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【人】 手妻師 華月斎―本邸・廊下― (15) 2010/08/05(Thu) 01時半頃 |
良い機会だ。
お前が毒の花ならば、そのまま彼を誑かしてみては?
…………………彼を?
[苦笑混じる]
貴方の後では翳みかねる
が
……戯れる程度なら。
日は未だ高い
【人】 手妻師 華月斎 思わずつっこみいれとうなること謂うんが悪いんや。 (32) 2010/08/05(Thu) 02時頃 |
【人】 手妻師 華月斎 心配してくれるんは、ありがたいんやけどなぁ。 (51) 2010/08/05(Thu) 02時頃 |
しかし……
死して満たされるとは
坊主の言葉だけなのか、それとも
[納得がいかぬ風に呟き洩らす]
刷衛殿、面白い人物にあった。
天満月 邦夜と言う花主
人狼病を持つものと口付けると発作を起こすそうだ
先程発作を起こしてるところにあってな
……豚狼に悪戯されて口付けられたのだと。
獣がその者の力に気付き
誑かされる前に、何とか協力させたいものだ
[知っている
知っていた
筈だった
行為の数々を、直接其の身に受けて
花は乱れ咲く]
……坊主、と謂うは
皆、こうなのか……
[父親もと謂っていたな
そうぼやき
種を植え付ける事の出来なかった
彼の胸に顔を埋めた。
ぴちゃり、舐め遣る]
これは、確かに
喰いでがありそうだ**
[そして、ヨアヒムを確保し、大広間の控え室に放り込んだあと、イアンからの報告を聴く。]
ほお……
稀にそういう人物がいるとは聴いたが。
[そして、しばらく考え…。]
邦夜さんには事情を話して協力してもらうのもいいかもしれんな。
いや、でも、話すと、それはそれで危険か?
[邦夜とは少し、話をした。花祭ははじめてのはず…。もちろん、花と戯れるなども、そう経験はしていないだろう。]
ともかく、彼はこちらの手中にしておきたい。
そして、彼は花主だ。
[少し押し黙るが、その先意味はわかるだろう。自分とイアン、花主と花、傍にいやすいのはどちらかと。]
仕事、として、彼を操れるか?
何処まで話すかは…
私も難しいところかと。
[刷衛の言葉には同意するように。
……続いた言葉、
それは自身も現在考えていたこと]
媚を売った経験はないが
なんとか、する。私も花だ。
[相手が花主としての経験が浅いのが救いか。
先ほどの、振り返れば赤面ものの
拙い媚を思い出すが……なんとかせねばならない]
ああ、じゃあ、頼むぞ?
というか自信がないのか?
じゃあ、練習台になってやってもいいぞ?
ほら、媚売ってみろ。
[そしてすぐにそんな冗談を飛ばす。]
……しょうがないだろ!
今まで私には必要なかった……
けれど、今必要なのだ……頑張るさ……
[自信がないのかと突かれれば
声が大きくなって……少しずつ声量が下がる。]
…………
[声音が冗談を飛ばすものに変わっていることにも気づかず
真剣にこう言う場合はどう媚を売るべきなのか
眉を寄せて考えて]
……刷衛殿…お主に会いたいと、思うている……
[小さく呟いた]
[正確には息を吐いたというより、噴出した。]
そ、そうそう、う、うまいじゃねぇか。
背中につめたいのが走ったぜ。
[イアンの頑張った媚の言葉にそう感想を述べた。]
不慣れな感じが実にそそる。
さすが、花だな。
[世辞ではなく、本当だった。]
よし、まだ何か言ってみろ。
[再度、けしかけてみる。]
……笑うなっ!滑稽なのは…己でもわかってはいるのだ…
さすが花などと……
[聴こえた息遣い。どう考えても噴出された。
やはり、拙いのだ。媚も一つの芸
そして、青年はその芸を鍛えてこなかった。
告げられた評価は、不慣れゆえのなんとやら]
――……本気で逢いたいのだ。刷衛殿以外に
私に、頼る相手もない……だから……
[再度の声に、羞恥心を押さえ込む少しの間の後
薄く、口を開いて。かすかな声が零した]
おお
いい。
[ちょっとかなりよかったらしい。
うっかり鼻を抑えた。]
大丈夫だ。うん、今傍にいたら押し倒してた。
問題ない。
[むしろ一人で部屋で拝んでいる。]
よし、頑張れ。見守ってるぞ、というか、
聴き守ってやるからな。
[よしよし、という声。]
で、封鎖のための人員はもう呼んだか?
……本当か……っ
[今度は噴出すような息も、
それによって不自然にどもる感もなく]
床まで持ち込めるかはわからんが練習は生かす
……報告はするから、聴かんでいい
[聞き守ると言われて苦笑する。
よしよしという声も相俟って
どうにも子供扱いされている気配に戸惑いつつ
仕事のことになれば深呼吸一つ]
封鎖人員は昨晩の宴直後に
次の宴目処によこすよう連絡してある
そこは抜かりはないよ。
[先ほどのよどみは嘘のように
凛とした声でこたえた]
おう、頑張れ。
まぁ、でも相手は新人だ。
割り切る部分も大事にな?
[そして、手はずが整っていることを聴けば、うむ、と深く頷いた。]
――…いや、任せきりですまんな?
頼りにしてるぞ。相棒。
じゃ、俺もちらちら各自の様子を見る。
そうそう、あえぎ声だけじゃ助けてほしいのか、房事に夢中なのかわからんので、助けて欲しいときはちゃんと名前を呼べよ。
[余計なことも言っておいた。**]
……そうだな。相手も力の為に利用されて
溺れてしまうのでは…哀れか
[忠告に邦夜自身のことを考えるのが抜けていたのに気づく
いかんな、と、ゆるく頭をかいて]
……私の仕事であり、私の復讐だ。
気にするな……お互いうまくいくことを
……間違って情事の最中、
刷衛殿の名を呼ばぬよう気をつけるよ
駆けつけて、あれ?なんぞ?では、な
[仕事の話で落ち着いたのか、余計なことにも
からりと笑って言い返した]
[私の復讐で仕事、には黙っておいた。
この相棒はどうやら猪突猛進のようだ。
復讐のための仕事……。
イアンの目的がそうと決まっているのなら、
自分はなんのためか。さてはて。**]
[そして、そんな恩を売ってまで、己の心を買おうとした男は…
哀れこの手に引き裂かれ、産まれる子の肥やしにされたという。]
【人】 手妻師 華月斎―食堂― (223) 2010/08/05(Thu) 15時半頃 |
【人】 手妻師 華月斎 茶葉は、これ。茶器は白の……これがええかな。 (224) 2010/08/05(Thu) 15時半頃 |
【人】 手妻師 華月斎―花主の棟に向かって・本邸廊下― (233) 2010/08/05(Thu) 16時頃 |
【人】 手妻師 華月斎 まぶしっ…… (234) 2010/08/05(Thu) 16時頃 |
【人】 手妻師 華月斎 ま、白鳥(しらとり)は (240) 2010/08/05(Thu) 16時半頃 |
【人】 手妻師 華月斎[りん――聴きなれた音が、静寂を裂く。 (242) 2010/08/05(Thu) 17時頃 |
【人】 手妻師 華月斎 蝶? (244) 2010/08/05(Thu) 17時半頃 |
【人】 手妻師 華月斎[かけた言葉の意味合いを、相手は知ってか知らずか。 (247) 2010/08/05(Thu) 18時半頃 |
【人】 手妻師 華月斎[鵠が花に唇を寄せる様を、先の紫苑色を引き継ぐように、苔色が一度驚いたように開き、細まり] (249) 2010/08/05(Thu) 19時頃 |
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