人狼議事


73 ─深夜、薔薇の木の下で。

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【人】 小僧 カルヴィン

― 中庭 ―

[今度は慎重に降り立ったから着たばかりのカーディガンを裂くことはなかった。けれど、土を踏んだところで

足が竦んだ。前に進むということは、香りの強いほうへ行くということでもある。
理由なんてない、予感もした。

けれど
前へ進む。なるべく枝を踏まないように、ひっそりと

進むにつれ金髪の人影がひとつではないことに気がついた。否、最初からわかっていたと思う。そうでなきゃ、声をかけただろうから]

(6) 2011/12/25(Sun) 00時半頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2011/12/25(Sun) 01時頃


……セレス……

[モリスとの会話でどんなことがあったとしても
口から一度だけ零れたものは、ルームメイトの名前。

愛しさと諦めとが入り混じったそれは、聞くものが聞けばひどくいらだちすらもたらしただろうが*]


【人】 小僧 カルヴィン

 ゃ

[息を飲んだ。最も香りの濃いところ、雪の中で美しい二人が抱き合ってる様に、目を奪われて]

 サイラス  ジェフせんぱ…

[兄弟だから、とか男同士だから、とか頭の片隅は冷静だったけれどだったけれど。まずは逃げた。そのまま踵を返して窓を乗り越えて
戻る時は雪も木の枝もめちゃめちゃにしてしまったから、きっと気づかれた。廊下にだってほとんど落下するみたいに座り込んで

その場で膝を抱えた。顔が熱かった。けれど、同じくらい腹の下にも熱が篭っていて、そんな自分に涙が出そうだった]

(13) 2011/12/25(Sun) 01時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[暫く放心していたが、吹き込む冷気と薔薇の香りに慌てて立ち上がってまずは窓を閉めた。視線を走らせれば彼らはまだそこにいただろうか。気づかれて此方に向かっているかもしれない。なんにしろ、此処にはいられない]

 ぁ っく

[嗚咽を飲み込んで中庭から離れるように歩き出した。いっそ、サイラスのベッドで――してやろうか、なんて考えも浮かんで]

(33) 2011/12/25(Sun) 02時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[色んな感情が渦巻いていた。嫉妬であり羨望であり、怒りであり…混ざりすぎて表現できないけれど、抑え切れないものが涙や上がる息となってこぼれだしていた。

きっと、サイラスはあのままジェフといるのだろう、と思い、結局は自室へと向かっていた。談話室に戻ることも考えたけれど、今はロバートの言葉もおとなしく聞けなさそうで]

(36) 2011/12/25(Sun) 02時頃

えっ……

[モリスがズボンに手をかけようとした時に聞こえた言葉。]


セレストさんの事、忘れる気ねーだろ。

[モリスは不快感を露わにする。]

オレ、セレストさんにオレが何してたか、言ったんだよ。
そんとき、どんな顔してたか、わかってんのかよ。


凄く、動揺してた顔してた。
言葉は、平静を保ってたけど。

[モリスはまくし立てる。]

オレの話、聞いてたんだろ?
エリアス先輩、オレみたいになんなよ。甘えてんじゃねーよ。
マジムカつくわ。すげー、マジムカつく。


【人】 小僧 カルヴィン

[途中、ヨーランダを抱えるべネットとすれ違っても意識のないことにすら反応を示さず。部屋を知っているかと問われても首を降っただろう。

めちゃくちゃに走ったせいでシャワーを浴びたばかりなのにどこかよれよれで、瞳には涙が湛えられて

そんな少年を鳥を連れた彼はどう思ったか。次に顔を合わせたら謝ろうと、決めていた。

でも 何に?

わからなくなってそのまま前を通りすぎようと]

(46) 2011/12/25(Sun) 02時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[とうとう一粒嗚咽と一緒に零れ落ちた]

  っふ、う
 ………………寂しい、よ

[通りすぎる際にふと見上げた翠に、彼が残した言葉>>1:259を思い出して
彼の持つシーツへ
手を、伸ばした]

(49) 2011/12/25(Sun) 03時頃

【人】 小僧 カルヴィン

 傍に いて

[名前も知らない相手。けれど彼も痛みを、寂しさを知ってると思うから。似ていてもきっと本質が違うことには目をつむって掴んだシーツを涙を隠すように引き寄せて]

 さ、ぃ あ

[名前すら、まともに呼べなくて]

(53) 2011/12/25(Sun) 04時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[鮮やかな赤にまた薔薇を、中庭を思い出して、一度堰をきってしまえば涙は止まらずにシーツを濡らした。抱き寄せられれば少年が残した歯形が目の前にきて]

 ごめ ん

[何を、とは言わなかったから誰に言ったものかすら、彼はわからなかったかもしれない**]

(55) 2011/12/25(Sun) 04時頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2011/12/25(Sun) 04時半頃


バイトだったんでしょう?
これもバイトのうちだったのに。

[実際、薔薇の精との話も端々しか覚えていない。
ただ、モリス自身が「汚い」といっていたことだけはしっかりと覚えている]

忘れる気がないとか…キミに言われることじゃ、ない…


[病気がちだったためか、生来弱弱しい精神は暫く眠る。
ただただ、癒しを求めるだけで。

自分からは何もしない。諦めているから。
何もできないと。

セレストの心中まではわからない。
けれど、少年はそれを知ろうともせずに*]


……レオ先輩、か。

[慌てふためいた様子のレオナルドを見て、モリスは何か思いついた様子を浮かべる。]


……いい事思いついた。

[負い目を感じていたモリスの中に隠されたかすかな魔性が目を覚ます。

それは、薔薇の香りが成す仕業なのか。]

何かムカつくし、ちょっと悪戯してみよーかね。

[微かな笑みが囁きとなって零れる。]


何する気?

[ふと乗ってきた気配に小首傾げ。
さっきなんだかんだと御高説たれた割にしょうもないこと考えているのだろうか


 ……何?どうしたの?

[ぐすっと鼻をすすりながら、やっと薔薇の声に気がついたよう。
何か喧嘩のようなやり取りを、うっすらと聴いた覚えがあるけれど……状況は理解してなくて。]


誰かに悪戯するんだってさ。
悪い子だね。

君達、薔薇の棘には気をつけないと……

[眠ってしまうよ?とはやはり言わない。

自分が直接受け取れれば一番良いのだけれど、
人の想いからも精気は得られるから]


[薔薇の精は珍しく訝しそうな顔をしてモリスの声を聞く。

しかし、普通の会話まで聞こえることはない*]


 悪戯?

[何をする気なの?と、問うように鸚鵡返し。]

 薔薇の棘……あの時、あの子痛そうだったなぁ。

[丁度、ヨーランダのことを思い出したところだったので
ぽつりと忠告に零した。]


【人】 小僧 カルヴィン

 …っふ ぅ 痛い、よ

[うん、と頷いて。けれどその言葉は彼自身も今痛みを感じているのだろうかと、顔をあげて聞こうとしたけれど]

 ――っん

[項から背筋を辿って熱が走った。涙で忘れかけていたのに呼び起こされて、ごまかすように目の前の身体にしがみついた。最後には声をあげて子供のように泣いたけれど、ずっと腕を離さないでいてくれたから、痛みも寂しさも、ほとんどが流れていってくれた]

(107) 2011/12/25(Sun) 13時頃

【人】 小僧 カルヴィン

 あり が と

[消え入るような声で、それでも相手に届くように感謝したのはいつぶりだったか。きっと酷い顔になっていただろうけど、かぶせられたシーツのおかげか、見られずにすんだ。――見ずに、すんだ。

離れていく足音が完全に聞こえなくなってからシーツを抱きしめるように抱えなおして、自室へと入った。中には、誰もいないと思っていた]

(108) 2011/12/25(Sun) 13時頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2011/12/25(Sun) 13時頃


[尋ねに答えはかえらなかっただろうか。
気まぐれに演奏を続けながら、ふっと思い出したと
歌うように告げる言の葉。]

 そう言えば、オスカーがさ。
 俺が薔薇に囚われてるなんて言うんだよー。

 確かに、こうして2人と話しできるけど
 囚われてるってことはないよねぇ?

[本当は、何か少し気がついているけれど。
見ない振りをするのは、いつもの癖で。]


【人】 小僧 カルヴィン

― 自室 ―

 あ サイラ、ス…!

[部屋に入って、まっさきに視線を向けたのが彼のベッドだった。そこで見つけた意外な姿に駆け寄ろうとして、すぐに足音を潜めるようにしてゆっくりとベッド脇に跪いた。
頬に、手を。
触れる前にきゅ、と握って自らの口元へ。はぁ、と息を吐きかけたのは、冷たい指で触れたら目を覚ましてしまうと思ったから]

 ね、サイラスはさ

[中庭にいたためか、少し湿った前髪をかきあげて]

 先輩のこと、好きなの

[囁く声は、問いかける声音ではなく]

(118) 2011/12/25(Sun) 13時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

 ごめんね、なんでかわかんないんだ

[頬をたどり、顎から首筋へ。そして、紅を見つける]

 なんで、好きになっちゃったのか

[寄せる唇は、痛みを残すものではなく


ただ   ――触れるだけで]

(120) 2011/12/25(Sun) 13時半頃

薔薇に、捕らわれてる、かぁ。
案外、それ本当かもしれないスけどねぇ。こんな感じで話せているのは、確かに事実だし。

[あんまり奇跡とかは信じないけれど、今目の前にいないノックスと話せているのは、紛れも無い事実で。]


【人】 小僧 カルヴィン

― 廊下 ―

[ぱたん、と静かに扉を閉めて寄りかかる。結局顔も洗ってないし、シーツは持ったままだし

何処にも行けないし]

 寝てるとはいえ

 何言ってんだよ俺は…

[泣きすぎとか羞恥で真っ赤になった顔を隠すようにシーツをもう一度ぎゅっとして。とりあえず洗って返そう、とシャワー室近くのリネン室へ放り込むために歩き出した。
かろうじて自分のベッドに放り投げてあったカーディガンだけは着てきたから、顔さえ見られなければそんなにおかしくはない、はず]

(122) 2011/12/25(Sun) 13時半頃

 囚われてる……のかなぁ……。

[見ない振りをしようとして、
でもモリスの声はそれを赦してくれない。

いつか聴いた噂。
――深夜、薔薇の木の下で。]

 だから、こんなに……

[途切れる言の葉。
無意識に見ない振りしていた、何かを炙るように
裡で火が燻ぶるのだろうか、と。]


小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2011/12/25(Sun) 14時頃


【人】 小僧 カルヴィン

― シャワー室前の廊下 ―

 ……どうか、したの

[サイラスの友達。名前は…サイラスが呼んでいただろうけれど覚えていなかった。さっきセレストが呼んでいたっけ?頭には残っていない。
せっかくここまで来たのだからシーツを置いてきたいけれど、どいて、というのも憚られて。

中から聞こえた音と、声音に、身を固めた]

(131) 2011/12/25(Sun) 14時半頃

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