24 明日の夜明け
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良かった。無事だったんですね。
[無事だと聞いてはいたものの。
ソフィアが目覚めたと聞こえれば安堵して]
あ、はい。メアリー来ました。
[そう同意する]
−回想−
敵――……?
[窓の外を見た。そして]
はい。先輩も。
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─保健室─
あー、も、
[悪いよ、という言葉と、手を避けようとするような動きと>>1:461。 平行線気味の状態に、どうしたものか、と思いながら言いかけた言葉は、咆哮に途切れた]
なんっ……。
[とっさ、振り返ったのは窓の方。 目に入るのは、先ほどとは一転、赤く染まった月と、そして]
……狼……?
[校庭の中央の、黒い姿]
(1) 2010/08/04(Wed) 00時半頃
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……ちょっと、これ。 洒落に、なんねぇ。
[視力はいい。そこは力いっぱい自慢できる。 しかし、今はそれをちょっと恨みたかった。 狼の足元にあるものが何か。 何となくだが、理解してしまったから]
……あー、確かにまずいな。 どっかに移動しねぇと……。
[問題は、どこに、という事な訳だが]
(8) 2010/08/04(Wed) 00時半頃
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できて。できて。早く……!
[敵を目の当たりにして。
泣きそうになりながら、掌を握り締めて。祈る]
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[立ち上がったソフィアがふらつく様子>>9に、ち、と舌打ち一つ]
難しいとこっすね、それは。 なんとか、相手かく乱して、逃げ回れればいいんだろうけど……。
[バットを握るカルヴィナの言葉>>14に、いつになく真剣な思案顔を見せ]
(17) 2010/08/04(Wed) 00時半頃
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[ホリーが開いたドア、その向こうから聞こえたラルフの声>>18]
そ、か、固まってると一気にやられるっつーリスクもあったか!
ま、どっちにしろ、のんびり考えてる時間はなさそうだし。 外に出るよか、やっぱ、上かっ!
[廊下にも気配はあるようだが、外に出るよりはマシ、と。 思考は、そこへとたどり着いた]
(24) 2010/08/04(Wed) 01時頃
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……ッアイリス!!
[間に合わない。掌を握り締め、廊下の奥を睨んで]
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……取り合えず、視覚影響がでるかどーかはわかんねぇけど。 かく乱用に、使ってみっかね、コレ。
[後で師匠に怒られそーだな、と思いながらも引っ張り出すのは愛機。 これが効かないとなると、後、自分に使えそうなのは身体能力くらいのものだが]
あ、理科室。 薬品使えば、いい線行くかもなっ!
[ソフィアの提案>>27に頷いて。カルヴィナがそちらを引っ張る様子に、先に廊下に飛び出した]
(34) 2010/08/04(Wed) 01時頃
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[飛び出す前、ホリーに肩を叩かれ>>33、きょと、とそちらを振り返る]
……わーってます、よ。
[返した呟きは、先に走り出してしまった彼女に届いたか、否か]
(36) 2010/08/04(Wed) 01時頃
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アイリス、どこなの……?
[掌で育てる"種"。
まだまだ出来上がらないそれへの焦りと、消耗する体力。
果たしてメアリーはフィリップに植えられたのか]
みんなが、絶対に帰れますように。
[それだけを心の中で祈って。廊下を走っていく*]
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おし、行くか!
[一先ずの行く先を定めて、走り出す]
……ま、最悪。 ばーちゃんのお守り信じて、突っ込むのもありか、ね。
[胸ポケットに落とし込んだ濃紺の守り袋の事を思いつつ、小さく呟く。 できれば、それは最後の手段にしたいけれど。 それでまもれるなら、躊躇うつりは欠片もなかった**]
(43) 2010/08/04(Wed) 01時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 01時半頃
ふたりとも、逃げられてる? 怪我、してない?
[心配げな声で問う。掌はまだ握り締めたまま]
わたしは、……アイリスに、種を植えるよ。
[謝りの言葉は出さない。みんな、きっと同じだから。
彼女達が余裕のないことを考え、返事がなくても黙ったまま**]
良かった。ほんとうに、よかった……。
[思わず安堵の声が漏れる。
そっと確認すれば、掌の"種"は43%程の大きさに]
早く、早く、早く。
[大きくなってくる手応え。きっともうすぐ。
疲れていることを悟られてはいけない。
アイリスとラルフに気付かれないように、汗を拭った]
無事、植えた人たちが、戻れますように。
[種は43+43パーセント。ただただ願いを込める]
――これで、完成。
[掌の"種"は淡い光を帯び、浮いていて。
赤に染まる景色の中で、それはどこか伝説の樹を思わせる]
さあ、あの娘の身体の中に。
[アイリスの肩に触れる瞬間、そっと声をかけた]
メーちゃん。マーゴちゃん。
……わたしは、植えたよ。ひとつだけ。
[敢えてか感情の見えない声には、疲れが滲んでいただろう]
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―二階―
[先陣切るよに階段をかけ上がり、二階へ]
あー、用務員のおっちゃんに預けた花火、持って来ときゃ良かった……!
[なんでそんな物預けてんだ、というのはさておき]
て、ちょっと、先輩っ! ソフィ!
[三階へ向かうというカルヴィナ、階下へ駆けるソフィア。 一度に起きた事態に苛立たしげに舌打ちした直後]
……っ!?
[背後に感じた気配。 とっさに振り返り、愛機のフラッシュを焚いていた]
(88) 2010/08/04(Wed) 12時半頃
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若者 テッドは、走る閃光は、狼に通じるか――*末吉*
2010/08/04(Wed) 12時半頃
[掌を見る。
ずっと祈り続けて。
その『種』はいつしか70%の色を伴って、姿を現していた]
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[至近距離の唐突な光は、狼の視界に少なからずダメージを与えられたようで。 飛びかかって来た狼は、身を翻して、再度、暗がりへと消えた]
……効果、ない訳じゃねぇ、ってとこか。
[そんな呟きをもらしつつ。 三階も気にはなったが、そちらはズリエルに任せて、今はとにかく理科室へ**]
(92) 2010/08/04(Wed) 12時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 13時頃
……っ
……っ
っっ……!
[あがる息。走りながら、開いている方の掌で。
それでも祈るのを、止めない]
[7割程できていた種。
掌を見て完成(80:30以上)していたなら、フィルの背に飛ばす]
−回想・図書室−
はい。大丈夫、です。
先輩は?大丈夫ですか?
分かりました。
[アイリスの事には、こくりと頷いた]
−現在:校舎東の扉−
……はい。
私も。
……お疲れ様、でした。
[ぎゅっと手を握りしめたまま、ポツリポツリと。
疲労の滲む声にそう*返した*]
うん、メーちゃんも。お疲れ様、だよ。
[ぽつぽつとした彼女の声に、そう返して]
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─理科室─
中身が何かはわかんねぇけど、五感は普通の狼と同じかそれ以上、ってとこか、な……。
[バリケード作りに励みつつ、考えを巡らせる。 先ほどから何かと動き回るソフィアの様子が、逆に心配ではあるのだけれど]
(口で言っても、また意地張るだろーし)
[そんな思いがあるから、口で何か言いはせず。 作業が一段落した辺りで、ぽふ、と頭を軽く撫でておいた]
薬品とかは、下手すると使うオレらがまいりそーだし。 ……あー、やっぱ、花火持ってきとくんだった。 あっちの方が、使えたよなぁ……。
[部活の後、仲間とやるつもりで買って来て、部室には置けないからと用務員室に預けておいたものの事を思いつつ。 窓辺に寄って、外を見た]
(116) 2010/08/04(Wed) 20時頃
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[窓の向こうに広がる光景は、相変わらず見知ったものと見知らぬものの組み合わせ。 その異様さに感じる諸々は、押し込めた。 不安を表に出すわけにはいかない──そんな、意地と矜持めいたものがそうさせて]
基本は、逃げたもん勝ち……なんだよな。
[赤い月がどれくらい続くかは、知らない。 けれど、その間、相手の注意をどこかに引きつけておければ、逃げ切るのも難しくはない……かも知れないが]
……それはそれで、厄介、かぁ。
[ぼやくように言いながら、それでも。 わりと、覚悟めいたものは、内心で固まりつつはあったりする**]
(117) 2010/08/04(Wed) 20時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 20時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 21時頃
(守護神は、わたしの願いを叶えてくれたから)
[あの日を、飲み干した契約の水を、思い出す]
(だから今度は、わたしが頑張らなくちゃいけない)
[みんなを死なせたくない。掌をぎゅっと握り締めて]
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