛でる。]


さっきのあれ、なんだったんだろうなあ。

[彼は新しく手に入れたナイフを眺めた。
何の変哲もない、普通のナイフだ。

…ふと、思い立って。
右手をすっと、ナイフを投げる形で動かした。

――とすん。

小さな音がして、立ててあった少女の首が転がる。
その柔らかな場所に、小刀が突き刺さっていた。]

――ああ、良く解んないけどそういう事ね。

[男はニイと唇を引いて、笑った。]


― 独白・どうでもいい幕間 ―

初めて殺しをやったのは、21の時だった。

俺が初めて殺した女。
あいつは娼婦だった。それなりに気に入って、何度か買った後。仕事を済ませたあいつは、俺に言った。

『――お得意様が、さあ。あんたよりよっぽど金払いのいい奴。
 あたしの客にあんたが居るの知って嫌がってんだ。悪いケド、今日限りにしてくれるかい?

 ていうか、さあ…。聞いたよ、あんた貴族サマなんだって?人間堕ちりゃ堕ちるもんなんだねえ。なんで良家の坊ちゃんがそんなんなっちまうのさ。

 気持ち悪いんだよ、あんた。自分より弱い奴しか相手にできないんだろ。蛇みたいな目ェしやがってさ。いや、どっちかというと小っちゃい蜥蜴ちゃん、か。

 ま、悪く思わないでおくれよ。――弟子が同じ女と寝てんのは気に入らないんだってさ。
あんたがクリストファーの弟子だったとはねえ…。道理で似てると思ったさ。

 くく、あんたも色々仕込まれてんだろ?あの変態に、さあ。』


その日の記憶は、そこで途切れている。

翌朝の新聞で、その娼婦―名はノーマ、といった―と、鍵師、もとい、便利屋の師匠が死んだことを知った。

否、理解した。
洗面台に投げ捨てられた血染めのシャツの理由を。


それから、俺は便利屋の仕事をしながら、ちょくちょく趣味で殺しをやるようになった。

元々素質はあったのだ。それが、ふとしたきっかけで解放されただけ。

「――渇く…な」

さっきのビスケットのせいだろうか、やけに喉が渇く。そういえば昨夜出会った奴の中に、俺の好みの標的が、いた。ひと目見た瞬間に、解った。こいつは俺の獲物だ。

そういう奴に出会うと背筋がぞわりとして、気分が高揚する。あいつが苦しみ泣き叫ぶさまを、見たい。許しを請う姿を、殺してくれと乞う姿を。

このわけのわからない世界で、夜に紛れる必要はないだろう。曇り空の下、獲物を求めて歩き出した。


この方は、なんだかとぉっても固そうですねぇ。
ええ、ええ
爪はすこぉし、刺さりましたが。
刺さっただけですね。

[継ぎ接ぎだらけを見下ろしながら思考する]


【人】 理髪師 ザック

― どこかの街角 ―

[若干調子外れな歌を歌いながら、革ジャンパーの男はゆっくりと歩いていく。]

"Salagadoola means mechicka booleroo
But the thingmabob that does the job is..."

……ん。
なんだ、あれ?

[視界に一瞬、奇妙なものが映った。
そちらを見やると、建物の隙間の路地、その奥に何か丸いものが揺れている。
腰のナイフを一本抜き、路地に入っていく。突き当たりで揺れているそれは―]

フラスコ…だよな、あれ。

[蹲る人ほどの大きさの、巨大なフラスコ。その中には、白い蒸気が充満している。]

よう、お化け。
――Trick or Treat?

(54) 2011/10/21(Fri) 13時頃

[お菓子……お菓子の、香りがする……。

彼女を突き動かすのはその衝動。
道中のお化けは、気にも止めない。
お化け同士戦いたいなら戦っていればいいのだ。
彼女の衝動は、それ以外のものを麻痺させていた。

恐怖、疑問、躊躇。
人として欠けてはならぬ感情を。

ひときわ大きなお化けを公園に見止め、お菓子に臭いを嗅ぎつける。
あいつらを倒せば、きっとお菓子が手に入る。

でも、どうやって?

彼女は、様子を窺った]


【人】 理髪師 ザック

― 路地裏【ホムンクルス】と ―

[ゴム栓に刺さった硝子管の先から、時折蒸気を噴出しながら、フラスコはゆっくりとこちらを見た。
いや、正確には、フラスコの中に黒い影が、見えた。それは胎児のように膝を抱え、逆さまにフラスコの中に浮いている。

―と、その時。
硝子管から勢い良く蒸気が噴出し、それはもやもやと集まって楕円体を成す。]

――うげ。

[思わず声が漏れた。
蒸気が晴れた後に現れたものは――海鼠。

全身にぬらぬらと輝く棘を持った巨大な海鼠は、猫が喉を鳴らすような音を立てて、じっとこちらを窺っている。]

(57) 2011/10/21(Fri) 14時頃

【人】 理髪師 ザック

…きもっ!

[その声と同時に、海鼠はこちらに向けて糸のようなものを吐きかけた。]

だ、あっ…!

[糸が左肩をかすめた。ジャンパーが溶けるように裂ける。思わずよろけたところへ、海鼠が跳ねた。]

――この……っ!

[真っ直ぐに向かってくるそれに向かって、ナイフを投げた。ざくりと正中に突き刺さる。]

『―――!!』

[海鼠は形容し難い叫びをあげた。地面に落ちて、紫色の体液を流しながらのた打ち回っている。その傷口付近を、思い切り蹴飛ばした。一度びくりと跳ねて、海鼠はそのまま動かなくなった。]

(58) 2011/10/21(Fri) 14時頃

【人】 理髪師 ザック

[もう一本のナイフをホルダから取り出して構え、フラスコの方に視線を投げる。
その中の黒い影が、忌々しげに何事か呟いた。が、その言葉はどこか異国のもののように、彼には理解する事ができない。]

おい、お化け。いきなりTrickたあ、酷でえじゃねえか。

[影は尚も何事かブツブツと呟く。再び、蒸気を吐き出しかけたそれを、バーンスタインは思い切り蹴った。
フラスコの側面にヒビが入り、影は苦しそうに呻いた。もう一度、渾身の力を込めて踏みつける。

ぱりん、と、乾いた音を立てて、フラスコは砕けた。]

(59) 2011/10/21(Fri) 14時頃

【人】 理髪師 ザック

[引きずり出された影。
それは、人のような形をしているが、全身真っ黒で、目だけがぎょろりと光っている。]

なあ、お菓子、って何?お前持ってる?
なんか、集めないと帰れないらしいんだぜ。

――集めても帰れるかどうかは言わなかったけどな、あのお姉サン。

[影は苦しげに肩で息をしながら、彼を睨みつけた。]

ああ、いいねそういう目。
――虐めたくなるじゃねえか。

[彼はにやりと笑い。]

(60) 2011/10/21(Fri) 14時頃

【人】 理髪師 ザック

*

[路地裏に断末魔が響き渡ったのは、少し後のこと。]

*

(61) 2011/10/21(Fri) 14時頃

理髪師 ザックは、メモを貼った。

2011/10/21(Fri) 14時半頃


理髪師 ザックは、メモを貼った。

2011/10/21(Fri) 15時頃


【人】 理髪師 ザック

― 路地裏【ホムンクルス=サイモン】と ―

[バーンスタインは路地の奥で、壁にもたれて手足を投げ出したまま動かなくなった『影』を見下ろしていた。

不意に、事切れた『それ』から、霧が晴れるように影が引いていく。]

……あ?

[『それ』は人間だった。

肩まで伸びた髪。こけた頬に、隈の酷い落ち窪んだ目。痩せて骨ばった腕。

胸から腹にかけては、弄ばれた痕跡。見開いたままの目は、まるで自分の開かれた臓物を観察しているかのよう。]

…さっきの嬢ちゃんとは、わけが違いそうね。お前。

[呟いたその時。背後でかさり、と、音がした。
振り向くと、さっきまで海鼠が倒れていた場所に、小さなビニルの包みが落ちている。]

(64) 2011/10/21(Fri) 15時半頃

【人】 理髪師 ザック

……?

[近づいて、拾い上げた。

『シャルロッテ印のゼリー・ビーンズ』

この光景には酷く不釣合いな、ポップなイラストの描かれた小さな包み。鮮やかなビーンズは、逆に不安を煽るような色合いで。]

――ああ、まじにお菓子、ってわけ?

[もう一度、影だったものの側に寄って膝を折り、届かぬ事は百も承知で、その耳元で囁く。]

んじゃ、もらっていくぜ。
――楽しかったぜ、じゃあな。

[挨拶代わりにその唇から溢れた血をべろりと舐め。
ビニルの袋を開けて、オレンジ色のビーンズを一粒だけ口の中に放り込んでやった。

それから、上を向いて口を開け、残りをざらりと頬張って。
人工的で不健康な甘さ。だがそれは、不思議と恍惚と陶酔をもたらすもののように思えた。]

(66) 2011/10/21(Fri) 16時頃

【人】 理髪師 ザック

[影の残した断末魔を聞いた者はいただろうか。
骸骨の戦士が、哀れな青年を冒涜するのを目撃した者は?仮にいたとしても、男はきっと意に介さない。

男はいつもの飄々とした歩みで、その場から静かに*立ち去った*]

(67) 2011/10/21(Fri) 16時頃

理髪師 ザックは、メモを貼った。

2011/10/21(Fri) 16時頃


理髪師 ザックは、メモを貼った。

2011/10/21(Fri) 17時半頃


理髪師 ザックは、メモを貼った。

2011/10/21(Fri) 20時頃


理髪師 ザックは、メモを貼った。

2011/10/21(Fri) 21時頃


殺したら、お菓子は―――

出てきますかねぇ?


理髪師 ザックは、メモを貼った。

2011/10/21(Fri) 21時半頃


【人】 理髪師 ザック

― 目抜き通り ―

[この街の目抜き通り。小さな商店街だが、それなりに賑わっている。いや、いた。
今やそこには人の姿は無く、所々に得体の知れない生き物がうごめいている。

最初こそ驚きはしたものの、彼は既にこの状況に適応していた。

先刻、殺した青年を想う。
あれはなかなか良い目をしていた。
視線は重要なファクタだ。恐怖に怯える女の目が、反抗的に睨みつける男の目が…堪らなく彼の嗜虐心をそそり、その目が絶望の淵に沈むさまを想像するだけでも、心は快感に打ち震える。

そして、あのゼリー・ビーンズの甘美な味わいを、想った。]

(96) 2011/10/21(Fri) 22時頃

【人】 理髪師 ザック

[時折現れる、様々な姿をした化け物達のお陰で、ナイフの謎は解けた。

どうやら、存在を意識するだけで空気中から滲み出るようにナイフが現れるようだ。どういう仕組みかは解らないが、現象としては理解した。

ついでに、投げたナイフの軌道を操作できるらしいこともわかった。まだコツを掴んでいないせいか、これはあまりうまくはいかないが、そのうち慣れるだろう。]

(102) 2011/10/21(Fri) 22時半頃

【人】 理髪師 ザック

[あの青年以降、化け物を殺しても「お菓子」は手に入らなかった。また、殺した化け物が人の姿になることもなかった。
うっすらと、その違いは理解できている。まだ、確信は得られていなかったが。]

俺以外に、少なくとも6人は、いたわなあ…

[意図せず、笑みが漏れる。]

(105) 2011/10/21(Fri) 22時半頃

[見渡す。
建物の隙間から見えた、人の姿


道化は息を飲んだ。
演じることを忘れた男は呟く]

人、か……?

それとも、吸血鬼、みたいな……?


【人】 理髪師 ザック

― 公園 ―

[一度昨日の広場へ寄ったが、それらしき『お化け』の姿は見当たらなかった。
仕方なく、広場を通り過ぎて公園の方へ向かう。]

ひゅー。
ビーンゴ。

[そこにいたのは、ミイラと、枯れ木と、女。]

(110) 2011/10/21(Fri) 23時頃

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処刑者 (5人)

ザック
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通常
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