人狼議事


88 吸血鬼の城 殲滅篇

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ドナルド! 今日がお前の命日だ!


【人】 負傷兵 ヒュー

── 1階 大広間 ──

[胸に抱き込めた青年の身体から力が抜け、命の灯が消えたのがわかった。]

 ……。

[共に膝を突くように身を沈め、ゆっくりと青年の身体を離して大広間の床に横たえる。
 同時に、自分の身体から切っ先が抜けてゆくのがわかった。

 死者に手向ける言葉はなく、ただ苦い顔で詰めていた息を吐く。]

(6) 2012/05/01(Tue) 00時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[ラルフの服でナイフを拭って元の位置へ戻す。
 その始末でさえ、ひどく疲れた。

 脇を貫通した傷はたいした深手ではなかったが、胸当てを外さねば手当ができない。
 だが、この場はそれほど安全ではないと判断した。
 テーブルを焼く炎はいまだ衰えず──


 その時、聞き覚えのない男の声が届く。
 「そこの貴様」と呼びかける声が。]

(12) 2012/05/01(Tue) 00時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[瞬発的にヒューはラルフのレイピアを掴み上げて、声のした方向へと投げつけた。

 クラリッサが「灰に帰し」、使用人たちは避難済みである以上、生者はすべて敵、との判断であった。
 (皮肉にもその相手は生者ではなかったのだが、ヒューがそれを知るよしもない)

 が、うずくまる姿をよく見れば声を発したのは犬と知れる。
 あの時、階段で紅薔薇をくわえて見守っていた黒犬──]

(13) 2012/05/01(Tue) 00時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[「そいつらが憎いか」──人語を語る犬に問われて、ヒューは指を伸ばすとラルフの首の布を解き、彼の死に顔に被せた。]


   …許せぬ、というだけだ。


[何故、犬に応える気になったのかはわからない。
 が、自分は狂っているわけではないと*思う*。]

(14) 2012/05/01(Tue) 01時頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 01時頃


――

……、……


[――ゆるやかに意識が、再構成される。

 流れ込む血液が、ヒトたる者の証を穢し、
 支配し、
 変化させてゆく。]


(……なんの、…匂い、だ、ろう…?)

[酷く甘い匂い。
 薔薇の花に、似ている。

 纏わりつく様な芳香が、横たわる身体を絡め取る]


……っ、…は、……

[酷く――喉が、渇く気がする。
 そう、……きっと、あれは水の匂いなのだ。

 薔薇の香りをもった。
 薔薇の色を、うつした。

 低く喘ぎ、犬の様に舌を出して強請る。
 酷くその水が欲しかった。

 ……飲ませて欲しい、と。
 その夢の中誰かに、懇願していた――のだ*]


[内臓を潰された腹部を掌で押さえ、慎重になぞる。
 軋むようだった全身が綺麗に癒えている事を、
 ひとつひとつ確かめてゆく。
 
 何処にも痛みはない。
 
 それが彼が与えたものであった事を意識に上せて、
 寂しいような気持ちになる。]
 
……俺、…
何、考えてんだ…。


[自分が気持ち悪かった。
 酷く混乱して、吐きそうになる。
 
 …脳のどこか、が、
 酷く飢えて乾いた時のように痺れ、ぼんやりとしていた。]
 
…此処から、離れ、ねえと。
アイツから…、

[そうすれば、…治るかもしれない。
 けれど其れは耐え難い苦痛をも与え]


[男に触れられた喉を、そっとまさぐる。
 まざまざと残る指の感触が、ひどく熱く感じられた。

 触れられることが嬉しい。
 触れることが──うれしい。

 クレアもこうだったのかとぐらりとするような倒錯した幸福感が脳裏を覆い、
 立っていられなくなって膝を突いた]


クソ、な、…、で……っ!
ぅぐ、……

[えづき、吐こうとする。
 胃液さえも出ない嘔吐を何度か繰り返すと、喉をひりつく渇きに唇を舐めた]


みず…

[そうだ。
 あの薔薇色の水が欲しい。

 その衝動までが操られたものだとは気づかず、よろけながら立ち上がる。

靴の下で、ざりりと石が音を立てた*]


【人】 負傷兵 ヒュー

[投げつけた銀のレイピアが犬を刺し止める。
 泥のように崩れてゆくその輪郭を揺らして、なおも声は届いた。

 「貴様の心は、もう闇に近い」と。]

 
  ……。

[笑いの波動が肌をなぞるのは感じたが、反発も嫌悪も感じなかった。
 クラリッサという光を失った今、自分を取り巻くのが闇であるのは当然かもしれない。]

(43) 2012/05/01(Tue) 08時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[「気持ちいい」と、場違いにも感じられる感想を告げる相手に、自分が今しがた殺した青年が口にしていた「悪しき存在」のことを思い出す。
 青年の左手に火傷を負わせたのだろうソレはこの喋る黒犬なのか。]


  おまえは何者だ──
  姫の…

[問いかけを口にした時には、犬は黒い染みとなって消え失せていた。
 残されたのは銀のレイピアのみ。
 そこにあった気配が去って、周囲の明かりが何割か増した気がした。]

(44) 2012/05/01(Tue) 08時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[片膝をついていた姿勢をといて、ゆっくりと立ち上がる。

 中庭に来い、と言われた。

 厨房の北、井戸のある鋭角の空間。
 そこにある木もまたクラリッサを偲ぶ縁である。
 湖のほとりで雷に打たれて焦げていた若木を移植し、クラリッサが丹精をこめて世話して甦らせてやったものだ。
 少しづつ葉を増やしてゆく枝を見上げていた彼女の貌は忘れない。]

(45) 2012/05/01(Tue) 08時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[そんな場所であったからか。
 ヒューは黒犬の言葉に従うことに、恐れを抱いてはいなかった。
 あるいは、それこそが魂が闇に近しい証なのかもしれなかったが。


 ひとつだけ、ヒューが聞き誤ったことがある。


 黒犬は、「貴様の」本当の姿を見せてやると言ったのだった。
 嗤い声の主の、ではなく。]

(46) 2012/05/01(Tue) 09時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[中庭へ向かうにはバリケードを再び越えねばならぬ。

 そう思って振り返ったヒューの目に、レオナルドへ投げかけたテーブルクロスが先ほどまでとは位置を変えているのが映った。]

(47) 2012/05/01(Tue) 09時頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 09時頃


[娘へと向けていた心に、別の感情が触れてくる。

 ざわめき、混乱し、熱病に冒された心。
 魔性の血がもたらす、熱い疼きに。

手に触れるがごとく、
その心の色を知り、"声"を聞く。]



 ―――― 心配すんな。

[意志をもって、"声"を飛ばした。
下僕の臓腑に、直接響かせるように。]


   いつでも、見ていてやるよ。


[庇護であれ枷であれ、いつでも与えると、
それは、"子供"への情愛を真似た、残酷な宣言。]


【人】 負傷兵 ヒュー

[テーブルクロスは炎に炙られても動く気配はなく、あの喀血の様を見れば、レオナルドは自爆を最後の反撃として息絶えたのだろうと判断した。
 ほどなく炎がすべてを焼き尽くすはずだ。

 ラルフのエストックを拾い、墓標代わりに突き刺さんと盛り上がった部分へ投げる。


 それから炎を迂回して大広間の端からバリケードを乗り越えて北へ向かった。
 爆ぜ焼け落ちる木材の音と黒煙に紛れて、ジェフが階段を転がり落ちたのには気づかずにいる。

 ジェフが呼び止めるならば踵を返して向かってくるだろうが、高座と柱の裏を横切って厨房へと向かうヒューの姿は、果たしてジェフの視界に*入ったろうか。*]

(56) 2012/05/01(Tue) 11時半頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 11時半頃


負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 15時頃


【人】 負傷兵 ヒュー

── 厨房 → 中庭 ──

[手当をしないままの左脇の傷からは、さほど多くはないものの赤い血が流れて床に痕跡を残していた。
 ラルフとの戦いで傷を負った階段下の戦場から、テーブルを乗り越えて厨房へと。

 レオナルドが身を隠しているとは知らず、ヒューは食料庫の傍らを通り過ぎて厨房北側の扉を開く。
 右手には剣を握ったまま。]

(62) 2012/05/01(Tue) 16時半頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 16時半頃


【人】 負傷兵 ヒュー

[暗さに目が慣れていなかったのだろうか。
 闇がわだかまっているとばかり思っていた場所に、人間がいた。

 あるいは、犬が消えたのと逆の魔法か。
 魔法と割り切ってしまえばさもあらんと思う。
 それよりも──]

(65) 2012/05/01(Tue) 17時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[草の上に立つ偉丈夫の姿は、よく見覚えのあるものだった。
 それでいて、会ったことがある気はしない。

 どこで──と悩みかけ、答えに思い当たって、わずかに瞳孔が開かれる。]


   先代──…

[城主の部屋に南接する画廊に掛けられた肖像画。
 そこに描かれた先代城主の姿が今、目の前にある。]

(66) 2012/05/01(Tue) 17時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 
おれが忠誠を誓ったのは、先代にではありません。

[そう言い返しながらも、中庭へと進んで背後の扉を閉めると、剣を左手に持ち替えて地面に拳をつき、その傍らに左膝を並べた。
 かつて城主の座を占めていたと主張する者への礼を尽くして。]

(69) 2012/05/01(Tue) 17時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

幽霊、とご自身で申されたが、
先代は…、生きてはおられぬのだろう?

[ふと口にしたのは、先代が肖像画の姿のまま齢をとらずにいることの奇異に気づいてのもの。
 死してなお、霊魂がその地に留まり、守護あるいは呪いをもたらすという話はいくらもある。
 それならば、城主クラリッサが殺されたこのタイミングで祖霊もまた復讐のために現われたのだろうと受け入れるのは、ヒューにとって難しいことではなかった。]

(70) 2012/05/01(Tue) 17時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[先代城主とクラリッサの具体的な関係は知らない。
 クラリッサは町で育ったそうだ。
 それはつまり、彼女が妾腹の姫だという事情なのだろうと憶測して、ヒューは領主の血筋については立ち入ったことは一切聞かずにきたのだった。
 出生がどうであれ、クラリッサは至誠を捧げるに相応しい主君だと。

 ただ、肖像画を前にした時のクラリッサの横顔は、悲しげにも甘やかにも見えたことを覚えている。]

(71) 2012/05/01(Tue) 17時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[先代は死んでまた甦ったという。
 そんな深淵の魔法の使い手がどれほどいるかは知らぬ。

 だが、黒犬はこの男と同じ声で喋り、影に消えた。
 クラリッサもまた魔法の巧みな使い手だった。

 こうして実物を前にしてみれば、男とクラリッサの容貌はまったく似ていないにも関わらず、どこか不可分なものを感じさせる。
 それが「血の縁」であるとは思い至らぬままに、ヒューは硬質な光を宿す双眸で先代を見上げた。]

(76) 2012/05/01(Tue) 18時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 
 姫を彼岸から連れ戻す方法があるのなら──
 

          おれはどんなことでもしよう。
 

(77) 2012/05/01(Tue) 18時頃

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