233 逢魔時の喫茶店
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鼻も口も同じようなもんじゃない?
[くつくつと笑う悪魔の背で尻尾が揺れた。 ヒトでない者の前、悠々羽を伸ばす]
もう一口?
[ヴェスパタインが体を起こせば>>1:332、それに従って上体をベッドから離した。 汚れていない手が伸びてくれば、シャーベットのスプーンは逃げるように少しだけ引き戻される。 焦らして遊ぼうとすればまた体感温度は低くなろうか]
(0) 2015/08/05(Wed) 02時頃
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[悪魔が人間でない者の願いを聞き契約することはない。 だから、頼まれて叶えるのは愛情でも責務でもなくただの親切で、 ただの親切心なのだと思えれば機嫌は好い方に傾く]
あーんしようか、あーん
[猿がするのと同じコミュニケーション過多で、懐こうとしたのだが。
いい加減、本気で氷漬けにされる前にヴェスパタインへとシャーベットの器は開け渡されることになった]
(1) 2015/08/05(Wed) 02時頃
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[ベッドの上に胡座をかいた悪魔の金色の瞳は、ヴェスパタインの挨拶>>334に細められた]
おはよ。行くの?いってらっしゃい? 知り合いなんだっけ…亡くなった人
[スシにサケ、 賑やかな追悼の色。
ファミリアに、ブローリンは姿を見せない。 誰かが休憩室に降りてくれば、猿を肩に乗せた寡黙な男と出くわすかもしれないが**]
(4) 2015/08/05(Wed) 02時半頃
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− 翌日 -
[夜のトワイライトは休業したから。 男はいつもとは違う時間、違う場所から、いつもの1日をスタートさせる。
夏時間の朝は陽の昇るのが遅い。 眩しい光が射す前に街へ出て、早起きのパン屋の横を通り、開館前の図書館へ。 いつも通り、清掃を済ませれば地下書庫に篭って、学術雑誌の製本や傷んだ本の補修を。
その合間、新作入荷本の貸し出し予約リストの一番上に、「リツ・ノアキス」の名を記した]
(18) 2015/08/05(Wed) 11時半頃
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− 図書館 −
[開架に戻す本の山をカートに乗せて、丁度業務用エレベーターから出てきたところ。
扉の動く音がして、顔を向けた>>19]
……
[ゆっくりと会釈する。 この時、肩に猿が見えないのは、地下室でパソコンに…つまりオンラインゲームに夢中だから]
(20) 2015/08/05(Wed) 12時半頃
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[リツの手の本は、借り出すものではなくて返却されるものだろう。 カートを脇に寄せてカウンターへ入る]
……
[どうぞ、というように返却カウンターを塞いでいた「御用の方はお待ちください」の板を退けた、 いつも通りの無言]
(21) 2015/08/05(Wed) 12時半頃
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− 前夜の黄昏 −
[追悼会の間、地下2階の半分、常連客向けの個室に居座って、魔物は酒を飲んでいた。サケとブランデーは誰かの差し入れか、こっそり持ち出したもの。 鬱金の眼差しは時折虚空を眺めては、また伏せられてテーブルの木目を追う]
……
[人間の気配、上階で泥酔した誰か>>9が連行されてくれば、 悪魔は人を模し、そうして立ち上がる男の懐からオマキザルが顔を出した。
長い前髪の下に隠れた表情は、大放出笑顔満開のホレーショーへ困ったように少し笑む]
飲んでた ホレーショー…酔ってる?
[これもファミリアの魔法か、随分珍しい酔っ払い姿を引き受けて、バシバシ叩かれながら休憩室のベッドへ引きずっていく。
そうして緩んだ連関のまま怒涛の如く喋り続けるホレーショーに、ただうんうんと頷いて。 まあ飲めとブランデーグラスに注ぐのはただのミネラルウォーターで、猿は陽気に振る舞う彼に捕まらないよう天井近くに逃げていた]
(22) 2015/08/05(Wed) 13時頃
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…… …カーネーション
[不意にぽつりと響きが落ちて、耳にしたその音を繰り返す>>10 ホレーショーがくれた親切の礼に白い花を差し出したのは──]
何故かな
[問われ、教えるのも契約の一種。 望まれるならどんな願いも、断る選択肢はない。この場合、奪るべき代償があるか、迷うように間があいた。
覗き込まれても前髪の下に表情は抑制されるまま。代わりに照明にぶらさがった猿がき、きぃと鳴いて不安げにまん丸の目を閉じた]
(23) 2015/08/05(Wed) 13時頃
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俺は 選んでない ここに咲いていた。から
[伸ばした指でホレーショーの胸元を指し、そのまま眉間のあたりまで上げて額に触れた]
…「私の 愛は 生きている」
[淡と呟いたのは白い花の意味]
(24) 2015/08/05(Wed) 13時頃
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[アルコール中毒から脱したホレーショーはやがて帰っていく。その記憶が混濁していたなら、それは悪魔に支払った契りの残滓かもしれなかったが。
どうやらトワイライトは休むらしいと知り、 それなら朝まで居座り続ける決定をして悪魔は地下の闇にとぐろを巻いた**]
(25) 2015/08/05(Wed) 13時頃
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……
[返却された本をぱらりとめくる。 そこにまじないのカードが挟まっていないか確認するいつもの手順]
…
[それから棚の下から新品の本を取り出した。 スカイランナーズ、空を舞台にしたファンタジー色のする幻想小説だが、疾走感のある美しい文体と、圧倒的な風や雲の描写が人気で、シリーズの4作目もベストセラー確実と目されていた]
こちら…
[まちがいありませんか、と顔を上げ。 貸し出しの手続きを終えた本を渡しながらぽつと呟いた]
きょう?また。
[またおいで、と誘った相手だ。 彼が来るのなら、普段は行かないはずの昼営業中に、今日も少し顔を出そうかと*]
(31) 2015/08/05(Wed) 13時半頃
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− 図書館 −
[また。 青年の言葉>>33に頷いた。 夏の日が眩しい中を歩いて行くのは負担だと、昨日学んだはずだけど]
……また
[彼に仮の名を名乗っていないことは気づいていたが、たいした問題ではない。 もっとも、存在そのものをあかす真名でさえ、もしも誰か人間に尋ねられたならば答える以外の選択肢はない]
………
[カウンターにまた、職員不在の板を置く。 走ってきたらしいリツはまた走っていくのだろう*]
(41) 2015/08/05(Wed) 16時半頃
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− アグレアブルオンライン −
『よっしゃ左8時結界石投げるぞ!包囲包囲』
[Brolin、と表示されたプレイヤーが元気良く狩場を駆ける。 全身真っ黒の禍々しい装備に、子供が喜びそうなゴツい剣を構えているが、火力バカっぽいアバターに反してプレイスタイルは完全にサポート型。 今日はドラゴン退治でボーナスドロップがあるとかで、ユニメンとつるんで作戦実行中]
『エンハ発動ー残15秒!増援来る前に潰せいけいけー』
[とても、楽しそうである。 ボイスチャットに参加しないのはマイクがないからとか喉の調子がゴホゴホとか、適当に誤魔化すらしい。
真剣そのものの面持ちで、マウスを(尻尾で)操っていたブローリン猿、地下書庫に誰か職員が入ってくる気配に、ぴゃあっと叫ぶとキーボードを離れて机の下へ隠れた*]
(42) 2015/08/05(Wed) 17時頃
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[強奪した酒の代わりを、
手際よく店主がグラスに仕立てればそれも横からかっさらう。
ホレーショーとトレイルでは、
肝臓の機能が大人とこどもほどの差があるのだが。
それでも彼の酒を求めるのは、ひとえに美味いから。
――その濃さ故、ひとくちで満足できるからという理由もある。]
おー…イイ匂いしてきたねえー
[休日手当についてはよろしくーと片手を挙げ。
覚束ない足取り、語尾を蕩かせてもモップ掛けくらいは可能で。
そのうち厨房から香ばしい香りが漂ってきた。
既にアルコールでふわふわの頭で食事をすれば、
血液は消化のために胃に集まり、益々回転が鈍るだろう。
だからといって、食べない選択肢はない。]
コテツー。休憩しよー
[変わらず力仕事をメインに働いている彼へ手招きして、
人間ふたりと、小鬼と、蛇男。
テーブルを囲う面子は何とも奇妙で、むさ苦しいが
今に始まったことでなし。
さすがにワインはやめておこうと、
気に入りの炭酸水をグラスに注ぐ。
茶色をまとったキノコからは芳醇なバターの香りと、
こくのある塩気。]
これが、前に言ってたやつ?
[東洋の神秘、ショウユとバターの融合は、
キノコから滲む旨みと合わさって、成程酒が進む味だ。
オイルパスタも美味い。]
[食べ終わったら食器を洗って、
再び床やテーブルを磨くが動きは更に緩慢になるだろう。
ホレーショーが煽るグラスの中、氷が融ける音には、
瞬き程度の反応をみせて。]
そーそー
東洋の神秘、バターショーユ
誰から聞いたか忘れたんだが、結構旨いんだよコレが
[トレイルに笑って返す]
俺もさー、日本行ってみてーよ
ニンジャとゲイシャがおもてなしとかしてくれんだろ?
[旅好きの蛇も、さすがに日本まで出向いたことは無いようで]
………そこなら、さ
[居るかもしれない。
目の前の人間達を置いていった、奴らが]
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− 図書館 −
[猿が不慮の接続落ちの危機に陥っているころ、 図書館一階ホールではいつも通りの業務中]
…、はい
[老婆に袖を引かれ、腰を屈める。 あそこの本を取ってほしいと願われて、書棚の最上段を見上げた。すぐに頷いて脚立を取りにいく。
悪魔はこの仕事を気に入っていた。 働くのは、給料を対価に貰うため。 雇用という居心地の好い契約があるから、誰かに何かを頼まれても、それは業務の一環で、叶える為にいちいち考えなくていい。
さだめから隔絶された関係を築ける微温湯。 たとえば、オンラインゲームの中で人のサポートに励むのも]
(67) 2015/08/05(Wed) 22時頃
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[床に何もなければ、酔っぱらいでもモップがけに支障はないらしい。
まずは乾いていく床に満足げ頷いて、漂うバターの匂いに生唾を飲んだ。
小鬼の食生活は、基本人間とあまり変わらない。となれば、この匂いに腹減らすのもまた、同じ。
休憩の声が掛かれば頷いて手を休めた。]
[天邪鬼の家には実家――この国にあるにも関わらず、純日本人の夫婦が住んでいる――から分けられた調味料と、炊飯器がある。
自宅で昼飯を食べるとなれば、アジアンマーケットに出向いてはコメを食べることも多い。
親しんだ醤油の味の、コメの欲しくなることといったら。
けれど酒でも充分美味い。杯が進む。]
ニンジャ、ゲイシャ……
[片手の指でも充分すぎるほどだが、かの国に行ったことはある。幼い頃の話で記憶にも薄いが、少なくともその時に、それらには出会わなかった。
加えて、ニンジャが架空の存在だということも知っている。]
いるよ。
[ただ、酒の力はいないと否定する言葉を、鏡に移す。
無闇な夢を与えたかもしれないが、この顔ぶれがどれだけオレの言葉を額面通りに捉えるか。
ケイの続けた僅かなセンチメンタルに、そんな夢を見るのも悪くないかと、らしくないことを考えては誤魔化すようにパスタに手を伸ばした。]
………
まあ、いつか行ってみっか
休暇何日になるんだろうな
アジアンフード巡りとかしてみてえしな
[隠居したのなら、それを探すのはご法度。
そうは分かっていても。
友人を巡りながら、かの人狼達の足跡を辿ろうとする蛇がいる]
日本、かあ……
[多くはないが、多少は知っている東洋の地。
憧れと興味がないわけではないが。]
ゲイシャ、って何するひと?
ニンジャと……サムライはー?
[定期的に食材調達で方々に出向くケイもまだ知らないという。
この中では一番詳しそうなコテツに、
昔養父に教えてもらった東洋の騎士の存在についても尋ね。]
――…居る……?
[ゲイシャが。ニンジャが。サムライが。
姿をくらました人狼が。――冷を纏う、精霊が。
世界のどこかに、もしかしたら日本に。
居るかもしれないという願望は勿論抱いている。でも]
そー、だね。そのうち
あっちのレイコーも飲んでみたい、し
[ケイの提案に、本人ほど朗らかには笑えなかった。
探して、見つからないことが怖いとは、言えない。]**
[人の世の短さについては充分すぎるほど知っている。
ケイや、コテツの人生の中では、信号待ち程度の。
ただ、待つだけで終わっていいのか。
もどかしい気持ちはあれど探しに、会いに行く勇気は――無い。]
じゃー、いつかのための社員旅行に向けて
働きますかー
[数えきれないほどの生と死と出会い、
別れて生きてきただろう彼らの達観が時に羨ましく、眩しく。
ケイの真意や、ニンジャが実在するかは別として。
希望ある未来を語ることは楽しいと、目を細め。
フォークとナイフを、モップに持ち替えた。]**
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………ぁ…
[図書館のカウンターに戻り、返却された本の確認を始めていた。 その手が止まる]
………
[本を手にするだけでわかる、仕込まれたカードは誰かの暗い念の籠められたもの。 ページを繰り、カードを抜く。 俯き、その縁を撫でた。
『あの人がいない世界で もう 生きてはいけない』
呪いのような深い思いを滴らせる文面]
………、 ああ… どうして、
(91) 2015/08/05(Wed) 23時頃
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[荒野にも、花は咲いているのに。 だから人間は美しくて、 だから人間を愛しているのに。
今は見えなくなっていても、きっといつか、生きてさえいれば]
……
[けれど悪魔へ破滅を願って、魂を委ねれば、 虚無へ呑まれて煉獄へ堕ちてしまえば、 彼らは二度とは戻れない]
(93) 2015/08/05(Wed) 23時頃
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[苦しいと思い始めたのはいつだったか。最初からだったかもしれない。
もともと、魔物はもっと人間に近しいモノだった。 神とも霊ともつかない辺境の魔物。 人間の願いを叶え、代わりに人間の人生の一欠片をもらうだけの。
それこそが悪魔の所業だと名指されて、異教の魔物は、信仰によって悪魔になった。
概念に近い存在は、人がそうと信じるままの在り方に変質していくしかない。ヒト以外の者も、世界は変わっていく。 たとえば誰もが知っている通り、悪魔の甘い囁きは人間を惑わし破滅へ誘う、とか]
………
[呪いのカードを手帳に挟み、男は仕事へ戻る。 誘いを零す口を寡黙に沈め、感情と、人懐こい性格を獣の異体へ隔離して*]
(94) 2015/08/05(Wed) 23時頃
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