人狼議事


306 【誰歓5発言RP】かたりかたるるかたりべの

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儺遣 沙羅は、メモを貼った。

2020/08/24(Mon) 00時頃


【人】 儺遣 沙羅

 
[ とてとて たったと鮮やかな色が走ります。
 最後までその中身を覗くことは叶いませんでしたが
 出来心で流れ着いた先のことですもの。
 何が起きても笑って受け容れる未来が在るのでしょう。

 … ええ、確かにそう思っていたのですけれど
 >>3風呂敷に包まれた南瓜を土産物に渡されたなら
 少しだけ困ったような顔をして微笑みました。 ]


  ありがとう、可愛らしい南瓜さん。
  貰ったものは大事に育てましょう。
  いつかあなたにまた何処かで逢えるように。
  私があなたを時のあわいに忘れないように。

    きっと実る頃には今日までのここでの日々を
    私は美しい橙色と共に思い出すことでしょう。

 

(16) 2020/08/24(Mon) 11時頃

【人】 儺遣 沙羅

 


   ……それではまた。
   花が咲く季節にお逢いすることがあれば。



[ >>4丁寧に重そうな頭を垂れるものに習うよう
 深々と腰から頭まで確りと折り曲げましたら、
 他の顔ぶれ複数が歩いていくのだろう路から少し
 離れるようにして森の中へ分け入りまして

 烟る煙も燻る熱も好きではありませんでしたが
 それ>>5には不思議と引き寄せられるようにして
 幻火が焼き尽くす物々を暫し眺めていました。

 あとは盛夏の砌、
 陽炎の如くに全て全てが消えうせた後のお話です。 ]
 

(17) 2020/08/24(Mon) 11時頃

【人】 儺遣 沙羅

 
[ ある所に身体の弱い女が居りました。
 少し長く外へ出れば熱を出し倒れ伏し
 動いた日より床に臥した日の方が長い。

 そんな女が住まいの外へ出て
 他の人々とと交わることなど出来ません。
 ですからせめてもの慰めに花を育てていました。
 何かへ執着する始りなど何でも似たようなもの。
 気が付けば花に随分と入れ込んで居りました。

 花が女の全てでした。
 女の全ては花でした。

 … ですが、偏に花を愛していたとはいえど
 何処かに人としての心は残っていたのでしょう。

 深い緑色が夏の訪いを告げる際、
 嘗て人だったものは人に成りたいと思いました。 ]
 

(18) 2020/08/24(Mon) 11時頃

【人】 儺遣 沙羅

 
[ 静けさの匂う森の中、
 名もない花弁が舞い落ちます。


 それは、艶やかな長く細い髪の端から
 それは、柔らかな少女らしい生肌から
 それは、爪紅を薄く引いた指の先から
 それは、花を鏤めた髪飾りの造花から
 それは、浮世離れた紬着物の絹糸から


 ひらりはらりと零れるように空を舞い
 大地へ触れる前に淡くなって消え失せてしまう
 幽く儚い花。

 誰かがそれを目にしていようと──いまいと
 やがて全ての花弁が散り終える頃には
 そこに在った筈の少女の姿はもう、…何処にも。 ]
 

(19) 2020/08/24(Mon) 11時頃

【人】 儺遣 沙羅

 
[ 幻の送り火に見送られ
 一巡りの命を終え、散った花の名は
 それだけは…、花自身が散ろうとも

 嘗て人だった花が今年生きていた証として
 誰かの記憶の隅に密やかに咲くのでしょう。


 ところで今年は散ったその花が、次の年
 更にその次の年に再び咲くことになる土壌には
 いつか橙も鮮やかな小さい南瓜が増えたのだとか。

    それが何処から舞い込んだ種であるのかは
     知らぬが花、語らぬが花でありましょう。 ]**
 

(20) 2020/08/24(Mon) 11時頃

儺遣 沙羅は、メモを貼った。

2020/08/24(Mon) 11時頃




  ぱた。ぱた。

 




   燃え盛る炎の中で、うさぎのこの身は
   ちいさく、ちいさく 焦がれていました。

   重かった南瓜頭を抱きしめながら、
   散る火花を すうと 肺腑におさめていました。

   熱くは、ありません。
   生きては、おりませんので。

 




  「 わたしは、 」


   人を喜ばせるあやかしでありました。
   誰かのために在るあやかしでありました。
   生前がそうであったので。 

   ―― この性分が変わることは、未だ なく。

   奥方の魂を喰らうても、
   ちいともおなかは満たされなんでいました。

 




  「 南瓜を、ようやっと 
    食べていただけたようでした。 」

  




  「 やつと。
    使いに釣り合うやうなものを、戴けて。 

    わたし、おなかもこころも、いっぱい です。」


[ 死後に見る走馬灯など可笑しなものではあるが。
  そっと、身体を横たえる。
  お前も、そう思うでしょう、と コテージに笑む。 ]
 


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