人狼議事


158 雪の夜に

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【人】 負傷兵 ヒュー

[逃げろ、と痩せた男は繰り返した。>>1:#1

 ……?

[酔っ払いだらけの場所のなかにおいても、その男の混乱の仕方は異質だった。
やがて周りの者が男に興味を示し始める様子に、厄介ごとは他人に任せる事に決め込んだ。
騒がしい場所が得意でなくなってしまった>>1:156のは、本当の事なのだろうと自覚する。]

 ……、……。

[婦人に渡すつもりで、持ったままになっていた杯で、直前の婦人との会話を意識したのか、ばつが悪そうに目を泳がせたのも束の間。
人狼、という言葉がさざなみのように集会場に広がった。
気付かぬうちに、手元から、重みが消えていた。
酒の入った杯を、床に落としてしまっていた。]

(1) 2013/12/22(Sun) 01時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[その事に一拍遅れて気付いたヒューは、慌てて謝った。]

 すみ、ません。

[屈んで、落としてしまった杯を片付ける。]

(2) 2013/12/22(Sun) 01時頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 01時半頃


 "逃げろ"……ねぇ。

[ゆらと青鉄を細める。]

 どういう意味なんだか?


……それは、
言葉どうりの意味ではなくて?

でも、気狂いの戯言では、片付けられないわ。

[人狼という言葉の一瞬でもたらした静寂、
この町には確かにまだ残っているのだろう。
かつての、記憶が]


【人】 負傷兵 ヒュー

[割れた杯の破片を拾いあげた。]

 汚して、しまいませんでしたか?

[見下ろされているまま、ヒューは、顔をあげた。
そして、婦人の深い蒼色の瞳に、目を奪われた。>>5
見詰めたまま、動けなくなって、婦人の言葉を聴いていた。]

 ――、

[婦人も身を屈めたので、深い蒼色は見えなくなった。>>6
耳朶を問いかけが掠めていく。残った片手の指先が震えた。使い物にならなくなった腕が、ひどく痛んでいる。唾液を飲み込んだ。]

 い、

[ヒューは婦人の言葉を否定をする。]

 いいえ。

 ……長く外に居たので、手が冷えて。

(8) 2013/12/22(Sun) 02時頃

 あん? ……どういう意味だ?

[同席している船乗りや町娘は、昔話の存在程度にしか
 その存在を認めていない。
 ならば、いかにも妄言で片付けられるものではないか]


それは、

……この町には昔人狼がいて、
そしてその正体を暴く者がいたからよ。

それを知る者も、
大分老いたけれどまだ生きている。


【人】 負傷兵 ヒュー

[黒いレースの手袋をはめた手が、残った片手を優しくなぞっていった。実際に、ヒューの手は冷え切っていた。]

 ……、はい。

[紅い唇から発された問いかけに、ヒューは硬い声音で頷いた。]

(15) 2013/12/22(Sun) 02時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[顔を伏せたままでいたから、うそつき、と呼ばれた時の顔は見えなかったろう。
立ち上がって、手のなかに残った破片を、酒を振舞っているダーラ>>1:148に、片付けて欲しいと頼んだ。]

(16) 2013/12/22(Sun) 02時半頃

 つまり、――野放しにはしておけない、って事か。

[暴く者が今も町に留まっているなら。
 否、叫んだ男こそがそうだという可能性も低くない。]

 厄介だな。

[町に入って早々、あんな風に騒がれては。
 まるで、今しがた寄港した船が人喰いの怪物を運んできた、
 そう取られてもおかしくない。
 口を封じても、封じなくても。]

[ただ、問題は]

 ヒトが腹空かしてる時に。


負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 02時半頃


[船旅は飢えとの戦いだ。
 航海中に人を喰らえば逃げ場のない騒ぎになる。
 今回だって彼女の――僅かな、しかし肝心な助けがなければ
 この町までの海を越えては来られなかったと思う。

 それが、船に根を下ろす心算などさらさらない事の本音]

 着いてすぐは疑われるから、避けたい所だったが。


【人】 負傷兵 ヒュー

[ちいさな傷をひとつ残して、ヒューの手のひらは空になった。
ヒューは、不思議そうに婦人の半分隠れた顔を見詰めている。]

 ……汚してしまいませんか?

[訊きながら、黒いレースのチーフを善意として受け取った。
そして、婦人の柔らかな言葉に、意外そうに目を瞬き、応じる。]

 ……
 俺でよければ。

[帽子に隠れた目の先を追って、ヒューもまた、戸口の方へ顔を向けた。]

(24) 2013/12/22(Sun) 02時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 ……俺も、
 来てもらえて、なんというか……

 少し、安心したんだと、おもいます。

[迷いながら、なんとか言葉を紡ぐ。
黒い服を着た婦人の背を見送る。
彼女の名前も訊かなかった。
なぜだか、その必要があるように感じなかったのだ。]

(25) 2013/12/22(Sun) 03時頃


……、あの男を?

[問いかけは低く短い。
己の抱く懸念は無論、彼も考えたことだろう。
それでもそうするというのなら]

……私に何か、手伝えることは、ある?

[最初に告げたと同じ言葉を囁くだけだ]


【人】 負傷兵 ヒュー

[素性を一切を知らない婦人と別れた後、ヒューは船乗り仲間が大騒ぎしている輪に、漸く近づいていった。]

 ひさしぶり。

[ヒューは、その時もまた、恥ずかしがるような、苦笑いのような、複雑な表情をみせていた。]

(27) 2013/12/22(Sun) 03時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[気のいい船乗り達の歓迎の後、ヒューは黙って、嬉しそうに船乗り達の土産話を聞いていた。
自分のことは尋ねられても、相手の話に話題をすり替えた。]

 俺は、そろそろ。

[と言って、挨拶もそこそこで、席をたつ。
去り際、セレストを見て、失敗を恥じるように、困り笑いをした。
*積もる話は、しそびれてしまったように感じる。*]

(28) 2013/12/22(Sun) 03時頃

ヒューは、*集会場を後にした。*

2013/12/22(Sun) 03時頃


負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 03時頃


 あぁ。

[低く短い懸念を吹き払うように、軽い首肯。]

 いや、今回は良い。上手くやるさ。


 ……俺の席からは、男の姿形は見えなかった。
 叫びを聞いた後で、見ようとして見た以外にはな。

[言い換えると、男が逃げろと叫んだ時点では、
 己の存在は知られていなかったのだと思われるのだ。

 ――ならば、男は何故人狼と言ったのか?

 それを考えている。]


[夜も更けに更け――
 しかし、白銀がぼんやりと僅かな光を浮かべる雪明り。
 青鉄の眼が、裏路地を彷徨う人間を捉える。]

 ……すぅ

[冷えて冴える空気を吸い込んだ。
 仕込みも何もない、]

[獲物に掛ける声もなく、その爪牙にかける。]

[すみやかに命を刈り取る襲撃を受けてなお、
 まともに物を見る余裕が、かの痩せた男にあればだが。

 最後にその目に映ったものは、
 砂金の毛皮に鮮紅の瞳の獣の姿だっただろう。]


……駄目ね、
私ではあの男の行方もわからない。

[人としても獣としても、
この身は酷く中途半端だ。
そして彼の言わんとすることに瞑目する。]

……そうね、
あの男がただの気狂いだとしても、
何を切欠にあんなことを言い始めたのか。


[目蓋を閉じても、伝わるような。
しんと冷えた夜の空気と、息遣い。
雪が導く無音の静寂]


……気をつけて。

[案じるは今現在ではない、その先だ*]


【人】 負傷兵 ヒュー

― 市場 ―

[しんしんと、雪が、降り続けている。
既に足元には積もりつつある事は、暗くても分かる。
感触が靴越しに伝わってきている。

一年ぶりに仲間との嬉しい再会を果たした事に違いなかった。
けれど、沈みこんで考え事をしているような、または寝ぼけているような表情は、そのままだ。

港のほうへ、顔を向ける。
*ここから歩いて、ワンダから借りて使っている部屋はすぐだったが、ヒューもまた、真っ直ぐ帰ることは、しなかった。*]

(30) 2013/12/22(Sun) 03時半頃

 気が触れてるんだとしても、だよ。
 普段からああいう事を言ってるんじゃなければ、
 あの男にとっては何かがあった、って事なんだよな。

[そして町人の反応から想像すると、
 恐らくあれは、男の常の言動ではない。]

 もし、俺に気付いてたんだったら、俺を指差すよな?

 例えば、単なる気の迷いじゃなかったとすると、
 誰かまでは解らないが、人狼がいる事だけが解ったのか。

 ……それとも、俺以外にも……とか?


[案じる声を受ける背は、どこかくすぐったい。]



 ……――っはあ

[さして鍛えた所のない痩せた獲物ではあったが、
 久々に得る、遠慮なく肉を食い裂き、本能を満たす行為が
 己の隅々に充足を与えてくる。

 うっとりと、喉を鳴らした**]



……あなた以外に、

まさか。

[届く声は彼一人、
それでも彼以外の人狼、
その言葉に蘇るのは、ありえぬ感傷だ。

小さなため息、そして]



[宴の場で異質であった、
あの怪我を負った青年を思う]


……ああ、でもそうね、あの子は何か、


[人狼という言葉へ見せたあの反応、
憶測は憶測に過ぎないけれど―――、

怯えや畏れのようなもの、
それが己自身に向いていることも、
あるいはありえるのかも、しれない]




けれど、
声は聞こえなかったわ。

[どこか寂しげにも、呟きは零れて]




――ねえ、


“それ”は、気持ちいいの?


[肉食獣が喉を鳴らすような、
甘くも聞こえるようなそんな呻きに、
女の囁きには薄い笑みのような気配がのった]


【人】 負傷兵 ヒュー

― 早朝 ―

[明るくならない内から市場で魚屋の手伝いをするのが、ワンダに仕事を貰ってからのヒューの日常となった。
食い扶ちを賄う分だけの稼ぎで良いと割り切った仕事ぶりは、世辞にも熱心なものとは言い難い。]

 ……あねさん。
 これ、朝凪亭だね?

[いつもの、低く篭った感じのする声音での確認に、ワンダは聞こえ難いと文句を言うこともなく、頷いた。
朝の仕込みの時間までに届ける分の魚を確認し、ヒューは棒を片側の肩にかついだ。
棒に下がったカゴが揺れた。]

(47) 2013/12/22(Sun) 16時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[昨夜降った大粒の雪は、町を真っ白に染め上げた。
暗い内から外で仕事をしているために、手足の指先は、感覚を失いかけている。
まだ早い時間であるために、誰にも踏まれていない柔らかな新雪が広がっている箇所も珍しくはなかった。
ヒューは、通りについた足跡に沿って歩く。
しみ込むような寒さに、首を竦めた。

朝凪亭への道の途中、ヒューは、裏通りに、不自然な人だかりが出来ている事に気付いた。
まだ早い時間である。昨夜の内に、何かがあったのだろう。
近寄り、覗き込むようにして、その人だかりの中心を見た。]

(48) 2013/12/22(Sun) 16時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 ……――

[目を見開いた。
真っ白な雪のなかに、黒髪の男が一人、倒れている。
朝を迎える前に雪は止んでいたから、隠してしまうこともなかったのだろう。
赤々とした血が、雪を染めているのが、見えた。
誰も助けない。いや、手遅れなのだ。
その亡骸は、喰い裂かれていた。]

(49) 2013/12/22(Sun) 16時半頃

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