人狼議事


139 【飛歓】暇を持て余した神々の【RP村】

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―縁切りの刹那―

[禍に憑かれた直後から、自分を見失っていた。
忘れていた荒神の意識と置壱としての意志が、糾える縄のごとく絡まりあい、自意識の境界が揺らいでいた。

昼は、置壱として。
(堕天させるべき相手を探すアラハバキもいて)

夜は、アラハバキとして。
(この行為を否定する置壱もいて)

大義名分を持たざる怪物になりかけていた。

だが、今は置壱として最後の瞬間を見ていることが出来る。]

お前が、俺を呼んだからだ。

[新たな蜘蛛の糸にすべてを委ね、信じる。]


【人】 琴弾き 志乃

――北の最果てに向けて――

[ろくに目の見えぬ娘が一人旅。
確かに、楽な旅路とは言えなかったろうか。

雪客やウトとの思い出が詰まった着物と帯揚げは、
売ればいい値で売れたはずだけれど、手放せず。

道中、古い楽器を譲り受けて。
結局己にはこれしかないと、音を頼りに道を往く]

[「お前が、俺を呼んだからだ」>>*0
――それを最後に、あの音はぱたりと途絶えたけれど。

そうして分かったことが、ひとつだけ。
冷えた空気を吸い込んで、歌声は遠く囁くよう]

(54) めえこ 2013/08/19(Mon) 00時半頃

四季が見えねば泣くだろか
触れて聴こえりゃそれでいい

月の明かりは浴びればよろし
闇夜は優し 日は愛し
遣いの兎が訪れ為せば、手を取り合うて踊りゃんせ

凍える夜にゃ 雪解けの 夜酒が少しあればいい
火鉢に火を入れ 疾く風聴いて
童が泣くなら団子をひとつ、仲良く分けりゃ止むだろか

渡りが戻れば恵みの時よ 夏の長雨 一廻り
遠雷 桃の香 鳥の声
かくもこの世は愛おしく あなたが笑めば尚嬉し


触れて聴こえりゃそれでいい


【人】 琴弾き 志乃

[赤黒い羽音。鈍い、怨嗟の声。
恨めしい。口惜しい。呪われてあれ――>>1:*2

荒縄が食い込むように、彼の神を縛めたそれは。
確かにあの日、強い恨み、憎しみの色を帯びて。
けれども同時に、狂おしいほどの、望みを孕んで。

呪い続けたその音に、想いを託して舌に乗せれば。
その実、祝福の音にも似た響きを含んでいるようにも思えた。

天上で、何かが変わったのかもしれない。
それとも元から、本来そういうものだったのかもしれない。
変わったならば、なぜ、どこで、いつ変わったかなんて、
知りもしないし、きっと分かる日も訪れないけれど]

(55) めえこ 2013/08/19(Mon) 00時半頃

【人】 琴弾き 志乃

……あら……?
もし、そこの方……ちょっと

[道すがら、すれ違った商人の風呂敷から覗く、鈍い鉄色。
白い霞のいや増す視界で、見間違いかと思いつつ。
引き留め、二、三ほど言葉を交わしたろうか。

彼にそれを譲った男の話を、聞けば少々驚いて。
何しろあの時>>1:*9触れた方の手は、肘から下が無いのだという。
矢継ぎ早に質問を繰り出し、様子を、暮らしぶりを聞き出せば]

……相変わらず、独りで勝手に思い詰めてらっしゃるのね

[少しは人を頼って下さいな、いつかのように苦笑して。

とはいえ誰にも打ち明けられたものではないのだろう、
自分だって似たような理由で逃げ出してきたのだから]

(56) めえこ 2013/08/19(Mon) 00時半頃

【人】 琴弾き 志乃


どうにもこの鋏、天では鈍らだったようですよ、置壱さま
志乃としては、少し嬉しゅうございましたけれど

……お互い、困った「神さま」でございましたね

[つと微笑んで、]

(57) めえこ 2013/08/19(Mon) 00時半頃


右手一本あればいい その手を引いて、参りましょう

[*――北へ*]


【人】 琴弾き 志乃

――回想:とある山中でのこと――

[兄に置手紙を残し、逃げるように立ち去って。
それから、案外すぐのことだったろうか。
それとも長い旅路の中で、記憶に埋もれてしまったのか。

変わり者だが腕のいい医師がいる、との噂を耳にして。
或いはこの目も人の技で多少治せるのでは、と寄り道した先。
ひどく唐突に鉢合わせたと、それだけは覚えている]

『――……、……』

[どこかから聞こえた声に、身を固くした。
その声の主が何者なのか気が付いたのが、おそらくは、
己が瞳から光を失いつつある為――というのも皮肉なもので]

あさがお、さま……?

[震える声で、ぽつりと呟いたのは、彼女の耳に届いたろうか]

(84) めえこ 2013/08/19(Mon) 21時頃

【人】 琴弾き 志乃

[懐かしいと感じるほどの関わりは、無かったと思う。
己と彼女では神としての格が違ったのは勿論だけれど、
そもそも天上で自分が知己と呼べる神など限られていて。

――それもまた、
兄と共に月詠の里へ向かうことが躊躇われた理由の一つで]

……すみません、道をお尋ねしたいのです
お医者様がいらっしゃると、お聞きしたのですけれど……

[気付かれたとて、引き留められることもないだろうけれど。
万が一、気を遣われてしまったらかなわない。
そ知らぬふりをして、そう尋ねた*]

(85) めえこ 2013/08/19(Mon) 21時頃

【人】 琴弾き 志乃

――果ての地――

[歌って奏でて、日銭を稼いで。
視界の滲みが増すたび、徐々に足取りは重くなれど
足を止めることも、迷うこともなく、ただその場所へ]

[旅芸人の一座と出会ったのも、また縁だったのかもしれない。
その地へ向かうという彼らに、連れて行くよう願い出れば。

「殆ど盲の娘など」と初めは渋られたものの、
天上、そして道中見聞きした詩や音楽、物語と引き換えに、
村までの同行を許されて。

『その里には、世にも不思議な稀人がおわします』――>>86

そんな語り出しで始まる物語も、これで何度聞いたことか。
目的の村へと無事辿りつけた礼を言い、旅の一座と別れ。

きゃっきゃと騒ぐ、子供たちの声を聴きながら。
さあどうやって探し出そうかと――]

(96) めえこ 2013/08/19(Mon) 23時頃

【人】 琴弾き 志乃


……あ、
.

(97) めえこ 2013/08/19(Mon) 23時頃

【人】 琴弾き 志乃


[鈍く白い視界の中。目を凝らして。
左腕のない。黒髪に。少し、億劫そうな仕草。

記憶にあるより少し痩せたろうか。
否、やつれた、とでも言うべきか。
祈祷師と言うより世捨て人のような、そんな風情で。
そのくせ子供に囲まれていては、悪目立ちするというもの]


(本当に、……御縁が、切れませんね)


[唇は綻んで。頬は、ふわと緩み。
それなのに、]

(98) めえこ 2013/08/19(Mon) 23時頃

【人】 琴弾き 志乃


……心安かれ、と申しましたのに。そんな顔をなさって。
志乃のお祈りは、あまりお役に立たなかったかしら?


[――涙が落ちたのは、きっと、*]

(99) めえこ 2013/08/19(Mon) 23時頃


[*逢えたから*]


【人】 琴弾き 志乃

[伸ばされた手を、拒む理由がどこにあったろう。>>102
どこか夢を見ているような表情は、きっと自分もそっくり同じ。

硬く筋張った手を取って。
包むように、祈るように、己が額に押し当てて。
もうあの頃の、苦労を知らぬ柔らかな掌ではないけれど]

(触れて、聴こえりゃそれでいい)

[かさついた指先が、温かな温度が、名を呼ぶその声が、]

……置壱さま

[夢でないと分かるから]

(104) めえこ 2013/08/20(Tue) 00時半頃

【人】 琴弾き 志乃

[ふと顔を上げれば今度こそ]

志乃はここへ望んで参りました
業が深いと仰るならば、志乃も同じでございましょう

音を拾ったわたしはきっと、あなたと共に、思うまま
祈りで足りぬと申されますれば、


……お好きになさいませ、置壱さま


[それでも共にありましょう――
                     ――笑んで、*告げた*]

(105) めえこ 2013/08/20(Tue) 00時半頃

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