人狼議事


249 Digital Devil Survivor

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 だから、助かったんだけど、ね。
 ね、おねーさん。


【人】 町娘 小鈴

─昨日─

[ パラチーノと目が合えば、釣られて笑って。]

  けったいなんだか、人懐こいんだか、よう分からはんお人やなあ。

[ メイ、ニコラス、パラチーノと、駅のほうへと向かう。
 話を聞くに、どうやらマガタマについては、それ以上のことは分からないようだ。

 メイを駅まで案内はできたろう。
 だが、道中、マガタマを売る露店に近付くことがあれば……また、足を遠ざけて、何か言い訳をしながら去ったかもしれない。
 そうして、情報は増えぬまま、1日は終わるだろう。*]

(10) 2016/06/16(Thu) 01時頃

町娘 小鈴は、メモを貼った。

2016/06/16(Thu) 01時頃


 やっパ、冷やかすだけで良かったよなあ。
 
[黒く染まったマガタマの回収を命ずる女の言葉を聞いて、開口一番にぼやいたのも思い出す。]


 マあ、いいか。
 『仕事』はちゃんとしよう。

 ドウにかできるというなら、な。

[いつもの様に隠した裂けた頬。
ガーゼの上からなぞる様に指先で触れた。]


【人】 町娘 小鈴

─闇─

[ 暗い、暗い、闇の中。]

  鬼さんこちら、手の鳴るほうへ。

[ 己のものとも他のものともつかぬ声がする。]

  福は外〜、鬼は内〜。

[ “鬼”を呼ぶ声がする。]

  酒に呑まれりゃ首落ちる。
  大江山は血に埋もれる。

[ 闇の中、赤い“鬼”が身動ぎした。
 四肢を鎖で縛り付けられ、胴体と離れた頭が転がっている。]

(47) 2016/06/16(Thu) 11時半頃

【人】 町娘 小鈴

[ 暗い、暗い、闇の中。
 “鬼”のものとも人のものともつかぬ声がする。]

  逢魔刻がやってきた。
  大禍時がやってきた。

  鬼門は開き、百鬼は走る。
  魑魅は惑わし、魍魎は喰らふ。

[ 赤い“鬼”が振り絞るような声で叫ぶ。]

  “鬼”の時間だ、“鬼”討つ“鬼”よ……! 

[ そうして──]

(48) 2016/06/16(Thu) 11時半頃

【人】 町娘 小鈴

─in the こたつ─

[ ──彼女は目を覚ました。]

  けったいな夢……いや、夢なん?

[ 空気が、変わっていた。
 目に映る彼女の部屋は、いつもと何も変わりはなかったが、視える空気の色は、澱んで、濁って、靄って見えた。]

  異変なんて、次元とちゃうなあ。
  やあん、そこらに“鬼”がおるやないの。

[ さすがに家の中に入ってくる“鬼”はいないようだが、視える範囲だけでも、大小多くの鬼が、町を跋扈している。
 彼女はすばやく身支度すると、ピンクの羽織に袖を通した。
 翻る羽織の背には笹竜胆。古びた弓を片手で掴み。内なる“鬼ノ力”を呼び覚ます。]

  “鬼”を退治しながら、人の多そうなとこ、行こか。
  うちのおる町で、好きに食事できる思わはっとるなら、ほんに大間違いどす。

[ 彼女は、不敵な笑みを湛えながら、御渡市の街並みを走り出した。]

(49) 2016/06/16(Thu) 11時半頃

町娘 小鈴は、メモを貼った。

2016/06/16(Thu) 11時半頃


[カチリ、とチャンネルの合った音がするようだった。
特定の誰かと通じる為の何か、がカチリと合わさったかのような。]


 あーあー、聞こえるお仲間さん?
 あんたらが何をしたくて、何が目的か俺は知らねぇけど。
 でも、今は協力出来ると思ってんだ。


[ちらり、と鳥居の向こう側を見る。
町に溢れる悪魔達は鳥居をくぐってこちらには来ない。]


 ヤタガラスはね、俺も邪魔だと思ってんの。
 だから俺に任せてくれていーよ。

 あと何人か邪魔なのいるけど、まあそこは追々?


[それを不自然と取られるかどうか。
神社は聖域であるからそこまで不自然ではないかもしれない。]


【人】 町娘 小鈴

─御渡市・中心部へと移動中──

[ ふわりと、およそ人間の跳躍できない高さと距離を、彼女は跳んで着地した。
 正確には、“鬼ノ手”が地面を弾いた勢いで空中に放り出され、そして衝撃を和らげるようにクッションとなって着地したのだ。
 数瞬前、彼女の立っていたところには、“鬼”が飛ばした大きな礫が何個も突き刺さって積み重なっている。]

  やあん、“芝掻き”どすなあ。

[ 文字どおり『芝を掻く“鬼”』。
 夜に芝を掻く音と共に、石礫を飛ばすという“鬼”だ。
 ガリガリガリと地面を引っ掻く大きな音が響く。]

  ずいぶん張り切ってはるけど、そない大きゅう音を鳴らしたら、自分のいはる場所が丸分かりどすえ。

[ 冗談めかして言いながら、彼女の“鬼ノ目”は別の場所に“鬼”の本体を捉えていた。
 地面を引っ掻いているのは、針金のように細く尖った長い尾。
 それを遠くから操って、己の居場所を錯覚させようとする狡猾な“鬼”なのだ。]

(67) 2016/06/16(Thu) 15時頃

【人】 町娘 小鈴

[ 彼女は具象化した矢を番え、わざと音をするほうに狙いをつける。
 そして弓を引き絞りながら、くるりと方向転換した。
 “鬼”の潜むほうへと、振り向きざまに一射。
 続けて二射、三射。
 無防備な状態で矢を受けた“芝掻き”は、もんどりうって地面に転がり、そこに、衝撃音を発しながら矢が突き刺さっていく。
 その攻撃は“芝掻き”が現世に姿を維持できなくなるまで続いた。]

  “鬼”一匹、いわしました。

[ そう終戦を告げると、もはや見向きもせず、彼女は再び歩き始める。
 後には“鬼”の残滓が黒い靄となって空に浮かんでいたが、一陣の風が吹くと、それもあっという間に消えてしまった。*]

(68) 2016/06/16(Thu) 15時頃

[カチリ、と何かが繋がった。
ややあって聞こえてくる『声』は、耳元で聞く犬の呻り声とは違う。]

 ……西廼慶一だっけ?
 神主と縁は薄いと思ってたんだけどなあ。

 まあ、いいか。
 そっちの事情にオレも興味はないし。

[露店で短い会話した声だ。
妙な縁に、呆れのような驚きのような感情が混じる。]


 そっちが仕事するなら任すけど。

 ヤタガラス、カラスねえ……。
 それって三本足だったりすんの?

[昨日の忠告めいた言葉も思い出し、なんとなく聞いてみる。]


【人】 町娘 小鈴

[ (また、“鬼”……!)
 彼女が街の中心部へと向かっていると、“鬼”の気配にぶつかった。道行きのコンビにエンスストアから、何かが出てこようとしている。>>82
 ひらりと後方に跳ねながら、一瞬で矢を番える。
 (獣の臭い……? 先手必勝……!)]

  ……っつ!

[ 限界まで引き絞られた弓から、矢が放たれなかったのは、“鬼ノ目”が辛うじて人型を捉えたからだった。]

  兄さん、“鬼”、どすな。
  この街に、住んではりますの?

[ ゆっくりと、狙いを定めたまま、目の前の男を見定める。カバンから覗いた食べ物の袋が目に入れば、いささか警戒を緩めるだろう。
 だが──]

  血ぃの香り、しはりますね。
  兄さんの、後ろから……。

[ わずかでも動きがあれば、一瞬で射殺す。
 そう決意して、彼女は男を睨んだ。*]

(85) 2016/06/16(Thu) 19時半頃

町娘 小鈴は、メモを貼った。

2016/06/16(Thu) 20時頃


【人】 町娘 小鈴

[ 『人間だ』と主張する男の様子に、変わりはない。>>86
 だが、“鬼”の気配は強まるばかり。弓を引く力を緩めるわけにはいかない。
 攻撃せず男の話を聞けているのが、ギリギリの状態だった。]

  満月……?
  兄さん、狼憑きゆうやつどす?

[ 無言で男を見ること数十秒。
 弓を引く姿勢はそのままに、具象化した矢が、ぼやけて空へと消える。
 彼女の出した結論は。

  ……その、正直、信用できませんえ。
  人を傷つけはらないゆう保証が何かあれば、ええんどすけどなあ。

[ 少し気を緩めたように話しかけるが、弓は構えたまま。
 その気になれば、消した矢を一瞬で再び具象化し、射ることもできたが。*]

(88) 2016/06/16(Thu) 20時半頃

【人】 町娘 小鈴

[ 目の前で急に固形のパンのようなものを食べだす男。>>93
 さすがの彼女も、思わずほっと息を漏らす。
 目の前の男が何者であれ、今は争う気はないようだ。]

  攻撃してきたらって、うちはよう攻撃してませんえ。
  そないな言い方しはって、てんごなお人どすなあ。

  せやけど、物騒なことにならんで、よおしたわあ。
  うち、もう行かせてもらいます。

[ ふと、思い出したように言い足した。]

  もし、このくらいの白い……黒うなる石を持ってはったら、すぐに粉々にしてしまはるんがええどすえ。
  この喧騒は、それのせいやないかと、うちは思うてますん。

[ 言い足して、ぺこりとお辞儀して、おもむろに上空に向けて矢を放った。事前動作なしに。
 すぐさま上空を浮遊していた“鬼”が落ちてくる。
 ぐしゃ、と嫌な音がする。
 彼女は男にまた一瞥をくれると、すぐに立ち去った。
 尋ねられれば、名前くらいは言い残したかもしれない。*]

(101) 2016/06/16(Thu) 21時頃

 そそ、三本足。


[三本足の烏のシンボルを思い出して、く、と笑った。]


 俺らと同類。
 でも政府の機関だからさぁ、厄介なんだよね。
 三本足の烏のシンボル見たら気をつけてな?


町娘 小鈴は、メモを貼った。

2016/06/16(Thu) 21時半頃


 ああ、やっぱり。
 三本足の鳥に突かれるのは確かに面倒くさそうだ。

 アンタも目を付けられてたクチなのかな。

[忠告めいた言葉と邪魔だという声に、そんなものなのかと少し誤解をする。]


んー、どっちかってぇと仲間だと思われてんじゃねぇのかな。
でも今から敵対すんだけどね。
でもどうせ外とは連絡取れねーし、ソイツ殺しても今すぐどうこうってのはないかな。


[多分ね、と笑って返した。]


 ……うん、戦う必要ないなあ。

[今の『仕事』はマガタマの回収だ。]


 ふうん、仲間なのか。
 そういや神主だっけ。

 ああ、えーと……。

[裏切るらしい慶一へ返す言葉を少し考えて。]


 ……ご愁傷様?


【人】 町娘 小鈴

─市街地のどこか─

[ 彼女は、ようやくひとつの発見をしていた。
 “鬼”が、積極的に自分を襲ってこないのだ。
 もちろん近付いたり攻撃を加えれば、いつものように害意を見せるが、遠くから見守っていると、奴らは何か他のものを目的に動いているように見えた。]

  “鬼”さん、いわしました。

[ また一匹、牙をむいた“猩々緋”が、崩れ落ちる。
 それが消え去るのを待ってから、彼女は“鬼”が襲っていた、かつて人だったものに歩み寄る。
 ぎゅっと固く握られた手の中に、半分黒く染まったマガタマがあった。]

  やあん……。また、現れはりますかあ。

[ 次の瞬間、そのマガタマを狙ってか、彼女を狙ってか、先程より大きな“猩々緋”が三匹、飛び込んでくる。
 バンッ!!
 っと、咄嗟にマガタマを再び叩き潰してから、“猩々緋”を避けるように転がった。

 口を一文字に結んだまま、文字通り矢継ぎ早に射続ける。]

(148) 2016/06/17(Fri) 00時頃

【人】 町娘 小鈴

[ 彼女は怒っていた。]

  餌ばらまいて、“鬼”に喰わすなんて、ほんに“鬼”の所業どすえ。
  止めな、あかんなあ。

[ 彼女は、辺りを視ると、また歩き出す。
 その後背には、塵になって消えかかっている三匹の“猩々緋”。
 振り返りもしない。
 足は自然と、マガタマを追う、“鬼”を追い、誰かのところへ辿り着いたろう。*]

(152) 2016/06/17(Fri) 00時頃

[――――――――――――――ああ、おかしいね]


町娘 小鈴は、メモを貼った。

2016/06/17(Fri) 00時頃


 なんだ、また"ハズレ"か。



[ アリスブルーのドレスの上には、
 フリルをあしらった真っ白なエプロン
 金の髪は月の光の様にさらりと風に靡く

 少女の名前は ── アリス

 アリスはくるりと一周すると
 まるで貴婦人の様に裾を摘んでお辞儀をひとつ

 話かけて来る「彼ら」の前に現れて
 自らの唇の前に、スッと人差し指を立てた* ]
 


 なかなか思うようにマガタマが集まらないな。
 そっちは、三本足の鳥は見つかったのか?

[「お仲間」の方は首尾はどうなのか。
聞きながら特に当てもなく歩いていた。]


小鈴は、メアリーに話の続きを促した。

2016/06/17(Fri) 10時頃


【人】 町娘 小鈴

─闇─

  鬼さんこちら、手の鳴るほうへ〜。

[ 何かが砕け散るたびに、闇の中の“鬼”が猛り吠える。
 しかし斬り落とされた首からは、何の声も出はしない。]

  ちょっとおいで〜。
  鬼が怖くて行かれない〜。

[ 何かが崩れ消ゆたびに、闇の中の“鬼”が動き悶える。
 しかし重く太い鎖が、じゃらじゃらと笑うのみ。]

  そは毒入りか。
  神の御酒か。
  雷光の霞む間に、ゆるりと溶け出すか。

[ 真黒の闇の中に、見えないはずの赤が見えた。]

(208) 2016/06/17(Fri) 11時頃

【人】 町娘 小鈴

─回想・邂逅続き──

[ 相対するヤタガラスと思しき女が、舌足らずに、あるいはうつむき加減で話すのを、いじらしいと感じただろうか。>>115彼女は、友好的に済むならそのほうが良いと、武器を背にしまった。]

  優しいお人どすなあ。
  うち、好きになってしまいそうどす。
  思えかし、思えかし。

  ほな、うちの名前、覚えとくれやす。
  小鈴ゆうんどす。

[ 相手の名前も聞けただろうか。その後、しばし話を続けたろうか。
 それは、事の起こる、十日ほど前の、ことだった。]  

(209) 2016/06/17(Fri) 11時頃

【人】 町娘 小鈴

─市街・どこか─

[ 見かけた“鬼”も、見つけたマガタマも、そのすべてを彼女は消し去りながら、移動を続けていた。
 といっても、ひとりで歩ける範囲だ、全体の数からすれば、たいした割合ではない。
 その微々たる努力を続けながら、彼女は生存者を探す。
 それも、マガタマを持っている者を。]

  ヤタガラスはんは、どちら側、何どす……?
  いくらなんでも、好き放題やられすぎなんとちゃいますやろか……。

[ 彼女の視界──否、“鬼ノ目”の視界に、ふたつの“鬼”の姿が入ってきたのは、そうつぶやきながら、辺りを見回した時だった。>>158 >>202]

  “猫又”と……“蛇”……?

[ 近付くに連れ、その“鬼”や、“鬼”を連れる人が見知った顔だと、彼女は気付くだろう。*]

(210) 2016/06/17(Fri) 11時頃

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