人狼議事


75 サプリカント王国の双子

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――お慕い申しておりました。

[心中呟いた言葉はそれだけ。
 後は、締まるような想いに消えた。]


【人】 採集人 ブローリン

―式典 バルコニー下―

[式典前、直しの間。
 シルヴァーナとは、何かしら会話も交わしたのだろうか。

 一通り整え終えれば、民と共に表から見ると申し出る。
 例えば傍にと言われても、リリィに見せると言う理由を出し、
 珍しくも固辞する事だろう。

 妹王女に付き従う、もう片割れの世話係を横目に。
 半ば急ぎ足でバルコニー下に現れた時には、
 常の服、その肩にリスザルの姿携えて。]

(3) 2012/01/09(Mon) 01時頃


(私は、王女になるのだ。)


[首に。
細い、目に見えない糸が、絡みつくような。]


【人】 採集人 ブローリン

―式典 バルコニー下―

 ――……。

[久しぶりに見る、現女王の姿。聞く、声。
 少し遠目ではあるけれど、現れた女王の、王女らの姿は
 肉眼でもはっきりと確認できる。
 言葉なく、生成の奥のオリーブは、じいと見上げる。
 その視線の向かう先がどこなのか。
 きっと上から見下ろすのでは、追う事はできまい。

 肩の上ではリスザルが、大きな眼をきょろりと回し
 気に入りの「花」を機嫌良さげにじいと見上げる。

 艶やかな「花」を好む性質。
 時折抜け出しては、
 庭園へと遊びに行ったりもしているようだった。

 慣れた庭師であれば、飼い主も賢さも知っているのだろうけれど
 新米の庭師には、そこまで情報が伝わっていたか、どうか。]

(9) 2012/01/09(Mon) 01時半頃

【人】 採集人 ブローリン



[見える、けれど、手を伸ばしても触れる事の出来ぬ。
 そも、手を伸ばす事すら躊躇われる。

 それは「従者」と言う己の立場を、確認する為のような距離。]
 

(10) 2012/01/09(Mon) 01時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[スピーチが終われば、肩のリスザルが
 深まる微笑み咲く様子に喝采送るよう手を叩く。

 その所作に、ポケット忍ばせた木の実を与え。]

 ――……ああ。
 やはり、あの濃桃を選んだのは、正解だった。

[満足そうに呟き、口元にはより深く、笑みを浮かべ。] 

(11) 2012/01/09(Mon) 01時半頃

【人】 採集人 ブローリン

 リリィ。
 少し、遊んでいなさい。

[>>4主の申し出てくれた通り、式典を堪能したリスザルは
 満足そうに毛繕いをはじめだす。
 その心根を思えば、ふ、とその時のように口元緩む。

 ……まだ、仕事の残っている。
 寧ろこれからが、王女らの本番。

 肩の上へとそう告げて、再び向かうのは主の元へ。]

(14) 2012/01/09(Mon) 01時半頃

採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2012/01/09(Mon) 01時半頃


採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2012/01/09(Mon) 01時半頃


ブローリンは、淀む天気に、戻る前一度空を見上げた。

2012/01/09(Mon) 01時半頃


[女王がグラスに口をつけ、中身の液体を飲み下したのにゆったりと笑む。
 その瞳は黒曜より昏く、とぷりと濁っていた。]


[そうすぐに変調を来たすものではない。
 それで良かった。それが良かった。

 時は、満ちた。]


【人】 採集人 ブローリン

[>>14命を受けたリスザルは、返事をするようにキィ、と鳴いて。
 肩から飛び下りれば、向かうのは庭園。

 主に貰った木の実を頬張り、頬膨らませ。
 キィ、と来訪告げる様に上げる鳴き声は、
 空を見上げる足元>>7だったか。]

(20) 2012/01/09(Mon) 10時半頃

ブローリンは、城内、廊下を静かに歩く**

2012/01/09(Mon) 10時半頃


採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2012/01/09(Mon) 10時半頃


―着替えの間―

 …… ね、シメオン。

[衣装のズレなど、口実で。
実際は殆ど、手直しの必要はないだろう。
ただ、二人になりたかった。]

 バルコニーから、国民たちの姿を、見たわ。
 …… 本当に、たくさん、で。


    "父さん"と"母さん"の姿、は… わからなかったの。

[この話を聞かせられるのは、自分付きの世話役ただ一人。]


 きっと、見に来てくれてはいたと、思うんです。
 でも、…… 上に立つということは、一人ひとりの顔までは、
 見られないことなのですね。

[こんなことを言っても仕方が無いのは、わかっている。
けれど、胸に去来した空虚な寂しさは、どうしようもなく。

会いたいと、泣いた夜があった。
寂しいと、縋った夜があった。
王女としての教育を受け、歳を重ねるうちに、そんな事はなくなっていたが。

ミッシェルではなかった頃の、あの少女はもういなくなった、筈なのだが。]


 これは、ひとりごと、です。

[幾度も彼に見せていた、弱い姿。
その前にくっつけていた、幼い言い訳。]

 だから、すぐに忘れてくださいね。

[忘れろとまで謂うのは、本当に久しぶりだった。]


 …… わたし、

             母親に、なりたかった。


[もう二度と言うまいと、過去形にして。
妹王女には、決して許されぬ願いだった。]


[自分が生まれたときに、喜んでくれたという本当の両親。
養子である自分も可愛がってくれてはいるが、実の"娘"に対するグロリアの態度は、やはり何か違って見えて。
子を産むというのは、どんなことなのだろうかと、幾度も夢想した。
それが決して叶わぬと知ったときには、あまりの衝撃に涙さえ出なかった。

遅めの初潮を迎え身体が女になった、13歳も終わろうという頃だった。
普段は忙しくしている宰相レベッカが、二人になれる時間をつくり、神妙な顔で話してくれたのをよく覚えている。

王女なんてやめる、と言わなかった、言えなかったのは、本当の両親の思いや、シメオンの存在があったから。
衝動を踏みとどまるほど情緒が成熟し始めていた時期だったというのも、大きかった。
その点で言えば、身体の成熟が少し遅かったのは、良かったと言えるのだろうか。]


[自分の子を、腕に抱くことができたなら。
諦めることのできなかった願い。

その子を、本当の両親に見せてあげられたなら。
どんなに、二人は喜んでくれるだろうか。
わが子というのは、どんなに可愛いものだろうか。
くすぶる想いは、胸の中で成長し続けていたが。]

 …… それだけ、です。

[王女なのだと、日々自分に言い聞かせて。
宰相になるのだと、頭の隅に追いやっていた願いは、
どうしても捨てることができずにいた。
こうして、もう言わぬと誓いながら、逃げられぬ、逃げぬと思いながら、なのに忘れ去ることが出来ずにいる自分は、なんて未練がましいのだろう。

自嘲の笑みを浮かべながらも]




 …… あなたがいてくれて、本当に、よかった。

[謝罪の言葉を、飲み込んで。
これで謝っていたら、何度謝罪したって足りやしない。

ただ、礼の言葉に変え。
少し眉を下げた、笑みを浮かべた。]


採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2012/01/09(Mon) 23時頃


【人】 採集人 ブローリン

ー控えの間ー

お疲れ様です、シルヴァーナ様。
グロリア様、ミッシェル様も。

とても麗しく凛として、艶やかでございました。
全ての民が見惚れてしまった事でしょう。

[それは紅茶の振舞われた後だったか。
控えの間へと姿表せば、そう言葉かけて。

此方にくる前、どこか寄ってきたのだろう。
手には対談参加者の人数分、揃えられた城内の見取り図。]

……ああ、少し、薄くなっていますか。

[主より頼まれれば、濃桃を引き直す。
少しはみ出てしまった部分は、その親指で軽く拭って。]

(38) 2012/01/09(Mon) 23時半頃

【人】 採集人 ブローリン

ー謁見前:応接間ー

[応接間に向かうのは、主含めて三人の向かう前。
   不自由ないよう、見取り図渡すと言い残し。]

この、城内の見取り図です。
お帰りの際にでも、少し見学していかれると良いでしょう。

[重要な場所はぼかされた簡易なものではあるけれど。
  庭園や、少し歓談でもできそうな場所は記載されている。]

  ーー……。

[主たちがすぐに到着すると知っていれば余計な口を叩こうとはしない。
  気なども使わせないように、出来る限り事務的に。
 
  それは、弟を目の前にしても同じ事。薄く浮かべた笑みさえも。
  それは、共に住んでいた時よりもよそよそしく。
 
  けれど一度だけ、生成の奥からその顔へとオリーブを向けた。]

(43) 2012/01/09(Mon) 23時半頃

【人】 採集人 ブローリン


「終わった後、庭園のベンチへ。」

[弟に渡した見取り図にだけ、黒のペンで付け加えられた走り書き。
  庭園を過ぎて奥にある、屋根のある休憩所が書かれている辺り。
  それをぐるりと囲った円と共に。

一方的な呼び出しの文言は、受け入れられるのかどうか。]

[対談の間は部屋の外で控える積りで足は外に向かうけれど、
去り際頭を下げればまた、視線は一瞬己と似た生成りへと。]

(46) 2012/01/10(Tue) 00時頃

ブローリンは、用を済ませれば、応接間の入り口で控え、扉を開く手伝いを。

2012/01/10(Tue) 00時頃


採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2012/01/10(Tue) 00時頃


――着替えの間――

 はい。

[始めは、名を呼ばれて、それに対する返事。]

      ―― はい。

[二度目は、心の暗がりを肯定する、重い、重い返事。
 "王女"の父と母は国王と女王でしかなく。
 栄えたこの国の"国民"の、ひとりとひとりではない。
 "王女"の見るべきが"国民"だとしても、その愛を注がれるのは特定の誰かであってはならない。

 ミッシェルの静かな深い声に、もう何年も、何年も昔の、縋り泣く姿が重なった。
 この、まだ本当は二十に満たぬ子の、何度数えてもただの四つしか歳の離れない子の小さな儚い背を、その度に宥めすかすしか出来なかった、力ない自分を思い出す。]


 はい。はい。

[三度目は、ひとりごと、を受け入れた。
 四度目は、忘れてください、を聞き入れた。

 だから、あとは何も言わなかった。
 言う必要はなかった。ひとりごとは、聞こえてなどいないのだ。
 このただの十九歳の少女の、か細い呟きは耳には届かないのだ。]


 ――勿体無いお言葉です、私の、私だけのミッシェル様。

[瞳を伏せたまま、笑う。
 愛おしいと抱き寄せることはしない。そんな事は、出来ない。

 こんな汚れた身体では、彼女を汚してしまうから。]


採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2012/01/10(Tue) 00時頃


【人】 採集人 ブローリン

[弟の居る事、主に話した事はあったろうか。
伝えていたとしてきっと、差し支えないだろう話と、
「可愛い弟ですよ」などと、当たり障りのない言葉だろうけれど。
ただその話する際は、ごく僅か表情和いだのだろう。]

ーー……リリィ?

[庭師の元から逃げ出した「彼女」は、
駆けて応接間に続く廊下からみえる外にまで来ていたか。
それとも、元々庭園とは近かったか。

僅か聞こえた鳴き声に、足は其方に向けられる。
予定よりも少ない参加人数、その手には余った見取り図を持って。]

(54) 2012/01/10(Tue) 00時半頃

採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2012/01/10(Tue) 00時半頃


[シメオンの出自は、知っている。
初めてあったとき、彼はどこまで使用人としての教育を受けていたか。
たとえ所作ができていても、噂話は耳に入ってくるもので。

己も、今は王女ではあるが、元は一般庶民だ。
木に登ったこともあるようなおてんばで、しとやかさとは縁がなかった少女からすれば、生粋の完璧な世話役がつくよりも、随分と気楽でありがたくさえあった。
だから、彼が自分を、汚れたなどと卑下しているなんて、知らなかった。

過ぎると言われるやもしれぬほど頼りにしていた彼の賛辞は、いつも、胸の奥を暖めてくれて。]


 あなたがいなければ、今の私はありませんでした。
 これからも、よろしく頼みます、ね。

[信頼と親愛を込めて。
彼のいない城での生活など、考えられない。

姉や母を、あまり待たせる訳にもいかない。
最後の弱音を流してしまえば、行きましょうか、と促した。]


【人】 採集人 ブローリン

[リスザルは、天気の悪さに部屋より近い主人の気配に向かったのだろう。
そう予測つければ、肩に乗るのをそのまま受けいれ。
追って現れた庭師に、何かいう前に矢継ぎ早に告げられる事に、
生成りの奥、一度瞬いて。]

静かに。来客中です。

[しい、と、人差し指を口元当てて。
さて、庭師のようだけれど、見慣れぬ姿。
直接に合っていれば、リスザルの事など話した事はあるはずで。
これまでは、対面できちんと話をした事はなかったろうか。]

……リリィが何か、悪さをしましたか?

[猿の飼い主、皆知ったものと自由にさせたのは迂闊であったか。
肩のリスザル、頬寄せてくるのを撫でながら、
わずかに首傾げ問いかけた。
名を呼ぶのと慣れた様子に、飼い主が誰かは知れようか。]

(65) 2012/01/10(Tue) 01時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[シメオンからの視線を感じれば、一度ちらりと其方へ顔向け。
鳩が豆鉄砲でも食らったような。
そんな形容詞そのままの顔で見られれば、
口元には苦笑浮かべて。]

私の、相棒ですよ。
シルヴァーナ様にも許可を頂いております。

[リスザルは、またするりと肩の上から降り、庭師の足元かけよる。
小さな手で、きゅ、とそのズボンの裾を掴み見上げるのはまるで、
大丈夫だとでも励ますような仕草。]

……どうやら、とてもお世話になっているようですね。
ありがとうございます、ご挨拶もせずにいてすみません。

ああ、あまりそう、恐縮せずに。
私も一介の使用人ですよ。

[リスザルの、慣れたような、
好感抱いた相手にするような様子にそう告げて。]

(73) 2012/01/10(Tue) 02時半頃

採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2012/01/10(Tue) 04時半頃


[あの儚い少女の呟きは聞こえていなかったから、今から起きることはみんな自分のただのエゴだ。
 盗人の最後の悪あがきだ。
 静かに伏せた目の向こう、扉の奥を思う。

 この国はどうかしている。
 男を王女と着飾るのもそうだが、ただの庶民の子に責を押し付け、体裁を取り繕おうとしている。
 きっと本当の王女が存命であったなら、いや、自分が王女つきの世話係などにならなければ、自分もまだ己の身が可愛いままでいられたのだろう。

 だけれど、知ってしまった。
 知らなくていいことを、きっと知ってしまった。
 涙を、痛い想いを、本心を。]


[これから起こることはエゴだ。
 何が起きても彼女の味方でありたいという、世話係としてのエゴイズムだ。
 姫を救い出す騎士になんてなれなくていい。
 これが自分の人生のピリオドでいい。

 きっともうすぐだ。]


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