人狼議事


65 In Vitro Veritas

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セシル! 今日がお前の命日だ!


【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

― コントロールセンター ―

[瞼を再び開けたのは、どれほど時間が経った頃だろうか。
どの道痛みでそこまで長い時間、眠る事はできなかっただろう。

妙に狭い視界の中、起きあがる。
かくり、首を左に傾がせて。]

 ……探さないと

[小さな、声で、呟く。]

 イワセを壊した人を探さないと。

 イワセはどうして目が壊れてしまったか、教えてくれたから。

(1) 2011/10/02(Sun) 15時半頃

【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

[ふらつきながら、立ち上がる。

左の目が、重くて、痛くて。 
思わず眼帯に触れた指先、思い出すのは初めて会った、その瞬間。]

 どうしてイワセを壊したのか、教えてもらって。

 それで。 それで、俺は。

[それで、―――どうすればいいのだろう。

わからないまま、紡ぐ言葉は囈の様。

時間をかけて扉に辿りつく。途中、転がっていたサインボールを拾い上げると、外へ出た。]

→ 地下2階 廊下 ―

(2) 2011/10/02(Sun) 15時半頃

ドナルドは、廃病院の中、当ても無く、彷徨う様に歩き続ける。

2011/10/02(Sun) 15時半頃


いわとびぺんぎん ドナルドは、メモを貼った。

2011/10/02(Sun) 15時半頃


許さない……

許さない!!

やっぱり、先に壊すべきだった。

壊される前に。

あいつらを。

全部。

全部壊してやる……!!!!




         自分にも、ください。
         貴方に与えられたものを…。

[それは、半分からかっているかのような、
 狂い始めた声……。]


【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

[壁に手を突きながら、歩く。
狭い視界、違和、不快感。
布の詰められた左の眼窩は重く、常に頭は左に傾いだようになって。
下ろした前髪に視界が遮られるのが、酷く疎ましく、後ろに流すように、乱暴に撫でつけた。]

 ……探さないと。

 イワセ、 ……壊した、ひと……

[ぶつぶつと、呟く言葉はまるで呪詛の様に。
非常階段に繋がる扉を見つけると、重いその扉を、時間をかけて開く。

上へ繋がる階段。視線は上ばかり見ていて、故に足元には。]

 ――― ぅ、あ ッ !?

[ずるり、と、何か滑ったものに足を取られる。
倒れ込んだ場所、何か柔らかい、ぐにゃりとしたものに触れる。]

(16) 2011/10/02(Sun) 21時半頃

【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

 ……あ、 


 ニック、さん?

[そう呟いてから、違う、と判断する。
最も、判断材料は着ている服が違う、だけだったのだけれど。

だからこそ、動かないその顔は、―――壊れてしまったその姿は、どうしようもなく、ニックに似ていて。]

 ……っ、う

[叫び出しそうになりながらも、それを堪えて。
覚束ない足取りながらも、一段飛ばしで階段を昇る。

どうして、どうして、どうして、と。

心の問いかけに答える声は無く。]

(17) 2011/10/02(Sun) 21時半頃



 ……言っている意味がわからない。


[囁かれる声が狂いはじめているというのなら、

 ゆっくりと静かに返される声音もまた、
 ひび割れ、こわれていく、音]


【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

― 地下1階 廊下 ―

[階段を上りきった時、かくり、と、疲労に耐えかねたか、膝は折れた。
見下ろした作業服は、もうそれが誰の血かもわからないくらいに、真っ赤に染まっていた。]


 さがさ、ないと……

 どうして、こわすのか、聞かないと…… きかな、いと
 
[壁を支えに、立ち上がる。
人を探そうと、狭い視界は広い廊下を彷徨い。

>>21が、聞こえた気がして、自然と足は其方へ向かう。]

→ 当直室 ―

(26) 2011/10/02(Sun) 22時頃


[同じでありたい。
 そう、あの音を自分も出せるのであれば

 そうなりたかった。
 でも、最初のスタートが違っている。
 どうしようもない。]

 くださいって言ってるんです。
 貴方には、ヴァイオリンも、ニーナも、ある。

 自分は、貴方が


                      ほしい。


【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

― 当直室 ―

[扉は勝手に開いた。
中には数人の、見知った顔があった。

――― 横たわっている顔も、良く知った顔だった。]

 ネクさん、……

[ネクと、そのおりじなるだろう。
ゆるり、隻眼が二人を見下ろす。

整髪料も無しに後ろに流した赤い髪は、癖がつきづらいのか、歩くたびに乱れた。]

 なんで、……

[もう、誰に言われずともわかった。

――― この二人は、もう、壊れてしまっている。
だから、もう、起きない。]

(42) 2011/10/02(Sun) 23時頃

【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

 なんで、どうして。
 ネクさん、が。 こわれて。

[零す言葉は酷く静かだった。
一緒に戻ると言ってくれた彼女は。
もっと話がしたいと言ってくれた彼女は。

ゆるりとした足取りで、その身体に近寄る。
じゅうろくばんが傍らを通った事>>37も。
ニックが此方に声をかけている事>>48も。

耳に入らない、理解できない。]

 どうして。
          ……どうして?

[傷付いた左目に、そっと触れた。
同じ場所、似た痛み。

――― けれど彼女は、壊れてしまった]

(49) 2011/10/02(Sun) 23時頃

[収縮する瞳孔、青い花のように青を濃くして、
 仰ぐように振り返る瞳は笑みを湛えたまま]


 ……それも、意味がわからない。


[柔らかに響く声は、沈む指に阻まれるだろうか。]


【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

[ホリーの声>>50に、顔を上げる。
ニックの問いかけ>>48にも、ようやく其処で気付いて。]

 ……目、は

 イワセに、 あげたん、です。

[囈の様に告げる。
首を左にかくりと傾けて。

指を伸ばし、眼帯に触れた。]


 でも、イワセは、壊れたんだって
 リーネのおりじなるが、言ってました

[薄く、微笑む。]

(51) 2011/10/02(Sun) 23時頃

いわとびぺんぎん ドナルドは、メモを貼った。

2011/10/02(Sun) 23時頃


【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

 ……ごめんなさい

[リーネの声>>52に、小さな声で謝罪する。]

 もう、イワセは起きないんだって。
 壊れてしまったから、駄目なんだって。

[ホリーの手が伸びれば、目を細めて、わらった。
へらり、と何時も通りの、笑み。]

 だったら俺は、知りたいんです。
 なんで、イワセが壊れてしまったのか。だれかが壊したのなら、だれが壊したのか。

[その理由が、自分にあるとは知らないで。
言葉を、紡ぐ。]

 みなさんは、……イワセを壊した人、知りませんか

[笑みを浮かべたまま、問うた。]

(57) 2011/10/02(Sun) 23時半頃

[自分の手が汚れるのは厭わない]

[その報復で殺されようとも]

[ただ、守れればいい]

[仲間を]


[なのに]

[どうして]

[上手くいかないのか]

[どうすればよかったのか]

[悲しみと苛立ちが募っていく]


[息苦しさに、思考は少し不透明だ。
 ただ、こんな所に存在しなければならない、全てを]

[憐れだと、思う]

[きっと、心が引き裂かれてしまう。]


【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

[リーネとクロの回答に、そうですか、と小さく呟き。
情報が得られないようであれば、クロの後をついて、部屋を出ようかと立ち上がりかけた時。]

 ……ニック、さん?

[その言葉>>62に、動きを止める。]

 そうならない様に、って 俺の目の事、ですか?

[頭の中の“はこ”の中、全てのぶひんがきれいにはまって行く様な、そんな、感覚。]

 ……俺の、目
 イワセの、くろーん。……壊れてた、イワセの目

[小さく、呟きながら。   そっと手を、ニックに伸ばす。]

 ……僕達、って、誰ですか?
 守る、って 何から、……どういう、

[真っ直ぐに、青墨の隻眼を彼に向けて。*] 

(69) 2011/10/03(Mon) 00時半頃

いわとびぺんぎん ドナルドは、メモを貼った。

2011/10/03(Mon) 00時半頃


[そして唐突に理解が及ぶ。
 散花もまた、心が引き裂かれたのではないかと


 この世界から逃れられないが故に]


[セシルの首に埋め込んだ指が止まる。]

 わからない……ですか。

[セシルもまた、笑みを浮かべる。
 それは、きっと鏡のようだったか。

 浮かぶのは、
 もう一人の自分に飲まれる……
 そんな……。]

 そう、違うから、わかるわけない。

[これが、自分。
 これが、自分。

 同じ顔をして、同じ声で、そして、その環境にあれば、そう言う。
 それが、自分……。]


 あ……

[同じでない、と主張しながら、
 でも、きっと、自分なのだ、と思うのは……。]




[そんな自分に、
 高見から、こちらを見下ろしているような瞳。白い首筋、柔らかな動き、自分よりも質のいい髪、そのすべてに。]

 ――…貴方は、自分より、
 セシルは、コーダより、上にいると、思っているんでしょう?
 それでも、いいですよ、貴方からできたクローンだ。
 ここはそんな世界だ。
 自分は貴方の劣性コピーだ。わかっている。

 だから、自分は貴方が憎い。
 でも、

                同時に、     してる。


[首から手は離れる。変わりに寄せるのは唇。]

 あのヴァイオリンを弾く貴方をみたとき、
 自分は、貴方になりたくなった。

[自己の中で相反する矛盾。憎い。憎いのに、同時に、それを美しいと思う。そんな自分の姿に嫉妬と憧憬と…。
 そして、それを押さえるためにか、それとも自然にか、新たに生まれる、好奇心。]

 でも、なれない。

[美しいと思う。それは、自己愛に近しいのか、それともただの興味なのか、コーダにはわからない。

 ただ、首筋に口づけたとき、自分がどう、鳴くのだろう、と考えると、潜んでいた生理的な疼きが脳裏をよぎった。]

 


 だって、貴方と自分は違うから。

[その胸に後ろから手を回す。それも、きっと同じ形。
 自分は、一人で慰めるときに、そこを弄るけれど、それはセシルも、

                  高まる、ところなのか?

 指の腹で、まるで自分にやるように撫でた。**]


【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

 どうし、て ……って、

[ニックの言葉を、ただ繰り返す。
触れる掌、自分の手は誰の血かもわからぬそれで赤く染まっていて。]

 ……イワセに、起きてほしかった、から

 まだ、何も教えてもらってないんです、俺
 俺、もっと、イワセと、話したか った のに

[幾度も繰り返したその“理由”は、口にする度に、イワセが戻らぬことを思い知らされるようで。

添えられる手を、指を、握り締める。
涙の浮かんだ瞳は、ニックを睨みつけるようにして。]

 確かに、怖かったん、です
 目がなくなって、……起きられなくなることが、

 ネクさんたちと、二度とお話、できなくなったら、って
 そう思うと、怖かったんです、 でも

(81) 2011/10/03(Mon) 11時頃

【人】 いわとびぺんぎん ドナルド

 ……俺は、 イワセを、壊して欲しく なかった……ッ!


[掴んだ指、篭められる力。
まだ、ニックが壊したという証拠も、確証もないのに。

軋み始めた心では、頭では、そんなことすら気付けなくて。]

 おりじなる“なんか” じゃ ない……
 確かに、悪いおりじなるも、いたかもしれない、でも

 でも、俺は、 ……俺の、おりじなるは、……!


[その言葉は。

ニックに、どんな風に捉えられただろうか。

彼のおりじなるが、くろーんを良く思っていなかったことなんて、少し思い出せば気付けそうなことなのに、――― 気付けなくて。]

(82) 2011/10/03(Mon) 11時頃

いわとびぺんぎん ドナルドは、メモを貼った。

2011/10/03(Mon) 11時頃


[ 首に沈もうとする指が止まり振り返れば、
 仰ぎ見る瞳に映るのは、訥々と言葉を語る彼の姿]

 君よりも知っていることは多いから、
 知識は、君よりも上だと思っているよ。

 でもそれは優越感じゃない。
 自分に対して、そんなものは持ちようが――…、

[本当にそうだろうか]

[自嘲だと思っていたこの笑みは、無知を哂うものなのか。
 結局、自分も犠牲を省みず、貶める存在なのだろうか。
 ふと、笑みは消えれば、首から手が離れていく]


[変わりに、生ぬるい吐息の感触。
 同じであれど、個体としては違うものだと思い知らされる体温。
 反射的に逃れようとしたそれが阻まれる

 彼は自身を雨宮セシルよりも劣るものだと認識している。
 憎いと告げる言葉の続きは、聞こえない。]

 なりたいなら、変わってやろうか。
 でも、それは――……

 ッ、

[続いたくちびるの感触に、言葉は、阻まれた。
 身を捉えた腕、指先が晒されたままの胸の上を這う。
 唇を噛んだけれど、わずかに身は震えた。

 彼の指の動きは明らかに性的な意図を持っている。
 察して、その腕から逃れようと身を捩った]


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