238 聖痕の空〜Knockin' on heaven's door〜
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[>>0:361>>0:362彼女の治癒の力を見るのは、そういえば、初めてかもしれない。]
……暫く?
[受けた傷も治る、とでも、いうのだろうか。 少しの引っかかりに、首は傾げたが。]
――――……うん。
[それでも。 いつもの笑みに、仄かな微笑みを返して。 雨の終わりか、“草”の来訪か。それを、待っただろうか。]
(1) 2015/09/14(Mon) 00時頃
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この……私の術を、取り払う……?
たかだが小娘の影に隠れ、怯えて暮らすばかりであった臆病者の魂が……?
[信じられないと言わんばかりに呟きを漏らす。
こんなこと、あってはならない。
あの怯えた腑抜けが、地を照らす光になるなど。]
死に損ないの分際でぇぇ……ッ!!
[否。
寧ろ、太陽となり死より無縁の輝きとなった男に、ドス黒い呪詛を吐いた。]
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……ありがとう。
[>>7とだけ返すのが、やっと。 ぽつり。気恥ずかしさに声は萎み、それでももう一度伝えようとして。]
(18) 2015/09/14(Mon) 00時半頃
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!?
[>>14眩い光と共に、雲は割れて散り。 覗く青空を、暫しじっと眺めて。]
……日向は、往く。 麗亞ねぇ、気を付けて。
[今のが何なのかを、うっすら理解する頃に。 装備を持ち現れた“使い”の姿を認め、少女は歩み始めた。 水気を帯びたタオルを、彼女へと返して。]
(19) 2015/09/14(Mon) 00時半頃
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麗亞ちゃん、これは、一体……!
何故、太陽が。
[太陽が頬に当たると同時、
何があったと問う声に宿るは若干の焦り。]
今に、堕としてくれるわ……!小癪な小童めが……!!
[普段の麗亞からは想像もつかぬ程地を這うような声で呪い]
なにゆえ?
何故と申すかッ!
その程度もわからぬ程、現代の聖痕の血筋は地に堕したかッ!!
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[……見送られた少女は、気付かない。
雨に打たれ、気付かぬまに弱った体と魂。 そこに知らされた、旧知の2人の凶報に、サイモンの死。
弱さが招いた、束の間の油断に。 植えられた芽は、何の花と成るのかを。]
(27) 2015/09/14(Mon) 01時頃
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…………申し訳ございません。
少々、取り乱しました。
……どうやら、サイモン様が最後の力で、私の術を破ったようです。
ですが、ある程度の力は削げていましょう。
…………どうぞ、貴方様は当初の目的を。
今、私は機嫌が悪いです。
[一つ咳払いをし、冷静を取り繕う。
しかし、声は苛立ちを隠さぬままに]
手間取るようなら……わかっていますね。
子守り 日向は、メモを貼った。
2015/09/14(Mon) 01時頃
――私の家だからだよきっと。
血のみを重視し、
当主としての心得、引き継いできたもの。
其れを残す前に一族は皆滅びた。
[苛立ち顕わな彼女に、淡々と告げよう。
だが、続く言葉に成程、と。
確かにあの一族ならば。其の術を行う事もあるだろう。]
……情報ありがとう。
かの一族だけじゃなく、他の一族が弑される時にも。
同様の事が起こったら厄介、かな。
大丈夫、私の方は私が処理する。
苛立ちは隙を生む、だけだよ。
[告げれば肩の鳥を一度撫で、言葉を途切れさせようか*]
他の家はないでしょう。
あれはサイモンだからこそできた事。
世界の均衡を保たせる役をあの男が受けるなど、忌々しい。
[舌をも打ちかねない勢いで吐き捨てる。
そして、ふ、と笑い。]
心配には及びません。
嗚呼……これほどの激情、いつ以来でしょう……
随分と、懐かしいものを思い出させていただきました。
仰代……?
[その違和感を口に出すのは躊躇いつつ。
だがしかし、まだ問いかける時ではないかと話題を変えた。]
水についてはありがとうな。
ただ、今はまだ自分の治療で大丈夫だ。
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― 回想 ―
キャラメルタルト、一つ。
エフ、行こう。 世々義《ヨヨギ》の店。 カフェタイム、5時まで。
[不可抗力だったか、それともヘマを打ったのか。そこまでは記憶にないが。 >>1:76三黒が留置所に、と聴いた折、即時赴き釈放させて。 顔を合わせたその矢先。何やら言いたげな様子に、少女は表情を変えずに告げた。]
(58) 2015/09/14(Mon) 13時半頃
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爺達の皮算用。聴いてて、疲れた。 甘い物、食べたい。
[三黒に貸しを作れば良い。 否、三黒を助ける義理は何処にある? けれども、三黒の絡む仕事は……。
長老を名乗る百舌鳥の老人勢が、第一報を受けるや否や自分を尻目にそんな算段を始めて。 面倒になって退室し、車を回させるまで、30秒も掛からなかった。
百舌鳥なら、保釈金も書類も要らない。 『出せ』の一言あれば良い。 なら。結論を待つ理由など、何処にもない。
返事を待たず、少女は出口へと足を進めた。 男の袖を、片手で掴んで。]
(59) 2015/09/14(Mon) 13時半頃
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[ただ。]
…………別に。
捕まりそうになったら。 その場ですぐ、名前出しても。 日向は、構わなかった。
[ぽつり。 そんな言葉を残しただけで。
その後、きっちりと世々義《ヨヨギ》の店へと連行し。 キャラメルタルトだけではなく、ミルフィーユやらパフェやらねだり。 どれも半分程食べただけで、男や運転手へと押し付けたのは。少女にとっては、悪くは無い記憶の一つ。]
(60) 2015/09/14(Mon) 13時半頃
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― 現在 ―
[だから。 少女は、あの男も信じたかった。 例え、仕事としての繋がりでも、過ごした時間には一族と過ごすよりも柔らかな記憶もあったから。]
……ならば。
[怪しいのは、誰であろうか。 麗亞にああは言ったものの、大須賀もまた真相を知らぬだけの可能性はあって。]
(61) 2015/09/14(Mon) 13時半頃
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秋津? ……風がない。
蝶野? …………もっと派手。
[橙色のパーカーを纏い、少女は再び空を舞った。 記憶と情報とを手繰り、言の葉に出しながら。]
土御門は、…………あ。
[ビルの合間を縫って飛び交う内に。 >>24路地裏を駆ける姿を見つけ、地へ降りた。 丁度、百舌鳥が空から獲物を狙うよう、直線に。進路の少し先へと。]
(62) 2015/09/14(Mon) 13時半頃
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幸々戸の《護り手》。 久しぶり。
[ぽつり、ぽつり。 無表情のまま、少女は呼び掛けた。]
幸々戸の当主は、無事? ……まぁ。此処に居るなら、無事だろうけど。
[それは信頼と言うよりも。 無意識に、侮蔑を含む物。
聖痕を亡くした《護り手》が、おめおめと生きる事は無いだろう、と。 さも当然の如く、無機質に。]
(63) 2015/09/14(Mon) 13時半頃
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さっきの、伝令。 1つは、お前の?
もっと。 詳しく、話して。
[幸々戸の聖痕には、悪い感情は無かった。 ただ。それ以外の者には、特段情も無い。 確か妾腹の兄だの能力は高いだの、その辺りは一応、情報として仕入れていても。
聖痕が無いのなら。 所詮、並の一族と変わらない。
そんな態度を、言の葉から隠す事も無く。 少女は、“当主”の口調で傲慢に言い放つ**]
(64) 2015/09/14(Mon) 13時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2015/09/14(Mon) 13時半頃
子守り 日向は、メモを貼った。
2015/09/14(Mon) 13時半頃
/*
一応業務連絡しておきます。
万一に備え、一応コミットは押しております。
/*
了解です!
私の所は、今の所私初回落ち>相打ちかなーとか考えてたりですよー。
(赤の頭人数ここらあたりで減らしとくかなという心算(メタい))
/*
襲撃設定はパスにしておりますが、こちらは誰かがセットすれば問題ありませんでしたよね。
申し訳ありませんが、本日はお任せ致します。
/*
私の方も落ちの可能性高そうなので、
襲撃はお任せします。一応パス予定と業務連絡。
麗亞さんお疲れ様です(手を振る
/*
はーい。
まぁ、相打ちになりそうだったら俺が襲撃合わせとくねー。
/*
白羽君ありがとう、
お願いします(深々頭を下げる
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…………伝聞?
[>>81>>82無駄を問わず、聴かず。 けれども、その一言は聞き逃せずに。]
情報の、出処は?
【お前】はそれを、誰から聞いたの?
[フェンスに広がる式神達。 警戒を解かぬ様子に、こちらもバンクルに手をかけ身構える。
鋼糸を隠したバンクルは、12の家なら織り込み済みだろう。 それ即ち、攻撃体勢である、と。
警戒。それとも、口封じの準備か。 ただ見ただけでは、少女の目的も、伝わらぬかもしれないが。]
(132) 2015/09/14(Mon) 22時半頃
|
子守り 日向は、メモを貼った。
2015/09/14(Mon) 23時頃
/*
一応、まだ30分ぐらいは反応するけれど。
コミットと襲撃設定しとく?
まあ、コミットしそうもない雰囲気だけれども。
/*
私は一応コミポチっておくね。
多分しそうにない雰囲気だけど……どうなるかな。
割と私は死ぬぞジョジョ―!!みたいにはしてるんだけど、
どうなるか、なぁ……
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