人狼議事


224 Cнег дьявол〜凍ったケツ村〜

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アラン! 今日がお前の命日だ!


【人】 教え子 シメオン

 ─昨夜・ジリヤの部屋前─

[盗み聞きなんて意地の悪い真似をしてみせた。
私刑の前、扉越しに伝わった声はそのまま掻き消えそうな程、小さい。

それでも掬い上げた声に左胸が傷んだのは事実だ。
誰に救いを求めているとまでは分からなかったけれど。]

  嘘は、吐きたくなかった。

[恐らくここから自分の声は届くことはないかもしれないが呟けば身を翻す。

たった少しの距離なのに、もう隣に立つことさえ許されないような気がした。]*

(15) 2015/05/29(Fri) 12時頃

【人】 教え子 シメオン

 ─昨夜・酒場─

[誰もが誰かに死を与えるために文字を綴っている。

ポケットに入れたコード。
それ以外の物的証拠は自分ではまだ見つけていなかった。

誰が雪鬼なのか。
判断するにしても情報が少な過ぎる。

結果、状況からしか推測出来なかった。
もっと論理的にそこから思考することも可能だったかもしれない。
でも、やめてしまった。

小馬鹿にしたような笑みと言葉>>2:192を思い出したから。]

(16) 2015/05/29(Fri) 12時頃

【人】 教え子 シメオン


[視界に広がるのは、小太りの男を押さえつける村の男達>192

投票の結果、ヴェスパタインに上げられた名前は三名。

その中に幼馴染がいたことに心底ゾッとした。

だが同時に、尻を焼かれることになる雪鬼候補となった者が見知らぬ男であることに、心底安堵したのだ。

勘違いが生じているかもしれないことなんて…知らずに。]

  確かに、………こんなのは俺の知っているみんなじゃない。

[表情は曇らせて呟く。
あまり大勢で取り押さえても邪魔になるだけだろう。

退路を防ぐ代わりに自分は周囲を見張ると名乗り出た。
ヨアヒムの唱えた共犯説を肯定する訳ではないが、しないよりはマシだろうと。]

(17) 2015/05/29(Fri) 12時頃

【人】 教え子 シメオン


[私刑が執り行われていく。
目を塞ぎたくなるような光景に喉を鳴らす。

肉の焦げた臭い。

これで、明日からはいつも通りの日常が戻って来るだろうか。
そう思っていた矢先にあり得ない光景が広がっていた。]

  な………、そんな、まさか…。

[大衆の前で、隠すこともなく凍っていくケツ。
信じられない事実に叫ぶことも出来ずただ呆然と、呟いた。]

  ………アラン兄が、狙われるかもしれない危険性は誰だって知っていたことだろうに。

[三人の能力者。
その内の一人として名乗り出た人物がアランだった。]

(18) 2015/05/29(Fri) 12時頃

【人】 教え子 シメオン


[他の二人の具体的な役割や、その二人が存在し得るかどうかは分からない。

だが、もし、雪鬼から人を退けることが出来る存在があったのならば。]

  ………外に出せばいいんじゃないか。

[頭を弱々しく振り切る。
自分には何の能力もない。

唯一ある知恵すら録に使わず汚れ役からさえも直接加わらなかったのだ。]

  アラン兄は、何処か空いてる部屋に寝かせてあげたらいいんじゃないか。

[リーの悲痛な様子にかける言葉も見つからない。

だからせめてと分担するなら処刑者の方を運ぶと名乗り出る。
他に良い安置場所を指定されたら従うつもりだ。]**

(19) 2015/05/29(Fri) 12時頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2015/05/29(Fri) 12時半頃


─???・二人目─

[火掻き棒を持ったランタン職人が外へと逃げだす処刑者を追い掛ける。
アランがそれに続くのを見届けて、少女は菫色の瞳を細めた。

すい、と席を立ったのに、誰も気付かない。否、気付くことが出来ないのだ。周囲を見張ると名乗り出た、彼以外には。

  ふふ。
  駄目よ、せんせい。アランさん。
  外に出るのは、ルール違反だわ。

[酷薄な、けれど悲しげな笑い声が落ちる。完全に凍り付いた時間の中を自由に動く少女は、彼らが向かった先へと続く。
時間は、まさに処刑される男が火掻き棒をケツに押し当てられている瞬間で、止まっていた。]


  だから、これはペナルティ。

[吹き荒ぶ豪雪の中でも、少女の吐く息は白く曇ることはない。
ブーツが埋まるほどに積もっている筈の雪の上を軽やかに歩くと、ケツを焼かれるヨアヒムを押さえつけた格好のまま止まっているアランのそばに寄る。

それから、刻み付けるようにその顔を見詰めた。]

  アランさん。
  覚えてる?アランさんがここを出て行く時に、私がお見送りで散々泣いたの。
  すごくね、寂しかった。だから、帰ってきてくれたの、本当に嬉しかったのよ…?

[それだけ呟いて、冷気を纏った少女は男の背後に回る。
凍てついた指先が撫でるように服の上から臀部に触れると、その手を──そのまま肘まで一気に埋め込んだ。

ブチブチと何かが裂ける感触。
何かを握った少女の手が引き抜かれる。淡く光る桃の果実のようなそれが身体から離れると、途端にアランのケツが凍り始める。]


  …ねえ、これでもう何処にも行けないね。アランさん。

[お仕事も、無くなっちゃったし。

ちらりとケツを焼かれて絶命した男に視線を遣り。
それは果たして獣の声か、少女の声か。どこか陶然とした顔で、少女はすこし離れた場所で待つ彼を振り返った。]*


─凍った時の中─

  シメオン。

[さくり、雪を踏む音。
その足跡も、すぐに降り続く雪で見えなくなる。

彼のそばに歩み寄ると、両手に大切に大切に包み込んだ『それ』に、唇を着ける。
疑いと情の合間で見せたアランの涙。その意味はもう、分からない。
彼が粉々に引き裂いた1枚目の用紙には、誰の名前が書かれていたんだろう。

少しだけ歯を立て、味わう。
甘ったるいのに、微かな塩味。これはきっと、アランの涙の味だ。]


  ……食べて。
  おなか、減ってたんでしょ?

[利き手で包んだままの餌を、彼の顔の前に差し出す。
たべて、と唇がもう一度囁いた。]

  ……わたしね、シメオン。

[彼は受け取ってくれただろうか。
視線を落とすのは、顔を見て話せなかった頃の名残かもしれない。]

  (守られるだけのお姫さまなんかになりたいんじゃ、ないの。)

[続かない言葉の代わりに、俯いた頬に一筋だけ、人であった筈の少女の名残が伝って、落ちた。]**


  ─???・二人目─
  
[ 空気が凍る。

切り裂くような沈痛な空気が室内を満たした。

思わず周囲を窺った。
吐き捨てる息は凍えていない。
やけに生温く感じて、席を立つ彼女の場所へと足を踏み出した。]



[ アラン。

村の子供達の中でも最年長の彼。
自分を彼のことを兄だと呼んで慕っていたつもりだった。

彼女の指先が男の背中をなぞる。
きめ細かな肌が、繊細な動きで落ちていく。

何を、しているのか。
知らないふりは決してしない。]

  ケイ、ト………。

[これ以上汚れ役をする必要などない。

せめて誰かを殺すならこの手で。
既に彼女の大切な叔父の命を奪ったのは他ならぬ自分なのだ。

だから、俺がやらなければ────なんて、そんな理由があれば良かったのに。]



[ アラン兄。


村でも一目置かれる、みんなから慕われるアラン兄。

逃げ帰って来た自分とは異なり、村の外で仕事を持って立派に勤めを果たす姿。

自分が狙われる可能性を顧みずに名乗り出た潔さ。
誰かの名前を綴る時に、涙を流す優しさも、全部。

全部、全部、全部、全部全部全部全部。]


  ────…嫌いだった。


[ 氷が突き刺さる音。
止めることも庇うこともしなかった。

向けられた視線に、何処か抜け落ちた瞳がそこにあっただろう。]*


  ─凍った時の中─


[ 名を呼ばれる。

一瞬、遅れて肩を揺らせば包まれた両手に視線を落とした。]

  ………、……。

[彼女が、唇で食むモノ。
白い歯を覗かせてしゃぶりつく姿に呼吸も浅くなった。


それが、先程から静かに訴えて来る空腹に寄るものなのか、それとも。

分からない。
ただ、引き寄せられるように伸びる手に腕を伸ばす。

そっと白い腕を捕まえれば、わななく唇を一度、引き結んだ。]



  (  食べたくなんか、ない。  )

[一度目とは異なり、意識して差し出される魂を口にすることに、今更躊躇するなんて、どれほど馬鹿らしいことだろう。

それでも鼻腔を擽る薫香りに吐く息が湿っぽくなる。]

  ────、ッ

[耐え切れずに噛み締めた唇が微かに切れる。
そのまま鉄の錆びた味ごと口を開けてかぶりつく。

何滴か落ちる雫の味は酸味混じりのもの。
何処かしっかりとした食感はアランの責任感の強さだろうか。

確かに満たされていく空腹。
一度嬲れば止まらない欲求に確かに喉を鳴らして、鼻頭が痛む。

中途半端な言葉。
その続きを尋ねることはせず。]


[白く細い腕に落ちるのは一体、“何”だっただろう。]**


【人】 教え子 シメオン

  ─昨晩・処刑執行─

[どうしても尋ねられても、今目の前で広がる光景しか自分は答えられない。]

  俺にも、分からない。
  でも………確かに雪鬼はここに……ッ、でも、…そんな……。

[ヨアヒムを本気で雪鬼だと思った訳では無かった。
寧ろ彼の持ち得る狡猾さは人らしいといえば人らしかった。

なのに、彼を選んだ理由は、身内の中に雪鬼がいるかもしれない可能性を知らないふりしたのだ。]

(36) 2015/05/29(Fri) 23時頃

【人】 教え子 シメオン


[確かに潰えていく命達。
死体を運ぶ手伝いに名乗りでる前、都合よく広いあげたオスカーの言葉>>31に双眸を細めたが、沈黙を貫く。

代わりにバランスを崩したドロテアの方へと足を動かしただろう。]

  ………立てる?
  ドロテアさん。

[彼女へと腕を伸ばす。
沈痛な様子に今更ながらに人を殺してしまった事実を知る。

そうだ。
ヨアヒム亡き後にこうして、アランが死んだということは。]

(37) 2015/05/29(Fri) 23時頃

【人】 教え子 シメオン

  ………人が、人を殺した。



[そういうことなのだから。]

(38) 2015/05/29(Fri) 23時頃

【人】 教え子 シメオン


[ドロテアとヴェスパタイン、そしてケイト。
この三人が自分の素知らぬところで何を話したかは離れてしまった自分は知らない。

だが、何か気を病んでいる姿には胸が痛む。]

  …ドロテアさん、無理はしないで。
  今日はもう休みなよ。

[吹雪はまだ止みそうにない。
自然と扉の方へと視線を向ければ、ケイトとオスカーの姿が見えて]

  ……明日、改めて話し合おう。
  このままアラン兄と…ヨアヒムさんを放っておいても可哀想だろう。

[そう区切れば誰に言われるでもなく、遺体を別の場所へと。]*

(39) 2015/05/29(Fri) 23時頃

【人】 教え子 シメオン

  ─翌朝・自室→酒場─

[ 昨晩は、あまり寝られなかった。

とりあえず一人で遺体を二人分運ぶのは無理があるから、村の男性陣の協力を要請して移動させたのだったか。

蘇るのは昨晩の光景。

目の前で硬度と共に零度を増していくケツのことを思い出す。]

  ………アラン、兄。

[村の兄貴分。
彼には憧れめいたものを持っていた。

誰にでも分け隔てなく優しくて思いやりがあって。
そんな彼が目の前であんな無残な姿になってしまうなんて。]

(40) 2015/05/29(Fri) 23時頃

【人】 教え子 シメオン


  ………っ、

[同い年のリーの手前、態度に出すことは憚れたけれど、握りしめる掌の力を強める。]

  ………ごめん。

[一言。

小さく呟けばシャツの襟を正して、酒場へと。
先客>>28を見つければ、気まずさに視線を逸らしかけたけれど、]

  …おはよう。ジリヤ。

[無理くり口角を上げれば、手短な席に腰掛けて待つ。


雪鬼を見つけ出すために。]

(41) 2015/05/29(Fri) 23時頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2015/05/29(Fri) 23時半頃


教え子 シメオンは、メモを貼った。

2015/05/29(Fri) 23時半頃


【人】 教え子 シメオン

  ─酒場─

[腰掛けた位置はドロテアとそこそこ近い距離にあった。
だから、彼女の声>>43も自然と耳に入ることができた。]

  守り手……って、パルックさんの手紙に残ってた能力者の一人、か。

[そういえば昨晩、ケイトがオスカーを詰っていた>>45>>46ことと、彼自身が零した言葉>>31を思い出した。]

  でも…ドロテアさん。
  オスカーは「ぼくがまもらなかったから。でもぼくは一人しか護れない」って…言ってたけど、それって…、……っでも。

(54) 2015/05/29(Fri) 23時半頃

【人】 教え子 シメオン


[ 言葉を切る。


言い淀むように眉間の皺を寄せれば、ため息をついて。]

  オスカーは、本当に…護れなかったのか…?

[ 疑惑の種が一つ、芽吹く。]

(55) 2015/05/29(Fri) 23時半頃

【人】 教え子 シメオン


[ドロテアの言葉>>59に視線を向ける。
昨晩触れた手はどこか冷えていたようにも思えた。
まるで、死人のように。

だが、彼女はまだ言葉を発している。生きている。
その事実に眉を寄せては感情に耐え、今ある現実に向き合うよう口を開く。]

  …昨日、ヨアヒムさんのケツを焼いた時、扉の前で見張りをしてたんだ。
  雪鬼が一人だなんて確証はないし、もし、万が一共犯だとしたらって。

  その時に聞こえた。…確かにオスカーはそう言ってた。

[言葉が止まる。言い淀む。続きの言葉は決まっているのに、押し殺した声は苦悶を孕む。]

  なぁ……なら、どうしてアラン兄は死んだんだろう。

(62) 2015/05/30(Sat) 00時頃

【人】 教え子 シメオン


[ 考えろ。

まだ、ただの推測の段階だ。
振り切るように胸に渦巻く感情を抑える。

そうして周囲に視線を向ければ、リーの姿>>52
彼が語るとある書記に食い入るように耳を傾けていれば、どこか様子がおかしく思えて。

続く彼の言葉には悲痛な思いで唇を引き結び、開ける。]

(63) 2015/05/30(Sat) 00時頃

【人】 教え子 シメオン


  ………なら、リー。
  その話が本当にしたってどういう風に見分けるんだ。

  雪鬼の存在は信じたくはなかったけど、本物だろう。
  …それで、アラン兄のケツを凍らせたってことは…アラン兄も本物の能力者だったんだと思ってる。

  そうなると、アラン兄のお墨付きのお前が一番、雪鬼から遠い。
  どうやって見分けるつもり?

[一人の知恵は小さくとも束になれば強いだろう。
彼の全員を疑う姿勢を否定せず、思考開示を促す。
その間も時折ドロテアに答えを求めるよう方へと視線を向けて。]

(64) 2015/05/30(Sat) 00時頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2015/05/30(Sat) 00時頃


【人】 教え子 シメオン


[ドロテアの言葉>>67を遮るつもりはない。
ドロテアとオスカーの関係は叔母と甥だ。
れっきとした血のつながりのある存在について、それ以上邪推を与えることは気が引けた。

ただ、ドロテアの語る雪鬼と、リーの持っている雪鬼についての知識に顔を顰めさせる。]

  ………それなら、成り代わることも可能ってことじゃないか。

  護り手…については、大方の予想くらいは。…直接聞いたことはないけど、能力者の一人か、な。

  複数……既に共有?
  どうやって………。

(74) 2015/05/30(Sat) 00時半頃

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