277 【突歓RP】“Ha-Ru”から“Na-Tu”に航る村
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――コックピット――
[結局映画はみずに休憩を取ってから、職場へ戻る。 特に異常なしとの報告をしてくれたのはシルクか他か。 これだけ技術が発展しても、最後に要になるのは人間だ。]
オーケイ、計算終了。侵入角度確認。 人工重力オフ、安全宙域離脱開始。 メイン動力2機可動中、70%で異常なし。 こちらSiKi-112、cleard to land on。
[寄港先に連絡しながらいつもの通りパネルを弄る。 すぐに着陸の許可が下り、船は吸い込まれるように港へついた。 揺れはほんの一瞬で、視界は雨に包まれ濡れていく。]
船体固定確認。メイン動力20%へ。 SiKi-112、Bai-U到着。
[気圧差や船体破損がないかは副操縦士が調べていく。 問題がなければ速やかにアナウンスが流れ、扉が開いた。*]
(13) 2018/06/13(Wed) 16時半頃
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――→衛星"Bai-U"――
[残る処理はやっぱり同僚に押し付けた。 奴が"Ha-Ru"で遊びほうけていた間、ずっと船内に残っていたのは男の方だったのだからコレが平等というものだ。 固形食料ばっかりのシルクをコックピットから連れ出す(>>0:47)ぐらい、面倒見の良いやつであるからきっと任務は完遂してくれる。
出がけにシルクがいれば船外に出るかは訊ねた。 残るようなら、限定のゼリー飲料が欲しいか聞いてみる。 水が豊富な衛星だけあって、その手の商品も売りなのだ。]
は〜……しっかし、俺には堪える場所だなこれ。
[ざあざあ降りしきる雨を降らせる空を見上げる。 機械と生身の接続部がきしり傷むのは、雨のせいなのかただの疲れなのか、それとも耐久年数なのか。
教えられた技術者がいるのは、大きなショッピングモールのはずれだったから、ついでに買い物でもするかと思いながら気ままにそちらへ足を向けた。**]
(14) 2018/06/13(Wed) 17時頃
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[さすが観光星、雨の星でも環境は整備されている。 モナリザから傘を受け取って、ぶらり歩いていく。
街角映像装置から映し出された、視界の横を流れていく鮮やかな色は、しゃれたボディパーツを扱っている店の広告だ。 実用性一辺倒の男は購入したことはないが、機会があれば。 いや、メンテナンス代が経費で落ちきらず難しいか……。 そんなことを考えくるくる傘の柄を回す。
施設街に入れば傘を畳んだ。 観光客と思われる人の中、ちらり見覚えのある色の淡い姿(>>20)が見えた気がしたが、現在は完全にオフで乗務員とわかる格好も名札もつけていないし、困っている様子もないのでそのまま歩いていく。]
(41) 2018/06/13(Wed) 21時半頃
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――施設街――
[訪れる人々に欲されるであろうものが揃う中。 目的地へ向かって歩く途中、バーガーの香りが漂ってくる。 宇宙1美味い! がキャッチコピーの大手チェーンの前で足を止め、珍しく食べ物の袋を抱えてご機嫌だったシルクの顔(>>38)を思い出した。
苦い顔で胃もたれしたと話していたけれど。 あのシルクがおいしそうで食べる気になった、なんて。 ずいぶんと魔法のかかったハンバーガーだったらしい。
ゼリー飲料よりは食べ物らしいものを欲するだろうか。 そう考えつつ、土産も差し入れも買うのは帰り道でいい。 まずは用事を済ませよう。*]
(42) 2018/06/13(Wed) 21時半頃
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――技術者の店――
[訪れた男を技術者は無表情で迎える。 ぶっきらぼうでも腕が確かならば問題ない。]
確認して欲しいのは眼なんだよ。 雫石? いやいやアイパーツじゃなくて。
[耳の後ろに触れれば左目が赤く光ってから、そのまま人工皮膚のコーティングが外れる。 中にあったのは腕と同じく黒く光る金属のパーツたち。 左顔面も機械化しているので、ドライアイとは無縁である。]
一般使用には問題ないんだろうけどなぁ。 職業柄、しっかり見えないと困るもんでさ。
[身分証明を見せれば技術者は納得したらしい。 そこに座れと言われるがままに腰を下ろした。]
(62) 2018/06/13(Wed) 23時半頃
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しかし何でこんな水っぽいとこで商売してんだ。 へえ……確かに、綺麗な水は加工に必須か。
[大量の水、豊富なエネルギーに希少な素材。 それに加えて耐久性のテストも容易い。 意外と熱心に説明をしつつ、技術者は眼のパーツを弄りだす。
わずかに感覚を感じながら、左目の視力はオフとした。 弄られるのはもう慣れたものだ。 男の左半身がぶっ飛ばされたのは10年以上前の辺境の衛星である"Na-Dar-E"でのテロ事件なので、もう詳細は忘れている人も多いかもしれない。
脳と肺の半分と心臓が無事だったので男は生きている。 即死しなかったのは特殊ユニフォームのおかげだろうし。 その後この状態にまで戻れたのは治療のおかげである。 現在医学の進歩はすげえなってのが正直な感想だ。
当時は警察に所属していたので、労災ということで入院費はもちろんのこと、サイボーグ化の費用が全額降りたのはとても助かった。 男が自腹を切ったのは腸の生体パーツぐらいである。 食の楽しみは重要だ。]
(63) 2018/06/13(Wed) 23時半頃
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[そんなことを思い出していれば眼の調整は終わった。 見え方と、赤外線と紫外線感知力を再調整すれば完了だ。]
お〜、すげぇな良くなった。 助かった助かった。また機会があったら頼むな。
[請求書は職場宛にしてもらって、技術者に礼を言う。 金額は容赦ないが、経費でいけるので痛くはない。]
そういや、最近の新商品とかあるか? 今月限定の月代わりの菓子? なるほど。
[この店を出て最初の菓子屋に月代わりの品があるらしい。 それなら何度もこの星にきている同僚達も初めてかもしれない。 手みやげはそれにしようかと思いながら、技術者に挨拶をして店を出て、男は大通りへと戻っていった。**]
(64) 2018/06/13(Wed) 23時半頃
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――回想:ここまでの道のり――
["Ha-Ru"を発ってからのシルクには驚かされる。 何かきっかけがあったのか、ただの気まぐれなのか、好奇心を持ち出したのか男にはわからないが、いつもと違うことをしてみようというなら、手助けぐらいはしてやりたい。
そんなわけで、ついでだからと引き受けた道案内。 雨具をかぶったシルクが(>>72)追いついたら、容赦なくその体に降り注ぐ雨が跳ねるのに眼を細めて、気持ち傘をそちらへ傾けた。 男の半分は濡れたって風邪とは無縁な体である。
雨粒が傘を打つ音を聞きながらゆったり歩きつつ。 珍しく外出する気になったシルクの横顔を伺う。
色がついていた記憶のない爪を塗る気になったきっかけを男は知らないから、どういう風の吹き回しだと聞く前に爪を撫でて微笑む様子を見たので(>>74)、野暮な探りは入れないことにして。 おしゃべりな男にしては珍しく、道中は静かに歩く。]
(82) 2018/06/14(Thu) 18時頃
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[ボディパーツの広告に気を取られていれば、同行人が口を開く。 目の前を流れていった鮮やかな色から、対照的に色の薄いシルクへ視線をうつし、もう一度広告のほうを見やった。]
迷うが、青緑かねえ。 カッコいいがなかなか手が出るもんじゃないわな。
[まさか鳥を連想されているとは思うはずもなく。 私服でも寒色系が多い男はそう答える。 その色を当てはめて南国色の鳥の名前を相手がうっかりに口に出したとしても、それはそれで愉快で笑っただろう。]
(83) 2018/06/14(Thu) 18時頃
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[施設街は予想していたより賑わっている。 それこそ小柄な人は埋もれてしまうぐらいにだ。 ここまで一緒に歩いて来た同僚は、幾分顔色が悪いようだったが、調子を訊ねるも近くだから平気と返される。]
そういうこっちゃないんだが……。まあいいか。
[店内はここほど込み合ってはいないだろう。 そう判断して別れようとすれば、目の前の相手から出たのかって二重の意味で驚く声がして、気がつけば去っていく小さな背中があった。(>>77)]
……ふ、ははは。 どうしたんだあいつ。
[まさかこれしきで礼を言われるとは思っていなかったし。 それを言うシルクが声を裏がえすのも意外だった。 しばらく肩を揺らして笑ってから、ふと接続部がもう痛まないことに気がついて、ちょっぴり機嫌良く施設街の奥へと入っていった。]
(84) 2018/06/14(Thu) 18時頃
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――現在:施設街――
[寄港している船はSiki-112だけではないから、施設街は観光客で賑わっている。 小柄な同僚は無事に店に着けただろうかとぐるり見回してみたが、肝心の店の位置を知っていたわけでもないから、当然というべきか残念ながら、その姿は見えなかった。
後は手土産を買えば用事は完了だ。 楽しそうに道行く人々の合間を縫って歩きつつ、時計を見ればまだまだ時間に余裕はある。 以前も来た喫茶店に寄るかと、少しだけ、方向修正。**]
(85) 2018/06/14(Thu) 18時頃
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――施設街:菓子屋――
[技術者に教えられた菓子屋とやらはすぐ近くだった。 行きには気がつかなかったが、喫茶店へ方向修正する前に見つかったのだしと店の中に入る。
店内に飾られている菓子はどれも色鮮やかだ。 勧められた限定品はどれかと聞けば、カップに入った白いゼリーが示される。 何層かになっていて、中央に赤いソースがかかっていた。]
じゃあこのむ…むーくげ? ってやつの6個入りと。 他にお勧めはあります?
[そう言えば店員は青や紫が何層にもなった菓子を一切れ差し出す。 試食をしていいらしい。 口にすれば、つるりとしたゼリーとは異なる食感と、甘過ぎない甘みと豆の甘さが一緒になって喉を滑っていく。]
(97) 2018/06/14(Thu) 22時頃
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良いですねこれ。もらおうかな。 この店で人気なのは他に何があります?
[店員と会話を楽しんでいれば、少し離れたショーケース前で何かを注文していた色鮮やかな客が誘導ロボットに連れられて店の奥のほうへと入っていった。(>>93)
訊ねてみれば、奥はカフェが併設されているらしい。 売りは雨宿りが楽しめることだと説明された。 雨宿りを楽しむ、が想像しにくく男は怪訝な顔をする。]
あえて濡れそうなのを楽しむって? そりゃまた変わったカフェだな。
[興味を持って、購入した商品にコーヒーと、おすすめだというレアチーズムースをベースに夜空を再現しているらしいYo-Gashiをつけてもらって、誘導ロボットに案内されながらカフェへと入っていく。]
(98) 2018/06/14(Thu) 22時頃
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[雨が降っている時は音が少なくなる。 水が跳ねる音だけが響く静かな空間。 人の気配は隠されていて、上手くできていた。
せっかくなので、男は半屋外を希望した。 誘導ロボットがいくつか選択肢を示したので、花に覆われている場所を希望する。
生憎と似たような色で紫陽花ではないということがわかる程度の知識しかなく、それが藤棚だとは知らぬまま、奥へ入っていけば周囲を覆う花の美しさと漂う香りに圧倒される。 こんな隠れたスポットがあったのかと眼を丸くしていれば、既に先客が菓子に手をつけているところだった。(>>94)]
こりゃあすごい……。 すまないが、俺も一席いいかな。
[先客から了承が得られればロボットが新しい椅子をセットしてくれる。 狭ければついでにテーブルも。]
(99) 2018/06/14(Thu) 22時頃
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[雨は平気かと訊ねられて(>>103)頷いて椅子に腰掛けた。 男の半身は防水その他に関しては万全である。
ここに入って来た時は周囲の光景に圧倒されていたが、その景色の中央にいた色鮮やかな先客には見覚えがあった。 記憶をしばらく漁り、その手の特集で見たと思い出す。 名前までは覚えていないがこの容貌は特徴的だ。]
何度も"Bai-U"には来てるがここは知らなかったな。 よく来るのかい。
[男の分のコーヒーと菓子を置いていった誘導ロボットに礼を言い。 当たり障りのない会話を彼女へ振りつつ、菓子を口に運ぶ。]
俺の名前はアンタレス。 この衛星は仕事で立ち寄っただけなんだが。 こういう発見があるから楽しいんだよな。 ん……! 美味いなこれ。何だっけ。
[店員に名前は教えられたがおしゃれすぎて覚えていない。 見た目から銀河のようだと思ったが、返り際に確かめよう。]
(104) 2018/06/14(Thu) 22時半頃
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[ベースがチーズムースでベリーソースが加わっているので、甘すぎず食べやすい。 見た目にも美しい男の食べている商品とは違い、キャンディが食べているものはシンプルすぎるほどシンプルで、特に菓子に詳しくない男にとっては味の想像がつき難い。]
そっちはなんだ? 美味いかい。
[どんなものなのかという興味だけだったのだが。 食べたがっていると思われたのか、どうぞと勧められたので遠慮なく一口食べた。 レモンとミントの味でこちらもさっぱり頂ける。]
おっ、美味いねえ。紅茶のほうが合いそうな味だ。 試食したのも美味かったし、いい店だな。
[男の食べているケーキの名前が長い(>>110)、という点については笑いながら同意した。 銀河みたいだからそう呼ぼう、と提案すれば彼女は何と返したか。]
(116) 2018/06/15(Fri) 00時頃
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[ケーキを食べ進めながら、"Bai-U"の名物や観光地についても話す。 雨の逆さ滝は、多少の運が必要だが豪快な絶景だ。]
しばらく滞在して暇なら行くと良い。 俺は明日の早朝出発だし今回はナシだな。 寄港中の船の船員だから。"SiKi宇宙旅行"は知ってるか?
[身分を明かせばキャンディは同じ船と気がついたか。 同じ船だと言われれば、なんだと肩をすくめた。]
じゃあまた船で会えるな。 当船は予定通りの運行を目指しておりますので、 乗り遅れないでくださいねお客様。
[とってつけたようにそこだけ敬語で言ってにやり笑う。 立ち上がれば、どこにいたのかロボットが出て来て皿とカップを回収していった。 去る前に振り返ってこれだけ一言。]
(117) 2018/06/15(Fri) 00時頃
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