人狼議事


52 薔薇恋獄

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『恋に破れた、とッても可哀想で、愛おしいヒトたち』

『恋を失うのは とても苦しいわ とても悲しいわ』

『あなたたちの 涙は わたしが 受け止めてアゲル』

『この 降り注ぐ わたしの 涙の 雨 のナカで』

『ワたし と いッしょ に ねむ リ ましョウ?』


― IF魔法少女になっちゃったvre ―

[ドドドっと地鳴りの音がした。
反射的に蘭香の身を抱き寄せ、身を丸めた。
右へ左へ、上へ下へ――もみくちゃにされながら、
それでも必死で抱きとめた時間は永遠にも思えたけれど、
きっと実際の時はそれほどでもないのだろう。]

 蘭香、蘭香!しっかりしろっ。

[気がつけば暗闇。おそらく土砂の中なのだと思う。
痛みにあまり身じろぎできない中、腕の中の幼馴染に声かける。
じゃりっと口の中に土の味。
冷えて行く相手の体温。

               ――……覚える絶望。]


[と、闇の中に仄暗い光を見た。
光という、言葉は間違っているかもしれない。
闇より尚、黒い故に光って見える存在。
黒光りする鎌、黒いから見えるかんばせは、しゃれこうべ。]

 死神……―――?

[タロットカードに描かれるそのままの姿。
呟けば死神が此方を振り返り、にたりと笑った。]

 え?

[そして、持ちかけられる契約。
――……迷いはなかった、腕の中の命が助かるというのならば。
契約を結べば、死神は満足気に姿を消した。
それと共に見える、淡い光。がむしゃらになって、片腕で蘭香を抱き止め、片手を伸ばした。
嗚呼、それはきっと、彼(楓馬)なのだと思う。
指先が触れる、嗚呼、彼の顔が見えると思ったその瞬間。

                  ――……全ての光を失った。]


[死神との契約。
生と死を渡る紫の両目が、蘭香の命を救う対価。
そのことを誰にもいうことはないけれど。

命を救う対価としては、安いと思えども。
あの一瞬、見えそうで見えなかった記憶が妙に切なく思える。

その感情もまた、対価なのかもしれないけれど。
最後に脳裏に焼きついた彼の表情は泣き顔だから。

だから、目覚めたら事あるごとに確かめてしまうのだろう。
指先が、楓馬の頬に触れる。蘭香の頬にも。
今日もちゃんと、笑っている、か……と*]


【人】 本屋 ベネット

―― その後 ――

[そのとき何が起きたのか。それは敢えて語らない]

[織部寧人の遺骸が発見されたのは、捜索が始まってかなり時間が経ってからだった。損傷も酷く、土砂に覆われ、身につけていた遺品も少なかった]

[変わり果てた、という言葉にふさわしい]

[身元確認に駆けつけた家族は、3人。
 寧人と良く似た両親と、華奢に和をかけた、けれどくるくると大きく表情の変わる中学生]

[遺体が発見されたとき、こんなものはお兄ちゃんではないと母が言った。遺体の胸ポケットから、煙草とライターが見つかったと聞いて父も同意した。歯医者にかかったこともなかったので、歯形から身元照会も不可能だった]

[――ただ、奇跡的に遺体のごく近くに埋まっていた、なぜかビニル袋に何重も包まれた携帯電話を弟が確認して、身元が確定された]

[浸水はしていなかったが、衝撃でほぼ壊れていたそれ。
 それは家族に返された後、一度だけ電源が点いて、沈黙した]

[―― ショーの全ては、それでお終い**]

(20) khaldun 2011/05/25(Wed) 22時頃

【人】 本屋 ベネット

―― if ――

[ねぇどうしてお母さん帰って来ないの。
 ――お前がお兄さんになるからだよ]

[ねぇどうしてまだお母さん帰って来ないの。
 ――赤ちゃんが病気と戦ってるからだよ]

[ねぇどうして赤ちゃんお見舞いに行けないの。
 ――赤ちゃんをバイキンから守るからだよ]

[ねぇどうしてテレビがなくなっちゃったの。
 どうして幼稚園を変わらないといけないの。
 ――赤ちゃんのお薬を買うためだよ]

[ねぇどうしてお父さんもお母さんもいつもいないの。
 ――弟が、いつも全力で頑張ってるからだよ]

[ねぇ運動会に来るって約束どうなったの。
 ――弟が熱を出しちゃったんだ。我慢してくれるね]

(23) khaldun 2011/05/25(Wed) 22時半頃

【人】 本屋 ベネット


[ねぇどうして僕はいつも我慢なの。弟はずるいよ。
 ――寧人は立派なお兄ちゃんだろう。
    あの子は寧人みたいに元気に外で遊べないんだ。
 でも、僕も外で遊んだことないよ。いつもお留守番
  ――寧人はいい子だからね]

[ねえどうして手術が終わったのに帰って来ないの。
 ――また再発したら困るだろう。身体はお前より弱いんだ]

[ねえどうして俺がしゃべれなくなっても気づかなかったの。
 ねえどうして俺と話をしないの。ねぇどうして
 ――しょうがないね、あいつが泣くから。
   しょうがないね、あいつが可愛いから。好きだから]

[しょうがないね。でも、我慢すれば触ってもらえる。
 我侭言っても置いていかれるばかり。
 それなら、後で少しでも触ってもらったほうがいいからね。
 頬に感じる手の暖かさ。あの一瞬だけが、愛情だ]

(24) khaldun 2011/05/25(Wed) 22時半頃

【人】 本屋 ベネット

―― if ――

[それは、きっと何もなかった合宿。
 夕食後、道さんがお風呂に行ってる間]

…………約束。

[手をわきわきさせて、ちょっと目を輝かせて最上のところに寄ってった。寸前で、ちょっと動きを止めて考える]

[おもむろに正座した。三つ指ついて、頭を下げる]

………ふつつかもののマッサージ師ですが。

お手を、拝借?

(25) khaldun 2011/05/25(Wed) 22時半頃

【人】 本屋 ベネット

―― if ――

んー………自己流?
家族、以外には、やったことないから、分からん。

[とりあえず、いざっていざって最上の正面。正座した膝が、ちょっと彼の膝に触れるくらいの距離。わくわくしているのを隠さず最上の右腕取った]

………力、抜いてね。痛かったら、すぐ、言う。

[丁寧にカーディガンの袖まくる。とりあえず、肘の下から先をマッサージするのが好き。病床の弟に見舞いにいけたとき、よくやっていたそれ]

[自分は言葉が上手くない。だから、黙ってこうして触っている方が、言葉を100喋るよりもずっとずっと何かが伝わる気がしてた]

[膝の上、彼の掌乗せて、左手で支えた。
 右手は形を確かめるみたいに、彼の腕をゆっくりなぞってく。
 親指にだけかすかに力を込めて、後の指は添えて遊ぶ。
 すっと筋肉の筋に沿わせるように]

[そんな風にはじまった]

(32) khaldun 2011/05/25(Wed) 23時頃

【人】 本屋 ベネット

―― if ――

………最上。太いね。いいな。力、入れても折れなさそう。

[腕だけを見ると、自分もそう変わりはしない。
 比較対象は弟だったから。目を細めた。
 ぐ、ぐっと、力を入れて、まずは下腕を揉んで行く。
 大丈夫、と言われていても時折上目で彼の表情確認する]

………………。

[ひとしきり満足したら、次は掌。
 彼の親指と小指の股に自分の親指出して、ぐ、ぐっと揉んで行く。
 時折、親指の腹で彼の掌や指を遊ぶように軽くなぞったり。彼の指を、親指と人差し指でぐっと扱き上げたり]

[相手の体温に触れているうちに、理性はじんわり溶けていく。
 別に何をする気でもないが、自分の体温がゆっくり上がり、時折、小指が色めいたように遊ぶ。彼の指の股をくすぐったり]

[悪戯じみた表情で、彼の顔を見上げてくすりと笑った]

(38) khaldun 2011/05/25(Wed) 23時半頃

【人】 本屋 ベネット

―― if ――

[気持ちよさそうな反応見れば、満足げに頷いた。
 掌で誰かを触るのは、自分だって気持ち良い。
 遠くの部屋で人の声がして、逆に静かだと思う]

………これ、好き?
最上も、指、使う。

[彼が声を出した指。
 力を込めすぎないよう、ゆっくり、何度か繰り返してた。
 小指でくすぐったとき、手が引かれかけた。
 喉の奥を振るわせた。見上げた先に、湿された彼の唇]

……………。

[見上げる瞳の奥。じわりと何かの火が灯る。
 彼の手の爪の中央や、親指の付け根を押す一般的なマッサージ。
 それの合間に、彼の手をそっと持ち上げた]

(44) khaldun 2011/05/26(Thu) 00時頃

【人】 本屋 ベネット

[掌の中央に、そっと唇落とす。軽くはんだ。
 昔、えろい人が言いました。
 掌のキスは懇願のキス]

[―――気づけよ。
 この、こみあげるような想いに]

[―――いや、気づかないでくれ。頼むから、このままこうして]

[どちらの意味で落としたものか。自分だって分からない]

…………。はい、おしまい。

[掌を吐息で撫でるみたいに、掠れた声を落とした。
 ちょっと怖くて、目は合わない]

(45) khaldun 2011/05/26(Thu) 00時頃

【人】 本屋 ベネット

―― if ――

[ちょっと俯いた頭に、最上の手を感じた。
 触れてもらえることに安堵する。髪が揺らされれば見えるだろう。
 赤く染まった頬と耳]

……………うん。

[とりあえず、そう返事をして、時間稼ぎに頷いた。
 いや、さすがに気がつかれたのだろう]

[呼吸を整えて、ゆっくり顔を上げる。
 彼の目を見た。隠す気も、伝える気も、別になかった。
 ただ、ちょっと調子に乗ってしまった]

[彼の反応を見る。
 あまり快くなさそうなら、冗談だとごまかすつもりで]

(47) khaldun 2011/05/26(Thu) 00時半頃

【人】 本屋 ベネット

―― if ――

[マッサージしていたから、正座のままの姿勢。
 彼のちょうど向かい側]

…………………っ!

[最上の表情はとても真面目で。だから、肩に力が入ってた。
 ごめんなさいと言われるとばかり思ってた。
 だから、その言葉を聴いたとき、しばらく目をぱちくりさせて]

[ちょっとタイムラグがあった後、一気に表情輝いた。
 心臓がドキドキ高鳴って、頬も耳も、とても熱い。
 それなのに口元ばかり緩むので、片手でゆるく隠した]

………ほんと、に?
ありがとう。あ。ぁー、う。うわ、嬉しい。

(53) khaldun 2011/05/26(Thu) 00時半頃

【人】 本屋 ベネット

[俺も好き、とか、そう言葉で返したほうがいいのかもしれない。
 だけど、ぴったりする言葉を捜すのは難しい。
 この思いを、言葉で変質させたくなかった]

[もう一回、そろそろと手を伸ばす。
 最上の手に触れて、ぎゅっと握った。離す。
 にこにこ笑顔が止まらない]

[冗談にする気はない。ちょっと真面目に少し下がった。
 両手をたたみにつく]

………ふつつかものですが。
それで、良ければ。よろしくお願い、します。

(54) khaldun 2011/05/26(Thu) 00時半頃

【人】 本屋 ベネット

―― if ――

[最上の頬も赤くなる。おそろいだ。
 そんな風に思う自分は終わってる。思った皮肉屋を打ち消した]

――ありがとう。

………ん。ごめん。俺、半分幽霊、だったし。
ゲームも、あまりしてなかったから。

[合宿に参加したのは、受験前の最後の区切りとしてだった。
 最上が足を正してた。
 顔を上げて、そのお互いかしこまった感じにくつくつ笑った]

………はは。本気で、最上、嫁みたい。

[笑いながら……そのままいざる。
 正面ではなく、彼の横に移動し、足を伸ばした。くつろぐ友人であったときならば絶対にそこまで近づかなかった距離。腕と腕、足と足が触れる距離]

………良かった。俺、男で。最上も、男で。

(62) khaldun 2011/05/26(Thu) 01時頃

【人】 本屋 ベネット

気持ち悪いって思われるかな、って思ってたから。

俺のせいで、他の人に、変な風に思われたら、ごめんね。

[ちらりと横を見上げて、首を傾げてた**]

(63) khaldun 2011/05/26(Thu) 01時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

khaldun 2011/05/26(Thu) 01時半頃


『置いてなんて行かないよ』

『一緒に行こう』

きっと。それが、あの人の望んでいた言葉だろう

『大事な人』は自分じゃないから

言ってはいけないと思った


紡ぐのは逆の言葉。もしかしたら、とても残酷な真実を


結局、『置いて』いなくなった

選ばれなかった

届かなかった


もっと違う言葉をかけていれば

励まし? 慰め??

そんなものこそ、『要らない』


けれども。

ここに『居る』のは、あの人が想ったから。
想いが届いたから。
選んだから。

―…なのでは?


せめて、笑顔…で

逝ってくれただろうか


『ごめん』の代わりに、願う


次は、もっともっと幸せに生きて


【人】 本屋 ベネット

―― if ――

[彼の挙動不審にはあまり気がつかない。
 自分の頬も熱いけど、それより何よりこうして体のどこか一部が触れ合っていればわりと満足で。熱すらも、結構楽しんでいた]

………いろいろ? いいよ。全部、やろう。
うん。貰うよ。貰って良いなら、もらう。

[こくこくと何度も頷いた。
 もらえる言葉が、さっきから嬉しい。
 選んでもらった。俺のになってくれるんだって。
 他の誰かに遠慮するわけでもなく、ただ純粋に]

――でも、ご両親、とか。

[彼がもうすでに男の人も、とかは知らない。
 かといって、ただ身を引く気にはならないのだが。
 肩に手を感じた。引き寄せられる。
 彼の意図を感じて、自然に目が閉じた]

(70) khaldun 2011/05/26(Thu) 06時頃

【人】 本屋 ベネット

………… み

[触れる直前まで、小さく吐息みたいに唇動かし、名を呼んだ。
 産まれて初めてのキス。緊張で少し唇震えているのが分かるだろうか。唇で相手の体温感じる。引き寄せられたときに彼の肩に触れた手。指先が彼がそこにいることを確かめるように、腕をたどって滑り落ちた]

[まだこちらは練習したことがなかったから。
 技巧も何も知らず、ただ、触れている場所を感じてた**]

(71) khaldun 2011/05/26(Thu) 06時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

khaldun 2011/05/26(Thu) 06時頃


ベネットは、目を逸らした。

khaldun 2011/05/26(Thu) 19時半頃


【人】 本屋 ベネット

―― if ――

………いいよ。いくらでも。

[短い、唇を触れ合わせるキス。離れ際に、舐められた。
 それが終われば、ちょっと残念そうに指先が彼のカーディガンに絡む。彼の舌の軌跡、なぞるようにちろりと舌を覗かせた]

…………もがみ

[大体、初級の感じは分かった。小さな声で名前を呼ぶ。
 再び引き寄せられて、笑んだ。
 薄く唇開いて、迎える。彼の下唇をついばむように]

[彼の手が、自分の身体に触れる。
 背、腰、首筋。体温を感じるたび、胸の鼓動が強くなる。
 幸せすぎて、死にそうで。
 だから、彼の身体に自分から触れる指はどこかまだ遠慮がち。最上が身を離そうと思えば邪魔にはならないだろう力。けれど、臆病な指先が彼の身体を確かめる]

[うなじの生え際、耳後ろ。肩甲骨の裏に、わき腹]

(89) khaldun 2011/05/26(Thu) 19時半頃

【人】 本屋 ベネット

……………。うん。たぶん。

[唇が離れると、ふっと目を細めた。
 何を聞かれたか、実はあまりよく認識できてない。
 そっと手を伸ばして、紅ひくみたいに、今まで触れていた最上の唇を薬指でなぞった]

(90) khaldun 2011/05/26(Thu) 19時半頃

【人】 本屋 ベネット

―― if ――

………うん。俺も。最上にさわるの好き。

[あまり力が入らないのは、相手が手に入っても独占はできると思っていないから。けれど、この瞬間を慈しむみたいに、触れる。引き寄せられて彼の体温を感じられる面積が増えると、安心したようにそこから力が抜けていく]

[最上の身体に触れていると、彼の体の反応が分かる。
 震えたところは忘れない。何度も、不規則に、丹念に、なぞる]

……………?
      ――ぁ

[唇に触れた指。手に捉えられて、口付けられた。
 指先に電気が走るみたいな刺激。ぴくりと指が跳ねるが、けして抵抗はしない。こくりと唾を飲み込んだ。指が最上の口に含まれ、舌に触れる。自分が主体の行為でないから、あまり酷くは暴れさせない。ただ、彼の動きの合間、かすかに舌先や口内を指先がかすめた]

…………帰ったら、俺、さくらんぼ、買うわ。
俺も、練習したい。

[昔の偉い人はいいました。
 キスの上手い人は、舌でさくらんぼの軸が結べるんだと]

(96) khaldun 2011/05/26(Thu) 21時半頃

【人】 本屋 ベネット

―― if/生存敗北 ――

[病院を出た。
 白衣の下に来ていたカジュアルなシャツ。胸ポケットから携帯電話を取り出した]

[仕事が終わって、軽快な足取り。表情に浮かぶ楽しげな色。
 電源を入れると、来ていたメール。――2人だけの、内緒の合図]

…………もしもし?

[こちらからメールは送らない。コンタクトは電話だけ]

……あぁ、気にしないで。
クリスマス、病院でささやかなパーティもどきをする予定だったし。埋め合わせ、も、いらない。

――暇になってからで、いいよ。

そんなことより、可愛い可愛い娘さんにプレゼントは買ったの。
………あー、それ、多分この時期、なかなか買えないよ。
すごい人気みたい。早めに予約、しとかないと。

(100) khaldun 2011/05/26(Thu) 22時頃

【人】 本屋 ベネット


[歩きながら話す。逢瀬がキャンセルされた電話でも、声が聞こえるだけで嬉しい。電話をしたいと、隠語のメールを見るだけで嬉しい]

[周囲には沢山の人がいて。
 それでも自分を選んでくれる人が一人いる奇跡。
 相手には、自分より優先すべきひとがいることくらい何だろう]

[たまに昔を思い出す。捉えられかけた恋の檻。
 失恋くらいじゃ、死なない。
 毎週末の孤独。世間に胸を張れない想い。緩やかな諦め。
 けれどそれが何だろう。これが自分の生だ]

[――誰にも、わたさない。
 逃げたように見えてとらわれ続ける檻の中、うっすら笑った**]

(102) khaldun 2011/05/26(Thu) 22時頃

【人】 本屋 ベネット

―― if ――

……うん。ごめん。

[もっと強く、と告げられて、ぎゅっと腕に力を込めた。
 だから、もっと近づく体。しがみつくみたいに]

――ぁ、や………

[自分の指に、最上の舌が絡む。
 自分から悪戯することがあっても、口の中では翻弄される。
 時折、そんな風にくぐもった声を出した。
 目元がうっすら潤んでいく]

――えろいのは、もがみ。絶対。

[抗議の声は、低く掠れてる。煽られて、体の内部に火が灯る。
 練習しようと誘われて、まっすぐ彼を見つめると頷いた。
 三度、唇を合わせる。今度は、さっきの最上の舌の動きを思い出し、彼の舌へ、自分の指にやってもらったように]

(111) khaldun 2011/05/26(Thu) 22時半頃

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