78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
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零の華咲かす死女神、半辺女よ。
北極星《シメオン》がその運命を遂げたよ。
砂漠のオアシス《EDEN》より注がれし星命《テュケー》は新たな星の起源となりうる素質を持つだろう。
汝望む再生の基礎は造られた。
さあ、次に運命指し示す一手を共に考えようか』
[平素の通り、淡々とした声が告げた**]
『北極星《シメオン》が、その運命を。
そうか。
ならば、砂漠に佇むオアシス《EDEN》は、来る素敵な世界の礎となるだろう。
それも総てが、運命《Lachisis》の導く未来のひとつ。
ならば私も死女神《アトロポス》の名を以て。
再生に繋がる死を齎すのみだよ』
[淡々としたその声に合わせた様。
迷いも無い声だった]
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――ドゥ・シアーラ――
[ヤニクの攻撃が、良平と呼ばれる男を海に叩く。 飛沫の上がる海(>>3)。南極星の堕ちた時よりも、ひどく、弱く。 それを振り返る暇もないままに、鳳凰《アリィ》は港に降りた。]
助かった。
[疲れた、と人型を取る(>>6)アリィを労う。 怪我を伺う様子には、こちらは大事ない、とゆるく首を振った。]
(97) 2012/02/03(Fri) 04時半頃
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いや。
[フェードアウトした声(>>10)、拾う。]
彼は生きてる。おそらく、「あの御方」という誰かのおかげでな。
[影で斬ったにしては、死の気配がしなかった。どころか生の気配も合わせて途切れたところから、当人そのものがもう"ここにはいない"可能性が高い。 似たような感覚を同じく斬ったヤニク自身も感じていた(>>28)うえに、伝えずにいた(>>74)事を言ってしまったことまでは気づいていなかったが。]
連れていかれたか、どうか。そこまでは知らないが。 オスカー――彼に手を上げて、すまなかった。
[本来ならば、友人であると。そうわかった時点で、当人を傷つけることは避けるべきであった。 "何も出来なかった"と嘆く少年(>>24)に、すまないと深く頭を下げた大男の姿は、どう映るだろうか。]
(98) 2012/02/03(Fri) 04時半頃
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『おいィ、それよりニワトリ女ァ! 俺っちへの礼を忘れてんじゃねェのかァ! 旦那ごとお前さんに手ェ貸したの、どこの誰だと思ってやがるんでェ!』
[その間にも、珍しいアリィの礼(>>52)を聞けば、逃さないのがこの黒龍で。 港につくなり剣身から宿主の胸元まですかさず戻っていったのだが、主張はしっかり忘れないらしい。
しかし、何よりも。 男と黒龍との意識を一度に引き寄せたのは、静かな返事(>>25)。]
(99) 2012/02/03(Fri) 04時半頃
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カトリーナ。
[男の声には明らかな安堵が宿った。 愛おしさに僅か目を細めながら、未だ赤毛の姿を見つめていたが。 やがて光の後に姿を変えれば、その金の髪鮮やかな姿に、より瞳は細まった。]
『こき使った、ってよォ、乗れっつったのはそっちだろ』
[返す、の直後に呟かれた声(>>56)に、龍はぐちぐちと文句を垂れていたが。 頭を下げる姿(>>68)に、気にするな、とゆったりと静止した。]
(100) 2012/02/03(Fri) 04時半頃
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大事ないなら、それでいい。 オスカーを診てやったら、少し休め。
[カトリーナ自身も、アリィも、消耗は大きいはずだ。 言葉は端的に、簡潔なものだが、休め、という響きには、柔らかいものが乗っていた。]
妻のカトリーナだ。 アリィは……状況は違うが、俺とナジのような関係と思ってくれていい。
[誰(>>59)、にはシンプルな説明が返った。必要ならば、カトリーナ自身から補足が入るだろう。 何かを伝え話すのは己よりも彼女のほうが向いている、と、共にいるようになってから長く、その役割が続いていた。]
(101) 2012/02/03(Fri) 04時半頃
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強くなりたい、か。 力は一朝一夕に成るものではないな。
[なれると語るヤニクと、志について伝えたアリィ。どちらより厳しい答えが、最後に男から出た。]
ただ、友人を諭し、守り、殴ってでも道を正し、隣にいてやることは、必ずしも強くなければ出来ないことではない。 忘れるな。あれは友なのだろう。友を正すのは、友にしか出来ない。
[単純な力の強さでは、友を守れぬ事もある。傷つけることすらあり得る。 男の言葉は足りぬことも多いが、少年には届くか、否か**]
(102) 2012/02/03(Fri) 04時半頃
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『人妻! 改めて聞くといいねェその響き! 熟した魅力のたまんねェ言葉だけどよ、嬢ちゃんの若さで人妻ってェのもなかなかいいもんだなァ?』
[縋られた(>>108)所で、身のある答えは返らないのがこの龍だ。 ヤニクにも関係は伝えていない。こちらから口説いた、ではなく、向こうから来た関係なのだと繋がるようになるまでは、はっきり問われなければ道は遠いかもしれなかった。]
おそらく。無事かどうかまでは保証できないが。 最低でも、破刃《ハジン》で斬った際には致命打ではなかった。 彼の気配は覚えている。"死んだ"気配はしていない。感覚でしか語れない話で、悪いがな。
[生きている(>>109)、に安堵するような様子を見れば、静かに笑った。 友の無事を喜ばないものはいない。]
(141) 2012/02/03(Fri) 17時半頃
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俺は力づくで止めるのが駄目だと言ったわけじゃない。 友人を止めるのは何も強さだけじゃない、と言ったんだ。
道はひとつに限らない。 お前が友人をやめたら、あいつを止められる友人が減る。 止めたいと思うなら、そんな馬鹿げたことを言うのはやめろ。
[淡々と語る。強い感情は乗らないが、ゆっくりしたそれは少年の少し上から降り積もる。 少し喋りすぎたか、と思い息をついたその時。 天空が光った(>>2:568)*]
(142) 2012/02/03(Fri) 17時半頃
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――ドゥ・シアーラの港――
『それでよォ、おチビ。匣って奴ァどうなってるんで? ここまで来といて襲われといて、あとは何が起こるってんでィ』
[焦れたように、ナシートがぐるりぐるりと回っている。 光った空に、何らかの異変を感じれば、何かが起きてもおかしくない。 関連性として一番初めに思い浮かべたのは、まずここに来たはじめの目的だった。]
『ヴェラってやつはなんか知らねーのかァ? 匣の話をしてたのはあいつなんだろ?』
(163) 2012/02/03(Fri) 21時半頃
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[鍛えてくれ、という言葉に、苦く頷く。]
構わんが。 ――あとどれだけ、時間がある?
[南極星は言った。シメオンはいない。 あれだけ探していると言っていた南極星が、血涙落として"いない"といった。 その意を問うまでは出来なかったが、額面通りに受け止めるなら、巨星堕つとでも言うのだろう。 月が割れ、太陽が壊れ、双子星は堕ちた。 崩壊がウルヴェレアだというのなら、時間はもう残っていないのかもしれない。]
(168) 2012/02/03(Fri) 21時半頃
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ほほほ、この満ち溢れるような負の力、まさに妾が求めていた力……!
[負の力は膜《ヴェール》となり、桃 茜の肉体へと吸い付いていく。]
この大地総てを還せど
この虚空総てを還せど
ない。
ないのだ。
どれだけ探せども
この手にないのだ
私のこの手にせるものは
死と破壊しかないのか。
[零に還された大地には何も無い。
その手に零を宿す女以外には何もない。
零の手が触れても女の身体は還らない]
私のこの手にせるものに
生と希望はもてぬのか。
(総て今更だ。
罪に塗れ、禍に澱むこの世界を破壊し、素敵な再生を。
太陽《サイモン》を還したこの世界。
ならば総ての塵ひとつまでも、零に還すまでのことだ)
[胸中でひとり呟く死女神の背中に、翼がざわめく。
もうすぐ時が動く。
恐らく、禍の匣《BOX》の次なる解放は、そう遠くない間近に差し迫る]
[勿論、上空に存在する、監督者《エピスコポス》も。
辺りの空を満たす耳鳴りも承知している。
どうやら、死女神、同胞として接する気は今は無いとばかり。
上を向いても、何も見えなかったかの様に視線をまた落とした]
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7つの匣……
『今は、いくつ目だって? 俺っちの解放は、いつ来るんだァ。浄化の焔《クレマツィオーネ》ってのは、どういう……って、おい! おチビィ!!』
[しゃがみ込み頭をかかえるのを見れば、質問攻めにしていたナシートが慌てて声をひっくり返す。]
痛むのか。 深く息を吸え。吸い切って止めてから、深く吐け。落ち着くまで、な。
[カトリーナの力で癒すことはできようが、今はそうすべきでないと判断する。これ以上の彼女の消耗は負担が大きすぎる。 少しでも体内緊張をほぐそうと、深呼吸を薦めた。]
(181) 2012/02/03(Fri) 22時半頃
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[そこに、現れる女の姿。 いや、正しくは背後から来る他人の気配や靴音に感づいて、声がかかる前に振り向いた。 黒のスーツに身を包んだ女がこちらへ歩み寄り――しゃがみ込む少年の頭を撫でる。]
誰だ。
[虚空(そら)見る女を見据え、低く問うた。 が、答えが返るよりも先に、微かに金属質な反響音が耳に届く。 まだその音の主は遠いか、上空の気配には勘付き損ねていた。]
(184) 2012/02/03(Fri) 23時頃
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[現れる執行者《エピディミオス》の気配に、小さく首を傾げて応える。]
汝のお気に入りの少年は、何を知っているのだろうな。
[そう問いかけて、その場はまかせたとばかりの様子だった]
それは、『無』の世界に現れる、偽りの女神《ダイアナ オブ イミテーション》――
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破壊の仮面《ペルソナワスタール》……?
[語られる名(>>196)。聞き覚えがないわけではないが、目の前の女と比べれば、違和感が勝る。]
『破壊の仮面《ペルソナワスタール》ってェ馬鹿は知ってるぜェ。忘れもしねェ、大馬鹿野郎だァ! 俺っちの身体をこんなんにしちまった、馬鹿も、馬鹿の、馬鹿丸出しの自称魔術師って腰抜けのへっぴり野郎だァ! だがなァ』
[そう、何度も繰り返されているように、破壊の仮面《ペルソナワスタール》として一人と一匹の間に刻み込まれている人物は。]
『そいつはあんたじゃねェよ、あいつァ男だ。あんたみてェなむちむちバディを、この俺っちが忘れるわきゃねェからなァ!』
(206) 2012/02/03(Fri) 23時半頃
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そう言う事か。星の癌《ダニ》の分際でまた、面白い事を。
[人知れず浮かべた笑みは、実に面白い物を見てしまったと言わんばかり]
(……倒せる物ならば、倒して見せろ。オスカー。
この澱んだ世界を、星を。
それでも望むのならば。
私を、零に還して見せろ)
[破壊と混沌《カオス》の翼を羽ばたかせる背後には、津波が洪水の如く押し寄せている。
もしかしたら、あれに呑まれて死ぬかもしれない。
だが、もし生きて、再び見える事があったならば。
その時こそ、この世界を零に還す者として――**]
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――ドゥ・シアーラ――
……。
[目をじっと見られても(>>215)、何も覚えがない。 怪訝な顔をしたのはこちらも同じ。眉を寄せて、女を見る。 しかしそれでも目をこちらから逸らすことはなかった。特に、ちょうど胸元の近くになったナシートは、それこそ刺青の姿であるのを悔いる程にかじりついていたはずだ。]
……ヴェラ・トロフォスピラ。 俺はケヴィン。名乗る必要は、ないのか。
(278) 2012/02/04(Sat) 03時頃
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[ヴェラは記憶喪失か、といったが、あながちその節は間違いではない。
事の真実は。 男は確かにヴェラと出会っている。そして破壊の仮面《ペルソナワスタール》と名乗られていることも、間違いなかった。 そしてあの自称魔術師の輩が男だったことも、間違いない。
重魂《デュアル》化の影響とでも言えばよいだろうか、魂が二つになった瞬間に、記憶の混濁が発例するのが、最大の原因。 二つの魂が同居する中で、お互いの意識が融合し、混ざる。厄介なことに、"ひとつ"になってしまう意識の中には、違和感というものは自覚として生まれ得ない。 例えばこの男は稀に「学がない」と発するが、本来知りうることにも疎くなりがちであるのは、このせいだった。 今回もそれと同じに、ちょうど二人の記憶が、ざらりと混ざって入れ替わっていたのだ。 ケヴィン自身、ナシートといた時間が長すぎてその混濁の事象をすっかり忘れていたことも、混乱の要因だっただろう。]
(279) 2012/02/04(Sat) 03時頃
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[話の収拾が付く前に、男が一人近寄ってくる(>>230)。 つんとアルコールの匂いがして、泥酔しているのは見るまでもなかった。]
未成年に勧めるのは感心しないな。
『あんちゃん、すっげーもんがプンプンしてんぜェ』
[ぎょろり、睨みつけるように刺青の中で龍が蠢く。酒精だけでない、獣の気配に、ぞぞと影が渦巻いた。
が、それよりも。 酔っぱらいの口から出た言葉(>>237)に、ほんの一瞬男自身の殺気が黒炎のように噴き出し、男の傍から酒瓶をひったくった。]
(280) 2012/02/04(Sat) 03時頃
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酒なら付き合う。 彼女は今少し体力が思わしくない。望む働きはできないだろう。 辛気臭いだろうが、俺で耐えてくれ。
[ヴェラのように一度に煽るほど、べらぼうに強いわけでもない。 それでも瓶ごとかっ食らいながら、飲み比べには混ざらないまでも酒を胃の腑に落としていった。 言葉通り、カトリーナには回さなかった。彼女が望むなら、テリーとドリーはそちらにも行ったかもしれない。]
(281) 2012/02/04(Sat) 03時頃
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