257 【突発連鎖村】恋は三日で終わる
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[音もなく ひとつの個室の扉のロックが内から外され まるで白い壁が左右へと割れるかのように開いた。
測量士は昨日より幾分かぼんやりした表情で 僅かに頬が赤らめ ふわり 緩慢な動きで現れた]
おはようございます。 [上ずった声で短い挨拶だけを落として壁を背に隅に立つ。
内側のゴーグルにうつるオレンジの文字は 外の世界の平和なニュースを流しているけれど 目は全くそれを追う事無く ひたすら 不自然なまでに無機質なスペースの中を泳ぐ**]
(5) 2016/11/14(Mon) 11時頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2016/11/14(Mon) 12時半頃
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[忙しく泳ぐ視線が探すのはただひとつ。 だが、それとは違う色とりどりが>>24 言葉を紡ぐのが 聞こえて 見えた]
はい? パラッチ…ですか?
[誰のことだろう、思う間に本名が紡がれる]
えぇ、と、はい、そうですね。 外見の好みに関しては人それぞれですから、 否定する気はありません、よ。
[平常ならあり得ないが、応える声は上の空 そわそわと忙しなく目は宙を滑っている**]
(34) 2016/11/14(Mon) 20時半頃
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は、除染者。 そうでしたね、選ぶ必要があるんでしたっけ。
[ミツボシの言葉>>36に、はた、と 泳ぐ瞳に刹那、理性の光が戻る]
ひとり…、でしたっけ。 ひとりでここを離れるなんて、 冗談じゃぁないです。
[判断基準はいまやひとつ]
(42) 2016/11/14(Mon) 21時半頃
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と、大丈夫ですか。
[噎せるミツボシにナプキンを取って渡そうと 身を乗り出した形のまま ぴたり 身体が動きを止めた]
い、 イースター、さん…!!
[視界にとうとう、待ち焦がれた触角、 顔と言わず、肌全てが赤く赤く火照っていく]
(48) 2016/11/14(Mon) 21時半頃
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[遠慮がちに(見えた)差し出される触角に こちらもそろそろと手を伸ばした]
あの、イースター、さん。 その、えぇと、ですね…
[可能ならば、そっと触れ]
隅々まで量り倒したい、です。
[大真面目に測量士なりの求愛である]
(54) 2016/11/14(Mon) 22時頃
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[完全たる美の造詣(と見ている)を目の前に 慣れぬ言葉が言えたことにも満足し 更に触れた先から伝えられる感情に 溶けそうな甘い幸福感が全身を満たす―――――]
嗚呼、素晴らしいです、本当に、 っ!?!?
[と、不意に横からオレンジ色の液体が噴射された>>56 半球のヘルメットを伝うそれに、 ゆるり、ミツボシへと視線を向ける]
…は、貴女も、さては。 イースターさんを量りたい、そういうわけですね…!?
(59) 2016/11/14(Mon) 22時半頃
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えぇ、構いません。 イースターさんの素晴らしさは筆舌に尽くしがたい。 これはもう全てを量りとり、数値として保存する、 それをしないのは罪ですらあるかもしれません、えぇ。
[まくし立ててから、はた、と動きをとめ、 ゆるく掴むイースターの触角をそっと撫でた]
造詣の美しさも素晴らしいというのに、 この伝わる思念もまた美しい…! どうすれば量り終えられるのか、それすらわかりません。 わからない自分が、恥ずかしい…!
[深くため息をつき、俯く]
(60) 2016/11/14(Mon) 22時半頃
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ティソは、†ルシフェル†に話の続きを促した。
2016/11/14(Mon) 22時半頃
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[流れ溢れてくる嫉妬と覆い隠す波に 測量士は 目を泳がせて頬を赤らめる 自身への好意らしき彩に ふるり 身体が小さく震えを覚えた]
量り続けていいと…? どんな変化も? ナノ単位まで?
[思わず掴んだ手に力が入りそうになり 慌てて緩め 両手で優しく包むように先を手に取る]
き、記録も…しても、構いませんか…?
[小さく囁くように、尋ねた]
(71) 2016/11/14(Mon) 23時頃
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嗚呼、どうして今! この美しいものたちを、留めておけないのでしょう!
[様々なものを数値化し再現できる技術あれど 今自分に流れ込む美しさが保存できるのは]
記憶、だけ。 儚過ぎます。 脆すぎます。
だから、―――残したいじゃぁ、ないですか。
[形を形として。 イースターをじっと見つめ、言葉を紡ぐ]
(77) 2016/11/14(Mon) 23時半頃
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絶対痛くはしませんからね? 優しくしますからね。
[キリ、と、眉を引き絞って約束する]
(78) 2016/11/14(Mon) 23時半頃
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く…… ふぅ
美人女スパイの火薬多めでド派手なアクションになるかと思いきや……
これはアレです。異教が信仰される孤島に潜入した捜査官がラストのお祭りシーンで生贄に奉げられるカルト的なやつです。
私そういうの観た事あります!
ですが、折角のお祭りですので私も楽しむとしましょう!
[そしてミツボシは食堂の愉快な面々を見渡す。]
先ずは何やらアダルティーな雰囲気のあのお二人。
[キャンディとパラチーノの遣り取りはこちらにも聞こえている。]
朝からお盛んですね!
ミツボシちゃんは大人の女なのでそういうのも美味しく頂けますが!
「本当に罪づくりだ」なんてそれこそギルティな台詞を自然体で口にする男性も大概ですが、それを受けて「ゾクゾクする……↑」女性もヘヴィ級のシュガーたっぷりスウィーティ!
舌なめずりと「お部屋、どこだっけ↑」なんかはもう、スウィーツ通り越して、夜闇を駆ける肉食獣のオーラ漂っちゃってますケド。
糖質と脂質のダブルカロリー、朝のお腹への強烈なパンチに……
星みっつ、あげちゃいます!!
そして続くは、こちらのお二人。
[もはや傍にいる自分など気にもせずイチャついてるティソとイースター。]
片や、口を開けば測量狂い。
片や、言葉による伝達手段を持たない不思議系。
そんな二人がどんな化学反応でコミュニケーション通り越した愛の言霊交わしちゃってるのかなんて私には到底わかりませんが。
食べ合わせの妙という奴でしょうかね。
間違いなく笑える光景だけども、その中にどこか応援したくなる輝きを感じます。
成るか、プレアデス星雲のナノ単位測定!
期待を込めて……星みっつ、あげちゃいます!!
絵面だけで面白い人たちは好きなだけ星持って行ってください。
なんならもう一人増えちゃったりしても良いと思います。
私から敢えて更に言うとすれば、除染の後こそが楽しみです。
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[造詣が美しいと思った 揺れる触角のようなもののリズムが良いと思った 風に飛ばされる軽い肢体が 言葉を発しない奥ゆかしさが]
知れば知るほど 深くまた 知らないということを知らされて、 量り終えたくも終えたくなくもあります…―――
[自らに伝えられる情報の多さにときめきながら さて 触角のかたちからスキャンしてみようかと 専用の機械を持ち出した**]
(91) 2016/11/15(Tue) 00時頃
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