人狼議事


251 【誰歓RP】鬼渡し

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視点:


【人】 喧嘩屋 辰次

 実代子、しっかり走れ。

[とりあえず、少女が十数えるまで。

智花に声を掛けたように社務所へと向かう。
社務所の扉に手をかけると、幸い鍵は掛かっていないようだ。
入ってすぐ見える簡素な待合所に息を潜めてしゃがむと扉は閉める。]

[扉を閉めるメリットは視覚的にこちらが見えなくなること。デメリットは外の様子が伺えないこと。胸にひしめく恐怖は拭われることなく己を苛み続ける。この鬼ごっこが終わる時まで。

終わる時、とは…──?]

(3) 2016/07/19(Tue) 00時頃

喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。

2016/07/19(Tue) 00時頃


【人】 喧嘩屋 辰次


[自分は随分と遅くに出来た次男だった。
父や母は大層自分を可愛がってくれた。
村から出て行った長男や家から出て行った長女を見送って
そんな両親の寂しさを埋めるのが自分だったのだろう。

周りが結婚についてやいのやいのと騒ぎ立てる中
父も母もそこまで口うるさくは言わなかった。

それを良いことに、今日まで実家に居座って家業の手伝いをして。
足腰の弱くなった親の面倒を見て。
きっと兄姉よりも親と一緒にいただろうから。

父が亡くなった、というのがなまじ信じられなかった。]
 

(7) 2016/07/19(Tue) 00時半頃

【人】 喧嘩屋 辰次


[父が死んだことを受け入れたくない。
父を忘れてしまう、それが怖い。
恐怖は不安を呼び、人恋しさに焦がれる。
父の思い出にしがみついて生きられれば
そんな幸せなことはないだろうに。]
 

(11) 2016/07/19(Tue) 00時半頃

【人】 喧嘩屋 辰次

 
 なあ、彼女は何て言ったろっか?
 一人置いてけ言って…。
 最後の鬼がアヤセアスカだったて…
 そんげこと言ってなかったか?

 刻限がどうとかって…どういう意味なんらか…?
 っアー…!わかんねぇ…!!
 頭でいろいろ考えんのは苦手だ!

[乱雑に頭をガシガシと毟りながら、実代子はどう思う?と彼女の意見を聞いてみたり。]

 そう言えば、走る前に智花に言ったんだった。
 社務所で作戦会議な、って。
 なあ、実代子それまでに何か名案考えてくれねっか。

(12) 2016/07/19(Tue) 01時頃

【人】 喧嘩屋 辰次

[そんな風に頼れる姪に丸投げて。
こんな非常事態だと言うのに考えるのは父のこと。]

 あの子…アヤセアスカは親父に会ったことがあるんらて。
 俺の知らねー、親父の若い頃のことも知ってるんだろっか。
 
[それだけ言って、晴れることのない不安を紛らわそうとまた煙草の先に火を灯す**]

(13) 2016/07/19(Tue) 01時頃

【人】 喧嘩屋 辰次


[一日一善。

そこからもじって名付けられた父は口癖のように繰り返していた。
一日一回でいいから良いことしろ。積もり積もればたくさんになる。
それが七尾善一の座右の銘だった。

今思えば、彼女。綾瀬明日香を置いてきてしまった罪を、彼は長い年月をかけて精算していたのではないかと思う。きっと父はそういう人だと息子ながらに思うのだった。]
.

(20) 2016/07/19(Tue) 12時半頃


 人目に付きやすき場所におるとは

[なんて愚かでそして、――――優しい子。]


【人】 喧嘩屋 辰次


[さて半分上の空の男の頭で、名案は浮かんだのだろうか。
親父譲りの眉を寄せて、煙草を持つ手が口許を覆い、その表情は相手にはわかりづらい。]

[ガラリ

少し建てつけの悪い扉を開ける音がして、ぎょっと構えるが、すぐに見えた艶がかったボブ頭にほっと胸をなで下ろす。>>18]

 よかった、大丈夫だったか、智花。
 
 櫻子と…お兄さん?
 ってえーと……おさか…おさか……。

[どうしても刑部という名前が覚えられないでいたら、みかねた二人が教えてくれて。]
 

(28) 2016/07/19(Tue) 19時頃

【人】 喧嘩屋 辰次


 そう、刑部くん。

[一緒に居てもいいかと尋ねられると]

 馬鹿いえ、俺が呼んだんらっけ。
 居てもらわんと困る。

[とカラカラと笑ってから、静かに二人を見渡す。]

 でも、あの子が来たら俺が引きつけるっけ。
 二人は俺と別の方に逃げてくれよ?

[反対意見があれば諭す。
片や女の子で、片や都会戻り。
男の自分が頑張らなくてどうするのか。
それに、この中で一番年長者は自分だ。若者を置いてどうして居られよう。]
 

(29) 2016/07/19(Tue) 19時頃

【人】 喧嘩屋 辰次

 鬼渡しの終わる時…それは俺も知りたい。
 朝になれば…。

[とはいえ、今は夕方なのか。
さっき、この変な神社に来るまでは夕方だったものの今は厚い雲に覆われた曇天。太陽も見えなければ、朝か夕かの見当も曖昧だった。]
 
[作戦会議だとは言ったものの、名案は浮かぶはずもなく
押し黙って、煙草で口を塞いだ。]

(30) 2016/07/19(Tue) 19時頃

【人】 喧嘩屋 辰次


 ……。

[  カチ コチ
      カチ          コチ


静寂になると社務所の中にある大きな壁時計の音が響く。
時計を見れば時間がわかるか、と視線をあげたが
針は一定のリズムを取っていたかと思えば
急に止まったり、一寸戻ったり。

正確な時間ではなさそうだ、とため息を吐いてまた紫煙を吐き出した。]

(31) 2016/07/19(Tue) 19時頃

【人】 喧嘩屋 辰次

 あれ、そう言えば。
 晶はどこいった?一番に駆けて行ったような気がしたけど…。

[そう口を開いたと同時に「駄目!」と叫ぶ>>26櫻子の声が聞こえた。]

 おいおい、おさかなくんは何をしてるんだ?!

[そう言うと、煙草の吸い殻を地面に擦りつけて扉へと手を掛ける。]
 
 俺ちぃと見てくるっけ。
 二人は無事でいてくれよ。

[相手の言葉は待たずして、社務所を駆けだした*]

(35) 2016/07/19(Tue) 19時半頃

【人】 喧嘩屋 辰次

─本殿─

[声がした方…──本殿へと向かうと、小さな扉の前に言る櫻子を捉えている明日香の姿。怯える櫻子>>34の顔には面が付いていないから、明日香の話を信じるなら、まだ鬼は明日香のままなのだろう。

刑部が近くにいるか、と視線は本殿から反らさぬまま、気配を探ったがさてどこにいたか。]

 櫻子!
 おい、アヤセアスカ!
 その子に触れるなよ、触れたらただじゃおかねっからな…!

[そんな脅しが何になるのかわからないが少しでも鬼の注意がこちらに向けば良いと。
張り上げた声は近くに居た者にも聞こえただろう。]
 

(38) 2016/07/19(Tue) 20時頃

喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。

2016/07/19(Tue) 20時頃


【人】 喧嘩屋 辰次

[組み伏す……]

[それが出来たらやってるっつーの!]

[触れると鬼が移る。その加減がわからないままに飛び出すのは危険。と迷いあぐねていると明日香の隙をついて櫻子が動き出すのをみて安堵する。]

げ!

馬鹿、櫻子こっち来る奴があっかよ。

[がくがく揺すられると視界が定まらない。
足を踏ん張って体幹を支える。
ぽんぽんとあやすように頭や肩を撫でる。]

本殿……。まぁ、カミなんてのが居たらこんなとこにオニなんていねぇやなぁ。

[さて、どうしたものか。近づく足音に鼓動は徐々に駆ける。]

(45) 2016/07/19(Tue) 20時半頃

【人】 喧嘩屋 辰次

[緊迫した空気に似つかわしくない思考が過ぎる。
この期に及んで対話を望む櫻子の呆れ返るほどのハッピーエンド思考は明日香の心に響くのか。
いや、答えなどわかりきっている。]

 櫻子。

[その行動を遮るように声を掛けて、明日香の言葉>>49から少しでも糸口を探る。脱出の、その切欠を。]

 眠ってる…?
 今喋ってるのは完璧に鬼なんらか…。
 じゃあ…善一のことは知らねんか…。

[そういうとわかりやすく落ち込んで
その痩せこけた胸元をじっと見つめた。]

(60) 2016/07/19(Tue) 22時頃


 おっかあ、おっとう……

[親を求めて啜り泣く]

 ぜんちゃん……どこさ行ったべ……

[先に帰った幼馴染みを、呼ぶ]


【人】 喧嘩屋 辰次

 そりゃそうだわな。

[と、鬼の返事に相槌を打つ。
ウツワの本来の持ち主、綾瀬明日香が今何を思っているのか露も知らず。

走ろうとするその仕草に隣の櫻子を急かすが恐怖からか動かない櫻子>>66にしびれを切らして腰を持ち上げお尻を押し上げ、俵抱え。]

 櫻子置いて逃げれっかよ…!行くぞ。

[年頃の女子を運ぶ方法としてはあまりにデリカシーに欠けていたかもしれないがこの際かまうもんか。明日香の足は速い。昔の人間らしい足の速さと言えよう。
瞬発力こそ劣るものの、持久力や筋力は少女よりはずっとあるつもりだが、背後の足音はぴたりとくっついていた。]

(73) 2016/07/19(Tue) 22時半頃

【人】 喧嘩屋 辰次

[走りながら生き急ぐ少女を窘める。
かつて若かった自分も同じように言われたことのある言葉。]

 櫻子さぁー…。
 ここは村だけど村じゃねんだよ?
 おめとこのじいちゃんもばあちゃんも
 今は櫻子のこと守ってくんねんだすけ、人に頼りなさい。

 刑部くんは…正直何考えてるかわっかんねーな。
 ま、晶でも実代子でもいいから。とにかく頼れ。

[もっともらしい言葉を若人に説きながら頭で思うのは別のこと。]

(75) 2016/07/19(Tue) 23時頃

辰次は、櫻子にメッと叱った。

2016/07/19(Tue) 23時頃


【人】 喧嘩屋 辰次


[「人に頼れ」と言われた二十代。
わかってるつもりになって、それなりに頼りこそしたものの。
いざとなると自分で何でも動こうとしてしまって
結果裏目。頑張った分だけ空回りという、目も当てられない状況ってやつに何度か遭遇したっけな。

人には簡単に言えるもんだが。]
 

(81) 2016/07/19(Tue) 23時頃

【人】 喧嘩屋 辰次


 甘えられる内はな、甘えとけ。

[なんて話していると拝殿の方にいる慶一と晶が見えて噂をすれば影、と二人に走り寄り俵…──櫻子を下ろす。]

 はい、出前一丁!
 俺あっち行くから。よろしくね。

[とそう言って来た道を引き返して明日香の方へ。
そうでもしなければ動けない櫻子を始め立ち止まっている二人が危険にさらされると感じたため。
まさか晶の足が痺れている>>71などと思いもせずに。]
 

(82) 2016/07/19(Tue) 23時頃

【人】 喧嘩屋 辰次

[逃げられる、そう思った。]

[一応、斤量を背負った状態でも追いつかれなかったからという自負。ある種自惚れに近い、逃げ切れるという判断は脆くも崩れ去った。]

 なッ…!?

[全力疾走にシフトチェンジしようと踏み込んだ先、地面に何かあったもんだから咄嗟に避けようとして足を捻らせてしまった。]

 何だ…って、カタツムリ?

[おいおい、俺は探してねーっつの…。
思わずついて出たツッコミ。]

(84) 2016/07/19(Tue) 23時頃

【人】 喧嘩屋 辰次

[背後にジャリと靴底が砂を転がす音…──]

[少し前、伸ばされた手>>85には間一髪、身を捻らせて回避できたというのに。]

 後ろにいるのがさ、智花とか実代子とかなら
 良いんだけどな…。

[振り向くのが何とも恐ろしくてそう呟いた。
地面に座り込んでこれから走り出すには大分天運が必要。
上体を捻らせて背後を向くと、きっと視線は上の方すぐ近くにあったろう。>>88]

(89) 2016/07/19(Tue) 23時半頃

【人】 喧嘩屋 辰次

[差し出された木の棒>>87は勢いよく伸ばしたつま先に弾かれて向こうへ飛んで行った。
もしあの時あれを取れていれば。
カタツムリがいなければ。
ちゃんと避けていれば。
すぐに態勢を立て直せていたら。

もう少し違った結末があったのだろうか。]

 なあ、鬼のあんたにゃわからねぇかもしれねっけど。
 鬼って……寂しいのか?

[だとしたらこれ以上寂しくなるのは嫌だなあ、と
普段内に秘めて口外しない思いをひっそりと伝えた。*]

(93) 2016/07/19(Tue) 23時半頃

[どこからか声がする。]

 ……さみしいよぅ

[助けを求めたくても求められなくて。
追うと逃げられて。
挙げ句の果てに、誰もいない世界でひとりぽっち。*]


喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。

2016/07/19(Tue) 23時半頃


【人】 喧嘩屋 辰次


[こうなってはもうどうにもならない、と諦観の念で口にした言葉。]

 そっか。
 あんたが寂しくないなら、俺も案外普通かもしんねぇな。

[だって、鬼が憑けば依代は寝ちまうんだろ?
と、少し先の自分の未来を予想する。]

 明日香…綾瀬明日香。
 ちゃんと話が出来たら親父の分を謝りたかったな。

[そして親父を許してもらえれば、よかったのにな。]
 

(108) 2016/07/20(Wed) 00時頃

【人】 喧嘩屋 辰次



[伸ばされた手は辰次の肩をしっかりと掴む。
ひんやりした手だけど智花の時の方が気持ちよかったなーと呑気に思う戯言と脈打つ鼓動の加速と。]

[一瞬。

   目の前で剥がれ落ちる鬼の面。
   ああ、こんな顔してたんだ…──。

   スローモーションで倒れる少女はそのまま
   地面に伏せることなく掻き消えて。

次の瞬間。

   唐突に視界が狭くなった。
   まるで何かに覆われたような。*]

 

(109) 2016/07/20(Wed) 00時頃

喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。

2016/07/20(Wed) 00時頃


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