258 【突発誰歓】鬼渡し弐
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―???―
いなクなッチャった
[ああ、残念。
悪霊のあつまる場所はなく。ただただ漂う。*]
[そして送られる荷物の中に、国内から贈られるものが一つある。
それはある刻突然に、玄関に添えられる差出人不明のもの。
――――季節外れの曼珠沙華が咲き誇る、小さな鉢。
選ぶかどうかは、彼次第]*
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みんな帰ってきた。一人も欠ける事なく、帰ってきた。 呪われた伝説に終止符が打たれたんだ。
[あれから、明之進君を消防団の人達と協力して大病院まで運んだり、地元の新聞社から取材を受けたりてんやわんや。 あたし達にとっちゃ大きな出来事だったけれども、どうせ半年もすりゃ世間からはすっかり忘れられて。きっとあたし達の体験も、いつかは信憑性の無い都市伝説の1つになってしまうのだろうな。]
さて、あたしも過去とすっぱりオサラバできた事だし、大団円といったところかな?
(13) きたきつね 2016/11/23(Wed) 00時半頃
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[本能が警戒心を生み出すその声に、ぞわりとなって振り返る。 そこには何も無い。せいぜい後ろにいた人が首を傾げるだけ。]
本当に、決まっているさ。そうでなきゃ、困るんだ。
[鬼の声、あたしの声。その声に耳を傾けてはならない。これ以上振り向いてはいけない。]
(15) きたきつね 2016/11/23(Wed) 00時半頃
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[彼岸花(ヒガンバナ)とは――
ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。
別名:曼珠沙華
「口にすれば彼岸(死)しかない」から彼岸花と名付けられたという説がある。
リコリンを摂取すると、悪心、嘔吐、下痢、発汗等々。
大量に摂取すると心停止を起こすこともあり、最悪は死に至る。
全体的にリコリンという毒があるが、特に濃度が高いのは球根であり、
15mgのリコリンが含まれている。
これは1500匹の鼠の致死量に相当すると言われている。
鼠やモグラから田圃を守るために畦に植えられた。
墓地に生えているのも、野犬から土葬された遺体を守るためである。
このリコリンは水でよく洗えば流れるため、救荒食としても用いられた。
しかし、最低でも七回は洗わないとといわれるほど、よく洗わないと毒は残るようだ。]
―回想:彼岸花―
[かか様、どうしてあねさまの方のまんまを多くよそるの?
同い年なのよ? 私も多くしてよ。
かか様は同じによそってるって言うけど嘘。
どう見ても、あねさまの方が多いもの。
貧しいから我慢してって言われるの。
私は我慢してるのよ? 何であねさまは我慢しないの?
私だってもっと食べたいよ。
どうしたら食べられるかな。]
[あねさまがいなくなれば、もっと食べられるかな?]
[曼珠沙華の根っこ、洗わずに食べちゃダメだよって。
“しんじゃう”から食べちゃダメだよってかか様に言われたの。
“しんじゃう”ってなぁに?
って聞いたら、“二度とかか様やとと様やあねさまに会えなくなること”だって。
それって、まんまも食べられなくなる? って聞いたの。
そしたら、二度と食べられないって言われたの。
それなら、あねさまに食べて貰おう。
季節じゃないから見つからないかな。
そう思いながら探していたらみつけたの。
季節はずれの、まっかなお花畑。]
[ねぇねぇあねさま。
私あねさまのために曼珠沙華の根っこ掘ったの。
よくよく洗えば食べられるよ。
(洗わずに食べるとしんじゃうんだって)
いっぱいいっぱい採ってきたの。
(どのぐらいでしんじゃうかわからなかったの)
頑張って掘ってきたの。
(洗うのは、泥を落としただけだけど)
ねぇあねさま。悪いのは咲いてたこのお花なの。
きっと、神様が私のために咲かせてくれたのよ。
食べられない、大嫌いなこの花を。
だから、ね]
クスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクス
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そうさ、うちに帰ればみんな同じ。どんだけ怖い目に遭ったって、後になってみれば良い思い出でしかないんだ。
[拳をぐっと突き出してみる。
大変なのはこれからだ。環境を変えるってのは、それだけ労力がかさむ。 いい年してんだから、やる事はいくらでも。]
よーし、頑張るぞー!
(22) きたきつね 2016/11/23(Wed) 01時頃
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忘れ物、してないかい? どいつも、こいつもさ。
あの時間はぜーんぶ本物だってのに。
[見えなくなったって、消えた訳じゃないのさ。
あんたの隣に居るそいつはどうだい? 何か心に一物持っていないかい?]
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あたしはとうに振り返ってしまったのさ。あんまり楽しすぎたもんだから。
[人として築き上げてきたものが多すぎる。それが彼女が彼女でいられる唯一の理由。 それがもし無くなったら? それは美夜子本人ですら想像がつかない。]
大人ってのは辛いものだよ。あたしがあと30年若かったらねえ。
また
(23) きたきつね 2016/11/23(Wed) 01時頃
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おかしかったな。今でも思い出し笑いしそうだよ。
おもんの姉さんの焦り顔、あの外国人のパニックっぷり、キリヤマの息を切らした様子だなんてほんと腹痛い。
[追ってくる男子共をあざ笑っていたあの日の"みょんこ"がそこにはいた。]
[あのガキンチョの時は失敗したってもんだよ。
いい策だと思ったんだけどねー、あの子が苦しむのと引き替えに鬼を困らしちまえって思ったのだけれど。所詮あの結果たい。
やっぱり最初の作戦通り、同じ方向へ逃げて撒き餌にしてやれば良かったんだ。]
うん、次はそうしよう。決めたっと。
[次が誰かは知らないけどね。くすりと笑う。
あの日の自分には勝てなかった。全勝の女帝みょんこ。なんて手強いのだろうか。]
ちゃんとけじめつけたかったんだけどね。ふふふ・・・・・・
[だから、面白い。いつだってみょんこは最速でなきゃいけない。
妙ちくりんな世間体に捕らわれたあたしが簡単に勝てちゃつまらないんだ。]
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それにしても、あの鬼も不憫なもんだよね。
[他人事、といった風にぽつりと呟く。それは独り言であったか、それとも誰かが耳にしたか。]
幽霊って事は何か未練でもあっただろうにさ。それについちゃなーんにも解決していないんだよね。 鬼は交代でやっていたなら、最初の鬼は一体全体誰なんだい?
だって、誰も鬼になっていた時の事覚えちゃいないんだろう?
[口元が小さく緩んだ。]
(24) きたきつね 2016/11/23(Wed) 01時半頃
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まっ、さすがにもう1回鬼になるのはごめんだけどね。
あたし達にも人生があるんだ。
幽霊の事なんて、知ったこっちゃないんだよ。
[冗談めかして美夜子は笑う。]
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あたしは子供の頃から卑怯な事は十八番なのさ。
[あの時と同じ、底抜けするような笑顔で。]
(25) きたきつね 2016/11/23(Wed) 01時半頃
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ふふふ・・・・・・
(26) きたきつね 2016/11/23(Wed) 01時半頃
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どうしてあたしに誰も興味を示さない? どうして誰もあたしに振り向いてくれない?
[あの時と同じ言葉を呟く。]
だから、好き勝手できちまうのさ。
終わればあたしの負け。あたしは、勝つまで負けないよ。
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曼珠沙華、来年はちゃんと季節通りに咲いてくれるかな。
[美夜子は遠い目をして空を見上げる。
桜を折ったって、夜に足を濡らしたって、土用に土仕事したって、三隣亡に家を建てたって何も起こらなかっただなんて、誰が証明できる?**]
(27) きたきつね 2016/11/23(Wed) 01時半頃
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